放送回 | 2014年 春の特別編 |
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キャスト | 藤木直人/赤井英和 |
脚本・原作 | 清水義範「復讐病棟」 |
息子の担当医(藤木直人さん)から呼び出された石田道夫(赤井英和さん)は雨の中、
病院へ車を走らせていた。
石田の一人息子の優二は、勝手に工事現場に入りこんだところ、
資材が倒れてきて足を骨折し、入院していた。
落雷による停電で真っ暗な病院に呼び出された石田。
雰囲気も暗い待合室では、老婆が「痛い・・・痛い・・・」とうめく姿もあった。
「息子の容体に何かあったのでは?」と、気が気ではない。容態説明のため、石田は医師のもとへ通される。
医師は、石田がせかすが一向に容態説明をしない。
ゆっくりとタバコを吸いながら、医師は事故の保証について聞き出す。
そして、ようやく「手術は無事に終わり、経過も順調です」と告げられる。
医師は、石田が高校の体育教師であることなどを聞き出した上で、
体罰に関しての世間話を始める。医師が「体罰も、時には仕方がない?」と訊くと、
「良くはないが・・・そこには社会的な問題、イジメの問題などの複雑なことがあるんです」と反論する。
そして、医師は部屋の片隅にあるロッカーから竹刀を持ちだして
自らと竹刀にまつわる思い出話をし始めるのだった。
「僕も、散々、竹刀で殴られたんです。あなたと同じ体育教師に・・・
竹刀で殴るなんて、とんでもない教師ですよ」
「当時、25歳くらいだったなぁ。なんて名前だったか・・・」と、
殴られた体育教師のことを延々と話す医師は、狂気に満ちた表情で、竹刀を机に叩きつける。
「風邪で体調を崩したにも関わらず、体育を休んだことで青黒く変色するほど足を殴られた」のだという。
そのことがあり、そのまま通学すると何をされるか、と思った医師は、学校を辞めて転校したという。
石田は「こいつ、ノロウサギだ」と直感する。彼は石田の生徒の一人で成績は優秀だが、
「トロくてドジでノロマなノロウサギ」と呼ばれていたのだという。
そして、彼の教師をバカにするような態度が気に食わなかった、と思い返していた。
医師は今でもその時の傷のせいで、足をひきずって歩くという。
「たとえ殴った方は忘れても、殴られた方は一生忘れることはない。この傷のように」と話す医師。
そして今度は息子の足の話をし始めた。
「お子さんのケガは今のところ大丈夫です。ただまあまれに組織の奥の方で壊死をしていることもあります。
壊死している場合はだんだんと広がっていって、最後には足を切断しなければならなくなることもあります。
また、それにはなかなか医者は気づくことは出来ないため、
裁判等が起こされても医者の過失が問われることはほとんどありません」
その頃、優二の点滴に何やら薬剤を追加する看護師。優二の顔が歪む。
石田は「体罰を行ったのは申し訳なかった!だが、息子の脚は助けてください!
私の脚は犠牲になってもいい!」と懇願し、息子の足を僕への復讐に使わないでほしいと頼む。
「復讐はここまでだ」と言い、医師は石田を許す。
「医師の良心に従い、息子さんを復讐の材料にしたりはしない」と話す。
だが、そこに看護師が優二の急変を伝えにやってきた。
患部が腫れあがり、緊急手術を必要とする状態だった。
「息子を助けてください!」と、手術室前で懇願する石田。
医師は「全力を尽くします・・・だが、間に合わないかもしれない。
僕はドジでノロマな ノ ロ ウ サ ギ で す か ら 」と言い、薄く笑って手術室に向かうのだった。
意味を理解した石田の泣き叫ぶ声をバックに、タイトル「復讐病棟」
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コメントまとめ
いいねこういうの
ただ主人公を殺すだけが復讐じゃない
後味悪いよねぇ
今回のをまとめると
ニートな彼とキュートな彼女:シュール
墓友:ホラー
空想彼女:コメディー
ラスト・シネマ:感動
復讐病棟:ブラック 的なジャンル分けで、個人的な順位は
1、ラスト・シネマ
2、空想彼女
3、復讐病棟
4、墓友
5、ニートな彼とキュートな彼女 ですかね。
今回は良作が多かったのでは?
この作品も最後のタイトルの出かたがかっこよくて好きだった。
点滴に細工って...この話だと細工かもしれないけど実際こういうこと病院でやるんだけど
原作そのまんまだと奇妙にならないのかな?今回で一番面白かったです。
ノロウサギって言った時いきなり音がでかくなった(気がして)マジびびった
原作は医者が許して教師が泣いたまま終わりじゃなかったっけ?
復讐が実行されるとすると、「医者としての良心に従って~」というセリフと矛盾する気がする。
あるいはこういう時に復讐を実行するのが医者としての良心だということか。
言葉では許せても本心では許せないもんだよ
最後の音楽はちょっと違うかなと思いましたね。
あまり奇妙ではないですし。
なるほど… みんな復讐してるわけか。
看護師の足は気づかなかった
赤井英和さんって復習する側のイメージw
これも世にもっぽくない作品
ただのホラーで奇妙さがない
そして最後の演出でごまかし終わらせている
半年に一度なのだからもっと丁寧に作って欲しい
配役が素晴らしい。過去に医者に余命を宣告され絶望する役を演じてる藤木さんと、過去に体育教師に体罰を受ける息子を持つ役を演じてる赤井さんとのやりとり、この二人が持つ空気感がよかった。
ホラーのシチュエーションにはありがちな演出だけど、この浮き足立った世の中には物語性が強く感じられました。
これはホラーとは違うような気がするが・・・
張りつめた空気が伝わってきて見ているこっちも緊張してくる。
思わず見入った。今回の特別編では一番かな
終わり方が音楽演出すべて好みだった
ただ「医者としての良心~」ってセリフと矛盾してるよね
あと細工は看護師が勝手にやったのか先生の指示なのか
過去へのオマージュが見られましたが、素直に楽しめました。
どこかで読んだ(or観た)ことのある話・・・
だけど思い出せない・・・
と思いながら観ていた。
ストーリー自体は目新しいものではない。
故に、どう決着をつけるかが作り手の腕の見せ所ですね。
冒頭の妙に冷静な看護婦の電話の声、
泣き崩れる老女、
大雨で停電中の病院、
子どもの点滴に何かを混入する看護婦など
不気味で、不安感をあおる演出。
今回の「世にも」の中ではよくできたドラマだったと思う。
また、タイトルを最後に見せるのは、個人的に好きな手法。
(「女は死んでいない」など過去にもあった)
藤木直人は好きな役者ではないが、
この役は彼でよかったと思う。
赤井秀和は体罰教師役には向いているが、
セリフ回しが下手。
(役者が本業ではないので当たり前だが)
そこが惜しい。
今見直してたら、桜に取り込まれた(奇妙な世界に入り込んでしまった)のは体罰教師じゃなくて医者の方だったんだが。
これって何か意味あるのか?
これ最初、医者が親父の足を子供にくっつける話かと予想してたらハズレた この話のオチは医者は許したけど看護師が過去に暴力受けて看護師が点滴に何か入れて復讐したってオチでいいんだよね?ストレッチャーで運ぶ時の看護師の足の動きがおかしかったし
復習病棟は、なぜ復習病棟かと言うと多分藤木直人があの人に昔の嫌な思いでを、打ち明けてたから。そういう題名になったのかも。
仰げば尊しを知っていて 見たらやはり比べてしまう。
僕の好みとしては、音楽で驚かせるとかじゃなく活字にしても面白いというか、そういうのがいいな。なんか卑怯。
ここ最近のブラック系の作品ではダントツに面白かったかなあ
スマホ
最後に手術室の扉が閉まって題名が出てくるのが良かった
こえー
エンディング
(藤木直人の魂が飲まれる)5人の魂は桜にどうやら飲み込まれたようです。彼らに待っているのは希望なの絶望なのか。桜の神は気まぐれです。(1本の桜の木が出てくる)おや?まだ咲いている桜がありましたね。いやぁなんとも美しい。おっといけない私も(タモリが桜に飲まれる)あなたの近くにも手招きしている桜があるかもしれません。お花見にはお気をつけください。(サングラスだけ残る) スタッフロールへ
主演 藤木直人、赤井英和
藤木直人さんの演技が凄い。思わずぞっとした。
でも最後の話にしてはなんか物足りないかな。何だろう・・・アイデア性かな?
次回は凝った話を期待してます!
ぞっとした。連続番組にしてみたら、驚くぞお。2014年版。見たけっ。おお。
最近後味の悪い演出ってなかったから、これは結構好きな演出だった
あれの最後の音楽教えて
赤井英和の凄絶な大根ぶりで台なし
なんであいつ全部のセリフを同じトーンでしゃべるの
違うのが顔の歪み方だけ
高校時代に嫌な英語教師いたけどそいつの事思い出した。あいつは生徒たちから嫌われて最低な男だった。
「復讐はここまでだ」の前には「僕の」がつく
次は看護師の復讐かな
おそらく協力関係にあるだろうし
最後の演出が映画のsawっぽかった
奇妙さは0だよね。
意外性も何もない復讐劇に過ぎない話。
高校時代いやな英語教師がいたけどそいつ誰かに復讐されないかなー。
因果はめぐる。そうゆうことだ。
因果は巡るということで、息子が毛皮して行った病院の担当医が昔自分の生徒だったノロウサギということだが、復讐心を起こさせるかは体罰だけでなく、この体育教師の主人公が彼にこのあだ名でを付けたのかにもよるべきで、それの方が問題だと思うし、彼にも主人公に教師をバカにした態度を感じさせて反感を持たせたんだろと思います。
先ほど投稿したコメント「息子が毛皮して」じゃなくて「息子が怪我して」の入力間違いで「彼にも」ではなく「彼も」でした。
それで主人公の息子が行った病院で医者となっていた高校時代ノロウサギというあだ名だった彼の名は野呂じゃなかったっけ?
息子は悪くないのにかわいそうだな。。。
終わり方がやけにかっこよく見えた
ノロノロしてんのがわりいんだよ中学nときいたなもちろん殴っといた
30年の時を経て復讐されたことがある。。。。。。。。。
主人公が、奇妙な展開引っ張ってくタイプの作品か。
なかなか、レアだぞ。
赤井はあまりホラーには出ないからこれは貴重な作品だ。
仰げば尊しといっしょ
面白いが、子供に罪はない
子どもの頃、少年野球をやっててそのコーチが嫌な奴だったか゛中二の頃歯医者でばったり遭遇。奴は俺を見て慌てて目をそらしたのを思い出した。
小学校4年の頃、担任の男性教師に忘れ物をすると、よくビンタをくらっていたな。たわけたわけとののしられながら。
ビンタ教師、小学校の卒業式の練習で司会を務めたけど、そん時、ふと俺と別れてみんな嬉しいだろう?と進行中もらしたが、その顔がなんか淋しい表情で恨みも薄らいだ。
最後の台詞、「ノロウサギですから」の部分だけなんとなく他の音声とエフェクト?が違ってすごい大きな音で聞こえたような覚えがある。その音でびっくりした後に石田の泣き叫ぶ声。そしてタイトルの文字。
ラストの演出が好きで頭から離れない。
このあと第2幕が始まりそうな終わり方だった・・
高校の頃、いやな英語教師の車に唾を吐いた生徒がいたがおれはそいつに拍手喝采したい。きゃはは。
高校のころいやな英語教師がいたが、そいつが授業中俺の授業が聞きたくないなら出てっていいぞと生徒全員に絡んだことがあったが生徒一人が本当に出てった事があった。俺はその生徒に敬服したい。ぎゃはは。
俺が小学4年の頃の担任が最低なやつで忘れ物をするとよくビンタをくらってた。廊下にも立たされたこともあった。
なんだかんだ言ってもちゃんと手術したんじゃないかな。
復讐より医者の職責、プライドを選んだと思いたい。
弓道顧問壁にマドンナのポスター貼ったくらいでがみがみ説教食らわすなよ。わはは。
英語教師、生徒の一人がその英語教師の陰口を言ったら本人に聞かれてしまい、その場でその生徒に説教して終わりにしたらいいのにそれに飽き足らず、授業中全員に説教。これなんか理不尽だよな。
桜井幸子は元気かな。また高校教師続編つくられないかな。
石田の息子にも問題有りじゃ。勝手に工事現場に入って怪我をしたんじゃから。部外者が簡単に入れる様な工事現場にも問題有りじゃがな。
人間はひょんな事から弱味を握られるって話だなこりゃ。違う違う。人間はどこで恨みを買うか分からないから気を付けろって話か。教え子が執刀医?その教え子に体罰を?御愁傷様 然しこの教え子と看護師の関係も気になるな…何かそう言うの好きかも
教師は神様みたいに言われていた時代が有るけど、そんな時代はもう終わり。生徒が殴られようものなら先ず親が黙ってない。家族総出で学校に乗り込んで来て、教師は徹底的に吊し上げられる。其の遣り方が滅茶苦茶えげつない。時代は変わった物です
もっと前にオンエアされた「仰げば尊し」のセルフオマージュとも解釈できる作品だが、藤木直人演じる主人公が赤井英和演じる教師を一度は許したと思いきや、看護師の仕業と思わしき教師の息子の病状急変で再度復讐に乗り出すことを示唆するラストは、ある意味洋画系ネタ動画の「私は許そう。だがこいつが許すかな!」に近いものも感じられる気がする。
劇中の主人公のキャラっぽく言うと、「僕は貴方を許しましょう。ですが、僕以外の貴方の被害者達(看護師など)は許しますかね?」と言ったところか。
昔中学2年の頃数学の定期テストで面積を求める問題が出題されそれが解答がー500になってしまい面積がマイナスなんてありえないからそれは没問で全員に得点をつけるのが筋合いなはずなのに正解は解はないと書いた人のみ得点ですと数学の女性教師は言ったが、やっぱり納得できなかった。