世にも奇妙な物語データベース

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記憶リセット

放送回 2000年 春の特別編
キャスト 中山秀征
脚本・原作 渡辺浩弐

恋人同士のカップルがいる。
二人は付き合っていたが、別れる事になる。
この時代は、記憶をリセットする事が出来る時代で、二人は付き合った記憶を、お互いリセットする事にしリセットする場所(病院?)に一緒に行く。
記憶をリセットしてしまったら、嫌な思い出だけでなく良い思い出も、二人の思い出の全てが消えてしまう。
主人公の男は直前になり消す事を躊躇し、結局記憶を消す事を止める。

数年後、書店で店長をしている主人公のところに、彼女がバイトとして入ってくる。
記憶を消している彼女は「はじめまして」と挨拶し、初対面のように接する。
彼女に合わせて初対面のように接する主人公。

段々主人公に心引かれていく彼女。
過去と現実がごっちゃになってとまどう主人公。

ある日彼女は他の男の告白された事を、主人公に相談する。
彼女に嘘をついている事に、耐え切れなくなった主人公は、彼女に
「実は僕達は昔付き合っていた。お互い記憶をリセットする約束だったが、自分は二人の思い出をリセットする事は出来なかった。」と告白する。

実は彼女も主人公との思い出をリセットする事が出来ず、ずっと二人の思い出を胸に秘めていたのでした…。

というところで画面にカーソルが映る。
いままでの映像はパソコンの画面内の映像で、
主人公の記憶をリセットする作業の一貫だったのだ。
最後の告白するシーンの記憶もろともリセットされてしまう。

コメントまとめ

またリセットしちゃったのでなんかちょっぴりさみしい。

中学の時、初めて付き合っていた彼女にふられたばかりということもあってこれを見てめっちゃくちゃ泣きました。オチはさびしいけど途中までホント感動しまくった。スゴイ考えさせられる作品です。

これぞ名作☆ 感動→ゾッとする、どんでん返しのストーリーは「おばぁちゃん」と同じく世にも〜ストーリーの中で最上ランクに位置する。 かなり前の作品になるが、存在感は近年の作品よりもずば抜けて秀逸。

自分の記憶では、主人公の辻村(中山秀征)とその元恋人の野上亜矢子(戸田菜穂)の二人が付き合っていたときに見た映画(ラブストーリー)のワンシーンでレンガの外れる場所があってその下に手紙を隠して恋人が手紙のやり取りをするみたいなシーンがあって、それを二人がマネて、 ケンカしたときの仲直りになかなか口に出していえないことを手紙でその場所にという思い出があったような気がします。 主人公がやりきれない気持ちになって「実は僕達は昔付き合っていて、別れる時にお互い記憶をリセットする約束だったが、自分は二人の思い出をリセットする事はどうしても出来なかった。」と元カノに告白して走り去って、さまよってたとき、その例の場所に足が自然に運ばれて、二人の記憶を思い出しながら、さびしそうにレンガを取ったとき、手紙があって、それを読んで初めて彼女も記憶をリセットすることが出来なかったと知って、もう一度やり直そうとなったところでパソコンの画面になっちゃった気がします。 とにかく、演出、二人の演技が最高でした。オチだけがなんか不完全燃焼でいかにも世にもらしい感じだったけど、どうしても、もう一度観たいです。誰か持ってないですかね。。。

この話ほんとに名作でしたね・・。今まで見たどんな映画よりもこれがいい。 今日ツタヤに探しにいったけどありませんでした。

戸田菜穂に告白した俳優の名前分かる方いらっしゃいますか??

青木伸輔ですよ。

最後はハッピーエンドで終わるとおもったら、その記憶も消しちゃうなんてこわかった。3月26日の傑作選であったよ。

今再放送で見てます。 なかなかですね

たったいまの再放送でついに見ることができました! 最後の大どんでん返しが最高でした。 やっぱ世にもはこうでなくちゃ! 名作だと思います。

偶然見ましたがとても良かったです。 最後はこのシリーズならではなのでしょうが、ハッピーエンドで終わって欲しかったですね。

さっき再放送で見ました。 過去にも記憶をリセットしようとしたことがあるんですね。 最後はさみしかったです。 あの感動的なまま終わってほしかった。

失恋の後の未練、甘く切なく悲しく寂しく・・・。もしこれが現実ならば・・・。恋の回想っていいですねえ。

正にウラを付かれた話。 中山秀チャンの演技は良かった・・・・・正に渡辺エンターテイメントの形見だ。

最後のオチが無ければ、単純に感動できて 五つ星だったのに!

この間初めて見てめちゃめちゃ感動しました。泣きました。 オチもありといえばありだけどあのまま終わっても凄く綺麗な話だった気がします。

あ〜ぁ、なんで「記憶リセット」を思い留まり、 再び出逢ってまた恋に落ちた(?)二人が、結局「記憶リセット」するハメになったんだろう。 この二人なら絶対上手くいくと思うんだけどなぁ〜、なんて。 でも世にも見てつくづく思う、話は最後の最後まで分からない。 最後の5秒でストーリーが全く変わってしまうんだから、恐ろしい。 最後の5秒を見逃した人間は、「ハッピーエンドで終わったストーリー」と認識してしまうわけだから、 なんか奥深さを感じてしまいます。

1秒足りとも見逃すな!みたいな

再放送で見ましたが、もうオチが最高(最強?)です! こういう話、大好きです!!

この前の再放送ではじめて見て、 ちょうど自分も恋人と別れたばかりですごく切なくなりました。 最後に流れる曲、なんていう曲か知ってる方いますか?

この作品を何度見返しても、釈然としない部分があります。私の理解力がないだけ なんだと思いますが、どなたか分かる方、教えていただけたら嬉しいです。 1)冒頭で、中山秀征がマンションの階段を息を切らして駆け上がってくる場面から 始まりますが…これは単に、この話のラストを暗示しているだけなのでしょうか。 それとも、何かそれ以上の意味があったりして。 2)中山が帰りに、車で戸田菜穂(=亜矢子)を助手席に乗せて送っていく場面。 2人きりで車に乗っていることに関して、亜矢子に「店長こそ見られちゃ困る人が いるんじゃないですか?」と言われ、 中山が困惑しながら「僕?僕は…亜矢子に怒られる」と答えた直後、助手席にいた はずの亜矢子が突然消えてしまうのはなぜでしょうか。 3)思い出の喫茶店にて、亜矢子が中山に対して「早坂君に“付き合ってくれ”って 言われました。どうしたらいいと思います?」と相談を持ちかけるところ。あの あと一瞬、自動車整備工の格好をした(過去の?)中山が、こちらを恨めしそうに 見ている場面が一瞬挿入されています。これは何を表しているのか…。 長々とごめんなさい。この作品、最後の5秒間さえなかったら納得がいくのですが… ヨリを戻し再び幸せになりつつあるのに、なぜ記憶リセットするのか全く意味不明。

最後の音楽が途切れて、同時に記憶がリセットされる… ゾクッとしました。

頭の足りない小職ですが、私なりの解釈を書いてみます。 >>1)冒頭で、中山秀征がマンションの階段を息を切らして駆け上がってくる場面 ラストと同じ場面を出すことで、ラストを感動してもらう狙いがあると思う。 特に他に意味は無いように思った。 >>2)中山が帰りに、車で戸田菜穂(=亜矢子)を助手席に乗せて送っていく場面。 消えたのではなく、亜矢子に言われた時には曖昧な答えをしていて、亜矢子を送った後に気持ちが高ぶって出たのが「亜矢子に怒られる」では無かったか? 回想の場面では、中山は結構やきもち焼きのようで「他に男でも出来たのか?」ってきいて、亜矢子に平手打ちされるシーンがある。こんなに亜矢子に対しては疑心暗鬼の所があるのに自分が別の人(仮に記憶を無くした亜希子でも別人のようなもの)といたら怒られると思ったのでは? >>3)思い出の喫茶店にて、 回想のシーンで、整備工の中山が仲間達と喫茶店にいる亜矢子を見ているシーンがあるが、中山が喫茶店にいる亜矢子に一目惚れして付き合いが始まったのではないか?また、過去に亜矢子が仕事上かなんかで男性と会っているのを整備工の中山が見ていたのかもしれない。亜矢子が別の男性 (ここでは中山だが記憶には無いので別人のようなもの)と遭っているのを過去の自分が見ていると中山は自分の想像の中で回想したシーンではないだろうか? >>なぜ記憶リセットするのか全く意味不明。 そこはそれ、よりを戻した後も疑心暗鬼な 中山のことですから、亜矢子はやはり嫌気がさしたのでは? 時間の流れがねじれていて、未来の自分の影を付き合っている頃の中山が嫉妬しているっていう落ちだったら、よにきみょらしいね。

エターナル・サンシャインのパクリだと思ったけど、こっちがどう見ても先だと思った。 アカデミー賞ものにしては、そっちが後からなので、受賞するのがおかしいっちゃ・おかしい。 映画(ラブストーリー)と本では、レンガが一つ外せて、そこに手紙を交換し合う。そこを二人がマネした。二人が、言い争いしたときに仲直りのつもりで、文通しあってた。 話は進みますが、喫茶店の遣り取りで自分は、リセットしなかったと言って、元彼女は帰ったけど、主人公は、癖でもう一度えレンガに行って見た。すると、手紙があって、真実を知った主人公は、昔はよく行った、アパートの頂上に行った。すると彼女はそこにいた。歩み寄ってまた仲良くしようって時に記憶がリセットされた。リセットされたのが、そこまでだったのは、そこでまたケンカして判れて二人で記憶リセットしたのだろう。 最後がやっぱり、ウラを付かれたけど、それはそれでおもしろかった。 やっぱり過去の秀ちゃんが、嫉妬しているっていうオチだったら、それはそれでおもしろい。

>30代デビューさん、ヨウさんへ レスありがとうございます。お蔭様で、モヤモヤしていた部分が全てスッキリしました。 ラスト場面で、マンション屋上での再開時、懲りずに再びケンカしてしまったのでしょうね。 >>時間の流れがねじれていて、未来の自分の影を付き合っている頃の中山が嫉妬 うーん難しいですね。私の悪い頭では、意味が理解できないです…

>>時間の流れがねじれていて、未来の自分の影を付き合っている頃の中山が嫉妬
>>過去の秀ちゃんが、嫉妬しているっていうオチ

やっとこの言葉の意味が分かりました。
ありがとうございました。

プラトニックチェーンっぽいと思ったら、渡辺浩弐さんだったんですね。納得。

いまだお互いを好き。

しかし以前と本質的に変わっていない二人。

きっとまたうまくいかないだろう。

やっぱりわかれよう。

なのかなっとか思いました。

この作品が世にもの中では1番好きです!!
小学校の時に初めて見て、ラストの展開に
かなり引き込まれました!!
途中までの切ない感じもすごく良いんですけど、そのままハッピーエンドじゃ普通すぎて読めてしまうので、やっぱり最後の最後でバッドエンドってところが世にもらしくて面白かったです!!

これ一番好き。
オチが最高。
感動系かなって思ったら消去て。

とてもいい!
感動系かと思ったら・・・・おちが効いている

最後のオチ、今見ている視聴者の記憶が消されるっていう事だと思いました。
こういう考え方もありかな?
どっちにしろ、良い作品だと思います

最後の何とも言えない
後味の悪さが「世にも〜」らしい。

二段オチにやられた。
名作。

再放送見てたけど話が未だに理解出来ていない…。
誰か分かるように教えて下さい。

もう一度見たいのですが、何か見られる方法、知っている方いらっしゃいませんか?

流れてる音楽の曲名をすごく知りたいんですが
誰か教えて下さい。

★10個つけたい。
最高の作品だった。
やっぱヨリを戻してもうまく行くことはマレなんだろなぁ。

屋上から飛び降りなくてよかった

普通に、過去にこういうことがあったけど、結局また分かれることになったので、今度こそ記憶リセット。っていう話ではないの?はじめてみたとき鳥肌でした。

エターナルサンシャイン何度も見てるけど、ふつーに話全然違うでしょ。笑 そんなん言ったらどんだけ似た映画とか小説あるのよ。。

使われている曲は
Stina Nordenstamの
So this is goodbyeです。
and she closed her eyesというアルバムに収録されています。

なんじゃそりゃ!?

人権擁護法案が可決されたら、
このサイトも無くなるんですね。

ニコニコとかも消えるし
この法案出してるやつ人間じゃねぇ

プロローグ 「10年前こんな便利なものが普及するなんて思いもよりませんでした。技術の発展はとどまるところを知りません。次にお送りするお話のなかにもとても便利なものが登場します。使い方さえ間違わなければ本当に便利なものです」

屋上で二人が再会して、感動してほのぼのした気分だったのに、いきなり矢印のマークが出てきて「消去」ってなったときは思わず「おぉぉぉい!?」って叫んじゃいました。感動を返してほしい。笑
でもこの話は好きです。

最後のあたりで流れる曲は誰の歌ですか?

二人が再開する所で泣いた。
けどオチで声出して泣いた。

いい話でしたー!

こりゃ、アメリカの脚本家も真似るよなぁと思わせる素晴らしい出来。助手席の戸田菜穂がぱっといなくなるシーンと同様の狙いのものが、エターナルサンシャインで結構出てきてた。
この番組自体が、“消そうとしている主人公の記憶”という前提だからという。

たしかにエターナル・サンシャインとコンセプトは似てるけど結末は真逆だよね。
こっちはどれだけ良い思い出があろうと結局は上手くいかない、ってオチだけど、
映画はそんな馬鹿げたやり取りを繰り返そうがそれでも付き合っていこう、って結末だった気が。

ヨリを戻し再び幸せになりつつあるのに、なぜ記憶リセットするのか全く意味不明なんですけど、、面白いけど

>ヨリを戻し再び幸せになりつつあるのに、なぜ記憶リセットするのか全く意味不明

復縁したカップルがまた破局するなんて珍しい話じゃないよ

プロローグ
携帯電話の画面のタモリ『10年前こんな便利なものが普及するなんて』
携帯を見るタモリも現れる。
『思いもよりませんでした。技術の発展はとどまるところを知りません。』
携帯の画面のタモリ『次にお送りするお話の中にもとても・・・』
携帯を切って、改めて説明する。
『次にお送りするお話の中にもとても便利なものが登場します。
使い方さえ間違わなければ本当に便利なものです。』

私は、この脚本を書かれた相沢友子さんを高く評価しています。
なので最後の消去シーンは、到底納得出来ませんでした。

そこで、台本を探しました。
雑誌にシナリオが掲載されていました。

消去シーンは、ありませんでした。


亜矢子のマンション・表
もとはふたりが暮らしていた部屋のチャイムを鳴らす辻村。
応答がないのでノブに触れるが、鍵がかかっていて開かない。
ふと何かに思い当たる。

同・屋上
手すりに凭れて朝焼けを見ている亜矢子。
缶ジュースをふたつ持っている。
入り口に立つ辻村に気づく亜矢子。
微笑み合いながら、ふたりはゆっくりと近づいていく。

(終わり)

(注 原文ではト書きは改行されていません)


もう一つ、
二人がナゼ別れたのか説明されない点も疑問でした。

それは、シーン2 辻村と亜矢子の部屋・中(回想)にありました。


辻 村「彼女とは別れるよ」
亜矢子「……別れたって、同じことをくり返すだけでしょ」
辻 村「……」
亜矢子「啓ちゃん、私のこと好き?」


と、続きます。


下の方で問題になっていた、車の中で亜矢子さんが消える場面ですが、
シナリオにはありません。

亜矢子「辻村さんこそ、見られて困る人はいないんですか?」
辻 村「僕? 僕は……。大丈夫、彼女クールだから」
亜矢子「へぇ? 意外だな」
辻 村「(苦笑い) 妬かれてみたいよ、たまにはね」

この後、路肩で亜矢子さんを降ろして分かれます。
信号待ちする辻村は、帰って行く亜矢子さんを見送ると、力が抜けグッタリします。


思い出の喫茶店で恨めしそうに見ている辻村ですが、

窓の外に視線を戻す辻村。
ガソリンスタンドに学生の頃の辻村が立ち、
責めるような目でこちらを見ている。

二人の馴初めが伝わっていないと意味不明でしょう。

向かいのガソリンスタンドで働く大学生の辻村が、窓辺で本を読んでいる亜矢子を好きになります。
辻村は汚い格好を気にして、喫茶店に入れないでいます。
そんな辻村に気づいた亜矢子が微笑みかけます。
二人のデートが始まります。

シナリオ掲載誌は
シナリオ・マガジン「ドラマ」2000年4月号 映人社 発行 です。

このお話には原作があるそうです

原作 渡辺浩弐
聖人プログラム〜2999年のゲーム・キッズ短編集〜「分かれる方法」 より
アスペクト刊

毎度。

本編とシナリオを再分析してみました。

車の中で亜矢子さんが消えた後、
辻村が、もう一度「記憶リセット」を試みて逃げ出すシーンが追加されていました。

結論 最後の「消去シーン」は、

取って付けた、単なる「二段オチ」なのか?

それとも、

「別れる」ためではなく、「二人がもう一度やり直す」ためのリセットなのか?


消去シーンが相沢さんの提案なら、私は後者だと思います…。



それとも、タモリがこのお話をリセットしたのか……

クリックしなかったら、それなりに何かを暗示して終われたのにね…… (涙)

原作の記述に誤りがありました。
正しくは、

原作 渡辺浩弐
聖人プログラム〜2999年のゲーム・キッズ短編集〜「別れる方法」 より
アスペクト刊

です。
お詫びして、訂正致します。

ヨリを戻したカップルは、また同じ理由で別れることが珍しくないので
最後のオチには思いっきり納得してました
でも今度こそ記憶を消してまた新鮮な気持ちで出会う可能性もあるし
記憶が無いからこそ次はうまくいくかもしれないですね

↓それも一理有りだけど、人間記憶が有るからこそ、それを次に活かせるんだと思います。
だから私はってゆーか、人間良い思い出もつらい思い出も全てを消さずに受け入れるべきだと思います。

世にもで一番スゴイ話のみならず、恋愛ドラマ全体でもトップランクでないでしょうか?単なる恋愛でなくSF要素が絡まってて。
はじめから終わりまで隙なしですね。戸田菜穂の演技も抜群。
脚本の良さはアカデミー賞最優秀以上と証明されましたが、それに加え、BGMの選曲の良さと、手抜きなく撮った回想シーンが素晴らしく作品の質を高めています。

しょっぱい話だな
これが高評価なのかーナルホド

これは正直あんまりおもしろくなかった。
とりあえずどんでん返しで後味悪くしとけばいいみたいな安易さしか感じられなかった。

大変素晴らしい作品です。
世にも~の作品群の醍醐味は、最後の最後ほんの数秒での大転換にあると思います。
この作品は最後のコンマ何秒かで大転換と見事なオチを見せてくれます。

ラストシーンに向けて私は感動を高ぶらせながら目にいっぱい涙を貯めつつ、最後のコンマ何秒で、
「あっ」とリアルで声が出ちゃいました。

私は今まで沢山の世にも~の作品を観てきましたが、
最もお気に入りの一本を選べと言われたら間違いなく本作になります。

とにかく、映画のように極端に説明がない作品。
初期の世にもの良い作品はこのテイスト。
いったいいつからなのか、馬鹿みたいなテレビドラマになりはてた世にものスタッフには是非見直して欲しい作品。

結局、この物語のはじめから最後まで全部が、中山秀演じる本屋の店長の男の記憶という設定。
だから、店長が出てこないシーンは実際にあったかどうか分からない。店長の空想なのだから。
車の中の戸田菜穂が消えるなど

それを全く説明せずに、最後の5秒のクリックのシーンだけで見せる潔さ。
くだらない説明的台詞、くだらない説明的感情描写。
やめましょう~

単純にエターナル・サンシャインの方が面白かった

後味悪くするためだけに最後に消去したとしか思えなかった

記憶をリセットする?良いんじゃないですか?って言うのは多分オイラだけだけどね。良い思い出なんてオイラには何も無いから

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