世にも奇妙な物語データベース

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サイゴノヒトトキ

放送回 2004年 春の特別編
キャスト 永作博美
脚本・原作

「賽の河原」行きのバスがバス停に止まり、永作博美らが、次々と乗り込んでいく。
バスに乗ったのは、夫婦、婆と孫、ちんぴら、浄水器のセールスマン、刑事、運転手だった。
バスが出発すると、曲がり角に修理中の車が。
曲がりきれずにバスは崖から落ちてしまう・・・。
その瞬間に時が止まり、バスが空中で浮いたままになってしまう。
〜ここからカメラがすべてバス内〜

空中に浮くバスに、バス内の皆が驚いていた。
すると、刑事が「人間死ぬ前はアドレナリンかなんかで、時が止まっているように見えるんだ」と説明。みんな納得する。
すると、浄水器のセールスマンが、死ぬ前に浄水器を売りたかったと嘆きだす。すると、主人公の永作が買うといって、永作のかばんの中からたくさんの札束を取り出し、75万(?)を浄水器のセールスマンに渡した。セールスマンは、とても喜んでいた。
その様子に、永作は馬鹿馬鹿しいと思うのだった。
次に何があるかと思ったら、夫婦(妻)が死ぬのを待つくらいなら、いま窓から飛び降りたいと言い出す。

永作は、「飛び降りてみろ」と言う。
夫は飛び降りようとする妻を止めた。
「死ぬときは一緒だ」その中で夫婦に愛が芽生える。
すると、永作は「感動物語もいいけど、あんたたち自分の置かれている状況分かってるの?」と完全にあきれている永作。
次は、刑事がこう言う、「死ぬ前に時効3日の犯人を捕まえたかった」と。
刑事は、犯人の写真を取り出す。するとその写真の人物は、バスの運転手ではないか。
しかし、刑事は犯人に手錠をかける様子もなく、「俺は今までいろいろな悪人を見てきたが、お前は違う。今まで苦労してきたのがよく分かる。」などと、言い出す。
犯人も、「すみません。私も自首しようとしていたところだったんです。」と言う。
そんな中で、犯人と刑事の間にも何か暖かいものが芽生える。
すると、永作が「こんなところで浪花節が見られるなら、おひねりのひとつでもあげましょうかしら」などと、馬鹿にしている様子。
次は、婆が「死ぬ前に、孫が立つところが見たかった」と言い出す。

どうやら孫は足の病気らしい。
すると孫は「どうせ僕なんて生きていてもしょうがないんだ」と言う。すると永作は、「私はもともと自殺をするつもりだった。」と言い出し、劇薬を孫にすすめる。
で、チンピラは「お前みたいなやつを見るとむかつくんだよ!」と孫に言う。どうやらチンピラの弟は、甲子園を目指して必死に練習して、事故に会い、死んでしまったそうだ。
「こんなガキを育てたお前が悪いんだ!」と言い、チンピラは婆に殴りにかかる。
すると、「おばあちゃんをいじめるな!!」と言って、立つ孫。
なんと、孫が立ったのだ。
一同騒然。孫が立てたことに、チンピラも喜ぶ。
チンピラはわざと孫を立たせるために、婆に殴りかかったのだ。
そんなチンピラと孫の間にも友情が芽生えていた。
永作はまだ馬鹿らしいと思っている。
永作は、会社のお金を横領し、会社の人を困らせていたのだ。
そして、自分は自殺しようとしていた。
しかし、そんな永作に、みんなは「ありがとう」と言い出す。
永作は「何でお前たちは善人ぶってんだよ」と言う。
しかし、みんなは永作に「ありがとう。君のおかげで〜〜」と言う。
そんな永作は、「そんなに優しくされたら・・・私・・・」と初めて心を開き始める。
そんな中、とまっていた時間が動き出した。
永作「私たち・・・天国に行くのね。」
バスの全員が思い残すことなく、天国へ行く・・・はずだった。
バスは崖から落ちていったが、中の人間全員が無事だった。
「私たち・・・助かっちゃったみたいですね」
すると、バスの中は大荒れ。
永作は、セールスマンから75万円を返してくれ、と言い。
刑事は犯人を逮捕し、夫婦は喧嘩をし、チンピラと孫、婆も罵り合いをはじめる。
永作は「どうしちゃったの・・・みんな・・・」と言う。
すると、永作のかばんの横領した大金の上に、拳銃がコロリと落ちる。するとみんなは「ハッ」とする。
その瞬間バスの中に銃声が響き渡った・・・

コメントまとめ

テレビで見たとき、最後早すぎて何が起きたかわからなかったけど、やっとわかりました。永作さんは最後拳銃で自殺したってことですよね?

これは好き。面白かった。 薄ら寒いほど死を迎える心構えをした人々が結局は元通り。永作の呆然とした表情が素晴らしい。 銃声は、色んな意見があるだろうけど、永作自殺がいい落とし所かなぁ。

結局、普通に戻れば人間こんなもんですよね。そこがよかった

ん?いまいち意味がわからない・・・最後なんでみんな元に戻るの?しかも何で永作は自殺するの?

でも 拳銃の場所が私はよくわからなかったので もしかしたら違うかもしれません:w スミマセ コナン> 拳銃で殺しあったのか、撲殺しあったのかということがいいたかったのですw

あまりにもベタベタ…。 まあ笑えたけど。

永作さんの美しさが救いでした。

ピンクの服着た奥さんが 「イヤーッ!」って叫ぶところが 面白かった(笑)

永作さんの演技は良し。同乗する多数のキャラの個性もいいね。オチはまあまあかな。評価は75点で。

面白かった。

まあ生きてて良かったね

感動しました!! このお話すっごく好きです 私が1番最初に好きになった作品です

バスが空中で停止した後の展開は、 セールスマンから永作が浄水器を買う(37万円) →(中年夫婦の妻の方が「何とかしなさいよ」と騒ぐ) →刑事と犯人(バスの運転手)の浪花節 →中年夫婦の妻が飛び降りようとするのを夫が止めて2人の仲が元に戻る →ヤンキーがわざと老婆を煽り怒った孫が歩けるようになる →みんなが永作に感謝する →バス転落 →河原の木でバウンドしてバス無傷で着地 →バスの中が大荒れ →札束と一緒に拳銃が転がり出てきてみんなそれに注目 だったと思います。 最後は夕日をバックに修理中の車が発進した所で一発の銃声があり、場面が変わってバス停で待つタモリが「バス着ませんねぇ」と言っていました。

最後は栄作サンが拳銃自殺したとしか考えられないですよね⌒ でもこの作品馬路好きです♪

苦笑するしかない。永作さんあんたは 名女優だ!

地味に最後事故の原因となった奴も、
卑怯に逃げ去ってるのがいいね。
現実はこんなもんですよ。

面白い、今までにない作品。

助かったせいで悲劇になってしまったね
とは言っても 助からなければ死んだ訳だから
どっちにしても悲劇だったんだけどね

映画版戦場に架ける橋と
原作版または実際のクワイ河に架かる橋のエピソード
の関係に似てるな

あのままバスの人間が全員善人になって死亡なら映画版
ドラマ同様に死に損なって泥々になるなら実話や原作
といった感じだね

確かに後から考えたらベタなんだけどこのぐらいの感じが丁度よくて大好き。世にもでは出来のいい話だと思う。

誰が銃を撃ったんでしょうか??
気になりますね・・・(^_^;)

おもしろかった。
人間って、やっぱり死ぬ間際になるとこんなふうにキレイになってしまうのだろうか。

「立った」「立った」「たかしが、立った」には笑った。パロディ?
バスが「賽の河原行き」というのも、ユーモアが効いている。

ラストシーンもお気に入り。主人公自殺の説がわかりやすいけど、私は結局は全員が死んだ(殺しあった?)んじゃないだろうかと思う。
そうじゃないと、バスの中で時間が止まったこと自体、意味がなくなってしまうし。

ところで、シーンの所々に傾いたバスのカットが入るけど、よーく見ると少しずつ傾いているのがわかる。(早送りで見るとわかりやすいかも。)つくりが細かいなぁと思った。

この話は…なんというか・・・
バスの中での時間がなんか・・・
いいですね

永作さん大好きです!!

なんか好みじゃないなー

古典的で面白いのが、面白い。

最後の銃声は永作さんじゃなくて、
そもそもバスが落っこちる原因になっちゃった車の持ち主が自殺したんだと思います。
「俺のせいでバスが落っこちて人が死んじまったー!!!」ってことじゃ・・・?

良かった。
死が近づくと人間、急に精神が尊くなって
他人の痛みがわかったりするんだよね。
(カラマーゾフの兄弟みたいな)
最後はやっぱ永作さんは自殺…だね。

タモリさん、かわいそう

「結局、永作が全員射殺したあと自決」に一票

最後のはあのバスが「鉄砲水」に飲まれて結局みんな笑顔で死ねずに終わるというブラックなオチだと思ったのですが・・・どうでしょうか?
鉄砲の音は鉄砲水を暗示してるのかなと思いました。
でもそれだと鉄砲を見せてる意味が良くわからないですよね・・・・・・

プロローグ 「人は天国に行くとか、地獄に行くとか言います。それが本当ならば、今生きているのは、そのどちらにも行けないからなのかもしれません。」

ハッピーエンドかと思った。

すみません、私の解釈になってしまうのですが、
自分が死ぬとなると、他人の痛みも感じられるようになったのに、いざ助かるとなると、まさかの大喧嘩になってしまい…そんな時、大金と拳銃が…車内は大金を巡り、拳銃を使ってでも、その大金を手に入れようとまた乱闘が始まる…と、解釈しました。人間の感情って変わりやすいし、醜いものですよね〜ってことなんですかね?
好きなお話です。

マジ面白い!
人間を皮肉ったメッセージ性ある良い作品だったと思う!
あのセールスマン役の人なんかカワイイ…


ケンカしてる夫婦の夫役の人ってどうしても
「ユノモトカズオ、脈拍正常より約5%上昇」
「許容指数とみなします。(樹木希林)」


のイメージしかないわw

最後に出てきた拳銃は誰の所有物ですか?
やっぱり、主人公の物なんですかね?

生きているからこそ、欲もあるし人に悪意も向ける。死ぬならもう何も要らないから無欲になれる、何もおそれないから強く優しくなれる。
生きるのは醜い事だけど、同時にそういう事にまみれて行く事でもあるんだなあと考える一作です。

平和だねぇ〜〜、バスの中だけ。

孫役に須賀健太君が出ていますwww

ラストの銃声は単なるオチでしょw

原作はないんですか?

星新一で似た話見たことあります

10年ぶりに見ました。よかった。永作さん可愛いですね。
助かった後に、みんな元の自分に戻ってしまったので、オチは主人公の自殺だと思います。

最後のバスの落ち方不自然過ぎてワロタwww

ラストのオチは永作さんが拳銃自殺では無いと思うよ
拳銃が出てきたシーンでそれぞれの顔のアップが出るんだけど
そこで永作さん自身も驚いた表情してる。(そもそも彼女は薬で死のうとしてたはず)
その中で唯一ニヤりとしてる人がいるから、その人が銃を撃ったと思われる
平穏から修羅場を表現したかったのだろうけど確かに分かり難いオチだ

感動とブラックと少しコメディが少し混ざった作品ですね
よしえ役の人の叫ぶ所が面白いww

37万円だったかと

確かにww
チンピラのエンジェルだよって吹き出してしまったよwww

「いかがでしたか、5つの世にも奇妙な物語。
5人の主人公たちは、ただ奇妙な世界からの手紙を
受け取っただけ。そして今や、新たな奇妙な
郵便配達人として、そして自転車を走らせています。」
1通の手紙を受け取るタモリ。
「あなた宛です。」
「奇」と書かれた手紙がアップして
エンドロール

ラストのオチはお金を巡ってみんなで殺しあうということ。
お金(6000万円の一部)と拳銃が一緒に写るシーンがそれを伝えている。
バスが崖から落ちたのだからみんな死んでてもおかしくないと瞬時に考えたんでしょう。
ちなみに、拳銃が写ったあと乗客の顔がひとりひとり写るシーンがあるが、
浄水器売りの男だけ少しニヤッと笑っている。この男がラストシーンの銃声の引き金を引いたんだろう。

事故の原因になった男も最後逃げ出してるし、
結局「人間は都合がよく、自分のことしか考えていない」ということがテーマ。

人生が終わると誰もが思ったから悔いが残らない様にと。でも死なずに済んだ事から喧嘩に発展して…分かるけどね。大金を払った男が居たみたいだけど、死ぬなら必要無いんだよね。だけど生きてると絶対要るからね

えーこれリアルタイムで見たの覚えてるけど、2004年放送だとしたら3歳ってこと?そんなんありえる?よほど印象に残っていたのかな。

永作って主人公の呼び方だから
ずっと男だと思って読んでたわ。

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