放送回 | 2011年 秋の特別編 |
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キャスト | 松下奈緒、中越典子 |
脚本・原作 | 貫井徳郎 |
数々の賞を獲得した人気作家である主人公は、ある日、次回作の執筆中に電話を受ける。
相手は高校時代の同級生、及川真砂子だった。
「私の結婚式があるから来て」というのが話の内容。主人公は、ファックスで送られてきたその会場のホテルへと足を運ぶ。ホテルにはホテルマンがおり、主人公を会場へと送る。会場へ行く途中、大きな音を聞いた主人公は厨房をのぞくと、そこにはたくさんの肉や魚などが置いてあった。
しばらくして会場に着くが、誰もいない。仕方なくトイレに入った主人公は、そこでずぶぬれの及川を目撃。驚くが、そこに濡れていない及川が近づき、「先に行っているね」とトイレを後にする。トイレから戻った主人公は、持ってきた花と、及川からの賞への祝いとしての花を交換し、及川との会食を楽しむが、そこで及川が、次々と不気味な行動をとり始める(自分に近づいた男が死んでいった話や、主人公の元カレをメインディッシュにしたなど)。
驚く主人公だが、それは全て及川の演技であり、結婚相手はその元カレだと言う。安堵した主人公は、再び2人を祝おうとする。が、及川は「もう彼(結婚相手)はいないのよ。」と告白する。驚く主人公。実際に彼が消えている!そこに憎悪に満ちた及川が立ちはだかる。そして自分から大切なものを盗ったと叫ぶ。何のことだと聞き返す主人公に
「盗んだじゃない!あたしの小説!」
と吐く。そう。主人公の小説は、全て高校時代に及川が書いたものだった。
憎悪によって主人公の首を絞める及川。だんだん意識が無くなって・・・・・
・・・と、及川に起こされる主人公。全て及川の演技だったらしい。騙されたと思った主人公は怒り、ホテルを後にする。
自宅へ帰ってきた主人公。ふと見るとテーブルの上には及川からの花が。まさかと思った主人公がテレビをつけると、そこにはスペイン(?)の川で新婚旅行中の及川とその彼氏が亡くなったという事件を報じていた。そんな!と驚いた主人公は小説を執筆する部屋へ逃げる。そこの電話を見ると留守電が。恐る恐る再生する主人公。
「・・・及川です。言い忘れてたけど、アイビーの花ことばってもう一つあるの。」
主人公は恐怖する。そして、ふと棚を見ると、そこには及川からもらったのと同じ、アイビーに縛られた主人公の小説が。そこにパソコンが突然着き、パソコンとその隣のプリンターを照らす。
「まだ、仲良くしてもらうわよ?倉田先生。」
プリンターの出口を見る主人公。そこには一枚の写真が。それを見て恐怖の叫びを上げる主人公。そこには自分の小説と自分と共に、死んだはずの及川の姿が写った写真がぽつんと置かれていたのだった・・・
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コメントまとめ
久しぶりに結構怖かった。
これから毎日のように主人公の仕事場に現れる及川。
死んでも離れない及川に考えただけでぞっとします。
それにしても松下奈緒は美人だね。
好きです。助けてあげたい。
「馬鹿にしないでよ」と怒って帰った倉田先生は頭に相当血が上っていたのでしょう。原稿用の竜巻とか、普通じゃありえないのに。
ホラー系の話ですが、怖くもなく面白くもなく・・・
演出だけが際立っていて中身が無い話でした。
話の内容よりも、原稿用紙の嵐をどうやって再現したのかが気になった。
雰囲気は良かったな
世にも独特の感じが出ててホテルの不気味さとか良い感じ
ただオチとしては弱かったかな
あとホテルマンの人は夫婦が巻き込まれた事故の船の運転士で、だからホテルでビチョビチョだったって伏線がさりげないですよね。(事故のニュースを主人公が見る前の映像でその運転士の顔写真が映ってたのが不気味でした。またそれに触れるとこなく終わるあたりが…)
死ぬより付きまとわれる恐怖か
弱い。ホラーになっていない。ファンだからこそ、やはり厳しい評価をしておきたい。2ちゃんねるの実況でも「中学生が脚本を書いたのか」との辛辣なコメントがあったが、むべなるかなだ。
原作では、主人公は小説家ではなく、翻訳家でした。
どこがホラー系なのぜんぜん怖くも面白くもない。ただ世にもを気取ったつまんない話最近の世にもつまんないな。だったら世にも奇妙な物語じゃなくて世にもつまらない話にかえればいんだよ。
これは原作は小説の件は一切出てこないけど、原作のほうが怖いと思うよ。人が死ぬときの表現がリアルだし。
んー・・・ホラーってゆーかびっくり!!みたいなかんじだったな・・・
昨年秋に見てもう一度見たいと思っていたので再放送うれしかったです。怖かった・・。
いまひとつ…中途半端でした…
ホラー系
憑かれる…ていうか、疲れた(笑)。
どれが夢でどれが現実だか交錯するような話は疲れます。
夢だか想像だかのシーン、長いよー、みたいな(笑)。
よくどれが現実だったか分からなくなっちゃったりするんだけど、この話は結局全部現実なんだよね、一応。
要するに自分が小説を盗作した昔の友人が、新婚旅行先で亡くなって恨んで出て来たと。
で、死んだから遠慮なく恨みを晴らすわよ~~みたいな感じだったけれど、具体的に何をするんだろう…。
幽霊ものって一応怖いんだけど、具体的に何をされるのかよくわからないから…うーん…。
ぶっちゃけあんま怖くなかった(笑)!!
死んだ彼女、雨女じゃないけど不幸呼び寄せ過ぎ
小説パクられるのも自分の落ち度だろうな
結果としては好きな人と結婚出来てしかも一緒に死ねて良かったじゃん
化けて出るとかお門違い
演出は最高だと思うよ、
話がどうだ、こうだより、個人的にはこういう方が好き。
世にもファンはオチばかり気にし過ぎなんだよ。
プロアマ問わず物書きには怖い話だと思う
自分で考えたと思ってたものがそうじゃなかったという恐怖と
自分のものがパクられ、パクった人のものとして世間に広まる恐怖
でも周囲の男が全員死ぬとかいう設定はいらなかったな
本筋である小説パクと何の関係も無いし
公表されていないだけで盗作ってかなり有るらしいですよ。人が書いたのを真似しないで自分で書かないと意味が無いんですがねえ