世にも奇妙な物語データベース

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放送回 1992.9.10
キャスト 五十嵐いづみ
脚本・原作 杉田恵美子

#エリコの部屋
電話しながら

恋人(ケンジ)と分かれたばかりの主人公(エリコ)
部屋で元彼の荷物を整理している
整理しながら友人と電話していて友人が髪の毛をショートにしたと聞く

#町
町を歩いていると「失恋美容院」という店のチラシをもらい美容院へ行く

#美容院

店員 「どれぐらいにしますか?」
主人公「ばっさりと短くしてください」
店員 「ばっさり? それは深刻ですねぇ ショートになさいますとずいぶんとあなたもお変わりになりますよ」
主人公「えぇ はっきりイメージチェンジしたいんです」
店員 「後悔しないでくださいね」
主人公「かまいません」

メスやカンシ等がトレーにのって運ばれてくる
主人公「あのぉ...」
店員 「ご心配なさらないでください 当店のカット技術は世界でも最高のものですから」
主人公「何をするんですか 注射器じゃないですか 私に何を」
店員 「そうおっしゃるんでしたら麻酔は無しにしましょう」

店員が髪をカットすると
主人公「痛い!!」
切り落ちた髪の毛から血が出る

#ケンジの部屋
ベットに横たわる2人
別れた彼氏がベットから
ケンジ「おい メグミ 今悲鳴が聞こえなかったか?」
メグミ「もぅ 久しぶりに逢えたんだから私のことだけ考えて」
ケンジ「・・・ ちょっとケンジ この髪の毛何よ 私のと違うわよ!」
ベットから髪の毛が出てくる

ベットからでるケンジ
絨毯の上にも髪の毛があり
ケンジ「おかしいな 掃除したばかりなのに」
彼女に見つかる
メグミ「なによこれ! やっぱり あの女と別れてないんじゃない!」
ケンジ「あの女とは精算したよ」
メグミ「いいんじゃない あの女がいいなら 私気分悪いから帰る」
#次の日
#レストランで
これ昨日のお詫び
ケンジ「メグミに悪い思いさせちゃったお詫び」
といいつつプレゼントを渡す

スープをすくって飲むと
「あれ?」
髪の毛が出てくる
「おい これ髪の毛が入ってるじゃないか!」

レストラン出て
ケンジの背中に髪の毛がついていて
「やっぱりそういうことだったんじゃない これはなぁに? やっぱりあの女と別れてかなったんじゃないの! ばかにしないでよ」

#エリコの部屋
友人 「似合うじゃないエリコ ショートの方が似合う」
エリコ「そう? 軽くなったような気がして」
友人 「これでケンジのこともきれいさっぱりってわけね」
エリコ「ケンジ?? だれ? あなたのお友達?」
友人 「あぁ そのことは言っちゃいけないんだった ごめん・・・ エリコ髪の毛切って違う人になったみたい」
ケンジの部屋
バスルームでシャワーを浴び風呂に入っているときに

妄想をする
エリコを追いかけているケンジ
エリコの髪の毛をつかむと抜けてしまいショートのエリコが振り向く
その髪の毛に襲われる

風呂から上がり
昔の写真を見るケンジ
写真のエリコがショートになっていた

次の日
エリコの部屋へ
ケンジがドアをたたき
「エリコ エリコ」
エリコ
「あのぉ なにか?
「今更合わせる顔はないんだけど」
「あなたただれですか? 警察呼びますよ」
「エリコ 俺のこと忘れちゃったのか」
「私会社に行きますので」
「エリコ!」
といいかけ
階段から落ちるケンジ
「エリコ・・・」
病院
エリコ「私もびっくりしました 全然知らない人がやっていきなり部屋に入ってこようとして」
医者 「あなたもとんだトラブルに巻き込まれたものですな
エリコ「えぇ
医者 「しかし あなたの連絡が一歩遅れていたらあの人もどうなっていたかわからないのです」
医者 「ただ 頭を強く打っていますので・・・」

病室
医者 「あなたの命の恩人の方がいらっしゃいましたよ」

ケンジ「本当にありがとうございました」
エリコ「無事で好かったですね」

エリコ「私は きざきえりこともうします」
ケンジ「エリコさん いい名前だ」

エリコ「何か?」

ケンジ「どこかでお会いしたような・・・ わけないですよね」
笑うエリコ

コメントまとめ

最後に空白だった写真立てに二人が昔撮った写真が戻るシーンがあります。

この話のオチって何ですか?

>くまっちさん
あらすじを読む限りでは、

エリコ→失恋美容室で髪を切ってもらった事で、過去の恋(彼の記憶)を本当に忘れてしまった
ケンジ→切ったエリコの髪の毛(=エリコの記憶)に襲われ、エリコを訪ねて階段から落ちて、記憶喪失(エリコの事を忘れた)になってしまった

そして、互いに見知らぬ人同士になったエリコがケンジの命を助けた事でお互いにまたゼロから恋が始まりそうな感じ…って所ですかね。多分。
個人的に「記憶リセット」の後ってこんな展開?みたいに思えました。

いやー,奥が深い話ですね.

書くこと

とても良くできた脚本!
色物ホラーと思いきや、一気にひねった胸熱の恋愛(「記憶リセット」「エターナル・サンシャイン」系)に

>ケンジ「・・・ ちょっとケンジ この髪の毛何よ 私のと違うわよ!」

うけるーw

勝俣ばかりかと思ったら堀部圭亮も世にもに出てたんだね。

切った髪の毛から血が出たって?有り得ないね。散髪って嘘吐いて何か怖い事遣ってんだろ。そして切った髪の毛はケンジの元へ…成程。詰まり元カレへの復讐だ…でも主人公はケンジの事を忘れてるから意味は無いかな

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