放送回 | 1991.5.16 |
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キャスト | 笑福亭鶴瓶/長谷川初範 |
脚本・原作 | 吉村和久 |
ある日、さえない中年の青木(笑福亭鶴瓶)のもとに、荷物が届いた。
差出人はわからない。開けてみると、そこには等身大の女性の人形が入っていた。
こんなことをするのは山本係長(長谷川初範)くらいだろうと思いを巡らすが、どうも違うらしい。
結局、青木は人形に「マリコ」という名前をつけ、恋人のようにかわいがり始める。
二人の生活が始まり、青木はマリコに言葉を投げかけ続けるのだが…。
マネキンであるマリコに傾倒していく青木。
しかし、所詮は人形・・・青木がプレゼントを買ってきても無反応。話しかけても答えない。
あまりに人形に傾倒するので青木を山本の説得。
それを拒んだ青木が交通事故に遭い入院。
そのショックで正気に戻った青木は山本に「マリコは捨てます」と告げる。
山本も「わかった。今度いい見合い話紹介してやるよ」と言う。
青木が入院している病室。
しかしベッドが自分のほかにもう1つある・・・。
看護婦に聞くと
「家に電話すると妻のマリコと名乗る女性が電話に出て、今日ここに泊まりに来る」と言う。
恐怖におびえる青木。
そして夜中に女性の来る音が自分の病室に近づいてくる。
マリコだ・・・
そしてドアを開ける・・・マネキンの手が入ってくる!!
青木は必死でドアを閉める・・・
その時ドアに挟まったマリコの手からマネキンのはずなのに血が・・・
場面は変わって結婚式。
青木は花嫁である女性と指輪の交換をしている。
しかしその手にはアザが・・・。
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コメントまとめ
奇妙で面白かった! 愛情てそそげば現実化するものなのですかね〜・・・ 大好きな俳優、長谷川初載さんもカッコいい〜!
あんましなぁ〜 ってか世にも奇妙ではなかった。
人形が人間に転生する・・・・・・・・・・。 キモイ
ノベライズで読んだけど、次第に冷め、上司のまえで照れ隠しし、犯し、事故に遭い、入院し、それでもって結婚する。たしかそんなようなオチだった。
「人形に恋をした男の話」というと、リラダンの「未來のイヴ」が思い浮かびます。…勿論、この話はそんな綺麗な話ではないのですが。個人的にはノベライズよりドラマ版のほうが面白いです。
これって感動系に入るんじゃないの?
これあらすじ違いますよね?
こんな感動モノじゃなかったはずw
もっと不気味な話でしたよ
モノに愛情を注ぐことはよいことですが、注ぎすぎると、この物語の主人公のように
離れられなくなってしまうのでしょうか。人形やマネキンというものは存在自体少々不気味なので、捨てようにも捨てられない(マネキンは持ってる人自体変だと思ってしまいますが)かもしれませんし、本気で人形には魂が入っていると信じてる人も、少人数ですが、いると思います。私は、魂が入っているなんて・・。(と、言いながら幼少時代に遊んでいたと思われる少し埃かぶった人形を見るたびに・・。)どちらにせよ、人形は恐ろしいものです。(同種であるはずのぬいぐるみとは段違いに) 長文スマソ。
病院のシーンがめちゃくちゃ怖くて、すごい印象に残ってる。
あらすじを読ませていただいた限りでは感動系にしか見えないんですが。。。
よさそうなのではやく映像を見たいです!!
文章だけでは、感動系にしか見えないかもしれませんが、
病院にマネキンがやってくるシーンや、
結婚式のシーンに転換する時の怖いBGMなどを体感すると、
マネキンが人間になれたというハッピーエンドというより、
マネキンの魔力が主人公の周りの人までも巻き込んでしまったホラーのように感じられます。
最後の結婚式のシーンだって、本当は
マネキンと人間の結婚式なのに、
幻影を見せられてるだけっていうようにも解釈できますしね。
この程度で、ホラー系かなあ。
自分は、やっぱり感動系(奇跡)ととらえますね。
何となく指輪の魔力を感じる。
人形が動くなんて怖い!でも着せ替え人形にはあんまり興味なし。
マネキンを異常に愛でる鶴瓶の変態っぷりがホラーなんだね。
この話の怖さは「世にも」ならではの怖さ。なかなかの傑作。
ホラーというよりブラックコメディだと思うんだが…。
でも、主人公の異常な趣味に対する執着は確かにホラークラスだな(笑)。
何が怖いって、鶴瓶が若いのが怖い。
何が怖いって、鶴瓶さんの人形オタクが怖い
映画 マネキン
を観たくなった
野郎シリーズ最新!ところでコメントは「あれっ?これってホラー系なのにハッピーエンドじゃん(・o・)
鶴瓶師匠のまねきん来たときの顔最高だったね
外人のまねきんの表情が今でも思い出せるぐらい怖い顔やった…
だんだんマキコ?に惚れていく鶴瓶師匠の演技見事でした!
この話も好きでしたー!
つるべさんの演技がなんともいえなくて会社の女子社員の声の高さに笑ってしまいます(笑)
ドラゴンボールをマリコが見てるとことか不気味です(笑)
エピローグ。教会にて。
「知らない間に人形の髪の毛が伸びてたという話を聞いたことがあります。
人形に愛情を注げば注ぐだけ、その人形に魂は宿り、
そして魂は宿るべき姿を得た瞬間から一つの人格を持ち、
喜んだり憎んだりするものなのです。」
電池で動く犬のぬいぐるみがタモリの足下にやってくる。
それを拾い上げるタモリ。
「もちろん魂は人間だけの物ではありません。世の中全ての物に魂はあるのです。
この子犬だってある日突然、持ち主の喉に噛み付く可能性だってあるのです。
愛情は程々に。」
犬のぬいぐるみをそっと置いて、教会から去ろうとするタモリ。
が、犬のぬいぐるみは実物の犬へと姿を変えていた。
タモリはその犬を連れて夜の街へ繰り出す。
探偵ナイトスクープでマネキンと結婚したい!って依頼を思い出した
韓国では、抱き枕と結婚したヤツがいる。
って聞いた。
俺は嫁も子供も人形でいいかな。何しろ極端な面倒臭がりやなもんで。家具なんかは壁に白紙をはって絵を描いときゃ手入れの必要も無いし、嫁も子供も人形にして飾っとけば飯を食わさなくても良いし楽だよ。落語のだくだくを聞いて思い付いたんだこれ。