放送回 | 25周年記念 秋の2週連続SP 映画監督編 |
---|---|
キャスト | 竹内結子 |
脚本・原作 | 佐藤嗣麻子 |
吉野朔子(竹内結子)は、
研究室で実験中に、何者かにバットで頭を殴られた。
気が付くと、辺りは真っ暗。上に触ると天井がある。
近くにあるミニライトで照らすと、辺りは錆びた金属の壁ばかり。
そこで初めて、彼女は自分が棺の様に狭い箱に閉じ込められている事に気付いた。
天井を殴ってもびくともせず、腕にはムカデが這いまわり、思わず悲鳴。
足元にあるiphoneに気付き、何とか手に引きよせるものの、ロックが掛っている。
仕方なく、110番に電話した。
名前を名乗り、置かれている状況を説明。研究所の場所も説明。
しかし、確認した所、それらしき箱は見当たらなかったという。
その後、足の方向へ箱が移動している感覚を覚える朔子。
次に、警察に請われるまま、彼女の物ではないそのiphoneの型番を内部カードで確認して教えた。
そこからGPSで追跡してくれるという。
「何か、場所の特定に繋がる音はありませんか?」と聞かれたが、辺りは静かだった。
少し経って、急に耳元に響く大きなパイプオルガンの音。
咄嗟に警察に通報し、箱は教会にある、教会を探してくれと頼む朔子。
警察曰く、GPSの範囲内に、1件だけ教会があるらしい。
彼女は希望を持って待っていたが、1時間待っても助けは来ない。
警察から再び電話。教会を探索したものの、そこにパイプオルガンは無かったという。
おまけに、通報記録の録音からは、彼女の叫ぶ様な通報しか無かった。
「これ以上捜索のしようがないので、何かわかったらまた110番してください」
と、実質的捜索の打ち切りが宣告された。絶望する朔子。
しかし、何度か試しているうちにやっとiphoneのロックが解除できた。
恋人の大ちゃんに電話をし、一度は繋がって「朔子?」と返事があったが、後は留守番電話。
捜索届を出してもらおうとメッセージを吹き込むが、電池は残りわずか。
彼女は再度大ちゃんの留守電に、最期になることを覚悟してメッセージを吹き込んだ。
直後、バッテリーが切れて半狂乱になる朔子。
すると、急に明かりが差しこんできた。
そこは研究室。同僚達が心配そうに取り囲んでいた。
「朔子君、君が志願したんだよ」という上司。
彼女は、閉鎖空間での脳内物質がどう変化するのかの実験を、していたのだった・・・
と思いきや、それは夢で、現実にはまだ鉄の棺の中にいる朔子。
再び錯乱し、天井をバンバン叩いて泣き叫ぶ。
場面転換。
酸素吸入機を付け、病院のベッドに横たわる朔子。傍らに母親と恋人の大ちゃん。
医師が説明する。
朔子は、脳幹出血を発症していた。
発症時、バットで殴られた様な衝撃を感じ、
腕を這いまわっていたのはムカデではなく、カテーテル(点滴や輸血)。
ストレッチャーで足の方向へ運ばれ、パイプオルガンならぬMRIで検査されていたのだ。
大ちゃんが見舞いに来たが、呼びかけが聞こえたのは1度だけ(電話に返事があった時)。
バッテリーが切れた時に完全に反応が消え、
医師は眼球にライトを当てて瞳孔を確認していた(周囲が明るくなった時)のだった。
植物状態になってしまった朔子の意識回復は、絶望的だと宣告する医師。
泣き崩れる母親と大ちゃん・・・。
箱に閉じ込められたまま、泣き叫びながら闇に沈んでいく朔子の意識・・・。
広告スペース
コメントまとめ
うわああああああああこえええええええええええええ
結局出られないのおおおおおおおおおお
あれ?これここ最近の中じゃ一番面白かったぞ
シンプルだけどちゃんとオチもあったし
最後の最後まで救いのないラスト・・・ホラー系でいいのかな?これ。
石の中にいる(ゲームオーバー)
いい感じに怖いし綺麗にまとまっていて好き
救われない終わりかたか…
出れないいいいいいいいいいいいいいいいい
世にもとは関係無いけど確かこんな感じのオチ(バッドエンド)の脱出ゲームがあった気がする
エスケープドリームだったっけ?
傑作 リミットに似ている
何となくだけど オチわかると死ぬほど好きを思い出す
戦争って惨いもんだね、えっ?違う!?
映画「リミット」みたい
竹内結子さん、素敵な演技をありがとう、ありがとう。なんか感動というより感謝しかない。とても良い作品が見れた。見て良かった。
まさかと思うが、また死ぬ間際に見る白昼夢とかじゃねーよな?
(続)↓あ、感動ってそういう意味じゃないからね。衝撃って意味の感動だからね。
この作品は今回で一番群を抜いていると思う。
最後の演出でゾクっときた
良作じゃね?
竹内結子の演技力が光る作品だと思った。
内容もオチも奇妙らしくてgoodでした!!
ナイスなオチでした。世にもらしい。
大切な人があの状態になった時、そのまま生かしてあげるべきか、それとも、、、
と考えてしまいました。
病院で働いていますが、めちゃくちゃ怖かったです。
もしかしたら、寝たきりの患者さんもこんな風なんじゃないかって。
うう~、怖っ。 ストレス性胃炎で酷い激痛で意識が飛んだ時を思い出す。気付いたら病院だったんだけど、似たような感覚があった!
救いようがない怖さ
意識ない人も実は誰にも気付かれずこんな風に助けを求めて叫んでると思ったらゾクッとなった
夢オチ、実験オチといろいろ落としどころはあったんだろうけど、このオチは変なリアリティがあって余計に怖い なかなかの良作
↓同感
酸素吸入器、流動食、点滴があるから死ぬこともない
無間地獄や…
MRIの経験は何回も有るけど、ホントにうるさかったからなあ。訳のわからん楽器の音とか柱時計の振子の音が頭にガンガン響いてくるイメージで気が狂いそうだったわ。たしかにパイプオルガンって比喩も分かる気がする。
ほんとは意識あるのに、それを外界に伝える手段なくて、脳死判定で脳死、って扱いになって、生前ドナー希望してて臓器摘出とかなったら怖いと思った
MRI受けた上司も音がうるさい言ってたから納得
銀河鉄道999でプロメシュームにネジにされてしまった英雄たちも、意識はあるのに動けない、って恐怖があったんだろな
18話の「死ぬほど好き」思い出した
棺桶に入れられてバンバン棺を叩くのに、誰も気付いてくれなくて、火葬場で点火…!っていう
意識はあるのに伝える手段が無くて何十年も植物状態と誤診された人の話を聞いたことがある。
臨死体験をした人の話も、実際は外界の音声を拾っていて脳内で再構成しているということだし、自分には起こり得ることだと思うとゾッとする。
たとえパクリだったとしてもちゃんとオチは違うんだしそれにあの演技は凄いだろ
オープニング
人類がアポロ11号で初めて月へと着陸した映像が流れている。
アームストロング船長「1人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては大きな飛躍だ。」
タモリ「1969年7月20日、人類は初めて月面に降り立ちました。」
タモリ、地球を離れ、月面に着陸した宇宙船に乗っている。
タモリ「『1人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては大きな飛躍である。』アームストロング船長が残した有名な言葉です。さて私は今まで25年間様々な奇妙な物語を皆さんにお届けしてきました。1つ1つはほんの小さな物語だったかもしれません。しかしその数も今宵で500本を超えようとしてます。いや~、ずいぶんたくさんおとどけしましたね~。それではこれより新たな5つの物語をご紹介しましょう。次の時代の一歩となる、そんな奇妙な物語を。」
タモリが月面に降り立つと月面に「奇」とかかれた足跡ができる。
タモリが笑みを浮かべて本編スタート。
エピローグ
タモリ「1844年に書かれたエドガー・アラン・ポーの小説『早すぎた埋葬』には生きたまま棺桶に入れられそのまま埋葬されてしまう恐怖が描かれています。狭い空間に閉じ込められる、人間が抱く普遍的な恐怖の一つかもしれません。」
キッツい…
個人的に懲役30日レベルのトラウマだった
オチに至るまでのちょっと雑な感じとかあんまり狭く感じない撮り方だけが残念
オチは世にも至上屈指レベルだと思う 音楽も良い
これはダメ
前半プロットがリミットをそのままなぞってる
リミットが身動きとれない状況で
いかにドラマを展開させる発明をしたのを
一切の加工をせず盗んでしまった
これは汚点だよ。これはやっちゃダメ
全く見たことないオチや話の流れで衝撃的だった
今回ので一番印象に残ってる
植物状態であんなんなったら地獄だな
フリークにはひどい作品w
タナトフォビアが、映画「リミット」から発想を得て(笑)
延命治療を皮肉った中学生レベルの話でした。
これほど絶望的で悲しくて寂しくて怖いオチは無いだろ。
「リミット」ていうのを見てなくてよかった。完璧な出来だと思う。
この女の人、今はきっと元気だよ…
オチはここ数年で一番の傑作だと思う
リミット知らんから普通に面白かった
パクリ言ってるやつ、正直鬱陶しい
世にもらしい オチでした。 これがこういうオチが世にもの定番 似たような話 いっぱいあるが、 これが世にもの定番 パクリパクリいうが、言い方を変えれば 形を変える 応用するというほうがいい、
CSIでこの手のエピソードあったよなぁ
パクリじゃなくてオマージュだろ…って思うし、パクリだって叩いてる人は何が気に入らないのか
リミットよりもオチがよかったし、面白かったと思う
箱の中に閉じ込められたシチュエーションは同じでも
リミットは見終わっても「???」なとこ多かったけど
ムカデやパイプオルガンなどの描写も含めて
わかりやすい見事なオチがついていて
後味の悪さも竹内さんの演技もすごく良かった
お母さん役の人の嘆く演技に比べて
恋人役の人の方が淡々としすぎてる感じだけ少し気になった
「自由に外周したいのに」じゃなくて「自由に外出したいのに」の間違いだった。
とにかく毎日四六時中家に閉じ込められていて、オヤジは定年退職したから両親とも揃って毎日家に居るから、ずーっと親と家に居る状態で常に親の監視の下に有って自由が全く無くウザくて心身ともに参っています。
ずーっと家の中の同じ景色しか見ていなくて家の中の陰気臭い空気の中に居て、外のいろんな景色を見て外の清々しい空気を吸って爽やかな風に当たって大好きな風の香りを嗅ぎながら歩くことも、親以外のいろんな人と出会うことも無いんです。
「誰か、誰か私を出してくれー!」
「誰か私をこの状態から救ってくれー!」と幾ら叫んでみたところで外に出ない限り誰も私の声が聞こえないだろう。
家に居れば誰も私の現状に気付かないだろう。
「私が何をした?!」「私は無実だ!」と、ただただ何も悪いことしていないのに頭ごなしに無理矢理牢獄に閉じ込められてムショ暮らしを強制された人のような心境です。
何でこんな目に遭わなきゃいけないんだ!
それに近い将来オヤジの老後の面倒を看る役になるハメになるのは目に見えている。
オヤジの面倒をみないで済むならまだいいけど、それは絶対付き物だし、両親にどこにも働きに行かないで全く外出せず毎日四六時中家に居ることを強制されてから、現に想像通りの生活になっているように、このコースには近い将来親の介護が付き物に決まってるから1から10まで全て私の想像通りの人生になるに決まってるし、それしか考えられません。
それぐらいどんなバカだって分かるだろうし、私の立場なら誰もがこの成り行きを避けたいと思うだろう。
こんな悲惨で答えは一つで、想像通りにしかならない先が分かった人生なんてつまらないし、これほどつまらないことは無いだろう。
そもそもオヤジは私に老後の面倒をみて貰うことを計算に入れているんだろう。
閉じ込められる話なんていくらでもあるしパクリではないよね
変に期待を持たせる終わり方でなかったのが良い
「パクリ論争」は近々リミットという作品を鑑賞して自分なりに考察するとして、無限回廊に陥ったかのような主人公は実は……という設定の作品はこれまでにいくつか見てきたので特にパクリとは思わなかった。オチで奇妙な出来事と現実とのリンクが結びついて話が収束してスッキリとした。
竹内さんがとにかくエロかったのってアンフェアの人だからかな。
正直、最初から緊迫感ありすぎだろうっと思っていたけど簡単にオチをつけて説明役の演者さんのシーンを入れるなら竹内さんだけで話は終わっていて欲しかった。
説明のとってつけた感があって、「パクリ」と感じる方もいたみたいなのでシンプルで良かったんじゃないかって感じる。
一人芝居で全編やってたら凄いって作品になったかもしれないのに、横槍感がね・・
ロベルトさんが「これほど絶望的で悲しくて寂しくて怖いオチは無いだろ。」と言ったけど、今私がまさにこの物語の主人公と同じ状態です。
まだまだ若くて女盛りで健康で自由に外周したいのに「どこにも働きに行くな!」と言われて監禁状態です。
オヤジは私の人生のコースを勝手に決めて、こっちの言い分には一切耳を貸さないし、バカだからこの状態がどんなにイヤか分からないんです。
最近世にもらしくない話ばかりだったのでこれは久しぶりによかった。竹内さんの演技が半端じゃないくらいリアルで引き込まれた。
どんどんひっくり返るオチも予想を裏切ってくれてよかった。
救急の人の落ち着いた声が好きです。
この話世にもの「ロッカー」とか「人形」って話に似てる。
植物状態の人の意識ってこうなる人もいるんだな。
ゾクッ。
「今の環境に胡坐かいてるだけ」って言うけど、コメントした内容を読めば普通なら分かる通りわたしゃ今の環境に満足してなんていないんだよ!
私本人は働きにいきたいのに親が外に出るなって言うんだよ。
それにそれから世にもの別の物語にも投稿したように他の人のコメントを読んでからは、それを励みにして現状を打破しようと毎日頑張っているんだよ。
それからこの物語の主人公の女は植物人間なのかよ?
意識有るんじゃん!
じゃなきゃ物語にならないし。
その時点で現状を打破するも返ってその置かれた状況を利用するもその人次第。
その二つの選択肢も無く、現時点ですぐに現状を打破できないから未来へ向けて現状を利用するという場合も有るが、私は置かれた現状で精々頑張る。
将来に向けて現状を打破すべく前進しています!
結果はともあれ。
何も知らないと最後に驚く
悪趣味すぎる。
意識不明になるくらい重態の患者が地獄の様な辛さを味わってるなんて、誰にでも容易に想像つく。
それをあえてこの様に表現した意味が分からない。
「“それ”を表現したかっただけ」にしては演出ぬるすぎるし、その上、まったくもって奇妙の系譜でもない。
オチまできても、ああ、はいはい、多分そうでしょうね。地獄の様なね、苦しみでしょう。うん、間違いない。……って納得させてどうすんの?
つまりオチてない(世にも的に)。
危篤患者が味わっている地獄の映像化なんて悪趣味を、世にもでやるって誰得よ。
オチが冷えるに似てる
そーいえば箱の中にあったiPhoneってどういう意味だったの?
いつか箱の中から外の世界に出られる日は来るんだろうか…切ない。
箱ってつまり生死の境目にいるってことですかね
主人公のスマホのバッテリー残量は植物状態から回復できる可能性を表していて、終盤でバッテリー切れとなったことは回復の望みが完全に絶たれたことを示唆していたのかもしれないな‥‥などと今更ながら思ってみた
竹内結子の迫真の演技も相俟って、自分が植物状態に陥った場合もこういう精神的苦痛を命尽きるまで味わい続ける羽目になるのかもしれないな‥‥という恐怖を抱かせてくれる良作だと思う
落ちがつまらない。ありきたり。
後半までまんま「リミット」だった。けどオチはオリジナリティがあって、これはこれでいいと思う。
あえて”悪趣味”に同意するなぁ。
有料動画とか映画とかでやるならいいけど、
不特定多数が見る無料電波でやるのは如何かな。
奇妙の話が制限されるかもだが、
実際の病気で苦しんでる患者を介護してる身内に鞭打つ内容だとスタッフにはわかってほしいわ。
始めからMAXに興奮状態なのはちょっと変
脚本演出の問題かもしれないが単調すぎ
奇跡体験!アンビリバボー 〜10年間身体に閉じ込められた男〜
何時かは物語に成ると思った是。ミステリーとか、推理クイズで定番のやつね。生きた侭地中に…