| 放送回 | 1999年 秋の特別編 |
|---|---|
| キャスト | 江角マキコ |
| 脚本・原作 |
視聴率主義の女プロデューサー（江角）は、ワイドショーの中で、
マネキンの顔にモザイクをかけて、
あたかもモザイクをかけられた人間がそこで証言しているように見せかける。
その日から突然、
テレビ画面、階段、写真、さらには人の顔まで、
ありとあらゆるものがモザイク処理された状態で目に映るようになってしまった。
女は後日、同じワイドショーで、
自分がマネキンにモザイクを掛けて放送させたなど、
突然全ての事を告白する。
そうして、見るものがモザイク処理されるという症状は消え、
女は自分がこれまで視聴率のためにやってきたことを反省するかのように、
辞職して、業界を去っていった。
そうして実家に戻った女は、祖父とともに幸せに暮らしている。
確か・・主人公は昔、田舎のおじいさんのドキュメント（どんなものかは不明）を撮る仕事があったが、
満足できないままその仕事は終わってしまう、その後は書いてあるとおりで、
最後はあのおじいさんの元に未完成のドキュメントを撮りに戻って来る・・。という話だったと思います。
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コメントまとめ
中途半端に感動系にしてしまったのが惜しい。
最後のシーンで流れるバックミュージック がとても印象的でしたがなんていう曲なんだろ?
最初らへんは楽しそうなんですけど… 最後らへんストーリーの意味が良く分かりません…
最後、農家のおじさんの顔にモザイクがかかってるオチだったら間違いなく名作だった
八嶋さんがでてたんですよね
緊張感のある映像はなかなか好み。
江角マキコはこういうキャリアウーマン的な役がかなり向いてると思う。
オチもいいね。
皮肉が効いてる。
エピローグ 歩いてくるタモリ。同時にテレビに映っている 「モザイクの裏に何があるのか、誰しも知りたいところです。しかしモザイクは人権擁護、社会への悪影響を考えてかけられている必要なものです。ですが奇妙な世界ではテレビ画面ではなく、現実そのものにモザイクがかかり、私達に目隠しをしてしまいます。もしあなたの大切なものにモザイクがかかってしまって見えなくなったとしたら、そしてそれが、あなたの愛する人であったとしたら・・・」 すると本物のタモリにモザイクがかかり、テレビのタモリが驚く。「・・・お気を付けください。」
つまり、なんでもかんでも隠蔽して明らかにしない社会に対するアンチテーゼであると。
最初のオープニング
スロットマシーンの前
「カジノで最初に手をつけるゲームは何かと聞けば、間違いなくスロットマシーンという答えが返ってくるでしょう。プレーの仕方に難しいルールはありません。コインを投入してレバーを引くだけ。誰にでも簡単にでき、運が良ければ大金が手に入る。」
タモリがコインを投げ上げる。
「しかし一方で、スロットマシーンほどプレイヤーの力が反映されないゲームもありません。全て運任せ。一度レバーを引いてしまったら、もうあなたはマシーンの下す結果をみているだけしかないのです。」
タモリがレバーを引くと、スロットが回る。
「そして気がつくと、自分でも思ってもみなかったほどの大金を投入して、抜け出せないような状況に陥っているのです。まるで、奇妙な世界に迷い込んだ方々をみているようです。奇妙な世界でも、全ての人は見えない力に支配されています。もし迷い込んだら、あなたはその力の下す決定を受け入れるだけ・・・」
スロットが止まり、五人の男女の絵柄になる。
「さて、今夜のお客様が決まったようです。奇妙な世界がこの五人に下す決定とは・・・まずはこの方の物語から見ていくことにしましょう。」
これをみてモザイクを見るのが少し怖くなった思い出があります
何か、ショムニの坪井千夏(江角)を何だか思い出しました(笑)
この話のあらすじには続きがあるよ(再放送の時は毎回カットされますが)
最後、カップルが大笑いしている
画面いっぱいにモザイクのかかった番組を観ながら、楽しそうに……
大昔、武内享がチェッカーズ時代にエッセイで書いてた（1990年出版）。
彼はAV好きで、それを憚る事なく公言していたのだけど、AVって大事なとこ全部モザイクかかってて、それなのにそれ見て興奮してるとかよくよく考えたら異常な話だと。
その内ニュース番組とかの証言者の顔モザイク（中身はおっさん）見て興奮しちゃう症候群とか出てくるんじゃね？って。
この話を観るといつもそれ思い出す。
江角マキコ演じる主人公の視界がモザイクで埋まっていく現象は、彼女の中に僅かに残っていた良心からの｢本当にこのままでいいのか？｣という警鐘の具現化だったのかもしれないな‥‥などと今更ながらに思ってみた
ラストでモザイクだらけの映像とピー音に塗れたTVを観ながら笑い転げるカップルこそ実に奇妙だったが、金と地位のためとは言え捏造と隠蔽の乱用も程々にすべきと言ったところか
遊戯王の罰ゲームを思い出すわ
マネキンねえ…モザイクを掛けたってマネキンだったら見てる人は直ぐに分かるんじゃ｡いや､そうでも無いか…薄いモザイクだと直ぐに分かるね｡マネキンは動かないから
過去ログのオチ補完を再掲。
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この話のあらすじには続きがあるよ(再放送の時は毎回カットされますが)
最後、カップルが大笑いしている
画面いっぱいにモザイクのかかった番組を観ながら、楽しそうに……
投稿者：名無し 2014-11-18 07:26:47
今作ったら下川のじいさんにモザイクが掛かって引きつって終わるんだろうなｗ
↓1で自分が再掲したオチと、↑のあらすじに載っているオチを自分なりにまとめ直してみた。
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そうして実家に戻った女は、祖父とともに幸せに暮らしている。
以前、自身が満足できないまま終わってしまった、
祖父のドキュメント映像を完成させる日を夢見つつ‥‥
場所は変わってとある家の中、カップルが大笑いしている
画面いっぱいにモザイクのかかった番組を観ながら、楽しそうに……
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うろ覚えでもあるので、正しい内容を覚えている人がいれば補完を願いたい。