放送回 | 2014年 春の特別編 |
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キャスト | 渡辺えり/真野響子 |
脚本・原作 | 吉井三奈子 |
全面黒いバックに、左から大・中・小のタモリが直立。
中タモリ「人は生涯で、三人の大切な友達と出会うといいます。」
小タモリ「しかし死ぬときは一人っきり。」
大タモリ「孤独で、寂しいものです。」
大・小のタモリが消え中タモリの上半身にアップ。
「もし、一人じゃなかったとしたら、死は幸せになるのでしょうか。」
タモリ消え、物語開始。
軽部 千代美(渡辺えり)は、自分が買った共同墓を見に大きな桜の木の下に来ていた。
桜の木を囲うようにお墓が並んでいる。
今はまだ桜が咲いていないが、桜が咲いたら綺麗と見上げて思っていた。
突然声をかけ、、知り合った女性は伊能 夕子(真野響子)という。
お互い、バツイチで嫁いだ娘がいるという。
帰り途中突然、雨が降り出し、千代美が夕子に自分の傘に入るよう促す。
「一緒のお墓に入ることが縁で、知り合った友達を墓友って言うそう。」
と言うと、夕子の顔が何とも言えないような表情になる。
翌日、千代美の仕事先に夕子が突然訪ねてくる。
コロッケ一個を届けにきた。夕子は私達は「墓友」なので、お礼に持ってきた。
仕事が終わって帰り道、夕子は千代美を待ち伏せし、一緒に食事に誘う。
千代美は不審になりながらも、夕子の誘いで食事に行く。
食事では、夕子は、白金に住んでいること、高級マンションに住んでいること、
5LDKで一人で住んでいること、休みは一日中掃除していることを話す。
千代美は、最近は出かけないが、以前はお芝居に行っていたことなどを話す。
千代美、夕子のこと明るくていい人と思う。
ある朝、夕子が千代美の家に訪ねてくる。その夕子は千代美と初めて会ったコート(薄緑?)を
来て訪ねてきた。「墓友」なので、お揃いの買ったらしい。
赤いマフラ-も買ったので千代美にプレゼントする。そして、強引にお芝居に誘う。
今度の日曜日も夕子は歌舞伎に行こうと誘う。千代美は今度の日曜日は会社のバス旅行で行けない。
今度の日曜日、千代美のバス旅行にも夕子はバスに乗っていた。一緒に行くことになる。
夕子は千代美と会社の同僚江上と仲良く会話をしているところをみて、顔を曇らせる。
その帰り道、突然自転車に乗った金髪でガラの悪い男にひかれそうになり転ぶ。
夕子その男の家を確認し、睨みつける。
千代美がその男の家の前を通ると、その男の自転車がズタズタボコボコになっていた。
家に帰ると家の玄関が開いていて、夕子が風呂の暖房工事を勝手に業者に頼んでにやっていた。
夕子「墓友」だから、全然気にしないでね。
そのことは、職場で話題になり、あの夕子という人は異常。
その時、夕子から電話が、またお誘いの話だが、同僚江上が電話を奪い千代美は休日出勤なので
行けないと強引に断る。貰ったマフラ-も気持ち悪い、江上が貰うことになる。
千代美は夕子の家を探し、たどり着いたが「グランパレス白金」というボロボロのアパ-トで
驚くとともに、夕子が今まで語ったことは全部嘘だと分かる。
一生独身で、身寄りもなくて天涯孤独で訪ねてくる人も千代美が初めてらしいと隣の住人に聞く。
電話で同僚の江上がマンションの非常階段から落ちて亡くなったと聞かされる。
また、電話で夕子のお誘い電話、江上が死んだ事は別にどうでもいい感じの反応。
あの女にはマフラ-が似合わないといわれ、千代美、夕子が江上を殺したと悟る。
急いで、契約した共同墓の解約にむかう千代美。そこには夕子が千代美を待っていた。
夕子、千代美の契約解除をしないように頼む。「墓友」なので。
千代美逃げ出す、夕子一緒に死のうとナイフを持って千代美を誘う、長生きの意味を美千代に
問う、千代美夕子との友達を否定する、夕子突然自分をナイフで刺す、夕子千代美を崖の押し
一緒に落ちる。
病院
千代美、夕子が並んでベットに寝ている。
夕子の心電図が0になり夕子は20時20分死亡確認される。
千代美は、夢の中で夕子のあの共同墓に花を添える。その時、一片の桜の花弁が夕子の墓石の上に
落ちる。それを払いのけた瞬間墓の中から手が出てきて千代美の手を掴む。千代美は反動で後ろへ
転ぶ、転んだ千代美の足を手が掴んで引きずり込んでいった。
病院の千代美が心停止となり20時30分死亡。
葬式は二人同時でしている。遺影写真はコートの赤いマフラ-のペアルック。
参列者、「墓友」っていいもんだと会話。
共同墓の桜が満開で「世にも奇妙な物語」
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コメントまとめ
引きづりこまれたの怖かったなぁ
もはや奇妙な話じゃなくてホラーだろwww
今回の中では唯一の良作
最近のホラー微妙だったから良かった
プロローグ
「人は生涯で3人の大切な友達と出会うといいます。しかし、死ぬときは一人っきり。孤独で寂しいものです。もし1人じゃなかったとしたら、死は幸せになるのでしょうか?」
友達は選ぶ必要もあるのかなぁって考えてしまった作品。
最近のホラーの中では恐ろしい怪作でした。
背筋がぞくっとしました。
怨霊とか、王道ネタじゃなく、ストーカーしていくような展開で、楽しむこともできました。
「終わりか…うわああああああああああああああああ!!!!!」っていうのが二回もあって本当にビビってしまった…
絶対に忘れないであろう、とてもインパクトの強い作品だった。
主人公が息吹き返して、墓友の墓参り行った時に
新たなメンヘラ墓友出現みたいな方が面白かったと思う。
でもこれはこれで奇妙だしOKだ
一回生きながらえたかと思えてからの… 怖いわw
主演 渡辺えり、真野響子
インパクト強かったわ~
展開は読めたけど演出は怖かった……
今回の中では一番良かった。オチは読めていたものの昔の世にもを思い出させる怖さがあったので久しぶりに怖い世にもが帰ってきた印象があった。
渡辺えり死亡後に暗転、共同墓地を購入・見学にきた見知らぬ女性が、真野響子に声をかけられる・・・という生き返り&別の人を狙うパターンもあるかなと思った。
世にもの初期に放送された「半分こ」になんとなくストーリーが似ているように感じた。
オチは読めたけど、真野響子の演技が怖くて良かった。
あと「復讐病棟」は同じく世にも初期に放送された「仰げば尊し」に似ていた。
昔の世にもは本当に面白かったなあ。
ラストの方で真野さんがカッて目を見開くところ怖すぎる
ほんとに心臓止まるかと
あと昔のは面白かったコメうざい
久しぶりにホラー系にしてはなかなかよかった。うちの家族(僕含め)全員ビビッた。特に最後手つかまれるシーンでうちのオカンがリアルに「キャ!」と叫んで飛び上がったww
しかしホラー系はどうも「心霊系」と「ストーカー系」の二種類だけになりがちだな……特にストーカー系は「される側」から描かれる傾向が多い。たまには主人公が「する側」で相手を徹底的に嬲り殺しにする、そういう人間の心理の怖さ、みたいな作品も観たいな、と思ってしまった。難しいかもしれんが……(あ、でもそれだとサスペンス系か)
>墓だけに墓地(ぼっち)かな?
誰かこの人にざぶとん一枚。
「だって私達、墓友でしょ?」
何回も出てきてしまいに笑ってしまった……ギャグでしょww
因みに「墓友」って言葉、実際あるらしいよ
テレビで放映された「墓友」は出演者が共同墓地を購入し、その後事件に巻き込まれ恐ろしい結果を招くという架空のストーリーではある。こんなことが実際にあるということはないのだが、「墓友」という言葉は「ママ友」「パパ友」と同じような感覚で存在するようだ。
Weibo辞書によると「墓友」とは以下のようなものだ。
身寄りのない単身者が親族ではなく友人などと共同で墓を購入し、同じ墓の下に入ること。「墓友達」の略。シェアハウスのように墓を他人と共有する形態。
とのことだ。あくまで身寄りのない方が一緒に墓に入るという将来を安心させるための手段。とはいえお互いがそのように考えているのかは別物。
もしかしたら片方が「さみしいから一緒に死んでくれ」なんていう恐ろしい契約をしているつもりだとしたら「墓友」を見直したほうがよいのかもしれません。
この作品、子供が見たらトラウマになるんじゃないかと思う。
主人公がストーカーに付きまとわれる所とかは「声を聞かせて」に似てる気がする。
主人公が息吹き返して、墓友の墓参り行った時に
新たなメンヘラ墓友出現みたいな方が面白かったと思う。
でもこれはこれで奇妙だしOK。
墓友マジこわでした。しかも、最後のシーンは伊能ゆう子が、死んで渡辺エリが伊能ゆう子の墓に花束置いたときにそこから手が、出てきて渡辺エリが引きずり込まれてた。後、もうひとつは伊能ゆう子が渡辺エリの家に訪ねてきてたところです。しかも、朝に!ストーカーって、怖いです。あれが、自分だったら嫌です(;゜∀゜)
展開は予想通りだったが最後の演出怖いな
墓から手が出てくるのはガチでビビッた
墓だけに墓地(ぼっち)かな?
お墓から手が出るのは「キャリー」のパクリだね。あと、伊能ゆう子の住んでいたアパートと名前の落差が大きすぎる。
ストーカーする側の作品なら「追いかけたい」とか「ルナティックラヴ」とか、奇妙作品には面白い作品がありますよ
墓友怖かった
クライマックスシーンを設定してから物語を作ってったような感じ。面白かったですよ、怖くて。
身近な「奇妙」を取り扱った作品でした
もしかしたら明日自分の身に起こるかもしれない
今までの松木監督作品の中では一番の出来だと思う
この監督にはこれからも頑張ってほしい
怖い
オチは予想できたが最後の過程が予想以上に怖かった。
>墓だけに墓地(ぼっち)かな?
誰がうまいことを言えとw
これをみると分かるのは、最近の本がつまらなくなったと云うよりも、配役が「人気者の顔見世興行」になってしまったからつまらなくなったと云うことが分かる。
名女優を並べたこの話は本当に怖かった。オチよりも、展開が怖かった。オチは怖いと云うより驚かしだ。
特番シリーズでは昔からずっと人気者の顔見世興行してるんだけどね
最後の演出がガチで怖かった・・・
単なる脅かしや夢オチじゃなくて夕子の怨念が助かりつつあった千代美を自分の所へ引きずり込んだという人間の情念の恐ろしさを表した良演出だったと思う
それにしても千代子は見えてる地雷踏みすぎィ!
ベタだしオチ読めたけど、まあまあオモロイ。
もしや、最後のオチは、他局のニュース番組に間に合うように計算していたのか?
変に勘ぐってゴメンナサイ。
なんかストーリー全体にダークなオーラがただよっているなあ。
演出担当が松木創さんだったから主人公が夢の中でお墓に行ったときの引きずり込まれるのはなんとなく想像できた
ルームロンダリングっていう映画だったかな、渡辺えりが出演しててエンドロールで墓石の絵の横に彼女の名前があってこの話を思い出した。
飲み友達とか、打ち友達とか、喧嘩友達とか色々居るけど…墓友?…一緒に墓参りに行く友達?でも隣同士の墓…何か怖い。墓友は要らない…かな