放送回 | 1997年 秋の特別編 |
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キャスト | 菅野美穂 |
脚本・原作 | 渡辺浩弐 |
内気でおとなしく、地味な主人公は
向かいのマンションに住んでる男性に
思いを寄せていた。
しかし、告白する勇気もないまま
毎日望遠鏡で部屋を覗いて満足している。
ある日。
主人公とは見た目も性格も正反対の友達に
彼氏が出来たと知らされる。
それは主人公が片思いしてる男性だった。
自分も彼が好きだとは言えるはずもなく
友達と彼のイチャイチャぶりを
部屋から覗いては落ち込む主人公。
自分も友達のように積極的になりたいと思った時
「なりたい自分になれる」CD(?)を手に入れる。
そのCDは、再生すると仮想現実の世界で
「なりたい自分」になれるものだった。
その世界では積極的で人目を引く化粧を施し
大胆な服装をしている主人公。
それがなりたい自分、憧れる自分だった。
現実では、友達と彼の三人で食事に行っても
おどおどしてるだけの主人公。
そんな自分が嫌でトイレへかけ込みCDを再生、
仮想現実で思い切り男性を誘惑し始める。
誘惑に乗ってしまう男性、悔しそうに見ている友人。
友人と揉める主人公は
「だって私の方が魅力的だもの。
彼も私の方がいいって言ってるわ」
と、平然と言ってのける。
だが、CDがないとまた内気な性格に戻る主人公。
友人の彼をさんざん誘惑し、友人と喧嘩した挙句、
ビルの屋上から友人に突き飛ばされてしまう主人公。
目を見開いたまま、路上に横たわる主人公の耳から
そっとヘッドフォンが外される。
泣きながら彼女を覗き込む友人に呟く主人公。
「ありがとう。夢の中の私は奥手で、恥かしがりやで、
友達の彼を誘惑する事なんてとてもできない。
それが私の、望みの……夢」
そして目を見開いたまま息絶える。
主人公は現実では奔放女性で、
「内気で、夢ディスクの力でしか
自分の願望を満たせないような女性」
こそが彼女の夢だった。
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コメントまとめ
裏の裏をかかれたさくひんですよねー
色々考えると矛盾が多くありそうだけどまあまあな出来じゃないかな
夢の続きに似てると思った。 菅野美穂が凄い
夢と現実という繰り返しのお話で、区別(夢と現実)が尽かなくなったんでしょう。 ほんとは、泥棒ネコ(浮気)の癖で自分が恋人を盗らない夢。 彼女は、内気で恋人を盗らない、それが、望み(彼女)の望みの夢。(シャレじゃないよ)
菅野美緒穂の「好きなの好きなの好きなの好きなの好きなの」が病的に好きな感じが出てていい!本気で好きって怖いんですね。
ニュースで、「夢と現実の区別が付かない若者が...」
っていうのと、主人公が「いいじゃない、夢なんだし」
って言う2点で完全にオチが読めてしまった。
予想が外れてほしかっただけに、すごく残念。
やっぱり先の読める物語は三流品。
先が読めてしまうのが
残念だったけどストーリー展開は
結構好きかな。
ある日、内気な主人公のぞみは、望みの夢が見られるという、「夢ソフト」を購入する。のぞみが見たいと願う夢は、向いのマンションに住む、友人の智子の恋人の男と結ばれる夢であった。その夜、さっそく「夢ソフト」試してみると、のぞみは男の部屋で男とキスをしていた。それからのぞみは「夢ソフト」を何度も使用するようになる。智子と夢の中で口論をする時があっても、「夢だからいいじゃない」とはぐらかすばかり、そんなある日、智子と男にピクニックに誘われ、ある廃屋に来たが、陰でイチャつく2人を見て、また「夢ソフト」を使うが、その夢の中でのぞみは、男と抱き合うところを智子に見られ、廃屋から突き落とされてしまう。夢から覚めたのぞみは、夢でよかったとホッとし、智子と仲良く手をつなぎながら廃屋を後にするが、目が覚めたのぞみは、コンクリートに頭を打ち付けて倒れていた。「夢ソフト」を持った智子にのぞみは、「ありがとう、最後にこの夢を見たかったの」といった。彼女の本当の姿は、夢の中の姿だったはずの姿だった。のぞみは涙を流しながら続ける。「私は内気で、あなたとは仲のいい友達、それが私の、……望みの夢」そう言って彼女は、静かに息を引き取った。 感想 現実だったはずのことが、夢で、夢だったはずのことが現実になるって不思議な作品ですね。
どゆこと? 菅野美穂ちゃんは好きだけど、内容がよくわからん。
菅野美穂さんがすごく綺麗でした。
てゆうかここに書いてあるあらすじは
少し違っていますが・・・・。
つまり夢の中で夢を見ていたってことか。
夢の中だけでいちゃついてたと思ったら、本当は現実にやっちゃってたってわけね。
どっちにしろダメ女だなw
その物語、ウィルスで、最初、タモリが、心霊学者のラッキーは、とか言っていて、その後、いろいろ言って、現実だったはずのことが、夢だったり、夢だったはずが現実だったり。とタモリが言っていた から それ、望みの夢じゃん、と思った。
この主人公の気持ちわかるなーと微妙なところに共感。
自分は内気になりたいわけじゃないけれど、マイナスの面を求めてしまうところが似てると思った。
この作品とは、直接、関係ないけど、桜井幸子といいとも青年隊の子が出ていた、物語で100回?500回?好きな人の名前を書くと両想いになれるという話で、結局、男の子は、桜井幸子に、女子高生はいいとも青年隊の子にってってのがあったんだけど、そっちの方が興味深い。 自分にとっては、永遠のテーマに近いですね。なんか、人間の望みって不思議なかんじがしますね。
今動画を見てきましたが、
つまりこれは友人の彼氏を奪った主人公が怒った友人に突き落とされ、
(おそらく罪悪感からだろう)今際の際に友人および彼氏に願ってセットしてもらって見た
「自分の恋愛成就より友情を優先した夢」の話だったんですね。
冒頭とラストで友人に揺り動かされているヘッドフォン?付けている場面だけが現実で後はすべて夢の中だったという。
個人的に「夢の中の夢」という点では「フラッシュバック」にも似ているなと思いました。
菅野美穂が超かわいい。
すきなのすきなのすきなの…
が可愛い(ノε`)
ヘッドギアをつけて虚構の世界を見るっていうのは、"ストレンジ・デイズ(洋画)"からヒントを得たのかな?
それはともかく、菅野の演技はなかなかのものでした。
敢えて難癖をつけるとすれば、性悪ノゾミは、もっとヒステリックに演じても良かったんじゃないかと思ったことと、一回目の泣きの場面で涙を絞り出そうとしたのがバレバレだったのでちょっと醒めちゃったことですね。
26歳で自殺された橋爪浩一さんが出てました。
あの頃は脇役でよく出ていたのに訃報はニュースにもならず
画像もほとんど出てこないのでこの動画は懐かしかった
プロローグ
「夢は、無意識のうちに抑圧された願望の表れ、フロイトは夢を斯く分析しました。
夢の中なら、どんな願望でも実現できる。
今、一人の少女が、甘く危険な夢に身を委ねようとしています」
胡蝶の夢…ともまた違うか
面白かった
約10年後にこの話と似たような作品が世にもにて制作されます。
それが「フラッシュバック」というお話。
主演は後に旦那となる堺雅人・・・。
偶然かもしれませんが実に驚き。
菅野美穂で性格が悪い女というと恋の奇跡を思い出す。
CD妄想している理想像が恋の奇跡で猫をかぶっている姿に
似ている。
ビルの屋上から友人に突き飛ばされてしまう主人公。 ↓ 内気主人公友達に起こされ目覚める 泣きながら自分の感情を吐露・謝罪するもそれは夢の中の事だと言われ仲直り ↓ ヘッドフォン外され… 上のあらすじじゃ分かり難い
意識がまだあるなら誰か救急車呼べよって思った
最後面白い!
世にもらしいなぁ
発想は「世にも」らしくおもしろいが…「ビルから落ちてあれだけ長々しゃべる暇あるなら(智子か大輔が)救急車呼べよ」という気はしないでもない…。あと,ナレーションが10月12日日曜日って言ってたから,それ以外の日(6日,7日,8日)は平日だったってことですよね?…平日にあれだけ遊びまわれるというのは大学生ということ(設定)かな?
救急車呼んだ?とつっこみつつ、全部夢オチと思いきや、友人とその彼氏は実在だったのに最後驚きました。夢と現実が逆、というのはよくありますが、とろくて内気なほうが願望、夢、というところが珍しくて好き。菅野美穂もはまってて鳥肌が立ちました。
現実逃避は其の場限りの物ですよ。現実に引き戻された途端に余計に苦しく成る…又現実逃避に走る…更に苦しく成る…ね?悪循環の繰り返しに成りますよ