放送回 | 1991.4.18 |
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キャスト | 佐藤浩市/高岡健二 |
脚本・原作 | 野依美幸 |
主人公は、息子が少年野球をする事に大反対していて、それ故に息子との関係が悪くなっていた。
実は主人公自身、有能な少年野球の選手だったが、ある試合でエースの座を争っていたライバルでもある親友の頭にボールをぶつけてしまい、それが原因で彼は植物状態になってしまった。その事がトラウマとなった主人公は、息子に野球をさせまいとしていたのだった。
ある日、主人公が車を運転していると、突然、車に向かってボールが飛んできた。飛んで来た方を見ると、そこには植物状態のはずのライバル(大人版)の姿が。
そのままライバルに当時プレイしていた野球場へと導かれた主人公は、ライバルに勝負を挑まれる。「投げてくれよ、俺にとってはあの時から時間が止まったままなんだ」そう言ってバッターボックスに立つライバル。
主人公はかつてのわだかまりを吹っ切るかの様にボールを投げた。ライバルは空振りし、見事ストライク。
「やっぱり君がエースだ。ありがとう」
手を差し出すライバル。主人公と握手を交わし、「そろそろ行かなきゃ」と微笑みながらその姿を消していった。
「待ってくれよ!」と主人公が引き止めるが、その瞬間に病院でライバルは息を引き取っていた。握っていたボールがポトリと落ちる。ライバルはいつまでも自分の事を気にしている主人公の事を思い、死ぬ前にあの時の決着をつけに来たのだった。
ある晴れた日の公園。息子と楽しげにキャッチボールをする主人公の姿があった。
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コメントまとめ
いやぁ面白いかったすごい感動した
感動・・・!
この「ライバル」という話は、感動系の話の中では間違いなく1位、トップの話だと思います。本当に感激するとてもいい話です。僕も野球をやっていたのですごく共感できます。友情が一番のテーマになっており、友情の深さ、絆の深さはとてもいいものだと思いました。もしかしたら世の中で一番素晴らしいものは、きっと「友情」なんだと思います。この「ライバル」はどんな人が見ても絶対涙、泣けると思います。人をバカにする人が多い今ですが、そういう人はこの話を見て気持ちをきれいにしてほしいと思います。みんなも、ライバル、友達、親友をもとう!!
男の友情は本当に素晴らしいな
感動しました。
とても良い話でした
目指せ!リーグベストワン
「健治」の名前が彫られたバット
セピア色の回想シーン
20年以上の時を経た2人の決着
健治のベッドからこぼれ落ちた野球ボール
最後の主人公の笑顔
ちょっとハウトゥビデオっぽいBGMだったけどそれも良かった。
ライバル…学生時代に聞いた切りです。御互いが切磋琢磨する為にはライバルは不可欠なのです…校長先生がそんな事を言ってましたね…でも切磋琢磨をしている間は良いですが、度が過ぎると敵対する様に成って…果てには大喧嘩…大喧嘩で済めば良いですがねえ