世にも奇妙な物語データベース

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待ちぶせ

放送回 1992.8.6
キャスト 小堺一機
脚本・原作

ある日の朝、主人公(小堺一樹)の息子がいじめられているという話を聞き、くじけず前向きに頑張る様にと息子に言って聞かせた主人公。途中まで一緒だったが学校へ向かう息子と分かれ、彼は会社へ。「そう言えば自分も、小さい頃いじめられていたっけ」と思いだしていると、目の前に中学生位の3人組の姿が見えた…。
タイトル『待ち伏せ』

会社の会議中、刺し棒のコツコツという音やボールペンの叩く音に気を取られる主人公。その音がいじめっ子の持っていた棒の音と重なり、いじめられていた頃の記憶を鮮明に蘇らせてしまう主人公。気付くと会議は終わっていた。

その後も、彼は事ある毎に目の前にいじめっ子3人組の姿を目にする様になった。一緒にいた同僚達には見えないらしい。だんだんノイローゼになっていく主人公。

遂には、朝布団から叩き起そうとした妻の言葉に、無理矢理いじめっ子に立ち向かわせようと叩き起して家から外に出した母親の姿が重なり、泣き出してしまう始末。

びっくりした妻は、彼を精神科の医師(平泉成)に診せた。医師曰く「昔、余程の事があり、その時の嫌な記憶を封じ込めてしまっている」という診断だった。
「忘れた方が良い記憶もあるんですよ」と主人公に3人組の事を忘れる様に勧めるが、主人公は「忘れるためにも真実を知りたい」と逆に3人に直接会おうと行方を探し始める。
主人公は記憶の中から、3人の内の1人の名前を思い出して調べるが、アルバムの集合写真の左上にぽつんと丸く貼られていて、役場で訊くと「かなり昔に亡くなっている」との返事だった。

真実を思い出せない事にもどかしさを感じる主人公。診察を終えた病院の廊下にも3人の姿が。
医師と妻が止めるのも聞かず、彼らの方へ歩き出す主人公。あと少しで目の前…と言う所で彼はようやく思い出した。

いじめられ、ランドセルから教科書をぶち撒けられた主人公は、ランドセルから転がり出た切り出し小刀を手に、いじめっ子の1人を刺し、残り2人に切りつけ…気付けば刺された子は死亡し、2人も全身にひどい切り傷を負っていた…。名前が判明していた子は、主人公が殺してしまっていたのだった。泣き崩れる母に、「この子はショックで何も覚えていない様だ」と告げる当時の医師…。

思い出した様子の主人公に「忘れましょう」と呼びかける医師。殺してしまった子が睨む様な目付きを変えてこっちを見た。
納得した様子で「はい…」と頷く主人公。

コメントまとめ

ある日、冴えない男(小堺)は中学生3人の待ち伏せに会う。 3人は何処へ行っても男を待ち伏せている。 男以外には3人の姿が見えないことに気づき、 彼は精神科で診察を受けることに。 そこで男が思い出した、記憶の底に閉じ込めていた真実・・・ 小学生の頃、自分をいつも待ち伏せていじめていた中学生3人を 誤って刺殺してしまっていた事を・・・ 思い出した彼の視線の先には、3人が・・・

主人公が刺し殺してたというのが読めちゃいましたし、 オチが超微妙・・・。 「思い出を売る男」は感度して泣いたほど大好きな作品だけど、 これは微妙すぎる・・・

やっぱりイジメは、良くないですよ、精神がおかしくなると人間なんでもやるからね。悲しいったらないよ。暴力、暴言、シカト、これは現社会でもありえることだから程々にしないと危険です。

苛められっ子にも問題があるという言葉には反吐が出るが、やり返してきなさいって尻を叩くのも問題かも。

普通。よくある話

生きていくために記憶を閉じ込めるという話はよくありますよね。
結局、主人公は3人とも殺したのかな?
1人は腹を刺されて死亡、2人は怪我で済んだように思ったのだが。
欄外に写真があったのは1人だけだったし。
まあ、主人公は当然のことをしたまでだ。

本来の世にもっぽさがあってよかった

最後に医師が「又私と一緒に忘れましょう」と言います。医師はいじめっ子の3人の内の1人だったっていうことかな?

イジメは許せません.
100%いじめた側の非です.

冒頭のストーリーテラー部分が、この話の全てを物語っています。
「いじめた側は忘れても、いじめられた側はずっとその事を覚えている」

この頃の世にもって共同テレビと大映テレビ制作回以外は大体こんな感じだった気がする

昨日再放送見ましたが、医師は子供の頃に診てもらった若い医師と同一人物かと思いました。
回想シーンで「あまりのことで、刺した事を覚えてないんです」って母親に言う医師です。
だから「また私と一緒に忘れましょう」って大人になった小堺さんに言ったんだと思います。

プロローグ

(公園でブランコに座っているタモさん)
「登校拒否の原因にもなっているいじめ...今や社会問題にもなっていますが、昔っからいじめられっ子はどこの町にもいました。理由も無く毎日毎日同じ連中に囲まれて、いじめられていた子が。彼らにとっていじめの経験は、普段意識しなくても一生嫌な思い出として心の底に残っているのでしょう。いじめたことは忘れてもいじめられた記憶はいつまでも残るものなのです。特にこの奇妙な世界では...」

主人公のことを理解しなかった母親も悪い。それが悲劇へと繋がるんだから・・・
世にはびこるいじめっ子もあまり相手を追い詰めると思わぬ反撃が来るかもしれないね。

医者が実はいじめっ子のリーダーだったみたいなオチを予想してたけど全然違った…。

いじめっ子を除けば、この話で1番ひどいのは主人公の母親だよね。

ろくに話も聞かずにやり返せとけしかけ、無理矢理に登校させた。
そのせいで主人公は自分1人でいじめっ子と戦うしかない状況に追い込まれた。
年上3人が相手じゃ武器を使うしかないし、武器を使えば弾みで死なせたり大怪我させてしまうのも当然だ。
それなのに、自分がろくな対応をしなかったことを棚に上げて
「なんてことをしたの、この子は!」とほざく母親。

クズだな。

懐かしい作品だなぁ。
確か小説版ではダークなオチが待っているんだよね

とにかく怖かった。

小学生ひとりに対して中学生?3人はひでーな

待ち伏せているのは幽霊か。苛めていた事を謝りたいのか…刺された事を恨んでるのか…誤って刺されたにしても、刺される位の苛めをしていたんだろう。でも刺した主人公も悪い。よって四人で仲良く地獄行き

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