放送回 | 1990.8.30 |
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キャスト | 岡田奈々/斉木しげる |
脚本・原作 | 関澄一輝 |
当初主人公は生きた蟹を購入するのを渋っていたが、隣家の夫人に押し切られ購入(この時、蟹がビニール袋を爪で破く伏線有)。
生きたものを捌くのに抵抗のある主人公は息子とどうするかを思案し、息子の懇願を聞いた夫ともども食べるのをやめる。
蟹は息子の手で洗面器に入れられ、いずれ海に返すつもりで洗濯機のそばに置かれる。 一方、隣人夫妻は「ただの好物」して抵抗もなく切り刻み、鍋にして美味しく食した。
しかしその夜、強盗が侵入。隣家の主人と取っ組み合いになるが、強盗が三角コーナーから蟹の鋏を手に取り蟹の如く振り上げると、そのまま主人を刺し殺した。逃げる隣人も背後から刺されて断末魔が響き渡った。
その頃主人公家では、「人は常に他の生物の命を食い、命に命を重ねて生きてきたんだ。ケンイチ(息子)にもいずれきちんと教えてやらなきゃな」という夫に頷く主人公。 その時隣家からの悲鳴に、2人何事かと居間を飛び出し玄関でゴルフクラブで武装しつつ、隣家に向かう。
その時火のついたタバコが新聞紙の上に落ちた事を2人は気付いていなかった。 息子は子供部屋で眠り、居間では新聞紙が燃え始めていた・・・ 到着した主人公夫妻は隣家夫妻の死体を発見し、夫が通報に向かう。
1人残された主人公の前に潜んでいた犯人が出現し、主人公は無我夢中でゴルフクラブを振り回した。 その頃主人公宅では息子が眠る中、居間の煙に気付いたのか、洗濯機の傍から蟹が居間へ移動。火元へ向かって消火器の如く泡を噴出していた。
隣家では主人公のクラブが当たって強盗が泡を吹いて気絶。警察も到着して一件落着。 自宅へ帰ると、異臭を感じる主人公。息子には何事もなかったが、居間のドアから廊下にはみ出す泡。居間に入ると床一面がびっしり泡で覆われていた。
「何だったんだろうなあれ」「新型の消火設備じゃない?」と推測する2人。
次の日、主人公は車で海に蟹を返しに行く夫と息子を見送っていた。
「いずれ恩返ししてくれるかもしれないぞ」という夫に、息子は「昨夜、そんな夢を見た」
どうやら息子は、泡塗れになって遊ぶ素敵な夢を見たようだ。
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コメントまとめ
なんだ、そりゃ。。。
おも
買ったんだから食べても良いんじゃない蟹
これで助かったり殺されたりで因果応報いわれても・・・
主人公の夫役は五代高之氏では?
凄い話ですね(笑)霞食って生きてろってのか?
懐かしー。
かにがしばらく食べられなくなった思い出が。。。
見てはいませんが、主婦2人が買ったのがすでに死んでいる蟹じゃなくて、生きたままの蟹と言うのがポイントみたいですね。
蟹を逃がすか食べるかで運命が変わると言うある意味「if〜もしも〜」な話。
でも、食べるにしてもちゃんと自分が殺す生命に対して、何らかの敬意を見せていれば、隣の夫婦は死なずに済んだ(主人公夫婦は生命を重んじて殺すのをやめて逃がした)のかも知れませんね。
この作品のラストの曲が良かった。
もう一度観てみたいな〜
見ていないけど、簡単にまとめると
蟹食べなかったから助かってよかったねって
話だね。
見てないから評価は3ですけどこれって昔話がモチーフなんですかね?
漁師に生け捕りにされた蟹を助けた娘が蛇に娶られそうになって、蟹に助けられるというのを思い出しました。
見てみたいなー。
今でも毛ガニは食べられません。
ifもしも風なタイトルなら、
『買ってきた生きた蟹、食べるか生かすか?』というような奴だと思います。
泥棒(タモリ)が咄嗟に両手に蟹バサミを持って、珍妙な姿勢で蟹好き夫婦を刺殺したり、逆に金属バットで殴られて
“泡を吹いて”気絶したり、消防の人間が蟹の泡を『新型の消火剤』と呼んでいたり…とブラックユーモアの効いた描写が楽しいですね。
理不尽に殺される夫婦カワイソス
理不尽だね
この世界に生まれたなら食うか食われるかそれは今の人間にも言える支配しているようだがまだまだ隙はある
野生はそれを承知(?)で生きているかわいそうなんて邪道とも言える
人としては善だけど
大事だと思うのは命の尊重
「殺さない」ではなく「支配しない虐めないこと」こそが尊重
「どうせ殺すから・死ぬから虐待してもいいよね」
「殺すのはかわいそう・美しいのに」は命のある今を理解し大切にできていない
「殺し方が残酷」は代案を怠けて出さない侵略者
でもまあ「生き物を殺して食べたら、死ぬ」というなら
どちらの家族も、泥棒も、他のあらゆる人々も、とっくの昔に全員死ぬはずだけどね()
植物も生き物に含めるなら、菜食主義者も死ぬ
↓ のあらすじのほうがわかりやすい!
もしかして俺が蟹食べれないのはこの話のせいかも
つるの恩返しとアリとキリギリスを混ぜたような道徳的な話ですけど、さすがに「なんで蟹!?」って感想ですよね。魚は夕飯で食べてるし(^^:
カニは火なんか知らないと思うんだが
プロローグ(レストランで食事中のタモさん。テーブルにはカニが。)「人間は生きるために食べなくてはなりません。朝昼夜、それ以外にもいろんなものを食べます。しかし、人間が生きるために食べる食べ物もまた生き物なのです。食べ物はその生命力を食べる人間に与えてくれます。今私はカニ1匹分の生命力をもらったわけです。だから、食べ物を粗末に扱うとその食べ物から復讐されるに違いありません。そう、奇妙な物語もそんなところから始まるのです。」その後席を立ちしゃっくりをするタモさん。「ん~?もう復讐されたかな...」(※そういえばタモさんの額に絆創膏のようなものが貼ってあったのが印象的でした。)
これ見てしばらく蟹食べれなくなりました…
タモリさん 犯人だったのか
※撮影終了後スタッフ全員で美味しくいただきました(嘘)
たまに父親が「〇〇ガニ」という蟹用語を使ってるのがうざいと感じた人もいるんじゃないカニ??
プロローグ
とあるレストランのテラス席で食事するタモリ
「人間は生きるために食べなくてはなりません。
朝、昼、夜。それ以外にもいろんなものを食べます。
しかし、人間が生きるために食べる食べ物も、」
ここでカニ料理のカットに切り替わる。
「また、生き物なんです」
そして頭に絆創膏貼ったタモリがアップ
「食べ物はその生命力を食べる人間に与えてくれます。
今私はカニ一匹分の生命力を貰ったわけです。だから、食べ物を粗末に扱うとその食べ物から復讐されるに違いありません。そう、奇妙な物語もそんなとこから始まるんです」
そういって、レストランをあとにする。
そして、「フッ」としゃっくり
「ンン?もう復讐されたか?」
彼がカニ料理食べていた場所は東京海鮮市場であった。
本編スタート
主人公は松岡家の主婦 松岡ゆかりさん
ケンイチを寝かしつけるとき「カニさんがね、ケンイチにありがとうって言ってるよ」って言った。
カニはかわいいことこの上ない。
松岡家にいたカニが泡吹くころ泥棒も泡を吹いてた。
お隣さんの名はきょうこさん
生き蟹を買う家庭ってあるのかな?
そもそも生き蟹を車で売ってるのも見たことない。
「おのぼり物語」という映画で、上京してきた主人公が同じアパートの住人から引っ越し祝いで生きた毛蟹をもらったが可愛そうに思ったのかすぐには食べずに暫く飼っていたのだけど、やがて仕事が無くなり食べるものもなく結局はその蟹を煮て食べたのを思い出しました。
ただのテレビドラマ(しかも奇妙なのに)
何おまえらいちいち教訓話しと結び付けようとしてるんだ?
カニ並みに頭の固いヤツらだな
感想は一言「岡田奈々かわいい」で十分だろ
岡田奈々かわいい
本物が改心したとしたらまったくもって皮肉なもんだな・・・
泡吹き出すとこシュールでワロタw
しかし、ご馳走を目の前にしたら子供説得してでも食べるだろうなと思ってしまう。
所謂放生?ってやつだね。残酷焼きとか活け造りを見ると確かに可哀想って思う事が有る。可哀想って思うって事が人に取って大切な要素で、オイラは食べる事が勿論大好きなんだけど、作るのも大好きなんだ。料理をする時には生きている魚とかを使う事が有る。其れは詰まり今迄元気に動いていた物が死んじゃうって事な訳で…他の命を犠牲にして生きているって事を考えると食べ物を粗末に出来ないよね…