放送回 | 1996年 冬の特別編 |
---|---|
キャスト | 野村宏伸 |
脚本・原作 |
朝の光の中、
しゃれたインテリアに囲まれたダイニングで向かい合って
食事する一組のカップルが主人公。
夫が新聞を畳みながら話し掛ける。
「戦争、環境破壊、住宅問題……こんな時代に子供を生んでも、
未来に何の希望が持てないのだからかわいそうなだけだよね」
妻が答える。
「そうね、私達結婚しても子供は作らないことにしましょう。
子供がいたらこんな暮らしも出来なくなるし……」
そんな二人の元に小包が届く。
中身は「バーチャル育児」と銘打たれた
コンピュータソフトだった。
インストールし、スタートする二人。警告が出る。
「このソフトは途中でやめることはできません。よろしいですか?」
軽い気持ちで「はい」を選ぶ二人。
「未来」という名前を入力、
二人の顔をCCDカメラで取り込むと
スピーカーから産声が響き、
モニタには二人の面影を持つ乳児のアイコンが現れる。
ミルクやオムツのアイコンをドラッグして世話をする二人。
やがて、「育児」は二人に負担となっていく。
三時間おきにスイッチが入り
大音量で泣き声を響かせるコンピュータ。
寝不足の二人は互いに「育児」を押し付け合い、
おしゃれな新居は瞬く間に荒んでいった。
ソフトの実行を止めようとマニュアルを読み返す二人。
「コインロッカー」という項目を見つける。
赤ちゃんアイコンを「コインロッカー」にドラッグすると、
その夜からパソコンが起動することはなかった。
久しぶりに安眠する二人。
やがて、家のどこかから
赤ん坊の泣き声が聞こえてくるのに気付くのとほぼ同時に
一人の男が夫婦を訪れる。
ソフトを実行し、コインロッカーを使ったのを知る男を
一度は追い返す夫婦。
そして異変が起こる。家中の電化製品が暴走し、
ポルターガイスト現象が発生する。
怯える二人の前に男が再度現れる。
「あのソフトで生まれた子供が、あなた達を慕っているんです」
響き渡る泣き声に妻が思わず呼びかける。
泣き声がやみ、スピーカーから無邪気な笑い声が流れる。
パソコンのモニタが点灯するとあの赤ん坊がいた。
夫婦の姿を見つけ、はいはいでモニタから抜け出して近寄る赤ん坊。
思わず差し伸べる夫婦の手の中に辿り着いた次の瞬間、
赤ん坊は光となって消えていった。同時に姿を消す男。
朝の光の中、ダイニングで向かい合って食事する夫婦。
夫が新聞を読みながら話し掛ける。
「戦争、環境破壊、住宅問題……
こんな、何の希望も持てない時代だけど、
だからこそ僕らの子供には
希望の持てる明るい世界を残さなくちゃいけないよね」
大きくなったお腹を撫でながら妻が答える。
「ええ、生まれてくるこの子のために……
ところでこの子の名前は?」
「決まっているよ……『未来』だ」
「『未来』……よろしくね、『未来』ちゃん」
広告スペース
コメントまとめ
この話は『週間ストーリーランド』で似たやつがありました
私もコナンさんと同じ事思いました。 『週間ストーリーランド』にありましたよね!!
途中までは非常に面白かった。永作可愛い。
赤ちゃん養育ソフト だったよ
ちょっと話違いましたよ。でも感動です
赤ちゃんが出て来るところが安かった。 ストーリー的には微妙・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
都市伝説の話みたいに赤ちゃんが「今度は捨てないでね(殺さないでね)」って言ったら怖かったかも。
赤ちゃんのCGがややグロかった。永作さんはいいですねぇ、ああいう奥さん欲しいもんだ。
うう〜〜ん。。。 赤ちゃんの映像がうそっぽすぎて自分的には冷めた。
養育ソフトのあかちゃんの名前は時越(ときお)だったような
時生(ときお)じゃありませんでした??
たしかに時生(ときお)でした。
永作さんが好きなので評価高くしたいけど
(彼女の演技は素晴らしい)
ちょっと微妙でした。ストーリーに置いてきぼりされた感じ。
ホラーかと思わせて感動系。 精神科医とか電波男とか出てきませんでしたっけ? 電波男が適当すぎて笑った
夫のほうが途中から赤ちゃんなんてどうでもいい感じになってたのに
最後感動してて「はあ〜?」でした。
感動した、野村さんと永作さんの演技が
最高に良かった!
赤ちゃんが怖い・・・ww
そこが駄目だったな・・・
どこで感動すればいいのかわからない話だった。
あの妙なキラキラとかいらないし
途中に出てくるおかしなキャラもよくわからないし
夫婦二人が「ママだよーパパだよ」とか言ってるあたりはベタすぎていらいらした。
そしてラストの赤ん坊の髪の毛がふさふさすぎるところにも違和感w
コナンさんや春奈さんのいうとおり
「週刊ストーリーランド」で
おなじ話をみたことがある¥
週間ストーリーランドに同じのある
週刊ストーリーランドのほうが後だしですよね? 年代的に。
私の中では、画面から出てくるシーンがやけに印象に残っているんですよね。
世にも奇妙な物語の常連の二人が出たね。永作博美さんと野村宏伸さん、二人とも主演作がとても多いんですよ
「テレフォンカード」にでた永作博美
すっかり大人になってるな。
いい話ですねー^^
赤ちゃん欲しくなる話ですね☆
途中までは面白かったのに、、展開が変わりすぎて残念
ホラーで終わればなお良かった。
赤ちゃん教育ソフトと言えば今日・・・いや昨日の夕方姉貴の第二子が誕生して次は女の子だった。
子供は嫌いじゃないけど、小春自体がネンネちゃんで子供みたいなもんだから子供を産んで育てていく自信が無いから、小春は一生子供を産まないと思います。
だから小春は甥と姪に会った時に良き叔母さんとして接していこうと思います。
こりゃあ いけませんわ
完全にアニメの世界というかね
ファンタジー過ぎて世にもには合いませんよ
バーチャル育児。夫婦が頼んだの?其れとも頼んでもいないのに送られて来たの?オイラはバーチャル育児なんて絶対遣りたくないけどね。でも最後は良かったね。希望を持てる明るい世界を…まあ無理だろうけどね