世にも奇妙な物語データベース

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殺し屋ですのよ

放送回 2004年 春の特別編
キャスト 観月ありさ
脚本・原作 星新一「殺し屋ですのよ」(『エヌ氏の遊園地』収録)

バーで酒を飲む男(大倉孝二)。この男、大学で同期だった友人に研究していた内容の発表を先越されたのだ。そのことで上司に大目玉をくらい、同僚にも「出身が同じでもここまで違うものか」とバカにされる始末。
大学のころは、男の方が勉強はできていた。それに比べて同期の周りにはいつも女がいて華があった。

『人生は、不公平だ・・・』

ため息をつく男。そこへやってくる女(観月ありさ)。ドライマティーニを頼み、男を見るなり、
「あなた、似ている・・・」
「えっ?」
「いいえ、気になさらないで。」

これがきっかけで会話を始める二人。
「さっきの、似てるって何に似てるんですか?」
「初恋の相手。」
「また、冗談がうまいなぁ」
笑う男。
会話は職業の話になる。
「職業は何をやってるんですか?」
「私、殺し屋ですのよ。」
信じられない男に、劇薬のタリウムを取り出したりと、本物であることを示す女。
「あなたにも殺したい人がいるなら、いつでもよろしいことよ。」

翌日、男の携帯電話に女から電話がかかってくる。
「殺したい人はいらっしゃるかしら?」
ふと、あることを思い出す男。
「います!」

夜、フランス料理店に呼び出された男。そこで男は殺したい人を女に話す。それは研究の発表を先越した同期であった。
その日から、仕事中にも同期がどうやって殺されるのか、女はどう殺すのかを考えるようになる。

さらに後日、男は今度は焼肉店に呼び出された。女が言うには、
「一ヵ月後に、あなたの殺したい人は誰が見ても自然な形で死ぬ。報酬は三百万。」

それから何度か、男と女は会った。男は会うたびに女に魅かれ、仕事にも熱心になり、だんだんと明るい性格になっていった。

そんなある日、
「おはよう!」
「聞きました?先輩の同期、亡くなったらしいですよ・・・。」
「・・・えっ?」

葬儀会場に出向く男。おばさんが会話をしている。
「心臓発作だったらしいわよ。」
「若いのにお気の毒に・・・」
女の言葉を思い出す男。

後日の夜、人気のない場所で密会する男と女。男は女に報酬の金を渡し、
「初恋の相手だって言うのも嘘だったんだろ?」
「それは本当よ。」
去っていく女。

ある病院にて、医者二人がレントゲンを見ながら会話をしている。
「これはもう駄目だな・・・。」
「そうですね・・・。あ、そこの君!」
近くにいた看護士を呼び止める医者。
「これを持っていってくれ。」
「わかりました。」
その看護士はあの殺し屋の女だった。

殺し屋の女は、病院のカルテやレントゲンを調べて死が近い人たちを探し出す。さらに、その人物を恨んでいるような人物を探し出して接触していたのだ。

新たなターゲットを見つける女。ドライマティーニをたのみ、ターゲットを見るなり、
「あなた、似ている・・・」

『人生は、不公平だ。人が死んで悲しむ人も、喜ぶ人もいる。その、人が死んで喜ぶ人こそ、私の狙うターゲット・・・・・』

コメントまとめ

個人的にはこの話のオチを先に知っちゃってたんでアレだったけど、なかなか良く出来ていたと思う。

これ週間ストーリーランドでみたー!

どう見てもアクマだねえこの人

観月の演技に深みがなく、台詞も棒読み。 せっかくの良いストーリーが台無し。

面白かった。大倉孝二がまたいい味出してます。

なぜ人殺しができるのか? それはカルテを日常的に拝見できる人間で、人の生命に携われる事に一番近い人間。スパイを目指している皆さん、ヒントになったのではないでしょうか。

大倉さんいい

う〜ん。。。先が読めた。 脚本もちょっとありきたりかな〜〜 でも話のテンポがよかったからまぁそれなりに見れたよ。

昔木曜にやってた週間ストーリーランドでみました!(という人多いのでは?)でも好きな話のひとつです!!

良く出来ていた!!!観月ありさ面白かった!

星新一の作品は大好きだけど、これの映像化はなんだか物足りなかった。観月さんの演技がぎこちなかった気が・・・。
あと、この話の主演って大倉孝二さんじゃないの?と思った。

それとタイトルロゴの雰囲気とか出し方が古く感じた。意図的にやったのかもしれないけど。

星新一さんの話は大好きなのでよかったです。
もっとシュールな感じでもよかった。

観月さんの演技、良かったです。楽しめました。

報酬は一千万ですよね

これ、週刊ストーリーランドで見たなあ
ターゲットは違うけどさ

ってゆーかこの女サギだろ。
ということは、報酬を払わずにバックレても無問題だったろうね。結果論だけど。

週刊ストーリーランドで見たと思ったら
星新一の原作だったのね
NHKで映像化されてる

ここにコメントを書いてる人の中には
悪人の主人公が奇妙な世界によって
悲惨な最期を迎えるのに快哉を叫んだり
現実にも起こることを願う旨のコメントを
書き込んだりする方がいらっしゃいますが
気をつけましょうね…。

『人が死んで喜ぶ人こそ、私の狙うターゲット・・・・・』

こういう作品は棒読み演技だからリアリティがあって面白い作品では?

観月さんの殺し屋よかったなぁー!
ピッタリな感じがしました!
オチも好きでした(・∀・)

星新一さんの原作の話自体は昔から知っていましたが、ドラマ化に当たっての観月ありささんの配役にいい意味で爆笑しました。やっぱり『ナースのお仕事』のパロディ的な配役だったんでしょうかね?
もし『お仕事』本編で朝倉がこんな副業してて、それを松下由樹さんこと尾崎センパイが知ったら、絶句間違い無しですね(笑)

センパイ「朝倉、あんた最近妙に羽振りがいいわね。何かあったの?」
朝倉「えー、気のせいですよぉ。それよかみんなで今度、旅行行きませんー?」

2人とも演技がうまいと思った。
あけすけな殺し屋を演じる女性が魅力的。
フランス料理のお店でのドレス姿と酔った様子が美しい。

観月ありさはロングセラー女優だよな。

冒頭のピンヒールがセクシー

原作読んで間もなくこれが放送された

酔っ払って転寝しちゃう「殺し屋さん」…実は壮大な(?)詐欺だったというオチなのに何かほほえましくなってしまう…奇妙な話ですね。

自転車に乗った郵便配達人がタモリとすれ違う。
「ようこそ奇妙な世界へ。夜更けに配達される一通の手紙、
きっとそこに記された内容はあまり良くない知らせだと察しがつきます。
古来、彼らのような伝令は特別な役割を負っていました。
紀元前494、ギリシャがペルシャに対して勝利した知らせを伝えようと
マラトンの街からアテネまで走ったという伝説が今日のマラソンに
なったくらいです。しかし、彼らが悪い知らせ運んだ場合
その首がはねられたとも言われています。
今宵、五通の手紙が五人の元へと配達されます。」
郵便配達人から5つの手紙を受け取るタモリ
「それは奇妙な世界から送られる5つの世にも奇妙な物語。」
手紙から叫び声。
「さあ、どれから読んでましょうか?」

君綺麗だね・・・
どこがだよ。
ジャガイモに顔がついたようなモン。
ぶっさいくだわーw

星進一にはずれなし

面白い

週刊ストーリーランドで見たことある話のような・・・あれはアニメだったけどね

ほほう…中々良い商売じゃな。頭の使い様で金は稼げるか

殺し屋ってさ、常識で考えたら犯罪者だけど、この物語の殺し屋は頭が良いし格好良いし…次に書く小説の主人公を殺し屋にしてみようかな

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