放送回 | 1991.2.7 |
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キャスト | 田村高廣 |
脚本・原作 | 相里修 |
主人公の祖父がやっている映画館が
ついに閉館することになる。
主人公は彼女と一緒に祖父の手伝いをすることに。
「どうせ誰もこないよ」
主人公の言葉に答える祖父。
「待ってる人もいるんだよ」
館内を掃除するものの一向にお客さんの来る気配はなく、
遂に最後の上映が始まってしまう。
結局、誰一人通らない受付。
だが、主人公達がドアを開くと
館内には一杯の観客が着席していた。
上映が終ると拍手喝采の嵐。
観客は老人ばかりだと気付く主人公達。
その直後、館内を埋めていた筈の観客が消えてしまう。
主人公は、祖父の言う「待ってる人」が誰だったのか分かる。
かつて映画を最大の娯楽としていた、
今はもうこの世に存在しない人々だと……。
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コメントまとめ
世にもはたまにこういう感動する話があるのが好きです。
感動しましたわぁ。あの満員の観客がある種幻想的だった。 最近のご時勢じゃテレビが主流ですよね。 映画館にもっと足を運ばないとなーと思う作品でした。 やっぱ、居ない人達だけじゃ寂しいですし。
「こち亀」にも映画館が閉館する話がありましたが、寂しいですね。 私の故郷の町も、子供の頃は映画館が何館もあったのに、今では、全然ありません。
出演者の田村さん、戸川京子さん、趙方豪さん、三人とも鬼籍に入られています。
古びた映画館に飾られる折り鶴や素朴な花‥お話全体に切なく寂しい雰囲気がたちこめる様でした。何よりあの白い女性のオブジェが物々しくて‥こんな素晴らしいお話に出会えた事に感謝します。
これ昔すごく好きでした。
また見たいなぁ
これに似た話で、実話ですが今は無き京都花月にお笑い芸人が深夜に練習をしている時に笑い声が聞こえたという話があるんです。
世にもの中でこれが一番好きです!!
最初から最後まで意味不明
全然おもろくなかった
閉館間際でも人が見に来ないけど、
最後の上映でたくさんの人が見ている。物事の最後は、こうありたいと思う今日この頃でした。
旧き良き思い出と言うのは、色褪せる事無く、何時迄も脳裏に焼き付いている物です。子供の頃は、隣町によく映画を見に連れて行って貰ったんだ。キングコングとか、ターザンとか、色々な映画を見たっけ。でも時代の移り変わりと共に其の映画館も閉店してね。今じゃ駐車場に成ってるんだよ。あの頃は夢が有った…遣りたい事も有った…人間はね、夢を無くしたら終わりなんだよ。夢を見続けないと直ぐに老いて行くよ。