放送回 | 2001年 SMAPの特別編 |
---|---|
キャスト | 草なぎ剛/大杉漣 |
脚本・原作 |
本田謙一郎(草なぎ剛)はディスカウントショップのやり手の社長。
今日も携帯で部下を叱りとばしながら、
商売のため出たくもない政治家の息子の結婚式に出るため車を走らせている。
髪も髭も伸びているので目に付いた理髪店に入ると・・・。
そこはものすごく秩序が保たれた場所。
12人の店員がいて、次にやってきた客の髪を序列が1番の者が切り、
店を出ていける。
その客は店員としてそこに序列の最後に加わる。
客は1ヶ月に一人くらいしか来ないので、店を出ていけるまでには1年以上かかる。
最初は反抗したが結局その秩序に飲み込まれ、
1年以上経ってやっと序列が1番になり、
そして客の髪を切り、出て行けることになった。
みんなの拍手に送られ外の世界に出た時、携帯が鳴った。
相手はかつての自分の部下。外の世界は1年前のままだった。
混乱する剛。先輩が言っていた「次の段階」がこれだったのか。
理不尽な世界に閉じこめられていたはずが、
外に出てみるとその世界が幸福な世界であったことに気づいてしまう。
もはや現実には適応できなくなってしまったのか。
理髪店に戻りたいがもうそこには店はなかった・・・。
広告スペース
コメントまとめ
これは、名作です。
SMAPの特別編の中で一番いい出来だと思います。
最後が印象に残りましたね。
最初は不安、中段はちょっと安心、最後は怖くなった。名作です。
いいね。最後が何か、かわいそうだった。 ってか、草なぎって俳優むいてるよね
これは怖いですね・・・。 なんともいえない怖さだと思う。
みなさんがおっしゃる通り、印象的な最後でした。何か別の結末(思いつきませんが)でも良かったかも知れません。大杉漣さんが好きです。「女は死んでいない」の刑事役もいいです。作品は4☆、大杉さんの出演を加味して5つにします。
まぁおもしろかった
縛られた生活の中で頑張っていく剛に感動しました。 最後は、ここへ帰りたい。だけど元の生活に戻ってしまった。 なんとも切ないですよね。 大杉蓮さんにもすごく同情しました。
外に出ると時間が戻るのかな? と思っていたらビックリ。 ハッピーエンドかと思ってましたが、バッドエンドでさらにビックリ。 これは良作 としか(笑
最後大杉さんどうなったんだろう… パニックになってバイク倒してその後…?
この作品が私の中では一番いいなと思いましたね。 ただ、入ったときと出た時が同じ時間なら中に入ったら人が出てきて・・・よくわからなくなってきた。
SMAPの中では自分も一番好きかも。 SMAPの中なら草薙が一番俳優に向いてると思った。 見慣れてるだけかな。
保存しようとまでは思いませんが、なかなか面白かったです。
あ、これ好き
良作。 現実を物語ってる。
悪趣味な酷い洗脳を見せられて酷く気持ち悪い、監督はこれで一体何を語りたかったんだろうか 無駄な世俗の思慮分別を落とすんですとか言われても困る 仙人でも修行者でもないんだから世俗で暮らす以上、思慮分別のない奴はただの馬鹿だ 金を稼ぐ事に何の意味があるんですとか頭おかしいとしか思えない 金を稼がなきゃ生きていけないし家族や従業員を養えない、作中でも経営者としての責任があるといっていただろう
中腰になって1、2、1、2、の掛け声に合わせてハサミの練習をしてる剛が面白かった
これ作品で草なぎさんの演技ってすごいなって思いました。SMAPの中では最高傑作。
主演は草剛ですね。 手書き入力では出てくると思います。
感動してたのに最後怖かった、、、。
最後の草凪くんの顔がこわかったな。 ハッピーエンドじゃないとこが◎!
「世にも」らしい作品です。 体が震えました。
最初のタモリの言葉が正かった。
洗脳という恐さがこの話で身にしみた。
勝手な解釈ですが、なんとなく学校生活と被らせて考えちゃいます。美容院が学校で、規則や強制が嫌だったけど、実は卒業してみれば学生時代っていうのが恵まれていたっと気付く。みたいな事かと思いました。
この話好きだな〜。草薙の演技がいい! みんなから分け与えられたパンを泣きながら食べるシーンはすばらしい! 鎖につながれて飼われた犬は野生では生きれないってことですね。
パンを食べながら、牛乳を飲むとこの音が好き。 あのタオルを入れとくと庫がいい
最後の方で郵便局員の自転車が転がってたから、 草薙君が撥ねちゃったんじゃないかな?って思いました。 だもんで、草薙君は現実逃避で空想に逃げていて、 その空想があの世界じゃないのかな?と
芥川龍之介の小説のようでした。
欠点も多いですが、面白いです。
ハッピーエンド かと思ったら
ジ・エンド かよっっ!!!!!
しかも こえぇぇぇぇぇぇっっっ!!!
これ、洗脳の恐怖を物語る話なんですか…
共同生活下の人間同士の暖かい関わりと現実社会の過酷さを表現したものだと…
最後の「どうして!!!」(だったか?)と叫ぶ草なぎ君がいい感じに悲しいです。
郵便局員の自転車は、あの自転車乗ってた人も草薙君と同じこときづいたからでしょ?これ好きだった。
好きとかじゃないけど印象が強い。 いい話かなーと見てたら最後が怖かった。 皆の感想見てると自分の思っていた結末とかなり違かった。自転車かオートバイ?が転がってるのを見て、元の世界に帰れなくなった話だと思ってた
草薙
縁起うまいですね〜〜〜
小さいころはこの話が余韻がつよくて
よく覚えてます
「世にも」のなかでもかなり深い話。
最初のタモリの言葉でオチの意味に気付きます。
最初、別世界のような秩序に戸惑う主人公。ワンマン社長であった主人公は、資本主義の「ルール」にどっぷり浸かっていたからであり、突然違うルールになってしまったことに困惑していたからだと思います。しかし、結局やむなく理髪店のルール
に従うことにした・・つまり、最後の段階とは、元の世界(資本主義)の「ルール」に対しての驚愕と、適応できない現実を知るということ。自分が培ってきた「ルール」が通用しない世界に愕然とすることではないでしょうか。 ・・長文スマソ。
最後の「お願い、戻して」が良かった。
草さんの演技が上手すぎます…泣きながらパンを食べる所とか、最後の「お願い、戻して」がどうにも切なくて…
後、タモさんが最後どうやって言っていたか覚えていなくて…誰かタモさんの言葉覚えていますか?野良犬の話は最初ですよね?
犬と人間の習性が似ていることを分からせてくれる作品
鎖に繋がれた人生も慣れれば苦痛にはならないということですね
>8さん
第4段階目の症状は帰りたくなる、ということです
飼い犬を捨てたら必ず家に帰ってくる、という話と同じですね
草薙君の演技はよかった。自由を縛られていてもいい時があると思う。
第五段階目・・・・絶望。
この特別編の中でいや、「世にも〜」の中では最高の出来と思える作品。
草なぎさんの演技は今だと微妙な感じだが冷静と激情をうまく使い分けるジム・キャリーのような演技には心を動かされた。
人間の心理を突いたとても深い作品でOPでタモリさんが語る例え話も最高。
怖いとかより、かわいそうだな〜と思ってしまいました。
せっかくきれいな心の人になれたのに、元の世界でも暮らしていけず、
理髪店にも戻れないなんて・・・彼や郵便屋さんはあれからどうするんでしょうね。
気持ちの問題だけならまだ、無理してでも元の世界で生きられるんでしょうけど、
他人とろくに会話もできなくなっちゃってるんじゃそれも無理だし。
彼らを理髪店に導いた存在(?)は残酷ですね・・・一体何がしたいんでしょう。
最初は、ただ心が荒んだ人を素朴ないい人に変えて元の世界に戻って
ハッピーエンド、っていうだけの話かと思っていたのですが違ってましたね。
最後は正直意味不明だった。あの郵便屋さんはどうしちゃったの?ていう。
最後理髪店に戻れないのに誰が第五段階目があることを教えたんでしょうか…?
そこだけが腑に落ちないです。
草薙は声がいいよね!これはいい作品だと思う!
草なぎ演技上手いな^^
世にもらしい作品なので満点♪
小さい頃に見たから所々覚えてないんですけど、
誰かこの話の題名わかりませんか?
ざっと言うと若い夫婦がいて、その夫婦の夫が殺されて、妻が殺した犯人に復讐するという話(多分こんな感じ)。
確か、夫が同僚?の女に殺されたことを知って、(ここの間よく覚えてない)妻が犯人に夫の筆跡に似させた手紙を沢山送ったり、
夫が着ていたコートを自分のサイズに作り直して、サングラスとマスクをして犯人の女の家に行ったりしたり他。
で、復讐した後地元の男と結婚することにして、控え室にいるときに白い菊の花が犯人の女から送られてくるという話。
もしかしたら世にもじゃないかもしれないかもしれません。
でも何の番組か知ってたら教えてください。
これは一番印象的だった。
あの秩序正しく保たれた理髪店の創始者は一体誰なんだろう?
2年間も不思議な理髪店にいたんですね…
草なぎ君は演技お上手♪
貶してる奴の気が知れないねww
最後の意味が分からない。
どなたか教えて!
ふと立ち寄った理髪店という「竜宮」での摩訶不思議体験。世にも版「浦島太郎」。
「竜宮」に行くな、ではなく「竜宮」へ行くならば帰還後に「玉手箱」を開けろという作品。確かにブラック系。
一度出たら戻れないというラストシーンがとても印象的でした。
完璧!!
傑作です!!
草君って威張ってるキャラが上手い気がする、銃男とか。両方最後は勢いなくなってるけど(笑)
個人的にはベスト3に入るかな。最高におもしろかったです。
何で車を置いていっての?最後。
郵便屋の自転車が転がっていた場面が一番怖かった。
私は宗教を表してるのかなって思いました。 パンを分け与えるとか宗教関係の本にもよく出てくるし、題名は13日の金曜日を表してるのだと思います。 抜けたくても抜けられない、洗脳されてしまう、今度は他人まで洗脳してしまう、会社の人と話が通じなくなってしまう等、よく表していていい作品でしたね。
付け足しですが、会社の人と話が通じなくなってしまうっていうのは、宗教団体の仲間以外とコミュニケーションがとれない体になってしまうっていうことだと思います。
自分の生き方について、とても考えさせられる作品でした!義務教育と社会に出たあとの資本主義社会に似てますね。
私の想像では、この理髪店(中の世界)に迷い込む人=今の自分の世界が本当に幸せなのか?と潜在的意識の中で思っている人間で、そして、ここを出た草なぎ君は戻りたいと叫んでいましたが、結局その元の世界にも、中の世界の時と同じように順応していくんだと思います。結局どちらの世界が幸せかなんて分からない。慣れればそっちの生き方が良く思えるが、常に人間はその世界が幸せなのか疑問を持って生きてるってことを作家さんは伝えたかったのかな、と思いました。
なんかあーゆー系の店に行ってみたくなりました
良かったと思います。でも最後がよくわからなかったので誰か教えてください。
世にも奇妙な物語でオタクの森っていう話知ってる?
ってか、同じ放送回をみた奴に「オタクの森」って見た?て聞いたら、見たって答えた人が5人中1人しかいなかった。
見られた人と見られなかった人がいるって・・・どういうことだ!?
小さい頃見て最後のシーンの
「見えない〜」と叫んでいる意味が分んなかったけど、最近また見てやっと意味がわかった。
かわいそう・・・(TДt)
最後方がよくわかんなかったな〜。
郵便のひとは、どうなったのかな??
理髪店始めればいいのに。相当、修行したろ〜。嘆くなよな〜。
それで・・・結局
最後の「見えない〜」は
どういう意味なんでしょう(’ω)ケロッ
この作品は、一度自分が育てられた地に帰りたくなる、"巣帰りの本能"みたいなことを表しているんだと思います。
実際に暮らしているそのときはその場所が辛くてたまらないけど、時が経ちそこを出たあとになると、その場所が天国のように思えてくる、しかし一度巣立つともう戻れない・・・。タモリさんのストーリーテラーも的を射ています。
ちなみに大杉さんが語っていた内容は、社会に出てからの人間の成長と心理の変化を隠喩していると思います。初めは右も左もわからない→後輩への知ったかぶり→やがて自分のモノにしていく。まあ確かにいわれてみればそんなものなんですよね・・・。
草さんの演技も全体的にはお上手でしたが、ラストの「入れてくれ〜」の部分だけが微妙な気がしたのでマイナス★ひとつ。
オープニング1
どちらが幸せなのでしょうか?鎖に繋がれている犬と野放しになっている犬。鎖に繋がれた犬には自由はありません。
オープニング2
しかし毎日決まった時間に餌をもらえる楽しみ、散歩にいく時の喜びがあります。
オープニング3
鎖につながれていない犬は一日中食事も散歩も自由です。どちらが幸せなのでしょうか?
多分フロムの「自由からの逃走」がモチーフになってるんだろ。
乱暴に言うと人は自由になっても自ら生を全うする事ができず、むしろ一定の目標と価値観、安定を与えられ飼い犬になろうとする、っていう思想。だから先にコメントしてる中で「学校」とか「共産主義」とかは間違ってない。(巣帰りが云々っていうのは意味不明だけど)それは普遍的に人間の本能だから。ナチスとかね。
だからこそあのラストが利いてくる。資本主義の走狗として自ら会社を動かしてきた主人公が、安寧な小社会たる理髪店への帰還を渇望する、というラストの恐ろしさ。
良い作品だった。
皆のコメみたら最後の意味が分かった
なんつーか、現代社会の真意を語ってる感じ
自由とは良いことなのか?このありふれた社会の中で
今 社会に出て思った、学生時代に戻りたいな
最後のがわからんです。
出られたのになんで錯乱してんだろ。
郵便屋さんはどうなったの?
私も最後の方が意味分からなかったです。
どうしてせっかく出られたのに、泣き叫んでいるの?
草なぎ君が演技上手くてびっくりしたなー。
ラストのアレは、個人的には
「『あの場所』で大切なものを見つけ、生まれ変わった反面、
実世界(実社会)に適応できなくなってる自分に気付いて愕然とした結果、
折角出てきた『あの場所』に、また戻りたくて仕方なくなった」という、
一種のブラック落ちだと思いました。
これ、好きです^^
私もラストのことは、理髪店で大切なことに気が付き成長したぶん、主人公はそこに依存してしまい、そこでしか生き甲斐を感じれなくなってしまったのだと思います。
最高のブラックユーモアですね。
悪く見られがちな「資本主義社会」を「秩序」と言う名の「共産主義」的意味合いを持って、「秩序」が良い事だ!!、欲への追求は止めよ!!みたいな感じで視聴者へ前半から後半まで一気に語りかけています。
しかし、最後の郵便配達員のあの自転車が語っているように大杉さんは職場復帰ができてません(手紙が散乱している)。つまりこの「秩序」に統制された世界で鍛えあげられても、以前の世界には順応できていないのです。
ここで「待ち受けるもう1つの試練」が「秩序社会への帰還」であって、そこへ戻りたくても消えてなくなっている。「復帰」も「帰還」も許されない。
たまたま理髪店に足を踏み入れたが最後、結局そのどちらも許されない立場におかれてしまう。まさにブラックユーモアたっぷりのお話しであって、「資本主義」も「共産主義」をも掻き消す、素晴らしい作品ですね。
本編では「次の段階」が何であるのか明確にはされていませんでしたが、某所によると、実は台本段階では明確な答えがありました。それを敢えてカットしたみたいです。
以下、カットされた部分。(「もう一度中に入れてくれ!」の後)
ストーリーテラーの声「この理髪店を出た後に待ち受けるもう1つの試練。
それは、この店の秩序に依存する心との戦いなのです」
いろいろ考えさせられる作品です。
最後の叫ぶシーンが恐ろしかった。
共産主義批判
この話を真に理解するのは難しいと思う。
小中学校では、規制が厳しくて学校での食事は給食のときだけ。つまり、その給食の時間は至福の時になる。しかし、高校や大学、社会人になると授業中や仕事のとき以外はいつでも何でも食べることができる。だから、そこまで食べることに幸せを感じない。
このことを冒頭でタモリは語っていたね。
このことをマクロの視点で見ると、資本主義と共産主義の対比ってことになるんではないだろうか。
うーんいい話
似たような台詞思いだした
「富や名声をもっていてももう施しのパンに感動することはもうないのだろう」
持っていることは実はなにか失っているのかもしれない
5段階目は、「依存」だと思いました。
世にもの中でかなりの傑作
出演者 草なぎ剛
江良潤 大杉漣
タモリ
ラジオの声
これは共産主義を批判しているのか、共産主義は不自由だけど幸せだよっていう逆説なのか・・・
おもしろかった
これは おもしろい
これは小さい頃観ててすごく印象に残ったなー。 あの頃は郵便局の人の自転車?が捨ててあるところで怖くなったけど、ここのコメント読んでて成る程と思った。 これはかなりの良作だと思う。
この作品はおそらくマンガ「正法眼蔵入門」のオマージュです。
秩序とはなんぞや?って終わったあと考えさせられる、良い作品だと思う。
年功序列の日本企業(や組織)を揶揄した話・・・だと思って見てた。
組織の内側にいる間は秩序に守られていたが
外に出たらそれ以外のことは何もできなくなっていたんだね。
パンを泣きながら食べるシーンなんかも、ものすごく印象に残っています。冒頭のタモリのナレーションとも上手くリンクされてますね。
元々が企業のトップ(しかもワンマン)の彼が自分がこき使っている部下たちの同じ境遇にさらされ不満をもっていた、だが次第にコツコツ努力することを覚え、本当の自分の生き方を身に着けた。だがあくまでも仮想空間の中の出来事。イザ本来の状況へ戻ってしまうといかに自分が権力というヨロイを身にまとっていただけの無能な存在ということを思い知らされたという話。
草なぎ君の演技にちょっと感動した
これは、ハッピーエンドです。
いろいろと考えさせられた作品だった
なぁ^^
いい話だった!
つよしくんがパンをなきながらうまいと食べるシーンはジーンときました!
私もあの世界の中に入りたいなー
現実世界はもう疲れた
学生時代から年に一度ほど見ています。
私も5段階目は「依存する心との戦い」だと思います。
?好奇心
?不満
?知ったかぶり
?自分の居場所とする
ときて、郵便屋は
「出た後に見つける」
と言っていました。
しかし、その結果はご覧のとおり。
そして、主人公も、同じ道を辿ります。
作者は、「5段階目」は、「文化や環境」を卒業してから見つけるのではなく、そこにいる時点で到達すべきものであることを言いたいのだと思います。
そして、それに気づくことのできない人は、取り残されてしまう。
学生時代にはなんとなくしかわかりませんでしたが、転勤族の今は自らに対する良い教材となっています。
すみません、下の投稿を修正します。
「人は誰でも」とあるので、「五段階目」としては
「依存」
でOKですね。
誰にでも生じるこの心と戦わなければなりませんよ〜と作者は言いたいのですね。
良い話ダナ…
理髪店が消えて、どうしようもなくなった時、車は(側にあった)運転出来なかったのぉ
もしかして無限ループだから無理?
これは結構深すぎて意味を理解するには
難しいかも・・・
管理された社会(理髪店)は自由がないが・・選択する必要なく依存できる。
外の世界は自由はあるが依存できず・・全て自分で選択しなければならない。
ずっと依存してきた者は「自由」に適応できず怖ささえ感じる・・と言う風に感じました。
とても意味深なストーリですね。
「俺は経営者だ!」がヒント。
この床屋は労働者社会のモデル。
言われたことを確実にこなせば贅沢はできないが食べていける。
業務に対して、必要以上に意味を求める。
年功序列でステップアップする。
しかしそこで身につけたノウハウは他所の世界では通用しない。
なぜなら、彼らは言われたことをやってきただけだから。
最初と最後で、13人入れ替わっているのに台詞すら同じ。
なぜ客がやってくるのか。どうすれば客は増えるのか(早く次の客が来るのか)。
何も考えていない。
ただ、教えられた仕事に対してのみ、理解しようとしている。
こんな人材が、他所で活躍できるわけがない。
まして、経営者としては。
物語は大げさに演出していますが、要はそういうことでしょう。
理髪店は『犬小屋』
そこでは生きるために目を血走らせなくても、『与えられた』仕事を『指示』された通りに
きちんとこなしていれば、
小さなパンという質素ながらも確たる食事を得られる。
仕事とはつまり掃除や床屋修行という『やるべきこと』でもあり、それをこなすことは
ささやかながら一種の達成感、やりがいをもたらしてくれる。
犬小屋には定められた仕事と統制されたシステム、つまり明確な秩序がある。
しかしいつかは(13番目の客が来たら)犬小屋から出る日がやってくる。
犬小屋から一歩外に出ればそこは野良の世界、つまり『現実社会』
そこにあるのは秩序というよりは、ただ漠然とした自由。
仕事も食事も誰からも『与えられない』、誰も何も『指示』してくれない。
自分で『やるべきこと』という仕事を探し、勝ち取り、さらにどうすれば
その仕事で他人より上へ行けるか、ということをずっと考え続けなければならない。
犬小屋での暮らしが身にしみついた犬は野良の世界で生きていけない。
それはたとえば、
部下の語る仕事の話がわからないように。郵便を配達することができないように。
だから彼は犬小屋に戻ろうとした。けれどそこにもう犬小屋はなかった。
何が皮肉かって彼はもともと野良犬だったのだ。
郵便配達員のあの人だってもとは野良犬だったのだ。
うっかり犬小屋に入ってしまったばっかりに野良として生きることができなくなり、
かといって犬小屋にも帰れない。
もう見えない。入れない。
OPでタモリが語る時のオブジェ。犬小屋から鎖のついた首輪が伸び、輪の部分だけ
外の世界に置かれている。通りすがりの野良犬を犬小屋へと引きずり込む、
罠のように見えて仕方がない。
本編では「次の段階」が何であるのか明確にはされていませんでしたが、某所によると、実は台本段階では明確な答えがありました。それを敢えてカットしたみたいです。以下、カットされた部分。(「もう一度中に入れてくれ!」の後)
ストーリーテラーの声「この理髪店を出た後に待ち受けるもう1つの試練。
それは、この店の秩序に依存する心との戦いなのです」
この作品は、一度自分が育てられた地に帰りたくなる、"巣帰りの本能"みたいなことを表しているんだと思います。
実際に暮らしているそのときはその場所が辛くてたまらないけど、時が経ちそこを出たあとになると、その場所が天国のように思えてくる、しかし一度巣立つともう戻れない・・・。タモリさんのストーリーテラーも的を射ています。
ちなみに大杉さんが語っていた内容は、社会に出てからの人間の成長と心理の変化を隠喩していると思います。初めは右も左もわからない→後輩への知ったかぶり→やがて自分のモノにしていく。
かなりの方が考察してくれていて、おそらく外れはないかと。
その人の置かれている境遇の差によって様々な見方が展開できる優れた作品だと思います。
意外とこういった類のものは多いのかもしれませんが。
私は、時の流れすなわちその人の人生を表すのではないかと考えます。
コメントには数年前のものも多く見られますが、自分の置かれている境遇はまるっきり違っています。
なかなか常人には理解されない精神疾患を患い、ストレスとの兼ね合いを考えるとやれることは限られている。
ただ、遺産のようなものがないわけではないので、なんとかやっていこうとしているそんな具合で、もしも数年前に戻れるなら戻りたいという願いは、正直に言えば否定できない。
いろんな可能性があるだろうし、他人に対する見方も違うはず。
でも、それに固執してしまうと、この物語が示すジレンマに陥ってしまう。
いろんな方のいう、五段階目の「依存」からの絶望を味わうこともある人生でいかに適応していくか、その難しさを表していると強く感じますね。
そして適応できた人がいたから、理髪店内で五段階目の存在が噂されていたのかもしれません。
何らかの形で行き来できるとか・・・?
自分にとって、理髪店は数年前の戻りたい環境でプラスの意味がありますが、主人公のような快調の人には罠でしかなく、時間経過が特殊なだけで誰にでも起き得るかと。
見ていてイデオロギー臭いなと感じたものの、おそらく洗脳とか共産主義とか負のイメージを強く感じた人は比較的穏やかな中にあり、あまり辛い経験をされてないのだと思います。本能的に罠だ!と感じるのかと。
穏やかな中にあれば気にしませんが、辛い人には答えがなかなか見つからない。安心が得られない。
この主人公は理髪店経営とかでやっていく道はあるでしょうが、現実にはそういったものがあるとも限らない。
この物語の配置をどのように強く受け取るかによって、その人の今の心理状態を示せる、とも言えるでしょうか。
非常に考えさせられる物語です。
そこは単なる床屋の修行場にあらず、まさに心の洗濯場。すっかり生まれ変わった主人公が、新しい客と入れ替わりに外の世界に戻る日がやって来るのだが外の世界は試練の場?
秩序は資本主義において、人が人を飼うために必要であり、それだけにしか意味が無いと思います。
秩序を守っている床屋は何が大切かを見失っていて、その言い分は雇われる側としての権力への服従と無抵抗に満ちています。パンは与えられるものでは無く、自ら作るか力でもって勝ち取る他に無い。
秩序を守っているだけの者に秩序は壊せない。資本主義は秩序を壊すことで成り立つ弱肉強食。
秩序を守る前に、何が正しいかを考える。
しかし、秩序はそれを考えられないようにする為作られている。みんな学校で教育され秩序を守るようすり込まれる。
しかし、その後秩序の通用しない資本主義に野放しにされる。資本主義の支配層は秩序を巧みに利用し、人を飼いならす。成り上がりっぽい主人公もそれに絡め取られてしまった。
こんな事しか思いつかない。
たしかにこれは下の多くの人が指摘するように、ディストピアを描いているような気がする。
刑務所へ長いこと入っていると、最初はいやだが直、依存してしまってシャバに出たくなくなり、出ても適応できず、自殺してしまう人間もいるというアメリカ映画をみたことがある。勿論、刑務所出た人間すべてが自殺するわけではない。刑務所以外では生きられない人間も作られてしまっているということだろう。
12人の店員になる=住人(じゅうに)の店員になる
たしかに共産主義と資本主義の対比に見えるが、パンを与える・13番目・修行の日々と、宗教の香りもある。
とすると、理髪店の空間は「社会に共有された価値観」全般の比喩でもあるのでは。
人は一人では生きて行けないから、社会を作って一つの価値観を共有する。
皆と同じ価値観の中にいれば、安心と安定、そして成長が手に入る素晴らしさ。
違う価値観と出会った時、生きている意味さえわからなくなる恐ろしさ。
どんな社会も、あの理髪店と同じ魅力と危険を備えている。
しかし、一度理髪店に入った人は、そこに留まり続けることは出来ないし、再び戻ってくることも出来ない。
これは、社会の変化につれて、慣れ親しんだ価値観もいつか変わらざるを得ないことを指すのでは。
ラスト草なぎくんの悲痛な叫びは、きっと誰もが経験しなければいけない痛みだ。
傑作だと思います。
レッドウィング ベックマン偽物 激安でァ◇ラインリリース
永遠アイコンレッドウィングブーツ、以前狩猟用や農耕用より、今ファッションズにとって合わせやすい必需品だと思われる。今すべてレッドウィングシリーズで最もカッコイイレッドウィング ベックマンは、原皮の段階で全体の5%しか存在しない最上質の革を独自の方法でなめし、作られたレザーを使用するなどREDWING社のこだわりが随所に見られる。スーパーコピー 通販。
そのレザーは羽根のようにしなやか光沢があり、石のように硬く丈夫であることからフェザーストーンレザーと名づけられている。このモデルはトラクショントレッドソールではなく、レザーとラバーの切り替えソールが使用されておりラストも上品であるためREDWINGの他のモデルとは違いドレスシューズのような風格さえ感じられる。
約10年前に爆発的なヒットとなったブーツ、Red Wing(レッドウィング)のアイリッシュセッターがまた、じわりと浸透し始めている。 アイリッシュセッターは、米国Red Wing社が1950年に発売したワークブーツ。www.32jp.com 50年以上経った今でも基本的なデザインや素材、製法まで当時のままという伝統的な定番モデルで、アパレル関係者などに愛用者が多い。日本では、約10年前に"裏原宿のカリスマ"こと藤原ヒロシ氏が愛用していたことで一気にブレイク。プレミア商品として5万円程度で取引されたり、入手困難な状態が続いたりするほど人気になった。
従って、入手困難が困っているお客様の好奇心を満足しようにスーパーコピーレッドウィングブーツがラインアップ。外観をみると本物と近いですが、コピー品と正規品と違いところがあるから、この点にご理解の上にお買い上げてお願いいたします。何かご不明な点ございましたらメールでお問い合わせください。
これ、子供の頃に見たときは意味がわからなかった。
今見たら納得。
飼い犬を見て「自由が無くて可哀想」と思うか、「楽な生活で羨ましい」と思うか。
少なくとも野良犬は「いいなぁ」と思ってるかな。
いつ見ても素晴らしい。世にも奇妙な物語の中でも屈指の名作だと思う。草薙剛の熱演もあってのことだが、ドラマチックにかつどんでん返しで誰もが強烈なインパクトを残す。秩序という哲学的な内容をここまで描いたのは凄い。
これは秩序を重んじ秩序を愛する日本人だから共感したり、熟慮し千思万考してしまうのかもしれないが、無秩序を寛容するあの国の国民はこのドラマを観てどのように感じるのだろう。
僕は船乗りなんだけどよくわかるわ。何ヶ月も乗ってから降りると無性に戻りたくなるんだよな。あの不自由な世界に。
共産主義と資本主義。労働者と資本家。責任のある自由な生活と責任のない不自由な生活。
あの理髪店は社畜生産工場だな。
そしてコメント欄のコメントが玉石混交なのが笑えた。
かなり考察された方もいるなと思うと同時に(小並感)って文の後ろに付けといたほうがいいでしょレベルの奴もいるな。
感想だから良いけど、こっちが見て恥ずかしくなるような考察をするなよな。
キャスト・完全版 追記
佐々木 次郎:佐々木 和也
これは、何回か見る方が意味が理解できる気がします。
すごく不気味なラストでしたが、
草なぎが、13番目の時に1、2番の人たちは
どうなったのでしょうか……ナゾ
有りもしない秩序なんて盲信して現実から目を逸らしてるから現実に適応できなくなる
自分が子供のころリアルタイムでこの作品を見て、とても印象に残りずっと動画を探していた
記憶が曖昧で何かのドラマかと思っていたが、世にも~だったとは・・・
自分の中の記憶だとパンを食うシーンで、うわっ!まずっ!!
って言っていたと思っていたが間逆だったwwwww
共産主義とか深読みしすぎだと思います。
今までの現実が、店で1年間過ごすことで、現実の世界は何も変わっていないのに奇妙な世界へと変貌したように感じてしまう話。
従来の「世にも」は主人公が奇妙な世界に放り込まれる話が多く、その意味で今までにないタイプの話で面白いと思いました。
資本主義の対義として共産主義を考えてしまうのは、テレビや教科書しか知らない連中ならしかたのないことだと思うよ。
資本主義はいきすぎれば、資本主義に内在している市場原理が台頭し、果ては秩序を無視した拝金主義に成り代わる。
ではそれらを制御するための秩序は、秩序を保つための価値観はどこからくるものなのか。
と、考察するのに解釈の幅があるから面白い物語なのでしょう。
単なるお話として面白い、という解釈も当然可能ですね。
良い話ダナー
最初見たとき完全にわからんかったよ
7人ミサキと似てるよな
この話は社会人でなければ理解できないかなと。
様々解釈あるだろうけど個人的には拠り所としていた会社の倒産、あるいはクビによる強制ドロップアウトにより、それまでの職場の秩序=ルールに従って生きていた人間は結局それに異存することしかできないから、一部の人間は路頭に迷い、転職を繰り返したり、定職に就けずフリーターやホームレスになったりしてしまうという、現実にありがちな問題を提示しているのではないかと。
多分全員じゃないんですよ、郵便屋と草
↓より続き、多分全員じゃないんですよ、郵便屋と草なぎは順応しすぎてこういう結果になったと。
社員が仕事を失うってことは、これほど人生において苦労をかけることなんです。
だから草なぎやもう一人のおっさんが社長という立場だったのは、そういった人間に社員の気持ちを知らしめるという意味もあったのではないかと思います。
人間は、お金のために働くのではなく、豊かで充実した生活を送るために働くのです。
そのために秩序の保たれた会社に身を置き、働くのです。
おそらく答えはないでしょうが、非常に深い話で面白かったです。
オチも含め、当シリーズきっての名作でしょう。草なぎの演技も単純に素晴らしい。
エンディングの想定外ぶりに驚きました。
コメント欄での皆さんの考察の振れ幅の大きさもそれを表しているわけです。お伽話として楽しむのもよし。宗教と絡めて味わうのもよし。政治哲学からの考察でも。
人生での自分のステージに応じて見るたびに異なる味わいができそう。本作品を数年後に再見するのが楽しみです。
傑作だと思う。
見たあと、ただ単にモヤモヤするんじゃなく、深い思索へと誘う力を感じた。
未知の文化、それも今自分のいる文化とまるで正反対な文化、世界に出逢った時、人はどういうことになるのか。
誰かに悪意をもって、あるいは無理やり心変わりさせられたわけでもないので、洗脳、とは少し違うのかもしれないけど、今まで持っていた自分の価値観思想性格なりが一変すると、世界の見え方はこうも変わるのだろうか、と思った。楽園だと信じていた場所が、地獄へ変わる。逆も然り。
人は、常に自分の所属する文化や価値観へ少なからず依存しているのだろう。だから外国へ行ったりして価値観の相対化を図ろうとするわけだけど、ほんとにその外国の文化に浸りきることができてしまったら、日本に帰りたくなくなってしまう、じゃあ結局どっちがよかったのかわからなくなる、価値観の相対化のつもりが絶対化になってしまい、、、
こうなってしまうのも、やはり自分の中で確固たる価値観思想を初めからもっていなかったからなのではないだろうか。もしそれがあれば、いくら外国へ行きそこを溺愛してしまったとしても、過度な依存には至らなかったはずだ。
何の気なしになんとなく資本主義を妄信していた草彅だからこそ、その価値観が根底から打ち壊された時、あのようなまるで人格崩壊のような、過度な依存による弊害が出てくるのだろうっ!!
前のコメントが素晴らしいので、僕も書きたいと思います。
これは、傑作ですね。
周りの環境によって、自分の考え方が決まっているんです。
その考え方が180°変わったように感じた時、人格が崩壊してしまうのでしょう。
これは本当にありますよ。特に一番身近な事で言えば親子関係でしょう。親から与えられた環境は、子供に大きな影響ををもたらします。
これが社会に出た時どうでしょう⁇
親から受けた教育は自分に一生ついてきます。
当たり前の事が外では当たり前ではない、という事。
色々考えさせられる作品ですね。
草なぎ君怖いww
いま見てます
以前に通っていたブラック会社を思い出した・・自分の変わりが来てもその人が1人前になるまで辞められない・・
オチが凄かった。ショートショートの傑作。
草彅剛にはもっと短編作品にも出て欲しい。
SSFの狭い空間に閉じ込められてたのも良かった。
すごい
好き
鎖に繋がれた犬は、自由はありません。決まった時間に餌をもらえる楽しみ、散歩に出るときの喜びがあります。一方、繋がれていない犬は、一日中食事も散歩も自由です。どちらが幸せなのでしょうか。
この冒頭にあるように秩序と言うレールにのり決められた秩序の中で生きてきた人間がいきなり、自由な世界、価値観の異なる世界に放り投げられたら不安や混乱などの感情が出るのではないでしょうか?窮屈な生活にも秩序という檻の中にいたら安心してしまうのが人間なんだろうなと思いました。
また再放送しますね、SMAP解散とても悲しいです。
この作品、プロイスラーのクラバートをベースにしてますよね??
面白い
みてた人大杉w
関西テレビで再放送見てるが、ラストが考えさせられますな。
どちらの人生もメリットデメリットがあり、どちらが幸せとも不幸とも言い切れないということでしょうか。
白い巨塔のテーマと少し似ているような気がしました。
やっぱり草なぎ剛演技上手過ぎ!
大杉漣との共演多いね
草彅だと役に合ってなくて最初ピンとこなかった。
もっとIT社長みたいなイケイケギラギラ感出てる役者じゃないと、秩序の中に取り込まれていく過程を楽しみにくい。
たぶん十何年かぶりに見ました。
当時は良くわからなかったんですけど、切ない話ですね。ちょっとだけ芥川龍之介の『河童』に似てるなぁと思います。
漣さん、好きでした。
草彅さんは、本当に演技がうまいなぁと。
傲慢なオラオラ感が出てました。
だんだんと彼が変わって行く様子や
静謐な世界が恐ろしくも美しく
世にもの中でも名作だと思います。
あまり、知られていないみたいですが世にキモの「女は死んでいない」も、大杉漣さん良かったですよ。
いつもの大杉蓮さんオーラが出ていました☆
あの世でもいい俳優さんでいて下さい(´∀`*)
ご冥福をお祈りいたします
女は死んでいない は、杉本哲太さんとの共演でしたね。
大杉さんといえば他に影の国もありました。
桜井幸子さんとの共演で。
一視聴者ではありますが、まだまだ受け入れられません。。
下のコメにもあるけど、自分もクラバートを連想しました。
「入った者は、自分の代わりになる者が来るまで出られない」
というのはよくあるネタだし早期に展開が読めますが、
この話はそこから先がキモなのが面白い。
あの理髪店を見て、ブラック会社や閉鎖的宗教施設みたいと
思う人も多いようですが、逆にあそこだけが真の安息の地で
人間社会のなんやかんやに汚染されてないエデンの園である…
と解釈する事もできますね。
門の中と外、どちらが肯定されるべきなのかとかいう判定を
作中で示してない所がいいです。
あと世界のいくつかの神話の中で「異界の食べ物を食べた者は
その世界の住人になる」という話が存在しますが、
主人公がパンを食べる箇所はそういう隠喩でもあるんだろうなと思います。
客が理髪店の店員に成るって?危険だよ其れは。怪我をさせたら大変な事に成るって
オンタイムで見ていたときは、そんな感じなかったのだが、今思うと社会風刺的作品として脚本の完成度的にはNo.1な気がしている(トータルでは、「23分間の奇跡」だろうけど)
物語的には面白いけど、内容は昔からある教訓付きの童話と変わらない。