世にも奇妙な物語データベース

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カウントダウン

放送回 1990.8.30
キャスト 宍戸開
脚本・原作 武上純希

古ぼけたアパートに引っ越して来た漫画家・斉藤(宍戸開)。大家の話では、前に住んでいたロシア人が夜逃げしたため、家具類などがそのままになっているらしい。怪しげな秘密文書らしき封筒が落ちている。

掃除をしている内に疲れて眠ってしまった斉藤は、スパイ容疑で拷問を受けている夢を見る。

その後、斉藤がトイレから出ると、部屋が何者かに荒らされていた。一瞬先程の夢が頭をよぎり、びっくりして部屋のドアを開くと、近所の子供達が逃げて行った。悪戯でもしに来たのか…とホッとする斉藤。

そこへ前の住人宛の宅配便が届いた。
中を開けてみると、見慣れぬ機械。適当にいじっていると、突然デジタル画面に「10:00」と表示され、ピッピッとデジタル音を鳴らしながらカウントダウンを始めた。

(時限爆弾だ!)

きっとスパイがさっきの機密文書を取りに来たに違いない!斉藤は掃除の時に見つけた秘密文書を慌てて部屋の外に置いた。

(どうしよう…)

部屋に戻り、時限爆弾と一緒に入っていた紙を見る。爆弾の設計図の様だが、全てロシア語で書かれていてさっぱり意味が分からない。

(そうだ!)

斉藤は慌てて爆弾を窓から放り出した。だが先程の宅配業者が怒った表情で、爆弾を彼に突き返す。

仕方なく設計図を眺める斉藤。恐る恐る爆弾についている小さなレバーを引くと、音はぴたりとストップした。

「やったぁ!」

喜んだのも束の間、「2:58」だった時間表示が突然「1:00」に変わり、再びカウントダウンは始まった。
部屋の外に出た斉藤だが、近所の子供達の声が聞こえたため、逃げる事を諦める。

爆弾を分解しようと試みる斉藤だが、もう15秒を切っていた。
「ママー!ごめんよぉ!」

斉藤は爆弾を布団に隠し、上からしっかりと押さえ込んだ…。

ピーーーーーー!

………
………

何も起きない…?

と思いきや、突然爆弾から煙が吹き出し、ロシア語で何やら喋り始めた。

チーン! …パカッと開く蓋。

恐る恐るその中身を覗き込む斉藤。
「……お米が……立ってる」
思わず気絶する斉藤。
その機械は時限爆弾では無く、炊飯器だったのだ。

『警告、警告、おいしく戴くためには
 むらし時間をおとり下さい』

一方部屋の外では、機密文書を捨て「高速炊飯器仕様書」を持ち帰るロシア人の姿があった。

コメントまとめ

ま、いいんじゃないでしょうか。

主人公の独り言がいやにデカイ声・・・ そしてテンションが高い。

ぼくは、けっこうこーゆうノリは好きですよ。

あらすじを見ました。
なかなか、面白いですね。

昔に見た記憶がある。
かなり印象深い話で面白かった。

謎の機械と秘密文書が届き大騒ぎになるが、ふたが開くと炊飯器で文書は外国語の説明書だった、という伝説のコミカル系作品。

マジおもしろかったw

面白かった。
宍戸開さんが、「お米が…立ってる」って言って倒れたとき、まじで笑えました。
怖くない話でよかった。

なんだ、こっちのカウントダウンも面白いじゃないか。

おもしろかったです

こっちのカウントダウンも面白いですね

馬鹿だーーーーーーーーーーーーー

こっちのカウントダウンおもしろい・・・というより,むこうのカウントダウンはひどかったと思う.5,4,3,2,1,0,−1・・・って!

窓から投げたら戻ってきたのには笑いましたww
お米が立ってるっていう台詞もww

こちらのカウントダウンも面白いけれどあちらのカウントダウンのほうがスケールが大きい。

真剣に突っ込む話ではないと思いますが、それでも言いたい。

10分でごはんが炊ける上に、レバーを引けば更に2分近く短縮できる炊飯器ってどんなんやねん!(笑)

『立ってる』は『炊ってる』じゃないかなぁ…?

エピローグ「皆さんも引っ越しする時はくれぐれも、前に住んでた人はどんな人か調べることをおすすめ致します。私は引っ越しなどしないというあなた、あなただって安心はできませんよ。あなたの家の全ての窓、すべてのドアにはどれか1つ必ず奇妙な世界に通じている物があるに違いありません。それでは次回はもっと奇妙な物語をあなたにお送り致します。」と言って幽霊のようにすぅっと消えるタモさん(終)

これオチが結構面白かったです。

宍戸さんのキャラクターが刑事貴族の村瀬刑事みたいでよかった。御飯が炊けてジャーが開いた時、科学実験で発生しそうなモヤモヤした気体が体に悪そうで気になった。

お部屋のインテリアがなんとなく似つかわしくない重厚なヨーロッパ風ながら、最後炊飯器かよ!「お米がたってる!」のせりふでうけました。炊けてた上にたってて素晴らしい炊きあがりなんでしょう。「炊けてる!」でないところがよかった。

楽しそうw
一番笑ったわ

ややこしい炊飯器…時限爆弾の設計図は詰まり説明書だね。その説明書に絵は書いてなかったのかな?まあ身に覚えと言うか、心当たりが有るとそりゃ時限爆弾と思うだろうね。でも面白いね。炊飯器は男が稼働させたとして、米と水が入った状態で届けられたんだ。サービスが良いんだねえ。普通炊飯器を買ったって米と水はついて来ないよ。いや、買った訳じゃないのか

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