世にも奇妙な物語データベース

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推理タクシー

放送回 2008年 秋の特別編
キャスト 谷原章介
脚本・原作 今邑彩「家につくまで」

ひどく雨の降る夜、男(谷原章介)は一台のタクシーに乗り込んだ。
運転手(佐野史郎)に行く先を告げ、一息ついた男。すると運転手が突然問いかけた。
「お客さん、芸能人じゃないですか?」
無愛想に否定する男。そこで会話が途切れるかと思いきや、運転手は過去に乗せた人間について話し始める。
タクシーに乗せた有名人の行動パターンは犯罪者のそれと似ている、大学生になる姪が言ってたんですがね、と。

やがて、話が半年前に殺害された女性キャスターの事件に及び、偶然通りがかったと称し彼女の家の前に車を停めた。
男は気味悪がり、早く車を出せと催促する。
それに従う運転手。が、話題を変えるつもりは無いらしい。
最初は、週刊誌から仕入れた情報を話している程度だったのだが、次第にエスカレートしていき、独自の推理を語り始めた。
最初はあまり関心の無かった男も、少しずつその推理に興味を持ち始めた。
「彼女はタクシーにスケジュール帳を忘れたのをきっかけにストーカーに悩まされるようになった。
だからきっと犯人は、スケジュール帳を拾えた彼女の次の客ですよ。」
「いや、そうとは限らない。」
男が反論した。
「スケジュール帳を拾ったのは、運転手かも知れないじゃないか。
そして女性キャスターのストーカーと化し、挙句殺してしまった…」
そこから二人の推理対決が始まった。
犯人の侵入経路や動機。女性キャスターのスキャンダルとその不倫相手の妻の変死、
そして彼女にまつわる悪い噂や、ストーカーとの関係。
やがて男はこう結論した。
「犯人はそのタクシーの運転手だ。」
沈黙する運転手。まさか、犯人は…。

「冗談は止めて下さいよお客さん。第一私がこの仕事を始めたのは三ヶ月前だ。
それまでは警察だったんですよ。まあ人間関係に疲れてしまって。」
運転手が妙に事件に詳しかったのはそういう訳だったのだ。
「そうだ、思い出しましたよお客さん。あなた、イケメンマジシャンの村西トムでしょ?姪がファンなんですよ。」
あっさり肯定する男。その表情はどこか謎めいていた。
「実は相方が俺とコンビ解消したがってるんだ。さっきもあいつのマンションで大喧嘩してな。」
「お客さん、どおりで。乗ったときね、これは何かあっただろうな、って顔してましたよ。」
男の目つきが微妙に変わった。それに気付く様子もなく、運転手は目的地への到着を告げた。
「悪いけどもう少し先行ってくれないか?」
運転手は了承し、再び動き出すタクシー。
「さっきの話だけど、例えば有名人を拾った場所の近くで関係者が殺されたってニュースを聞いたら、あんたはどうする?」
いきなり妙な事を聞く男に、訝しげに答える運転手。
「…私だったらやっぱり脅迫しますかね。冗談ですよ、通報します。元警察官なんでね。」
にやりと笑う男。手元の鞄をたぐり寄せ、ロープを取り出した。そう、タクシーに乗り込む前、彼の相方を絞め殺したロープを。
「もう少し先の路地裏まで頼む。」
なおも気付かぬ運転手は、ロープを手にしっかり巻きつける男を乗せ、暗い夜道を走り抜けていく。
いつしか雨はあがっていた。

コメントまとめ

雰囲気だけは一番良かったかな
終わり方がよくない

最後がしっくり来ないって言ってる人は、ちゃんと話見直した方がいい。
佐野史郎が「降りる前に芸を見せてくださいよ」 と言っている点。
そして、谷原章介が一度いっぱい食わされてる点。
ま、含みを持たせてるっちゃ持たせてるけど、
結局はここら辺が理解できていないと 消化不良な落ちかもねw

かなり良い出来。最近では一番面白く感じた。
ラストは何か物足りなかったが、
それは僕の観察力不足のせいだろう。

ラストがちょっと物足りない
佐野史郎の演技はいつみてもいい

さわやか系イケメンの谷原さんがこういう暗い役をするのが珍しくて良かった。
佐野さんの演技はいつ見ても素晴らしい!!

この物語昔あった
バイパスの夜ににてる

なんだか、佐野史郎とタクシーで 地獄のタクシーが頭の中を流れたなあ

なんだろうフラッシュバックだ

結末は違うとはいえ、手塚治虫の短編(夜のバイパス)にかなり似てるからこの話の原作者は手塚治虫の漫画のネタをパクったのかと疑わざるを得ない。雨の降る夜という設定まで同じなんだが。

最後はなんか…
しっくりこないな〜

結構引き込まれたが普通。

ったく、佐野さんはタクシーに縁がないというか・・

地獄のタクシーでは客として、今回は運転手としてバッドエンディング・・・
できれば、反撃してほしかったです。(あの後反撃できてるのかな?一応警官とか言ってたしね・・・)

元ネタは「家につくまで」で合ってます。

佐野史郎はいい演技するよな

もうちょっと、大逆転があっていいと思った。実は、殺そうとしていたが、実は、相方をとどめをさしたのは、タクシーの運転手だったとか・・。いろいろ二転、三転あったほうが面白かったと思います。

運転手は実は犯人
猫の〜とかはすべて後付けの嘘
自分の罪の償いに殺してもらうよう誘導した
だから 通報 っていう前に 脅迫しますよ っていった
そして客が運転手を殺してすぐに、運転手はやっぱり犯人だったと知った客が、殺すように仕向けられたと気づいて
心理戦に負けた客はタクシー運転手になり、推理タクシーを始める

と、思った

ってことでおk?

佐野史郎、推理という単語で過剰に
期待してしまいました。
内容は可もなく不可もなく。

最後のところは微妙。
でも大ドンデン返しはすごかった。
個人的に今回は去年の秋の特別編と比べると結構おもしろかったほうだ。

おもしろかった 最後タクシー運転手が絞め殺されて それがテルテルボウズみたいだから 雨やんだんだろ

まぁまぁ

佐野さんの演技がよかったです。

5本の中で2番目に面白い+奇妙だと思います。タクシーに乗る前、主人公が不安そうにしていた顔ってこういうことだったんですね

「家につくまで」が原作のようですよ。

佐野さんの出演で「地獄のタクシー」のパロディーかと思ったけど,ストーリー展開も,演出も,ラストは,もろに「バイパスの夜」だった。昔からのファンは昔の作品と比較してしまって最近のは,なかなか楽しめないね,

今まで見た中では面白いほうだったと思う。

今邑彩って原作者何冊も本出してるみたいだけど、この話は完全に【手塚治虫・夜のバイパス】のパクリだ。。。

巨匠の作品をパクるとはいい根性してるな

今回の中で一番面白かったし、よにきも、っぽい話だった。でも、某手塚治虫作品のパクリにみえるのは気のせい?

4,5話で一気に締まったね。
3話までは世にも史上最悪の回だと思ってたけど、
挽回してここ数年では上出来。
個人的にはこのシチュエーションで、「バイパスの夜」を思い出しました。

典型的なブラック系ですね。途中まではバイパスの夜を思い出させてとても良かったけど最後の終わり方が好きじゃないので★3つ。終わり方はバイパスの夜の方がずっと良かった。

推理、マジック、雷雨・・・
他にも私の好きな要素が詰まってワクワクさせられました。
(自分が雷雨の中、出歩くのは嫌ですけど)

以下蛇足。
最後は運転手が口止めの為に殺られるんでしょうけど、
あれだけの雷なら、打たれて共倒れも考えられますね…。

オチがよわい
雰囲気はよかったのに残念

これはよかった。落ちが不明確なのが連ドラ時代を彷彿とさせる。

2008秋の特別編の中で一番面白かった

最後が怖い・・・

雰囲気はよかったが今回のように悪人が勝つまたは想像させるような作品は嫌いです。

今回の五本の中では、紛れもなく最高の出来。
容疑者が順番に移り変わり、どちらが犯人なのか最後までわからないようになってる。緻密でよくできた作りで、とてもおもしろかった。

この約5年間・・・・世にも奇妙な物語は錆び付いてきてませんか?

世にも奇妙な物語も十数年・・・
もうネタ切れなんですね・・

前に似た作品があったけど面白かったので星4つで、こないだ原作よみましたよ。皆さんもぜひ読んで見てください。

5・6年前が一番好きだったな〜
連載小説とかサイゴノヒトトキとか・・・・・みなさんは?

この話は良かったけど。
他は微妙だったな・・・

谷原と佐野はよかったが、もう少しひねってほしかった。

今回の作品の中では最高傑作

結局最期はタクシー運転手殺されたんですね

面白かったけど、わりと普通の話でした。 それより下の愛国者さん。あなたのくだらない考えを幾つもの話のコメントとして投稿するのは止めてください。 非常に不愉快です。

俺的には最高傑作。

今邑彩さんの小説と激似すぎた

原作は今邑彩「家に着くまで」
世にも奇妙な物語は原作を使用する場合タイトルを変えることが多い。

ちょっとこういう系の作品に飽きてるかもですが佐野さんの演技は毎度のことながら不気味でよかったなぁ♪

サスペンスとして上出来だった。
最近のものの中ではかなりの高品質。

しかしあまりに教科書通りな作りのため
そこに物足りなさを感じる人がいるかも。

最近の世にもの中でベスト。昔みたいな世にもで良かった。オチわかったとか似たような話言う人もいるけど、面白い!

その辺のドラマよりも面白かった記憶がある。

心理戦、頭脳戦、推理合戦、様々な面白さを短い紙数の中に入れ込んだ労作。
最後の件(くだり)は、そもそも足取りを気にする男が、たかが雨くらいでタクシーに乗るかと言えばおかしな話なので減点。
単に驚くか怒る演技しかできない谷原より、
佐野の細部まで練った演技が光る。

見たけどなんか引っかかる。
運転手は本当に犯人っぽいし(警察や猫は全て相手が言っただけで何も証拠はない)そうなると最後ひと気のないところで都合がよくなるのは…
ただ運転手の方から殺す動機がないからそのままマジシャンが殺して終わりかw

そしてタクシーは闇へと消えた。世にも奇妙な物語

とびっきり奇妙じゃ無いけど、じゅうぶん奇妙だし、
タクシーの中だけってのが良いね!

いても経ってもいられずの人こわ!
見てるだけで、ぞっとした

世にも奇妙は、奇妙な人と遭遇する主人公が、実は一番やばい奴だった、
ってパターンが多い気がする。

って分かっていながら、今回も普通にだまされた。

ラストシーンは、「首絞められました~。けど、締まってません」のマジック芸を
運転手と一緒にやる、という含みで終わった(と解釈することにしました)。

世にも奇妙な物語の予備知識なしで見ると面白いと思う。
キャスティングの妙がある。
いかにも怪しげな佐野さんがまともな人だったり、エリート風の谷原さんが芸人で人殺し、ってところは意外性があっていい。

どんな仕事でもそうだと思いますが、乗り物に携わる人、特にタクシーの運転手は常に危険と隣り合わせなんです。御客さんは大抵後ろの席に座りますから。タクシーの運転手は無防備な訳で…息なり襲われる事は無いにしても…

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