世にも奇妙な物語データベース

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ゴミ女

放送回 2007年 秋の特別編
キャスト 松下由樹/甲本雅裕/佐々木すみ江
脚本・原作 柴田よしき「隠されていたもの」

 主人公はある日上司の命令であるゴミ屋敷の主人を取材に行くよう告げられる。
訪れた家には様々なゴミが積み上げられていた。
家の主人である老婆と会う事が出来た主人公は様々な質問をするが老婆はただここにあるのはゴミじゃないと告げるだけ。
そんな中主人公は赤い腕時計に目をとめる。
それはかつて愛した男からもらった腕時計だったが、別れ際自分が捨てたものだった。

再び老婆の家を訪れた主人公はゴミの中から更に様々なものを見つける。
筆箱、手帳、子供のおもちゃ
老婆は人は物を捨てると同時に人生も捨てる、ゴミはそれの人生を引き受けているのだと告げる。
やがて主人公は一本の万年筆を見つけた。
老婆は欲しければ持って帰ればいい、いらないものは置いていけ。ここにある限り誰の手にも渡らないと告げる。

 主人公は見つけた万年筆を手に記事を書き上げる。
やがて主人公の書く記事は売れ出し生活が多忙になる。
反面、夫との仲はさめたものとなっていった。

半年後、売れっ子作家となった主人公はあの老婆の家を訪れる。
老婆は再び欲しいものがあれば持って帰れと言う。
見渡すと、売れっ子になりだしてから捨てた数々のものが目に付く。
昔の服、記事、そして万年筆
それを見て主人公はここにあるものは全てあなたのものだと告げる。
老婆は再びここにある限り誰の手にも渡らないと笑って告げる。
ゆっくりとお茶を飲む二人の奥に、結婚指輪をはめた男の手がゴミの中に埋まっていた。

コメントまとめ

話自体は及第点ギリギリ位だが、ゴミがテーマに来ていて映像として何度も映す事は大きなマイナス。もしやるならそれを覆す位のものが欲しかった。

ホームレス観漂う・・

平気でものを捨てる世の中の風刺ですかね?
今回唯一の怖い話ですね

まあまあの作品。ストーリーもオチもいつもの(いや少し古い)奇妙な物語。

楽しいよね♪

最後のってマジありそうだな。普通に。

こういう精神的に追い込まれる感じの好き・・・笑

いや〜殺人ですか・・・・w

今回の中では良かったほう。
おちは見せすぎだと思った。手が出てくるのは直接的過ぎる。
演技力で何とか持ってた印象。

完全犯罪じゃないすか・・・
あのばあさんは死体と暮らしていて平気なのか

メディアでゴミ屋敷の特集をやっていたこともあり、これを明るい意味に変えた点はよかった。
ただ、「万年筆を旦那に壊されたために、旦那をゴミにした」という点は「ゴミが捨てられない」と重複しているのでそこは変えてほしかった。

私は、主人公が遺体を持ってきたことを老婆は気付いていたと思います。
勝手な解釈ですが、老婆はこのような事態も計算済みというかというか・・・
予測していたのではないでしょうか。あれだけ沢山のゴミ(人の人生)を家いっぱいにしているのですから、
過去に何人も主人公のようなライターが犠牲になっているのではないでしょうか。

はじめに家に入った時点で
なんとなくオチがわかってしまった・・

老婆の演技がおおげさすぎると思う

ゴミを捨てることは、自分の人生を捨てること。
今回の作品では、一番不気味で深いですね。
確かにオチは見せすぎなとこがあるけど、旦那さんに間違いないですよ。
まあ作品の感じ方は、人それぞれってことで。
死体が絶対に出てこない完全犯罪ができた(主人公が老婆を利用した)ということなのか、
主人公はまた自分のエゴのために大事なものを捨ててしまった(老婆が主人公を陥れた)ということなのか、
いずれにしても、「捨てる」って怖い。

老婆の演技よすぎ!!松下さんが出てきただけで、ああもうちょー楽しみって思ったのに、老婆の演技が松下さんを覆わないか心配になるくらい雰囲気といい、迫力といいよかった。でも、もっといっぱいあるよ、自分で探しな と老婆に言われたときの松下さんの表情、やっぱ女優だなって思わされた。よかった

こんにちは。
僕も「世にも奇妙な物語」が好きで毎回、放送するたびに見ています。

「ゴミじゃない!」って言い張り、大切に扱っていると言う割には、イスに座るとき袋ごと投げていたじゃないか!
と、ツッコんでしまいました。

それと、フリーライター(?)の女性が、ゴミ女に質問しながらお茶を出してもらっていた部屋ありますよね?
一番最初に、あの部屋に通されたとき、画面右下にトリビアの泉でお馴染みの、「へぇ〜ボタン」と、「ちょ金魚(?)」っていうのが置いてありましたよね!
お気づきでしたか?
「へぇ〜ボタン」はフジテレビだから分かりますが、「ちょ金魚」はなぜでしょうか?
「ちょ金魚」は見間違いの可能性が高いです。

このことは、もう書いてあったらごめんなさい!

普通に考えたら老婆も死体の存在に気づいてるでしょう
この物語で面白いのは、捨ててしまった誇りや自信を拾い成功した主人公が、今度は
邪魔になってしまった。夫をころして捨ててしまうという。矛盾というか大人の怖いところを
最後に出しているところでしょう。そして捨ててしまうことを了承する、老婆もまたブラックなところ。

なんで、男の人の手が埋まっていたんでしょうか。

「ゴミが その人生を引き受けている」という観念がものすごく興味深かったです。オチは定番と言えば定番ですが、出演者の演技力があまりあるほどにカバーしていました。面白かった!

今回のSPでは一番マシだったと思う。
オチは早い段階から読めてしまうが、
視聴者と近い側だったはずの主人公が
だんだん遠くへ行ってしまう雰囲気はよかった。

これとにてる作品を色んな所で
見てきた ありきたりすぎ
最近の世にきもは手抜き過ぎると思う
ファンなだけに悲しい

ちなみにこれだったら関よしみのコミック
「鮮血の法則」に載っている「捨てないで」 のほうが話は似ているが
全然おもしろい

あの手は旦那のにちがいない。

「隣の声」の頃からほとんど容姿が変わってない松下さんの存在そのものがある意味奇妙ですね。
このテーマを取り上げたのは時事的にもよかったと思います。

今回のはどれも30OVERには心に響く作品が多かった。ちょい感動系が多かったから,こうゆう作品が逆にうれしいね。オチはがよめるのは仕方ないでしょ・・・あんなにしっかり手を見せることもないと思ったけど。まぁ変に若い役者使ってないから安心して!?見れるよ。

松下さんの演技は安心して見れました。
でも主人公、性格悪いな。いいのか?

あの老婆はゴミのなかに死体が埋まってることに気づいてないのではないでしょうか。
つまり主人公は老婆をだしぬいているということです。
主人公が掘り起こさない限り、老婆1人の力で死体を見つけることは不可能に思います。
根本的にあのゴミの山は老婆が自分の手で拾ってきたものかどうかという話にも通じますが、老婆さえも死体が埋まってることを知らないほうが、より恐怖が増すのではないでしょうか。
皆さんはどう思いますか?

主人公が〔ここに隠しておいてくださいな〕と言った時の悪そうな顔が印象的でした。
この老婆も死体が埋まってることを知らないんだ・・・と言う解釈を加えるとよりおもしろい気がします

やっとよにきもらしい物語だったと思います。あの手は絶対旦那のだとおもうんですが…。いらない物は捨てる…ですから……。

僕的には、なかなかでした。

主人公のように、自分も自分にとってとても大切だった物を気付かずに捨てているんじゃないか。すごく考えさせられる話でした。
なにより佐々木さん?お婆さん役の方の眼力と語り口に飲まれました。
たいした動きもない役なのに、凄い演技力だと思いました。

ありきたりのストーリーでも、別の意味で深い物を感じました。

「人がゴミのようだ!」某有名悪役の名言ですが、まったく関係ありません。
最近ですが、部屋の掃除をしました。
「思い出」を捨てるというのは身が引けましたが、捨てなければ量が増えるしもっと考えれば、「思い出」というのは少しあれば十分で、多すぎるとそれは「思い出」の質を下げることにもなりかねないので大半を捨てました。結構清々しいものです。
・・さてこの話ですが、キャストの演技力(特に主人公と老婆)に感服。主人公の変わり具合がよく分かります。良かった。
この後の展開を想像してみたら、主人公があの後からちょっとしたことで物をいらないと決め付け、捨てていくという破滅的な展開しか浮かびません。ネガティブです。
ある意味の「潔癖症」ですね。長文スマソ

ご主人さんを殺して捨てた…なんで主人公さんは警察に捕まらないんですか?

話が深いね

おもしろかった。2人の大女優による掛け合いは見もの。

主人公が老婆に心を許していく(?)様を、湯飲みに入った"お茶"で表現しているのもよい。初めはまったく手をつけなかったのに、ラストはどこかすっきりとした表情でお茶をすすっているし。

老婆の理論も、"捨てる"ことについてなかなか考えさせられるものだった。

唯一の欠点は、オチが読みやすかったところかな。「いらないものは捨てるしかない」の直後に夫を画面に映しては、(「世にも〜」をよく見る人ならば)いやでもオチが見えてしまうのでは。

あたしも、ゴミとゆうか物を捨てられないんです。部屋がきたないです。

こえーよ ほんとにこえーよ

近年の世にも〜シリーズの中で一番まとまっている作品だと思います。

出演者の方々の演技が凄かったですね。
オチはありがちかもしれませんが自分は好きな作品です。

すっごい怖かった
ありえないっちゃありえないけど
ありえるっちゃありえる話

こういう神秘的な奥深い話大好き!

捨ててきた過去、忘れようとしてきた記憶を再認識し、新たな自分を生きはじめる。

このテーマ、好きです。
老婆の演技もいい♪

プロローグ タモリさんがゴミ袋を漁りながら話す「普段、何気なく捨てている、『ゴミ』。しかし、そのゴミを見てると、捨てた人の趣味、志向、癖、かいづかでは、遥か古代の、生活様式まで推測する事ができます。もしあなたが、プライバシーを守りたければ、出来るだけゴミは捨てないことです。」タモリさんがゴミ袋を背負って立ち去り、本編スタート、だったと思います。

最後 ぞぞっと来た

これは怖いですね夫がゴミにされてるとことかが怖い・・・

おもしろい!

どーでもいいけど菊池均也さんは
この年の春の特別編にも
「ヴァーチャルメモリー」で出演してましたねw!

これと似たような実話をテレビで放送していたような・・・ 内容と言うより現場が・・・ 小島よしおなどがゴミ全部片つけて掃除していた内容だった気がします

主人公はこれまでの人生で様々なものを捨ててきた
時に恐怖に負けて友情を、時に金の魅力に負けて愛情を
その果てが愛の無い夫婦生活やゴシップ記者だった

しかし彼女はあのゴミ屋敷で自分が今まで捨ててきたものを知る
そしてそれを拾い直し、もう一度人生をやり直す

その結果彼女は大きく成功し多忙になるが、その内に今度は今の夫が邪魔になる
彼女は夫を殺す

今までの人生で捨ててきた大切な誇りや愛を
彼女はようやく拾い直したのに、今度は殺人でもって彼女は人の心を捨てた


ゴミ屋敷の老婆が差し出すお茶、初めて来たときは気持ち悪いと思っていたのに
最後は死体が埋まっている部屋で事も無げに、実においしそうにすする描写で
話は終わる

最後の松下さんの不気味な笑みが印象的で私的には良かった

「過去が届く午後」は物を返されて、 「ゴミ女」は物を預かるってことか?

面白い世界観念。ゴミおばちゃんは、人間の人生を守る神、もしくは人間の人生を取る悪魔かもしれない

これは隠れた名作の中でもパパは犯罪者にならぶかもしれない。

「本当はもうわかってるんだろう!、自分って物自体、ゴミにして捨てたいって」このセリフに泣きました。

あの女はゴミ女じゃなくて、彼女を助けた天使でしょうね

ゴミがどさどさっと出てくる感じがなんともいえない!老婆の感じも怖くて…
あんな入れ物でお茶は飲めませんよね…(笑)

ゴミには捨てた人間の人生が詰まっている。

ゴミ屋敷を舞台にサスペンスとアフォリズムを織り交ぜた「ゴミ女」。
お金を払えばどんなものも簡単に手に入れられるがごとく幻想が敷衍している日本の社会で、ゴミは日ごと増え続けています。

そのゴミにはやむを得ず捨てなければならなかったもの、
単にいらなくなっただけのもの、
過去を清算するために放り投げたものなど千差万別です。
捨てた人間の想いがたくさんこもったゴミもあり、
その中には“自分自身”をも含んでいるかもしれません。

「ゴミ女」の物語構造は“異界譚”です。
心が満たされていない主人公がゴミ屋敷という“異界”へ行き、
そこの住人である老婆と出会うことで日常が変わっていきます。

得てして、異界とは何かを得る場所。
浦島太郎は“玉手箱”、雀のお宿へ行った翁は“ツヅラ”を貰うように、
そこでは何かが主人公に差し出される場所です。
それが幸か否かは別として、
異界を出たときはその前とは違った自分(心の状態)となるのが、
“異界譚”のおおよその流れでしょう。

佐々木すみ江さんの迫力ある演技と、フィルム風の映像がいい。

彼女の言った冗談=ワガママな奴とは限らない

この作品は現代の競争社会や、人間の基本で持っている、ずる賢さを肯定する話。
生きるためには、心を鬼にして捨てるものもある。
それが人間関係であっても、自分が得なほうを選ぶもの。

マジ怖かった~!!
お茶してる場合じゃない~!!

キャアアアアアア~~~!!!!!

最後がとんでもなく怖かった

だらしない奴ほど理屈をいうもんだ。

ゴミ婆さん迫力ありすぎw
嫌な女が最後まで嫌な女のままでいてくれたのが良かった

掘出し物見つけて、持ち帰ります。

自然発火しますよ。ゴミの山は。だから止めましょう。

大好きな話です。

えええええ!この女の人怖いです!

個人的にはある意味ハッピーエンド

持って帰った万年筆を捨てて、夫も捨てたって事?

毎日人を遣ってると塵は絶対に出る。塵が出なかった日なんて今迄に一度も無かった。だけど考えてみたら、世の中に本当の塵は何れだけ有るんだろうね。リサイクル出来る物は塵じゃないよ。殆どの物は別の物に生まれ変わるし、生塵だって肥料に成る。そう考えると、塵って数える程しか無いんじゃ…でも結局面倒だから捨ててしまうのが人なんだよね…

初めて映像を観た際、佐々木すみ江演じるあの御婆さんは、松下由樹演じる主人公が過去に捨ててきた数々のゴミをどうやってあの屋敷に片っ端から持ち込んだのか?などの疑問を抱いたものだが、あのゴミ屋敷自体が奇妙な世界だと考えると我ながら野暮な御話だと割り切れてしまった。
過去ログでも近似する話があった気はするが、初めてあのゴミ屋敷に入った時には不快感を露わにしていたのに、売れ出した後は自身も奇妙な世界に順応してしまったことを示唆するかのようにゴミ屋敷内で慎ましげに御茶をよばれる主人公‥‥近くに自身が殺した元旦那の死体も埋もれていることも含めて、和やかなようでゾッとするラストだとも思った。

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