世にも奇妙な物語データベース

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おかしなまち

放送回 2002年 春の特別編
キャスト 柳葉敏郎
脚本・原作

ちょっと疲れた様子のサラリーマン井上(柳葉敏郎)は、
風邪によるくしゃみに悩まされながらも疲れた様子で出社する。
周囲の人間がすべてパソコンに向かって仕事をする中、
几帳面にいちいち手書きで書類を片付ける井上。
そんな井上に上司が岡料町までの短期出張を告げる。
電車に乗って目的地に向かう井上がたどり着いたのは、
岡料(おかりょう)町ならぬ岡科(おかしな)町。

そのことに気づかない井上は、地図を手に訪問先の会社を探しだす。
その途中、井上の目の前で通りがかった老婆がまるでコントのように、
派手にズッコケル。
慌てて助け起こそうとするが、何故か老婆に怪訝な目で見られてしまう。
不信に思いながらも、
気を取りなおして会社までの道を聞こうと交番に立ち寄る井上。
しかし、応対した巡査達は彼の前で
漫才を延々と続けるだけで一向に要領を得ない。

憤りながら交番を後にする井上だったが、
辺りを見渡すと街中の人間が老婆や巡査達のように
漫才やコントを演じている事に気付く。
「なんなんだ、このおかしな町は?」
そう思いながらも、訪問先の会社に辿りつく。
しかし、社員達も他の住人同様、終始ギャグを連発したりと変わらない。

それから数日が経過したが、
真面目で堅物なだけの井上は、完全に社内で孤立していた。
「このままでは仕事にならない」そう考えた井上は、
 会議の席で相変らずおちゃらけている社員達の前で
 昨夜考えに考え抜いて編み出したダジャレを披露するが、
 あまりの寒さに完全に無視されてしまう。

その晩、その事を屋台で愚痴る井上。
そんな彼に屋台の親父(何故かまとも)は、笑いの特訓をする事を提案する。
ノリ気ではない井上だったが、
現状を打開する為にその日から親父の指導の元猛特訓が始まった。

数日後。
会議の席で他の社員達から注目を浴びる井上がいた。
流れるようなギャグから始まり、
最後はホワイトボードに頭をぶつけて転倒というコント、
井上の華麗な演技に湧き立つ社員達。
どうやら完全に彼はこの町に溶け込んだようだ。

出張最終日、社員達に見送られ帰社する井上だが、
彼を待っていたものは上司による叱責だった。
岡料町の出張先に行かなかった事を散々責める上司を前に、
井上は自分が過ごした場所は岡科町だった事に気付く。

叱責が続く中、昼休みのチャイムが鳴り響く。
「おっ、もうこんな時間か」
それを聞いた井上は、
呼び止めようと怒声を放つ上司を気にする事なく
食堂へと威風堂々と歩き出す。そんな彼の後に次々と続く部下達。

「くしゃみが止まった!」
どうやら岡科町での生活により、彼は完全に一皮剥けたようだ。

コメントまとめ

悪くはないんだけど、あともうひとつ、足りない感じ。

よくわからないテンションについていけなかった。

岡科町 おかしなまち なるほど〜。 見終わった後、ほっこりした気分になりました。 嫌いじゃないです。

こういうの大好き! まさかハッピーエンドだとは。 現実の世界が「おかしなまち」になってしまうんでしょうね〜。 頑張る柳場さんの演技が好きだからプラス1で合計4.

屋台のおっさんはなぜ正気だったの?

えっと、数日間で社内で孤立したから・・・ではなく弁当屋でたまたま言った事が上手いダジャレになってサービスしてもらえたから。 んで、前日の寒いダジャレですっかり凍えていた会議室に猛特訓の成果を披露、最初は「ああまた寒いダジャレが・・・」みたいな空気が「井上さんが一皮むけた」という感じの空気に変わる。一同拍手喝采、この「おかしなまち」風の会議が始まる。 最後は会社員に見送られるのではなく、ハサミ使いの上手い駅員のささやかなダジャレのやりとりで帰る。 あと、上司に叱責されながらデスクをはなれるのではなく、上司も唖然として何もいえなかった。もちろんここでもあの猛特訓は生かされていた。 柳葉らしいキャラクターの役が一気に変わった非常に面白い作品だと思いました。 ずっと見たかったんでね、よかったです。

>そんな彼の後に次々と続く部下達 続いて行かないな。。。

この(町)撮影場所、家の実家。

脚本の勝栄さんは「午前2時のチャイム」にマスクの女役で出ていましたね。

当時駄洒落にはまっていた自分はかなり面白がっていた記憶がある。 最後井上が始末書を書け、と上司に言われて歩き出しながら 「さ〜て、始末書を始末しょっと」 呆気にとられた上司が 「井上くん、君には辞表を書いてもらった方が良い様だな」 その言葉に 「辞表はひじょー(文字ではうまく表現できないが、非常と辞表をかけた発音になっていた)に避けたい!」 このやり取りが印象に残っている。 あと、鋏使いのうまい駅員が、切符を犬の形に切ってくれるのが、なんか良かったなあ。

我が心の師、柳葉様 熱演お疲れ様! 下らないながらも純粋に楽しむだけならグッド!

屋台のおっさんが正気なのって、おっさんも外から来た人だからなんですかね

喧騒でいっぱいの社会から少し離れてみて、ゆっくりでいいんだよ、力を抜いて大丈夫だよって言ってくれているみたいで‥優しくて泣きたくなった。帰りの駅の空気が記憶の中にいる様なやさしい光でいっぱい、切符をワンちゃんに型どる場面、私も印象に残りました。輪の中から脱線してみる勇気、忘れてたものを取り戻してくる様なお話です。

おい おかか町ていうやついらついてんじやねえばか死ね

こんな町、一度は住んでみたいと思ってしまいました(笑)
基本的にギャグ作品だと思いますが、帰る際の駅員との切符のやりとりとかは、思わずじーんとなってしまいました。
何と言うか、遊びに来て馴染んだ田舎から帰る際のちょっと寂しい気持ちというか…。
あの町は、人生を真面目に考えすぎたり行き詰って悩んでいる人たちにのみ
行き先への切符が渡される、特別な場所なのでしょうか……?

これ、観てるよりも、演じてるひとたちがイチバンたのしんでるんじゃないかなー、なんておもいました

コレ・・・どうみてもダジャレ禁止令の逆

楽しすぎでしたね、なんかバカバカしいところもありましたけどね。

一人の固いサラリーマンが、岡科町での数日間を通して少しずつ変わっていく、おもしろい話でした。出張を終えるとき鼻詰まりが治っているのは、主人公がある意味、ひとつ器が大きくなったことを暗示しているんだと思います。
それにしてもギバちゃんがんばる・・・!体を張ってオヤジギャグを連発する柳葉さんはなかなか見られませんよ〜。
私は「交わせるわけです・・・カルーセル麻紀です」のギャグがなぜか印象に残ってます。。。

懐かしい作品

世にも奇妙なシリーズの中では一番印象的だったけど6年経った今でも鮮明な映像が頭をよぎります

プロローグ 「人は異文化に接すると、迷い戸惑います。昔の人が言いました。郷に入っては郷に従え、案ずるより産むが安し、見る前に跳べ、食べる前に食うな、寝る前に準備体操・・・あれ? ちょっと混乱してしまいました。」

↓の文で「迷い戸惑うものです。」でした。すみません。

7年振りに見たw頭にメガネを掛ける場面が何故か印象的で、時々ふと思い出す事があったので見れて良かったwあれから7年も経ったのか・・・泣

なかなかです。
最後のシーンが何とも爽快ですね。

これはおかしなまちはコメディ系はこれは絶対に面白かったです。一番面白いです。特に柳葉さんが面白いしかっこいいです。

優しい話。素朴なタイトルが印象に残っています。

タイトルを見た時点ですでにコメディ系だよな、なにしろ「おかしなまち」だもん

駅員のキャラが好きだった。

大阪に初めてやってきた人の話ですねこれは

ピエロのおっさんがしぶくていい!!

羞恥プレイからの人生逆転ゲーム・・・柳葉さんかっこいい。
たった今、これみて好きになったわ。

今見て気に入りました!

屋台のおっちゃんは最初からずっとピエロの姿で主人公を監視してたのか?

さっきやってたな

電車の広告からして、福島か?

これ一番好き

ハラキリシティを思い出した。

好きです。

「辞表はじひょー(非常)に避けたい」ってシャレで部下達の心を掴んでみんなで食堂へ行ったのも重要よ。

あと会社に溶け込んたところで影でピエロの格好した屋台の親父が微笑んでるのも。

子どもの頃初めて見て、泣いて。
再放送、ビデオ撮ってた作品。
ユーモアって大事だと教えてくれた。

「アリが10匹」「どう板橋区」
このフレーズが耳に残ってます。ユーモアって大切なんだなとあらためて思った作品でした。

食べ過ぎ、遊び過ぎ、寝過ぎ働き過ぎ、そして真面目過ぎ…何事も過ぎてはいけません。適量適度を保ちましょう。

岡料町と岡科町…料と科は似てるから、パッと見ただけじゃ分かり難いね。岡科町は町全体が御笑いモードに?良いな、行ってみたいな

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