放送回 | 1996年 冬の特別編 |
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キャスト | 保坂尚輝 |
脚本・原作 |
主人公はどこにでもいるありふれた青年。
ある日三人組の女子高生に取り囲まれ、握手を求められる。
誰かと間違えられる心当たりもなく、
狐につままれたような気持ちで応ずる主人公。
その日から、主人公に「追っかけ」の集団が付きまとうようになる。
最初の三人から数が増えていく集団に戸惑いながらも応える主人公。
最初は遠巻きについてくるだけの集団だったが、
彼女らの行動は日に日にエスカレートしていく。
プレゼント・ファンレター・いたずら電話……。
プライベートを蹂躙されながらも優柔不断な態度を取り続ける主人公。
彼には会社の同僚である恋人がいる為、彼女の機嫌をそこねてしまい、
会社の上司にも怒られ、追っかけが鬱陶しくなる。
追っかけは次第にエスカレートしていって、
邪魔となる彼の上司や同僚が密かに殺されてしまう。
彼はノイローゼになり、
同僚のOLまで女子高生に錯覚してしまうようになるが、
彼が女子高生達の前で恋人とキスしたら、追っかけはみんな消えてしまう。
主人公の電話が鳴る。
受話器を取った主人公が耳にしたのは彼女の怯えた声だった。
「女の子達が襲ってきたの!
今、公衆電話のボックスにいるんだけど、取り囲まれている……
助けて!」
彼女から場所を聞き出して駆けつけた主人公の目に映ったのは、
頭から血を流して倒れている彼女と、
武器を手に彼女を取り囲む少女達だった。
一人の少女の手から角材を取り上げ振り回す主人公。
「ちくしょう、お前らなんなんだよ!?」
暴れる主人公を遠巻きに黙って見つめる少女達、
聞こえてくるパトカーのサイレン……
主人公が我に帰ると少女達の姿はなく、
警官達は凶器を手に呆然と立ちすくむ主人公を取り押さえた。
……刑務所正門。守衛に頭を下げ、出てくる初老の男。
月日を経ても、なお昔の面影を残した主人公だった。
コートの前を合わせ立ち去ろうとした主人公が立ちすくんで振り返る。
その視界に入ったのは、
手にプレゼントを抱え黄色い歓声を上げながら駆け寄ってくる中年女性
……あの時の「追っかけ」が年齢を重ねた姿だった。
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コメントまとめ
確か物心がついてから最初に見たのはこの話だったと思います。 ラストがゾク!!! これは何かの風刺なのかな?
芳本美代子さんは「恐怖のカラオケ歌合戦」もそうでしたけど、「夢のつづき」でも色っぽい姿で登場しましたよ。 保坂さんは「和服の少女」でも刑務所行きになったんじゃないですか?
この話は若き日の仲間由紀恵さんが女子高生役で出演していました。
今仲間由紀恵さんは大人気なんで来年の世にも奇妙な物語にでるかもしれません。
仲間由紀恵さん出演しているけど「23分間の奇跡」には星野真里さん「ニュースおじさん」には篠原涼子さん「そこに扉があった」には肥後克広がでている。
最後の主人公の悲鳴に笑ってしまいました。
でも夜の公園の電話ボックスで女子高生の大群に囲まれてリンチされているいるシーンは恐ろしかった。
男子軍団(女子高生が主人にくれたプレゼントを奪う)が何十人かいればいい争いになるなー。
好きな人が出来てもああはなりたくないと思った。
ある程度歳食ったら自重するといいのですが。
今春仲間由紀恵さん主演ですね!
これすごく怖かったです…
理不尽すぎる。
そういえば、菊池桃子さんのストーカーがまた捕まったそうで・・・
失礼しました。
主人公を演じてるのは芸能人だし、格好良い男だから。先ずは女子高生達に話を聞いてみたら?何人も居たら一人位追っ掛けをする理由を教えてくれるだろう。単に格好良いと言うだけで追っ掛けなんて…
すみません握手して下さいとかなり似てますが、こっちの方が断然面白い、そして子供の頃の衝撃作。モテるって怖い‼️
こんばんは。
この話の主人公の同僚は殺されはしてないでしょ?
行方不明ではないですか?
主人公の彼女が少女たちに囲まれたときに警察に通報してればよかったんではと思いますがどうですか?
てか主人公の追っかけの子は団塊ジュニア世代ではないですかね?