世にも奇妙な物語データベース

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マンホール

放送回 2002年 春の特別編
キャスト 香川照之
脚本・原作

サラリーマンの主人公はある日、会社に行く途中マンホールに落ちてしまう。
痛てて・・とマンホールの底でゆっくり目を開けると、そこにはネズミの着ぐるみを来た変な男が。
主人公が誰だと尋ねると、男が「自分はネズミで、人間の姿に化けているのだ」と言う。
だが主人公には、どう考えてもその男がネズミの着ぐるみを着ているようにしか思えない。
とりあえずここから出せと怒鳴ると、手続きを踏まなければここから出られないと言う。
「なぁに簡単な手続きです」
そう言いながらニッコリと笑う男。
半信半疑で、主人公はこのネズミ男について行く。

一方、会社では主人公がなかなか出勤してこないので大騒ぎになっていた。
課長は、主人公にリストラを言い渡そうとしていたが、なかなか彼が出勤してこないため練習を始める。

主人公がマンホールから出るためには、裁判を受けなければならない。
だが前の裁判が一向に終わらない。
どうにか会社に連絡を取りたい主人公は、ネズミ男に言う。
「大丈夫、うちの者に行かせます」
「はぁ!?」
男は、ネズミの着ぐるみを着た「田村」と呼ばれる青年を呼び出した。

田村が、主人公の代わりに会社に出勤する事に。
課長がつたない口調で「実は・・会社を辞めてもらいたい」と言うと、田村はあっさりOKして帰って行く。
思わぬ展開に課長は「やったのだー♪」と踊る。
その後田村は、主人公の愛人をラブホテルに連れ込み、「こっちの世界が気に入った。もうそっちには帰らない」と、ネズミ男に連絡。

その事を聞かされた主人公は、愛人も奪われ、リストラも言い渡され、もう戻りたくない。いっその事ネズミとしてひっそり暮らしたい・・とぼやく。
「いいんですね!?」
ネズミ男が聞く。主人公はゆっくり頷いた。
「認めます!」
裁判長がそう言った瞬間、主人公はネズミに、ネズミ男が主人公の姿に変化した。
「ここに来た者は皆こう言うんだ」
主人公に化けたネズミ男はニヤリと笑い、マンホールを出た。
その後を一匹のネズミ(主人公)が追いかける。

主人公の家に帰宅したネズミ男。愛人から電話があった事や、会社をクビになった事を妻に話していた時、チョロチョロ動き回るネズミの姿が。
妻は慌ててネズミ退治用のメカを持って来た。
「おい、かわいそうじゃないか」
「何言ってるの、ネズミを殺してどこが悪いの!!」

コメントまとめ

映像の雰囲気がすごくCMっぽいです。 「世にも」だと気づくまで「これ長いCMだなあ」とずーっと考えていました。

あなたもやっぱり思った?

やっぱり!

シュールなコメディだと思ってたら、最後に思わずぞっとする。 一風変わった演出や画面で、また面白い。

「全く、人間って奴は・・・」

この作品は最初はコメディタッチで始まったのに、最後はとても怖い。 こういうパターンて中々ないから衝撃やった。 最後の香川さんの笑いすごく怖かった。

最期のどんでん返しにはゾッとしました・・・。 主人公がかわいそうですね。でも世にもはこうでなくっちゃ! 最初の雰囲気、やりとり、ネズミの出勤などはすごく面白かったです。

雰囲気てきに『ブラックルーム』に似てない?

僕もCMみたいだなぁって思った。

携帯電話のCMかと思った

これは奇妙だ・・・

どこに面白さを見つけたらいいのかわかりませんでした。

BGMのほとんどがピアノだけで出来てました この作品で初めて香川照之を知ったんですが 昔の「世にも」にも出てるんですよね

やったのだ〜♪

上司役で本田博太郎さんも出てましたね。 「家族の肖像」でとっても優しい父親役を演じて僕らはみんな生きているを歌っていたのに、今の作品でやったーやったのだ

多分、田村という役は荒川良々だったと思う。
気になったのがネズミの裁判。
被害者(それか被告)のネズミの名前がカッコ良かった記憶がある。
どういう名前でしたっけ?

すげえ!!!超名作!!!
「BLACK ROOM」「ママ新発売」の流れを含むシュールな演出で、しかも従来の世にもの様な背筋が震えるオチ!!!何だかんだ言って、最近の作品でも納得できる作品は結構ある!!!

しかし、2002年の春のこの回は凄いねぇ。おかしな町・夜汽車の男とそして、ラストのマンホール、3つもコメディがあったんだねぇ。

田村です!やったのだ♪

コンコルドのCM撮り続けてる人だもの。
静岡の人にはおなじみ。

田村でぇーす。

ブラックルームともにCM畑の人が撮ったからか、ちと雰囲気が似ている。
こちらは本田と江守の強烈な個性が出てて面白かったなあ。

マンホールに落ちるとこからオチ読めた。

コメディ系でおもしろかったけど,
ラスト,かなりゾッとした。

オトシモノはやっぱこわ〜い!!

ラブホテルや会社の、世俗の下品で嫌らしい雰囲気がストーリーを際立たせていると思います。
しかし、これの放送直後、新聞の読者欄に「なんでこんな品の無いドラマを放送するんですか」みたいな投書が送られてきていましたね…(汗)
私はまたこういうブラックなのやってほしいなと思います。

ラストシーンの香川さんの笑いが強烈なインパクトがありました。未だに思い出すと怖いです。。。

これすごい心に残ってる
まだ小1くらいのときに見たんだけど
ものすごい怖かったと覚えている
ねずみのきぐるみ来ている時点では
面白い奴だと思ってたけど


…だまされた感でいっぱいになったって覚えてる

プロローグ 「あなたが寝ている間に、あなたのご主人あるいは奥様が、台所で食べ物をあさってたりすることはないですか?おありでしょう。そのあなたのご主人あるいは奥様の干支は? 生まれ年は? 分かってます。亥の後、丑の前・・」タモリの背後にしっぽが生えている・・ 本編スタート 最後の江守さんの笑いがなんとも不気味だ・・

2年たっても大好きです

これ 見る前に面白そうだなと思ったけど 予想以上に面白かった! この特別編で世にもにはまりました! 昔の作品もいいけど2000年代前半の世にもも最高です!

雰囲気はギャグっぽくおもしろい感じではある。それだけに最後のアレがギャップとなってかなりゾッとした

これはすばらしい作品ですよね!
2000年代の前半は確かに私のなかの黄金期です

傑作です
独自の雰囲気もありますし、ラストも秀逸だと思います

個人的に、リストラ宣告をシミュレートしてる課長がツボでした

香川さん、江守さん、荒川さん、課長さんの演技力が半端じゃないです
凄いです、面白いです

4年前の書き込みからゴリ押ししてるけどこれは面白かったな!!
不思議で奇妙な雰囲気から淡々として話しているのだがどこか感情の欠けている不思議な会話!!
すばらしいです。


あの〜・・また4年前みたいにゴリ押しを批判しないでね。

中盤のコミカルな感じがラストに向うほどブラックになっていくのが印象的、名作の一つだと思う

タムラデ〜スの言い方が好き(笑)

内容やラストにかけてのブラック感も良かったけど何より部長がいい味出してた

愛人役の女性ってなんという方ですか?

やった~♪
やったのだ♪リス~トラ~をやったのだ♪


って曲が頭から離れないw

まるでケータイCMやタウンページ開くみたいなノリで「そうだ!ネズミ殺さなきゃ!」と言い完全武装で表れる場面は不覚にも笑ったけど、監督調べたらマジにケータイCMの監督だったという、独特のカット割りとセリフ回しが胸に残る腹黒さ爆裂のブラックコメディ

ただでさえ報われない人生を送っている男がよりによってドブネズミに人生を乗っ取られて破滅するとはなんとも皮肉で救いの無い結末。
製作者のセンスが光る傑作。

エピローグ
主人公の眼鏡を袋に入れるタモリ
「奇妙な世界の入口を開く者は、目立たないようにして
誰かの手に取られるのを待っています。
あなたの新調した服、眼鏡、時計、携帯電話、鍵・・・
大丈夫でしょうか?」
そして、タモリはまた別の袋を見つける。中にはサングラスが。
「これは・・・私のじゃないですね。これ私のじゃないですよ。
違いますね・・・。それじゃあまた」
(ここでガラモンソングが流れ始める)
一回サングラスを2度見してから去っていく
エンドロールへ

愛人を作ってる時点で主人公に全く同情できねえw
妻を取られたならまだしも愛人取られたから絶望して
挙句家族がいるくせにもう帰りたくないってw

いいね!

今のコンコルドのCM見ても
衰えることない異彩を放ってる

またこの人の作品見てみたい
監督が重用してる石橋けいさんも出してほしい

鼠だって一生懸命生きてるんだよ。鼠を殺して何処が悪いのってさ、無闇に命を奪うその行為が悪いんだよ。

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