世にも奇妙な物語データベース

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無視ゲーム

放送回 2002年 春の特別編
キャスト 内山理名
脚本・原作

ルームシェアを開始したミワコ(内山理名)とナオミ(尾野真千子)。
自分の写真だけを飾り、お気に入りの服を見せびらかすミワコ。
「どうして私をルームメイトに?」というナオミの問いに、「空気みたいだから」と答える。

タイトル「無視ゲーム」

ナオミの意思を無視して彼氏のカズキを勝手に同居させ、
彼に対しても気に食わないと「居候の分際で」と責め立てるミワコ。
それを陰から聞き、アルバイトに出掛ける際、カズキに同情の目線を送るナオミ。
大学でも友人達に合コンの人数が多いと聞くと、
笑いながら「ナオミはバイトに行ってもらおうか」と言い捨てるミワコ。

ミワコが帰宅すると、カズキがナオミとベッドでいちゃついていた。
「何してんのよ・・・シカト? 離れなさいよ」
怒るミワコを完全無視し、ミワコを一睨みしてやっと部屋を出るナオミ。
ミワコの写真を倒し、黒いリボンを取り出して遺影の様に飾る(ストーリーテラーに登場)。
激高し、その写真をはっ倒すミワコ。

翌日、リボンを巻かれた写真は元の位置に戻され、今度は2人がミワコを無視し始めた。
ミワコのピアスも、買ったケーキも、カズキも、服も、全てがナオミに奪われ始めていた。
風呂に入れば「節約」とガスと電気を消され、抗議しても
「今でもこの部屋にはミワコがいて、私達の事を見ているような気がするの」
「嫉妬してたりしてな、俺達の事」
と、物を投げようが完全に「いない人間」として扱う2人。
憔悴したミワコは、大学で友人達にまで「最近存在感ないよ。後ろから見たらまるでナオミだよ」
と言われ、「いい加減にしてよ!」と逃げる様に帰宅。
2人の姿は無い・・・が、ミワコの部屋から私物が全てベランダに出されていた。
慌ててベランダに飛び出し、私物を部屋に戻し始める。
「2人とも絶対許さない!」と叫んだ瞬間、隠れていた2人の手で窓の鍵が掛けられた。
ミワコのお気に入りの服を着て悠然と微笑むナオミ。「お前が悪いんだ」とカズキの口が動く。
そのまま楽しそうに出て行ってしまう2人。
「許さない・・・」置き去りにされ、睨むミワコはベランダの枠を握り締めて・・・

翌朝、大学で友人達に無視された。挨拶しても返事も振り返りもしない。
ナオミのせいだと思うミワコだが、街の人ごみの中でも誰も気付かぬ素振りですれ違って行く。
「誰か、誰か、私を分かる人いませんかっ!」と叫んでも、誰も応えない。

真っ暗な部屋に帰ってうずくまっていると、そこにカズキが入ってきた。
「ごめん。俺が悪かった。ただのゲームのつもりだったんだ。俺、怖いんだ、ナオミが」
思わず声をかけようとしたミワコだが、そこにナオミが来た。
「誰かいるの?何こんな所で独り言言ってるの?」「もうやめよう!俺続けられないよ」
ミワコを挟んで言い争いを始める2人。
本当に後悔している様子のカズキを拒絶し、部屋を飛び出すナオミ。
転びながらもそれを追うカズキだったが、彼は途中で足を滑らせて転落死してしまった。
それぞれ泣き叫ぶ女2人。

喪服姿で、1人寂しくカズキの写真を見つめるナオミ。
「あんたが殺したのよ・・・何とか言いなさいよ!」
大声で罵倒するミワコだが、憔悴したナオミは無視・・・と言うより、
彼女の存在に気付いていないかの様に、ベッドに倒れ込む。
完全に落ち込むミワコ。その時、両掌に火傷を負っている事に初めて気付く。
そして、ナオミが開けた窓の外に死んだはずのカズキがいた。「行こう」とだけ言って消えるカズキ。
彼を追って思わずベランダに飛び出し、枠を握った瞬間――ミワコの頭から血が流れた。

蘇る記憶を認めたくないミワコは、鏡台の前に座るナオミに「見えてるんでしょ?応えて!」と叫ぶが、
その鏡に自分が映っていない事で、はっきりと自覚した。
「許さない・・・絶対に許さない・・・後悔させてやる」
2人に置き去りにされたあの時、熱いベランダの枠を掴んでその上に上がり・・・そのまま落ちて死んだ事を。

誰も無視していたのではなく、見えなかった。死んでいたから、幽霊のカズキが見えた。
死を無視していたのはミワコの方だったのだ。

「私・・・死んでる・・・」
部屋から消え、経帷子を着て横たわる遺体に戻り、目を開くミワコ。

コメントまとめ

見たのは何年も前ですけど う〜ん、ありきたりでしたね正直。

ありがちだけど、「私、死んでる」の一言でザッと消えるあたりの演出は良かった。 ラストカットで目をかっと開ける内山理名は…まさか生き返ったんだろうか?

主人公の不自然な言動が目立った。

なんだか そんな面白くありませんでしたね

上手に無視を楽しむ様を観たかった。でも、充分楽しめました。

あらすじがちょっとおかしい。鏡には主人公の血が流れてたのではなく、映ってなかったはず。あと彼氏の「お前があまりに自分勝手だったから、ちょっとこらしめてやろうと思って・・」〜云々のセリフはなかったし、主人公が彼氏に話しかけて無視されるって場面もなかった。

主人公気付くの遅っ。 どっちかって言うと彼氏が自覚ないはず。いきなり転落死だからね。 あと内山里名の声いいです。Sっぽいけど。

はぁー? 激怒して、興奮して、転落死したわけ?これって、ちょっと無理ありすぎじゃない?

よくありそうなネタですね

書いてはいけない事だと思っているのですが下の2つを消してください嫌な気分になってきます
他の人を不可解な気分にさせたくはないのでそれと同時にこれも消してください

微妙・・・

死んでいるのに気づかない…幽霊にとっては、よくあることですよね。

実は死んでるオチにするなら、ナオミが無視し始めた時から死んでおくべき。

最初の部分が、タダのイジメでは、全然、世にも奇妙じゃない

あんま面白くなかった。ロゴが出た後、最後に主人公がいきなり目を開けてましたね(変わった終わり方)

初めは、いじめのつもりで、ルームメイトと彼氏にだけ無視されていた主人公が、学校の友達に、そして街中の人に無視されていくという過程は怖かったですね。
でもオチがあまりにも普通というか、よくある感じでしかも無理があったような。主人公はなんであんなにフラ〜っとベランダから落ちたの?自殺?
ところで、部屋から出ていくナオミを追いかけるとき、カズキが滑ってずっこけそうになってるんだけど、これってわざと?笑

「空気みたいだから」って…ひどい。

彼氏も主人公も無駄に死んでる様な気がする。 はっきり言って面白くない。

よくありますよねこーゆーの。

う〜ん実に微妙でした

最近見たけどこの作品には近頃初めて知った尾野真千子が出ていたんですね。結構有名です。でもベランダの鍵閉めて彼氏とくすくす笑うところなどはすごく悪女でした。ひょっとしたら悪女役似合うかもしれません

何なんだ?

だって、飛び越えた時死んでるのなら、あの彼氏?みたいな男と話してたのは何なの?

だって、ナオミを追いかけて落っこちて死ぬ前の所だったのに・・

うーん、後味悪いなー
個人的に一緒に無視してた女が生き残ってたのが・・・

こういう死んだことに気づかないっていうオチだったら、ユリコちゃんのほうがはるかによかったような気がする。

オイラも断然そう思うぜ。ユリコちゃんはなかなかの話だからな

ふ、浮遊霊!そりゃあ無視されるわ

この主人公は自業自得だろ

よく、ありがちな感じのおはなしですね。
内容は、良かったのですが、先が読めてしまいました((笑
でも、とっても、可哀想なお話だと思いました。

まず主人公の性格悪すぎ、空気って...
オチもあっさりしすぎて残念

終始暗い話でしたが嫌いではないです!
こんなゲームこわすぎる…

こんなのドラマでやったら
学校でいじめが増えそう・・・

マジレスすると、
肩ゆすったりとか殴ったりとか、
テレビでガラス窓割ったりとか、
現実的では絶対にとる物理的行為がないから
自己主張してるとき歯痒いよな

だから何だって言うんだろ…
奇妙とは言えない。

私がもし主人公だったらまず警察に訴えます!

そこまでおもしろくない
奇妙でもないし

オープニング、タモリが台車を押しながら
手前に向かっていく。

「ここに保管してある物は全て忘れ物、遺留品です。
しかし、持ち主は誰一人受け取りに来ない。何故なら、
これらの物を残して奇妙な世界へと旅立ったからです。」

台車の上に乗っているものは主人公の5つの遺留品。
(未和子(内山理名)の黒いハンカチ、
井上(柳葉敏郎)が持ってた2つのみかん、
藤堂和音(柏原崇)が残した血塗れの楽譜、
男(大杉漣)が子供の頃に使ってたアルミ製の弁当箱、
照男(香川照之)の割れた眼鏡が袋に入っている。)

「ここにあるのは、今日ご紹介する5つの物語の主人公が
残していった物です。どれもあなたの周りにある
ごく普通の珍しくない物です。しかし、これらの物を手にした瞬間
奇妙な扉は開いたのです。」
タモリが黒いハンカチの入った袋を開ける。
「これはどう主人公が残していったのかなぁ…。」
袋から取り出して、
「あ、はぁ〜なるほど。あまり周囲の人間を
大切にしていなかったようですねぇ。」

この回はこれ以外設定が無茶苦茶でぶっ飛んだ作品ばっかりだったから、この話だけやけに大人しくて地味な印象がある。

幽霊に成ったか。じゃあ見えないね。死んだ事に気付かない…いや、死んだ事に気付けなかったんだね。でも高い所から落ちたら気付くと思うけどな

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