世にも奇妙な物語データベース

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私は、女優

放送回 1999年 秋の特別編
キャスト 菅野美穂/中村俊介
脚本・原作

主人公は女優。
だがドラマでナイフで人を刺し殺す場面の撮影をするが、怖くなり、何度もNG出してうまく行かない。
その話を主人公の彼氏に話すと、
彼は主人公を偶然街で見かけたが、映画の撮影スタッフなど誰もいない。
彼女は一人でナイフをかまえ、人を刺そうとしていたのだと言う。
彼の言うことが信じられない主人公。
撮影現場に行けばスタッフもちゃんといて、また同じシーンの撮影をする。
ずっとナイフを刺せなかった主人公だが、監督やマネージャーの後押しで遂に人を刺す。しかし刺したのは自分の恋人だった。彼は主人公が道行く人を刺そうとした所をかばったのだった。

場面は変わり病院で処置を受けた彼と話をする主人公。我に返り自分は妄想の世界にいた事を認識し、彼との仲もいい雰囲気に。過去の2人の思い出話を始める。が、彼にはその記憶がない。頭を抱える彼。そこに監督とマネージャーが現れる。「存在しなかったのは彼の方なんだよ」と。彼の姿が消える。

主人公が白い部屋でパンにバターを塗っている。
突然、バターナイフで自分の手を刺す。
痛みもないし血も出ない。
何度も何度も自分の手を刺す。
主人公は悟る。
どこかに精神科医?に診てもらっている主人公のシーンが入るはずなのです。
医者が熱いお湯の入ったポットを持って主人公に目を閉じて手をテーブルの上に置くよう指示する。主人公が言われたとおりにすると、医者は主人公の手にお湯をかける。熱い!と手をかばう主人公だが、医者がかけたのは実はただの水。お湯の入ったポットを見た事で頭の中のイメージが熱いと感じさせただけだと医者は話す。頭の中のイメージだけで現実とは違うものを認識してしまうと。  

コメントまとめ

いいですね、菅野美穂の狂気炸裂です!

タイトル 「私は、女優」の間違い?

妄想オチっすか・・・。 シリアスで、彼氏も無かったとは思ってましたが、 まさか自分自身も無かったってことかも・・ じゃあいったいなん(誰)だったんだ? って事になりますけどね(笑 なんだかダラダラとしてて面白くなかったです。 必要以上に場面がころころ変わってたり。。

世にも不朽の名作。 実際は5点以上つけたいところだ、。 この物語の本質(=面白さ)が解るようになってこそ真の大人といえるのだ。 私はこれを世にもの第三位にいれる。

ストーリーの細かいところはうろおぼえですが、 オープニングのタモリの話はよく覚えています。 タモリが「赤い」紙をこちらに見せる。 「あなたはこれが何色に見えますか? おそらく、赤、と答えるでしょう。 しかしそれは、脳がこの紙の出している色を 赤、と認識しているだけにすぎません。 つまり、この紙が本当は何色か、 それは誰にもわからないのです」

菅野さんの演技がすごい、バターナイフ刺すのが痛そう、その時のバターナイフを持ち変える手さばきがやたら素早い という印象が残りました。 この作品は哲学を勉強しないと理解できないのでしょうか?

知ってて飲んだら自殺じゃないのかな??? 渡辺いっけいの役を田中要次なんかがやると、 手紙や除草剤のくだりが怖くなってよかったかも。 でも、ほのぼのできる終わり方だと思います。

何が本当か解らなくなる。主人公は、周りの影響を滅茶苦茶受けやすい人なのか? 頭の悪い私にゃようわからんが、菅野美穂 の女優としての非凡さは痛いほど良く解った。バターナイフで刺されるよりね。

菅野美穂は、バラエティでは天然なのに、演技は上手すぎ。

世界観があってなかなか面白かった。 何か印象に残る。。。

いまいち釈然としない人はウィキペディアで
”クオリア”を調べると良いかもしれません。

前の三篇は感動物だったり、コメディ色の強いものが並んでいたのに、突然ホラー系(哲学系か?)の話になったのには驚かされてしまいました。
結構、毀誉褒貶あるみたいですが、私はこの話、好きですよ?
たまたま、大学で心理学を習っているので、この話は違和感無く理解できました。
しかし、怖い話しだよなぁ…。

ストーリーが予想の範囲内で驚きはなかったが、菅野美穂の上手い演技で画面から目を離せない。

難解なストーリーだけど強いインパクトを誇る作品だった。
しかし、このサイトのあらすじは如何せんわかりにくい

確かに自分の存在などが本当に存在するのかどうかは誰にも証明できませんからねぇ
自分は好きでした
シュール作品とあったので安心して見たんですが、
大分ドス黒い作品でしたね・・・・・

大勢の人が行き交う街中を歩く主人公
途端に人1人居なくなってしまう
驚いて走り出す主人公
新聞を読んでいる男がいる
ナイフを取り出す主人公
男は新聞をたたみ銃を構え振り返る
呼吸が荒くなり狂いだす主人公
男の頭が割れはじめる・・・・・

そこでマネージャーに抑えられる主人公
主人公は女優で人を刺すシーンでいつも怖がり刺せていなかった

家に帰った主人公
母に電話している
電話し終えたあと彼氏が家にやってくる
主人公の心の安らぎは彼氏だけだった

また人を刺すシーンで失敗する主人公
監督はキツく当たるがマネージャーはそれをかばう

家に帰った主人公
彼氏が家に来る
今日の撮影を見に行ったという彼氏
主人公は気が散るから来ないでと言ったと言う
彼氏はスタッフなんていなかったと言うが、
耳を傾けない主人公

精神科に連れていかれる主人公
医者は目を瞑りテーブルに左手をのせて下さいと指示する
医者は主人公の左手にお湯をかける
熱くて思わず飛びのく主人公
しかし医者がかけたものは水だった
撮影もあなたの脳が勝手に認識したものだと言う医者

また人を刺すシーンを撮る主人公達
街中を歩いているとまた人が消え怯える主人公
そしてまた男が新聞を読んで立っている
ナイフを取り出す主人公
そこに立っているのは役者ではなくただの一般人だが主人公には役者に見える
それを発見し走り出す彼氏
監督とマネージャーは切れと脅すように命令する
ナイフを振りかざす主人公・・・・・
しかし切られたのは彼氏だった
彼氏が切られる寸前に前に飛び出したのだ
狂いだす主人公を街中の人達が取り押さえる

意識を失っていた主人公
起きたのは病院のベッド
隣には彼氏が寝ている
彼氏の包帯をはずす主人公
しかし全く傷が残っていない
何かを恐れるように震え出す彼氏
俺達はどこで出会ったんだっけと聞く彼氏
主人公は覚えているが全く覚えていない彼氏
気分が悪くなってきたと彼氏
病室に監督とマネージャーが入ってくる
「存在しなかったのは彼のほうなんだよ・・・・・」
目を瞑り開くと監督とマネジャーは消えていた
振り返るとベッドには彼氏の姿がなかった

テレビを見ながらバターナイフを手にパンを食べる主人公
精神的に参っていてナイフで自分の腕を刺す主人公
しかし全く血は出ない
驚き何度も何度も腕を刺す主人公
しかし傷は全くつかない
うつろな目をし腕を下ろす主人公
「存在しなかったのは私のほうなんだ・・・・・」

最後にタモさんが言ってたけど、別に人間が赤と感じているのなら、実際誰も何色と解らなくても困らないし、解らないまんまでも良いんじゃない?
たいていの人間が存在していると認めているなら実際存在して無くても良いし逆も然りと思う。
ま、簡単に言えば人間なんだから人間主観で考えても良いんじゃないかと。

↓の人のあらすじのお陰で
何となく話の全体像が見えました。

でも、彼氏もマネージャーも監督も自分自身も全て妄想だとしたら・・・主人公は「壁の小説」の主人公の様に他人の妄想で作られた存在だったんでしょうか?

最後の台詞は「存在〜」ではなく「なんだ、初めからなかったんだ」

いいですね。広大な世界観あふれた作品です。こういう作品は僕の一番好きな作品です。この作品のよさがわからない人はどんな作品を見ても作品のよさはわからないのでしょうね。

か…菅野美穂!!
恐ろしいほどに魅せてくれるね。

あのナイフをぶすっぶすと腕に刺すシーンは、約10年経った今でもトラウマ。

パンをがりがり食ってるときなんかの表情もやばいね。
ストーリーもまぁ好きだ。


深浦加奈子さんのご冥福をお祈りします。

プロローグ 階段から降りてくるタモリ。一枚の紙を持っている。 「この色をなんと呼んでいますか。私は赤と呼んでいます。おそらく皆さんも赤と呼んでいるでしょう。しかし、本当にみんなが同じ色を感じているのでしょうか。網膜に映ったこの紙を、脳が認識して、我々は脳に思い込まされているに過ぎないのです。赤が本当に赤なのか、それは誰にも分からないのです。」

管野美穂さんの演技がやばい……。
バターナイフを腕にぶっさすシーンもさることながら、「きゃあああ」と叫ぶシーン……。ストーリーもある程度理解できたので、逆に怖かったです。
そろそろ、もっかい世にもに出てもらいたいですね。

自分が存在していなかったという驚きの展開!良作です。
しかし、菅野美穂の狂気交じりの演技はすごいですね。板に付いてます!

おもしろかったけど
最後らへん意味わからなかったです

最後どういう意味?

パンをバリバリ食べるシーンが印象的

同じような展開パターンのストーリーは他にもありますが、いずれもいかにも「世にも」的で好きです。菅野さんの演技も、他作品同様鬼気迫る凄いものがありますね。

>まるこさん
当時観ましたが、要は女優だという事、恋人が居た事、恐らく全て主人公の妄想だった
ということを思わせるオチだったと思います。
はっきりとは描かれていませんが。

これはベタながら恐かったですねー。
確かに菅野さんの演技すごかったです。最後の虚ろな目…。


言葉足らずでしたね、最後の台詞は
"女優であった自分は存在していなかった"
という事に気づいたという事だと解釈しています

菅野美穂の他の作品も良かったですけど
この作品の映像が不気味だったりしてよかったですし、中村俊介もよかった

いい話みたいですけど、最後の「存在しなかったのは私のほうなんだ…」ってどういうことでしょうか、撮影はすべて幻だとわかってますが、その「私は存在しない」ってどう理解すればいいのでしょうか

最後ブスブスと腕を刺すところがエグイけどまぁまぁ好きです!

あのオチは夢オチ以下のひどいオチだ。
解離性障害モノのいいオチが思いつかずに逃げたって感じだ。
出来損ないのパーフェクトブルー、ブラックスワンと言ったとこだ。
説明セリフが多いし、全体的にだが特にクライマックスへ向かう場面の魅せ方も良くない。
唯一よかったのは、皆さん書いてる様にキャスティングだけ。
まっTV枠だから仕方ないと思うけど。

人工肉研究を検索して、ほかのサイトにも紹介してほしい。
お願いします。

たぶん主人公の女性は存在しています。


頭が相当いっちゃってるので、現実と空想の境が曖昧になりすぎて
「存在しなかったのは私のほうなんだ・・・」とつぶやいたのだと思います。


ナイフで腕を何度刺しても血が流れないのは
「痛みは脳がそう思うから、痛みとなる」
という物語中盤の医者のセリフをから

ナイフでぶっさしても血がでないくらい
主人公の女性は現実が虚ろになっているということを表現しているのだと思います。



パン食ってる自分も妄想の中の物。

それどころか、自分の存在そのものすら認識出来なくなった精神病患者を描いたという感じかな。

世にも奇妙な物語での菅野美穂さんによる病んだor
狂った女の話は好きなので、「ミッドナイトDJ」
「望みの夢」に続いて好きです。お母さんからの電話に
言い訳してるあたりイタすぎて、、、

ジュディオングの話かと思うよな!w

最近公開されたある映画の展開及び背景が、これによく似ているっぽい印象。R-15なのもあって色々と過激化している様ですが・・・。

インパルス堤下復帰コントはこれを元に作られた

そんな風に余計な余白作る方が邪魔なんですけど
善意のつもりなんだろうけどマジでやめてはっきり言ってウザイだけだから

菅野美穂の演技力で成り立ってる話って印象

たかが撮影だけど、人を刺し殺すって言うのは…撮影時はトリックナイフか何かを使うんだろうけど、本物のナイフだったらどうしようとか考えてしまうんだろうね。

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