世にも奇妙な物語データベース

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無実の男

放送回 1997年 秋の特別編
キャスト 草なぎ剛
脚本・原作

ある日、剛の部屋に同じアパートのおばさんが
指名手配犯のビラを持ってくる。
ビラを渡そうとしたおばさんは指名手配犯の写真と剛の顔が同じ事に気付き、恐怖する。
逃げるおばさんを追いかける剛。
しかし、おばさんは足を滑らせて階段から落ちてしまう。
恋人に「俺は無実だ」と伝えるが、恋人にも、少し疑われる
その日から剛は指名手配の男として、追われるようになる。

しばらくして夜に定食屋で食事をする剛。
閉店間際で大盛りサービスを受けたので喜んでいるとテレビからニュースが流れる。
そこには自分の顔が…
そっと店の周りを見てみると…
全員、自分のことを見ている。
思わず逃げる剛。
ただ食い+殺人犯の男を大量の人たちが追いかける。

やっと逃げれた剛に恋人から電話が…

呼び出された場所に行ってみるとそこには警察が。
恋人は剛から離れる。
恋人「本当のことを話して」

剛は渡そうと思っていた指輪を取り出そうとする。
服から何かを取り出そうとしている剛を見て銃を取り出そうとしていると判断した警察は射殺。
剛は倒れながら指輪を取り出して死ぬ。
「俺じゃないのにぃ」

エピローグ
タモリが歩いてると指名手配のビラがたくさん貼られている。
その写真はタモリ。
周りには1000人がタモリを恐ろしい目で見ている。
「私じゃないですよ」

コメントまとめ

このお話、印象に残っています。 草なぎ君の演技が非常に良かったです。

タモリ「こうなってしまいましたが、真実はこの通りです。」

張られているビラに、犯人逮捕のマークが付けられている。

「皆さんは本当に彼の言葉が信じられますか?」

ふと見ると、指名手配犯のビラにタモリが描かれている。

振り向くと、住民たちがタモリに疑惑の目を向けている。

「いやこれは違いますよ、私は…無実です。」

一度犯罪者の烙印が押されてしまうと、それが後々間違いであったとしても決して元には戻りません。元殺人者が今はちゃんとしているのに、就職が困難になのは、今の姿ではなく、昔の殺人者であったときの姿が評価されているからなのではないでしょうか。この話は、えん罪がテーマ(?)なのでしょうが、やはり、犯罪をしているであろう人の意見は信用できませんね。(それが友人でも親でも。)そこが悲痛でなりません。最後のシーン、誤解されて死んでしまった主人公。自分が突然罪をかぶせられ、誰からも信じてくれなくなってしまったら・・。 長文スマソ。

タモリのプロローグを教えてください。

昔から濡れ衣を着せられる事が多かった主人公。
いくつか例をあげると
・小学校時代、給食費を盗んだ犯人として疑われる
・エレベーター内でオナラをしたと疑われる
・仕事でミスをした覚えがないのに上司に叱責される
・駅の改札で引っかかった事をキセルだと疑われる
などなど・・・

エピローグ 夜の裏道で 「世の中には真実と事実が存在しますが、真実が必ずしも事実だとは限りません。彼が果たして本当に罪を犯したのか、それとも・・・ 今となっては真実が明らかになることはありません。しかし、事実はご覧の通りです。」 草なぎの書かれた紙に赤くバツが書かれている。 「みなさんは本当に彼の言葉が信じられますか?」 気がつくと周りの人々がタモリを見ていた。ふと横を見ると、タモリの指名手配犯の紙がたくさん貼られていた。「いや、これは違いますよ・・わたしじゃないですよ、私は、無実です。」

剛くん可哀想自分がなったらやだなあ 運悪 若かった

これはひどい・・・

冤罪がテーマの話ですね。
現代社会の風刺も伝わっていてよくできてると思いますよ。
ただ後味が悪すぎるので★4つ。

かわいそうすぎる

集団ストーカーですねこれ

草なぎの役どころが悲惨すぎて笑えた。

そういえば草なぎって世にも奇妙な物語では
いつも嫌な目に遭う役ばかりだな。

おばさんが階段から落ちた時救急車呼ばなかったのは罪では・・・

自分も同じ目に遭ったらと思うと、少し怖くなる。

突然人殺しと言われて特に何も悪いことも一つもしてないのに人を信じないのが許せないくらい...。
最後は射殺した後死んだシーンを見て最悪な展開で二度と見たくないです。可哀想な感じです。

タモリによるエピローグ
「(前略)今となっては真実が明らかになることはありません。しかし、事実はご覧の通りです。」
に集約されてる。
真実(主人公が犯人か否か)は分からない、ご覧にいれたストーリーは単に客観的事実であると。

しかし主人公のモノローグを、視聴者が不自然に思うくらい極端に減らさないと伝わりにくいと思う。
自分はド頭から、“屁”は主人公が放ったものだという認識で見始めたもんで、タモリのセリフまできて腑に落ちたけど。

「犯人はみんなそう言うんだよ!」
という言葉を念頭に見ると、見方が変わると思います。

胸糞悪い終わり方。射殺されるとこ見て、笑わないけどな!普通。

食堂のテレビで「犯人はピストルを所持してるという目撃証言もあり」っていうアナウンスがされてて、主人公が「ピストルなんてもってるわけないじゃないか」って心の中で反論してるシーンを観た時、同じ草なぎ氏主演の『銃男』を思い出した。

『銃男』は2000年だから、『無実の男』の方が先だけど。

うわあ可哀想すぎる

世にも奇妙な物語は納得行かない話が多いけど、俺的に別格に胸糞に思って滅入った話が一つあったんだが、確かこれだわ。
見たのは小中学生頃だったかな、生まれて初めてテレビ番組で泣きそうになった。
しかし思えば、実際有り得るし、今までも沢山あったかもしれない話なんだよな…。

最近見た「世にも恐ろしい日本昔話」のかちかち山でなんかそんな事を思い出した。
あれももう二度と見たくないなぁ。忘れたいくらい。

手の打ち様が無いのう…世の中に同じ顔の人間が三人居ると言うが、同じ顔の奴が悪い事しやがったら…まあ儂の場合は三人所では無いがの。動物園にゃ一杯居るわ

本当に泣いたみてて心が痛い

容疑を晴らそうと走り回れば走り回る程事態は深刻に…そう言う時は暫く大人しくしている事だね

やましいことがないのなら警察から逃げずに事情を話せばいいのに、馬鹿だなとしか思わない

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