世にも奇妙な物語データベース

検索結果に戻る

ベビーシッター

放送回 1991.6.13
キャスト 浅香唯/嶋田久作
脚本・原作 土屋斗紀雄

三輪車で室内をぐるぐる回っている双子の数樹と正樹(中村成一・功二)。
吹き荒れる風の中通りかかった家の外からふと其の家を見る神父(嶋田久作)。
無表情で見返す双子。其の下の応接室で面接をしている。

「山口美保さん、電話でも言いましたけど此処に来ることは、誰にも言ってませんね?」
はい。と答える美保(浅香唯)。
「子供達に逢っていただきます。彼等が貴方を気に入れば・・・」
「採用していただけるんですね?」
二階に上がる際、掛けてあった温厚そうな祖父の肖像画が急に怒った様に見えて驚く。
佳子「今日一日あなた方の世話をしてくださる山口美保さん。仲良くできそう?」
無言で頷く双子。
佳子「そう・・・」と、どこか寂し気に言う。

その後部屋の説明や双子に夕飯と入浴をさせる時刻等を伝え

夕方 パーティーに出かけて行く際に
佳子は熱心に働く美保を見て、「美保さん、実はあの子達・・・」
「佳子!」と夫がそれを阻止した。
パーティーは10時頃に終わり、帰宅するのは11時頃になるとの事。

夫婦を見送る美保
佳子「大丈夫なのかしら・・・・・・あんなにいいお嬢さんを・・・・・・・・・」
夕食を摂らしている美保。ふと窓の近く迄行くと風が強くなった様だ。
雷も鳴り出した。稲光りと共に人影が見えた。子供達の事が一瞬不安になった。

佳子に言われた通りにお風呂に入れようとする美保。
腹部に3つ三角形の様に出来た黒子を見て
美保「双子って黒子の位置も一緒なんだあ」と言うと、急に停電になった。
ガラスの割れた音も聞こえた。仕方なく双子を置いて、様子を見に行く事に。

先程の部屋から強風が入り込んで来た。
慎重に様子を伺おうとしたが、次の瞬間!何者かに取り押さえられた。
抵抗しようとしたが、いきなり十字架をかざす男。そう、男は神父だったのだ。

神父「この家に住んでいるのは悪魔の子供だ。恐ろしい光景だった・・・
  街の人達は正気を失い、両親は子供に操られ、ベビーシッターを雇って生け贄にしている。
  家は既に魔界に入り込み家からはもう出られない。」

そう言った直後庭に有った大木が倒れて窓と玄関を塞いだ

神父「あの子達を殺す迄は。」
そう言って双子の居る所に行こうとした神父の後ろを近くに有ったゴルフクラブで殴りつけた美保。

双子の身に何かあってはならないと、急いで二階に戻った美保だが、姿はどこにも見当たらない。
必死に探す美保だが、その前にまた神父が現れた。
「何故私の話を信じない!」
「信用出来る訳無いでしょ!」と、振払おうとした美保だったが
「腹部に3つの黒子が有った筈だ。それが悪魔の証拠なのだ。」
と言った次の瞬間、猛烈なスピードで三輪車が神父の脚に激突した。
振り向くと、双子が居た。
何故何処に・・・?という美保の疑問を余所に、神父が
「邪悪な子供達よ・・・今直ぐここを立ち去れ!」と言って十字架を翳し出した。
だが子供の声で「お姉ちゃん!」と言われると、
美保は正気を取り戻し、双子を連れ出し、夫婦の寝室に鍵を掛け閉じ籠った。
神父「私を信用しないか!君は子供達に殺されるんだぞ!」

鍵をこじ開け寝室に入る神父。聖水を取り出し子供に掛けると
白い煙と共に肌が溶けたかと思う様な反応をした。

唖然とする美保。神父の話を信じざるを得なくなった其の時、双子が本性を現した。
双子は不意に向こうを向いたかと思うと首が一回転した。其の顔は、此の世の物で無い悪魔の顔だったのである。
次の瞬間!神父めがけて飛び掛かったかと思うと、神父の首筋に噛み付いた。

突然の出来事に声にならない悲鳴を挙げる神父。見た目以上に相当な力がかかっている様だ。
全く動じない悪魔達。何が起こったかわからない侭の美保。
数秒もしない内に神父は、首を噛み切られ大量の血を流し、絶命した。

只々怯えているだけの美保。次は自分だ!と思った瞬間その場から離れる。
しかし大地震の様に家は揺れ、足場は定まらない。
何とか逃げ切ったその先は、子供部屋だった。

部屋に入った瞬間、大地震の様な揺れ、強風、部屋の物の有りと在らゆる物が飛び散り、部屋の中はめちゃくちゃになる。
只耐え凌ぐ事しか出来なかった美保。
暫くすると、部屋に静寂が戻った。部屋を出ようとする美保。

次の瞬間!ベランダのガラスが割られた!

聞こえてきたのは、三輪車の音。
絶望する美保。
前に居る悪魔は美保に向けて、確かにこう言った。

「ツギハ、オマエダ。」

響き渡る美保の悲鳴。
曇り空 佳子が別の人を面接している。
「田舎は北海道なのね?電話でも言いましたけれど、此処に来る事は、誰にも言ってませんね?」
「はい!」

その頃。
絶対に入ってはならないと言われた地下室。
美保の亡骸を引き摺っている双子。
その先には、祖父の肖像画。
雷が鳴り響く中、双子と美保の亡骸は何所へ行くのか・・・

コメントまとめ

このお話は本当に怖かったです。 世にもにはちょっと度が過ぎるお話だと思います。

エピローグ肖像画をバックに 医療機器の発達によって赤ちゃんが母親の胎内にいるうちに男女の性別を簡単に判断できるようになりました。 便利になったものです。 生まれる前に男か女か判れば無駄なベビー服を買う必要もないわけですよね。 しかしその赤ちゃんが天使なのか悪魔なのか判るようになるまでにはもう少し時間がかかるようです。 (物語中に出てきた2つの三輪車がタモリの足元で停まる)

怖かったけど… 今見たらそうでもないかもしれない. でも面接の場面がなんとなく一番怖い.

阻止した夫役は中丸新将さんです。

子供を使うと怖くなるはずだと思ったのですが。。。 怖がれなかったので、散乱した家は誰が綺麗に復旧したんだろうとか要らないことも考えてしまいました。 久保京子さんを久々に観られたのは良かった。

世にもでホラー要素のある作品ですね 夫役の中丸新将さんは「受験生」で塾の先生役をやってましたね。

全然怖くなかった。 なぜ子供が主人公を攻撃するのかがよくわからなかった。

これはもう最高ですっっ!!なかなか頭から離れないんです!どれも最高だけど、うちは、この作品が一番大好きですっ!

オーメンとエクソシストのオマージュ作品といいましょうか……

浅香唯さんってかわいいですね。

ひねりの無い借り物の話だけど、
映像的なクオリティーが高かった。

不思議なお屋敷、三輪車でクルクル回る無表情の双子、階段の絵や地下室‥全て引っくるめて統一された様な雰囲気がたまりません。 確かかわいい顔に戻って主人公をズルズル引きずっていましたね。そして霧もやの中に消えて行く‥ あの最初と最後に流れるオルゴールの様な音楽も(これからも同じ事を繰り返す感)を表している様だった。 子供の頃観てとても印象的に残ったの話ですが今となっても色褪せない様でした。

とっても怖かったです。なんだか三輪車が怖くなりました。

これはヤバイです。
この回はともだち、心霊写真、ベビーシッターと全てが怖かった。

アリーナさんのおっしゃる通りです。
この回は3話とも怖かったですね。

当時子供であった私にはトラウマにもなった物語でした。最後のシーンを見る限り、生贄となった人間はかなりいるんでしょうね。最近、保存していたビデオを見つけて見ましたが、子供達の演技がなかなか上手だったのが印象的でした。そういえば、地下室にあった祖父の肖像画・・・もし現物が残ってたら手にとって鑑賞したいですね。

7歳〜8歳の頃に再放送で観たけど怖くてかなりトラウマ・・・・!!

これをゴールデンで流してはいけないでしょうw
今は絶対に無理でしょうね。

この動画みれる所があったら,誰か教えてください

あんなB級ホラーな雰囲気で、『次はお前だ』とか言われても、全然怖くありません。
むしろワクワクしました。
登場した神父も、主人公に殴られ、悪魔に殺され、何のために出てきたの?という感じです。
全体的にダメな気がします。

題名的にホラー系っぽくないですね

これいまだにトラウマ

子供の首がねじれるところは
怖かった。

これは結構怖いね。
神父いい奴だが役立たずだったな。

未だにトラウマ
あらすじ読んだだけでもうダメ

全体的に王道をいく感じでしたが、世にも奇妙な物語の普通のホラーとは一線を画している感がありました。
展開もベタベタで、子供ネタがあまり好きではない私にとっては少し退屈でした。
首が回転して悪魔になったり三輪車に乗って『ツギハオマエダ』というシーンは少々滑稽に見えて笑えてしまいました。
しかし、スリルや怖さは十分にあって、テンポもよく、大変楽しめた作品でした。
やはり傑作の一つだと思います。

ずっと気になっていたのを動画で観ました。
悪魔の顔があんまり怖くないというのをよく聞きますが、極端に怖くしても逆に面白い絵になっちゃうだけかと…。
あれぐらいが丁度いいです。

肖像画が動いたのは、
ヒロインへの警告だったのか、それともこのおじいちゃんが悪魔のボスだったからなのか…。

世にもでやるには金銭的にも、当時の技術的にも少し無理があったかなという感じ。

冒頭の窓から見下ろす子供の顔があまりに素だったから笑ってしまった。

でも意外に評価が高いコメが多くて驚いたなー。
この意見の二極化のほうが自分的に興味深いです。

なんか、オーメンみたいですよね。子どもの素の顔が笑えました。
でも、ストーリー的には好みだったので、楽しめました!

自分がこれを見たのは小2の時だから衝撃的でした。まぁ昼時だったのがせめてもの慰めでした....

冒頭から双子にはなんかあるな....。とは思ってましたw

子供の顔よりも、浅香唯さんに殴られ倒れたはずなのに、頭から血を流して復活する嶋田さんが怖かった。

小さい時に見たけど、けっこう怖かった。えにはこの頃からすでによにきみょはすべて見ていたからね

やはり昔のよにきもはこういう空気があって良かった

奇妙というか普通のホラー
ひねりとかはなくストレートな物語でした
今見るとよにきもっぽくない作品かと思いますが、1991年の作品と考えたらすごいんではないかな

これをゴールデンの時間帯でやってたということ自体が凄いw

首が一回転 神父 悪魔 聖水
これらの共通点からしてエクソシストをモチーフにした話かな
大人になった今改めて見ると怖くはないけど子供の時に見てたらトラウマになってたとおもいます

B級だと思ったものの20年経った今でも忘れられない話

タモリの近くに来る3輪車とその後で角の生えてる子供の骸骨が忘れられません。キコキコ漕いでたような…(むしろ本編より個人的にトラウマになったエンディング)

あと地下室に子供達が女性を引きずってたのも記憶ありますね。その後で怒っている祖父の肖像がとっても不気味。そしてまた新しい女性が…

双子が噛み付いた後の神父の流血シーンが派手なので今では絶対放送できないですね

多分、動画落ちててもまた見る勇気ない(笑)

双子ちゃんがとにかく怖い…
三輪車でグルグルまわってるとことか妙に不気味だった…

嶋田神父、狂気じみててアンデルセン神父みたいでカッコ良かった
倒されてしまうのも何とも言えん

あの神父は悪魔の本拠地に乗り込むにしては、装備が不十分すぎる。
幽幻道士なみの準備をするべきだった。

俺のトラウマ…

西洋の「青ひげ」を真似てますね。

しか~し、もうバカバカしい位の滅茶苦茶な話です。
それに神父が惨殺されるシーンや祖父の肖像画、悪魔に変身する双子の子供達の顔があまりにも気持ち悪すぎます!

今後も再放送してくれなくて結構です。
この役に回された浅香唯クンも気の毒ですね。

音楽が最高

一番不気味で怖かった。また見たい。

あらすじを見ただけでは、単なるオーメンだよね。

これはリアルタイムで見たときすごい怖かったです。
子供の首が一回転するとことか…

確か0時に生まれた子供は悪魔の子供だと言ってた気がする(´Д` )
自分が0時生まれだったから、逆に怖かった>_<

( ´_ゝ`) OK、生贄ゲット

(´<_` ) 流石だよな俺ら

エクソシスト?

最後に登場した次なるベビーシッター志望の女性は実はというと屋敷に潜む悪魔の子を討伐するためにやってきた悪魔ハンターだ。そう何度も繰り返されるわけがない。終止符が打たれる!

神父を後ろから殴りさえしていなければまだ勝気はあったかも?ダメージが効いて悪魔の子供の攻撃を避けることも振り払うこともできなかったんだろう。ばかなことをしたもんだ

先日、私の父がこの屋敷に潜む悪魔によって殺された。その時私は別の悪魔討伐をしていたのだが・・・
私はこうやってベビーシッターになりすまして侵入し、この屋敷の悪魔を、父の敵を必ず・・・!

日本版の究極ホラードラマって所だね。この物語だけを映画化したら凄い事に成りそう。文字映画化したら絶対見に行くよ

あの後どうやって事件を解決できたのかなぁ?

唯一覚えてた話
当時はトラブルに巻き込まれた主人公がどうやって逃げるのかと考えながら見てたが、普通にやられたのが印象的だった
今見るとあまり怖くない
加藤保憲かと思ったら本当に加藤保憲だったのは笑った

今日放送されている。
今放送中。なるほど、そういう話か。
エクソシストみたいな話だ。

再放送から
神父が不憫だった

検索結果に戻る

広告スペース