放送回 | 1990.4.19 |
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キャスト | 野村宏伸/中村あずさ/今福将雄/筧利夫/勝俣州和 |
脚本・原作 | 土屋斗紀雄 |
和之(野村宏伸)は、付き合っていた彼女を金持ちの男に取られてふられてしまう。バーで友人とヤケ酒を飲みながら、「絶対金を貯めてやる…」と話していたところ、ナゾの老人から楊貴妃の双六と言う、上がった者だけに巨万の富を与える双六をもらう。
その双六は、上がった者に巨万の富を与える代わりに、文字の書いてあるマスに止まると、そのマスに書いてある不幸が訪れるといわれている。馬鹿にして信用しない友人をよそ目に、その双六をもらった主人公は、アパートで友人4人と双六を始める。
途中文字が書かれているコマに止まった者は次々と災難に見舞われていく。
「お腹から宝が出てくる」のマスに止まった男(勝俣州和)は、女子高生を妊娠させたとその娘の父親に連れて行かれる。
辞書で「笑門招福(笑う門には福来たる)」の文字の意味を調べていた後輩は、そのマスに止まると笑い過ぎで腸がねじれるのを恐れて双六を進める事を嫌がるが、先輩に無理やりサイコロを振らされ、そのマスに止まってしまう。彼は急に苦しみ出し、救急車で運ばれた。
「逮捕される」と言うマスに止まった男(筧利夫)は、警察が来て本当に逮捕されてしまう。
そして残ったのは二人。ゲームは終盤になり、ゴール手前の「ここに止まると死ぬ」というマスの手前にいた。二以上を出せばゴールできるが、一がでたら死んでしまう。
ライバルが先にサイコロを振ると一の目が出る。次の瞬間、自分のコマではなく和之のコマを動かす。
「何をするんだ!」
「おまえが死ね!」
和之に掴みかかるライバルは、揉み合いになり壁に頭を打ち付ける。
「やり直さなきゃ…」
和之は、自分のコマを戻し、死のマスにライバルのコマを移動させる。
ライバルは口から血を流し息を引き取る。
和之はサイコロを振りなおすと、二の目が出てめでたくゴール。
場面は一転し、主人公は取調室で友人殺しについて尋問をされている。
「双六のせいです…」と力なくつぶやく主人公に、警察が怒鳴りつける。その時他の刑事が取調室に大きなジェラルミンのケースを持って来た。
「お前の部屋の天井裏から出てきたんだぞ」と、ケースの中の大金を和之に見せる。
「この金の奪い合いで殺したんだろう!」と詰問する刑事に「双六をしてたんです…」とつぶやく和之…。
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コメントまとめ
かなりいい作品だ。 リアリティー感が出てた気がする。
1.双六を紹介したじいさんがインチキくさい。 2.双六1回で救急車とパトカーが同時に来ると周りの人も不思議に思うよ。 3.不景気の今でも金がほしいと思う人はいるけれど、こういう形で金持ちにはなりたくない。
−タモリの閉めの言葉− 週末、ゲームパーティーに誘われているあなた、くれぐれもお気をつけ下さい。 次回は、もっと奇妙な物語をお届けしまっす。では。(鏡が割れる)
面白い内容だった。やっぱり人間に欲が
あったらこんな目に会うんだー(自己談)
ジュマンジのファンタジックな部分を削ったらこんな感じかなと言う感じです。
友人役の一人は須間一弥さんでした
この作品で世にも奇妙な物語が好きになりました。
初期のいかにもって作品ですな
一番、最初の放送日の3話目ですね。毎週3話オムニバス形式で、毎週観てました。
記念すべき初回放送の作品の一つです。
しかし、こいつら勇気あるよなあ。
結果は何となく分かっていながら、見ていてハラハラしました。
某所で見てきました。
第1回の放送はこの話も含め、みんなバッドエンドですね(泣)
「死ぬ」のマスに着いた友人が、主人公に「お前が代わりに死ね!」って掴みかかるところがすごく怖かった。人って自分がそういう場面に出くわしたら簡単に友達も裏切れるんだなあって実感して><
第一回から勝俣さんが出ていたとは驚きましたね
なだぎ武さんが出ているの?
メガネの人がオヤと思いました。
かっちゃん今と変わらないw
お金持ちになる「道」は幸せになる「道」とは違うんですね。
人と話はブラックでも、黒い猫の目はキレイ。
ガラス割れたところでびっくりした。
なかなかおもしろかったです!
怖いけどやってみたいかも!!
前にテレビで見ましたが、恐怖感を感じたのを、覚えています。
主人公は、「巨万の富」を得たと引き換えに、自分自身を破滅へと導いてしまいました・・・。
やはり、「分不相応な大金は身を滅ぼす」、この言葉に尽きます。
やっぱり面白いですよね、これ。
かなりハラハラしました。アガリ(巨万の富)の一つ前が死ぬマスになっているところが面白いですね。その時点で普通やる勇気が出ないですよね。よくやったなぁと思います。オチも納得出来るものでした。
勝俣の役が彼女の妊娠発覚して、彼女の父親が突然やってきて勝俣をつまみ出したところは笑いました。アレって当時の中国人なら喜ぶところなんでしょうね……。子は宝であり、労働力ですからね……。
もしこの秋この話をリメイクするとしたら、今の時代に合わせて当時の主人公を金のために捨てた女がバブル崩壊によって男に捨てられ、そして同じような境遇を持った女たちが集まり「バブル期の夢よもう一度」とばかりに楊貴妃の双六に挑み破滅していく話にしたら良いと思う。
もしそれが出来ればこれを(当時主人公を振る女役をした)中村あずさにやって欲しかったのだが残念ながら結婚引退してしまったからね・・・。
ロビン・ウィリアムズ主演の「ジュマンジ」っていう映画に似てるww
もし世にも奇妙な物語の一番くじがあったらA賞はこの双六セットにしてほしい。。。わけない(^^;)
野村宏伸、筧利夫、勝俣州和と今見ると豪華な俳優陣で、話の展開も軽快で面白かった。勝俣さんはここから、世にもの常連になるんだけど、ほとんどかわいそうな目に遭ってますよね。
この話面白いですね。
でも、オチは2が出たからコマが上がりから一個戻って主人公も死ぬんだと思っていたので予想外でした。
タイトルに惹かれてこのあらすじキャストデータベースを読んだけど、この双六と楊貴妃って何の関係が有るの?
そして主人公はゴールできたし何故か主人公の部屋の天井裏から大金も出てきたっていうのにこの主人公は何で双六のルール通り巨万の富を手に入れられない上に不幸な結末になったんだと思いました。
ここで言う巨万の富とは金だけに限らず好きな女をモノにできるという意味も含まれているんだろう。
ゴール直前の「ここで止まると死ぬ」というマスの手前まで来た時の死ぬ理由は残った二人の揉み合いによるものになると思ったら当たった。
呑気にゲームをやるはずが双六の効力を知り、目の色を変える主人公たち・・・
1人1人減っていき命を懸けた戦いになっていくのが怖いです。
いや、巨万の富はあくまで金のことだと思うし、
実際に金は手に入ったからおかしくないと思う
幸せになれるとは、少なくともあらすじには書いてないし
ゴールする前に全員死ぬんじゃなく、
ちゃんとゴールしてどうなったかまで見せてくれてよかった。
自分もジュマンジ思い出したw面白い映画だったなー
金持ちになる確率もあるが酷い目に遭う確率の方が高そうだな。
最悪、死まであるし。
でも人生詰んだら一発逆転目指してやりたくなるゲームだと思った。
確かに自分にとって損な結果になる確率が高そうですが、やってみたいっていう気持ちがありますねぇ!でも、楊貴妃と双六の関連性が見えてこなかったんですけど・・・。私が読解力ないだけでしょうか??
楽して大金持ち且つ幸せになれるなんてそんな虫のいい御話は無い、得体の知れないものに頼る(自ら奇妙な世界に踏み込む)なら尚更のこと‥‥こういう教訓的な要素を入れたかのような作品を記念すべきオンエア1回目で早速出してくる辺り、番組開始の時点で方向性が確立されつつあったとも受け取れるかもな
クレオパトラ…小野小町…そして楊貴妃…世界三大美女…じゃあ世界三大美男子は??
双六だけど…この楊貴妃の双六って賽子を振る必要有るの?死のマスにコマを移動させたらライバルが死んだ。賽子を振らずに息なりコマをゴールに置いたら…駄目か。ズルはいけないね
あらすじのキャストにいないけど須間一也(最後、野村宏伸と残った人)は奇妙な出来事の1話目に主役で出ていた。あと常識酒場という話にも出てたのをさっき知った。