放送回 | 25周年スペシャル・春~人気マンガ家競演編~ |
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キャスト | 鈴木梨央、袴田吉彦 |
脚本・原作 | 永井豪『面』 |
その昔、お寺の僧に問いかけられたお尚は、突然自分の顔面を引き剥がし、その引き剥がされた顔部分以外の肉体が煙のように蒸発してしまった。
とあるお寺で、そんな怪談話をお友達と一緒に静聴していた主人公のJS。
そのお尚の末路だと云われてる不気味なお面を見せられたり、その帰り道に友達の女の子がやってのけた「わたしのお面が取れちゃう~」なんてジョークにも他の友人たちと同様に意に介さず平然としていた。
それが本当に冗談で済むならば……
その晩、先刻の顔が取れるとかふざけていた女の子から電話が入った。
あの時、悪ふざけで顔が取れるような演技をしたが、その瞬間、自分の顔から「ガコンッ」と何かが外れたような音がしたというのだ。
「わたし、もしかして消えちゃうの?」と戦慄する電話越しの相手に主人公は励ますが、その会話を最後にお友達と二度と会うことはできず、翌日の学校で転校扱いされて姿を消してしまった。
その夜、寝間着で鏡面台を前にした主人公はもしやと思って恐る恐る自分の顔に触れてみると、その顔が外れかける音を聞いてしまう。
それ以降、彼女は自分の顔が取れて存在が消える恐怖に怯え、心配して顔に触れようとする父親の手を神経質に拒絶。
さらに体育の授業中に顔が落ちて自分が消える、
お尚に似た顔の黒づくめの変質者に追い回される、
自分の部屋のベッドに身動きができないように拘束されて男に顔を引き剥がされる、
といった被害妄想を生んでしまう。
錯乱した娘を心配した両親は、とある初老の男性を家に招き入れる。
そして、複雑な暗視ゴーグルをはめた男性は、ドライバーを彼女の顔に突き刺し……
それから暫くして下の階のリビングに降りてきた男は両親に結果を報告する。
「あり得ない空想を膨らませてしまうほど創造力が豊かなのは、それだけお宅のアンドロイド、いや、コンピュータが優秀な証ですよ」
そう、実は主人公の正体は自身を普通の人間だと信じ込んでいたアンドロイドだったのだ。
消えた友人の真相も、偶然顔パーツが取れかけた彼女のメンテナンスをした結果、それ以外の重要な欠陥が見つかって廃棄処分されただけだった。
「ついでに少々記憶も操作しておいたので、取り付いていた恐怖心も明日には無くなってるはずです。
あと、背骨も補正して身長も少し伸ばしました。成長期ですからね」
翌日、食卓に流れる報道番組。
環境激変した現在の地球、人類は遂に出生率0パーセントという危機的状況を向かえ、苦渋の決断として人間の子どもを模したアンドロイドたちに文明の未来を託していたのだ。
娘が登校した家で、他愛もない会話をしていた父親は突然誤作動を起こして同じ台詞を永遠と繰り返してしまう。
「あーあ、これだから古いバージョンは」
そう妻が呆れると、テレビから謎の有害物質(現実で言うところのPM2.5?)の警報が流れ、ガスマスクを付けて外を眺める。
外では、いつもの学舎に向かう子どもたちが和気藹々とクラスメイトと合流していた。
無数の工場から排出される、どす黒い煙に染められた大空の下で……
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コメントまとめ
今回一番面白かった
またまた
アンドロイドおちかよ!!
いったい
あと何回繰り返すんだ
阿呆の制作者よ
実は夫も・・・なんてやり尽くされてるオチをよくやれたなぁ
アンドロイドネタの時点でよくあるパターンなのに
永井豪ってこういう『あとは滅ぶだけ』って世界好きだよな
時勢もあるだろうけど
風刺が利いていて良かったと思う。
あと最後のロゴの入り方が綺麗だった。
自分の顔も確認してしまったw
昔やったレンタル・ラブにそっくりなお話ですこと
面白かった。優秀すぎるコンピュータは問題を起こすっていうさりげない皮肉もよかった。
オチは予想出来なかった
「面」にまつわる恐怖の都市伝説・怪奇話と思ったら「イノセンス」だったという・・・
少女「人形にはなりたくなかったのぉぉ!!」
ホラーからのSFオチ。がっかりです!!
原作は雑誌で読んで印象に残っていました。
シンプルな話でもありほぼ原作に忠実にドラマ化していましたね。
アンドロイドの顔面が外れるイメージは映画「ウエストワールド」以来定番のネタなのでデジャブとか言われるのは仕方がない面もありますが、それを恐怖としてストレートに描いた点が好きな作品です。
実際、子供の頃に見るとトラウマになりますもの。
オープニング
1990と書かれた扉の隣にいるタモリ。
タモリ「みなさん、こんばんは。1990年4月の19日に記念すべき第1回目の放送をしてから25年に渡ってその時代が生み出す数々の奇妙な物語をお送りしてきました。」
タモリ、1990から数字がすすむ扉の並ぶ道を歩く。
タモリ「この25年でインターネット、携帯電話、ロボットなど科学技術は飛躍的に進歩しました。10年後にはタイムマシンや空飛ぶ車も夢ではないかもしれません。フランスの小説家ジュール・ヴェルヌはこう言いました。『人間が想像できることは必ず実現できる』と。」
タモリ、2015と書かれた扉の前で立ち止まる。
タモリ「もちろん奇妙な世界では人間がいい事ばかりを想像するとは限りませんがね。」
タモリ、2015と書かれた扉を開け、中に入る。
タモリ「人間の想像力は時に不安や恐怖を生み出すもの。記念すべき25周年の今宵、お送りするのは漫画家たちの想像力が生み出した5つの奇妙な世界の物語です。」
タモリからスクロールすると「世にも奇妙な物語 25th aniversary」の文字が浮かび上がる。
タモリ「さて、最初にお送りするのは・・・。」
永井豪先生のミストストーリーの中の作品。原作はもっと奇妙で怖い話もあったので、良かったら読んで見てください。
TM5.0って何だったのかな~?
相変わらず永井先生の話は怖さがにじみ出ている…。
一番怖いのは、最後の大空。あんな大空の下で生きるなんて耐えられない。
でも、永井先生はアンドロイドより怪物とかああいうジャンルがいいな(ガコッ
LINEの漫画にある鉄民とどう関係あるのか気になった
LINEの漫画がパクったのか、それともオマージュしたのか。
この家族、ずいぶん空気が汚れた土地に住んでいるよね。つまり大気汚染が進んで子供が生まれなくなったってこと?
和尚役の麿赤兒の面が良く出来てたなぁ。
ちなみに麿赤児は大森南朋のお父さんです。
3Dプリンターの進歩の恩恵を受けた作品という感じも
面はもう関係無いよね、、、、。
古いイメージの強い民間伝承の話と、
近未来のイメージであるSFをきれいに組み合わせてたと思う
ここ最近見た中では一番やられた!って感じ
うまくだまされたというか。面白かったです
ホラーかと思ったら、ブラックなオチ
いい意味で騙された。
まあ、これからの私たちがやっていくことが最悪な方向に行ったときを示唆してるんじゃないかなあって見てて思いました。イヤな未来を感じさせるいいお話でした。
おお、ロックマンDASH
今回の中ではベスト
今回のなかでは一番よかったかな。まあ、昔だったらこんなのよりももっと面白いのあったんだけどねーーーー
怖かった
これは超やばいずら
ロリコンの爺が
発情しちゃうぞ
これ実際にあったら
どうしますか?
私は、普通にしてますけど?
また見てみたいと私は思うけど
皆さんはどうでしょうか?
また見てみたいです
怖くてあれはゾットの恐怖
味わいたいと思う人
あれは鈴木梨央ちゃんの
役のアクセントが
素晴らしいあんな天才
子役は芦田愛菜ちゃんの次に
凄い絶賛できる私は
これ、ついに出生率0%になったって事はそれまでは何%かは子供生まれてただろうからクラスメイトの中にもごく少数は生身の人間もいるだろうし、逆に、お父さんがロボットだったから大人が全員生身ともかぎらないし、出てきたキャラのどこからどこまでが人間とロボットか分からないのが怖いな
いや、違うな
出生率0%になってから20年だったっけ
だったら子供は全員ロボットか
どう見ても20ではない袴田までロボットだから世の大人がどれだけ生身か
大体オチは読めた
なんか主人公はアンドロイドでしたって設定多すぎてつまんない
いじめられっことかレンタルラブとか
永井豪先生恐ろしや‼
ラストカットが最高に気持ち悪い!好き
父親役の方、やたら良い声だと思ったら猫の恩返しのバロンだったんですね…
傑作だと思う。THE 世にもって感じ
ラストのどす黒い空はアンドロイドの子供達でもふと見上げれば気付くものではと思ったが、何気なくでも絶対に空を見上げてはいけないというプログラムがAIに組み込まれているのかもしれないな‥‥などと今更ながら解釈してみた
怨念が籠る面の物語かと期待してたが、アンドロイドの物語だったのね。アンドロイドなら面は外せるし