世にも奇妙な物語データベース

検索結果に戻る

笑う頭脳

放送回 1995年 春の特別編
キャスト 橋爪功
脚本・原作

暗い部屋。モニタを見つめタイピングする男。
手を止め、眼鏡を指先で押し上げる。

コンピュータ犯罪を起こして逃亡中の
天才クラッカーを追う刑事。
刑事がやっと犯人を追い詰めた時
犯人が死体で発見される。
だが、なぜかその死体には脳がなかった。
刑事は疑問を感じつつも
犯人の死によって精気を失う。

病院。集中治療室の管理システムが
何者かにより乗っ取られる。
重篤な患者の生命を掌中に
身代金を要求する犯人。
生命維持装置が止まり、次々と殺される患者。
為す術もなく、やむなく金を支払う病院。

事件が自殺した男の手口と
酷似していると気付く刑事。
犯人の愛人であった女医を調べる内に
彼女が男の脳を別の男に移植したと気付くが
証拠がない。
やがて、病院を乗っ取った事件の犯人も、
脳のない死体で発見された。

証拠を探す刑事が
女医の勤めていた病院で
聞き込みを終えて出てくる。
そこに、女医ががオープンカーで現れる。
隣にはなぜか10歳位の少年が座っていた。
車から降りて刑事と対峙する二人。
指先で眼鏡を押し上げる子供。
刑事は気付く……男の脳を移植されたのは
目の前にいる子供だと。

拳銃を抜き、少年の頭に狙いを定める刑事。
動かない三者。
どうしても引き金が引けず、拳銃を下ろす刑事。
少年は眼鏡を押し上げ、不敵な笑いを浮かべると
女医と共に去っていく……。

コメントまとめ

自分的には、この話が一番『世にも』っぽい話だな。なんか話が混沌としてて、恐怖の要素も含まれている。こういう話をまた放送してくれないかな。 最近の『世にも』はつまらなすぎる、特にここ5年。

世にもらしいの一言に尽きる作品。スピーディーかつドラスチックな展開で視聴者を最後まで飽きさせない内容となっている。見てない人は必見だと思う。

これよく覚えています。 よく出来てる話だ、と子供ながらに思いました。

これよく覚えてる 怖いですね

新・赤かぶ検事の事件未解決版ドラマってところかな。

橋爪さんは中年刑事が本当に似合う。

「よにも」というより、火曜サスペンスに近い

刑事役でるチャンネル間違えてないっと思いましたね。とは言えグロいストーリーですねコレ

「世にも」の中で最も記憶に残っている作品。
美しくも背徳的な雰囲気といい、どこか儚く刹那的で虚無的なストーリー展開といい。
女性主人公版ピカレスク、といった感じでしょうか。
妖しげなBGMもいい!
ブラック、シュール、SF、サスペンス、ホラーのすべてが詰まってます。

うーん、いいサスペンスだね。
笑う頭脳というタイトルも秀逸。

アナザヘブンとどっちが先なんだろ

鷲尾いさ子さんが妖艶でとても美しい。
世にも〜では「怪我」にも出ていましたがまるで別人です。怪演。

主演 橋爪功


佐野史郎 鷲尾いさ子

そこそこ面白かったです。
最後まで気が抜けない作品でした。

あと、下の何回も書いてるコメント
荒らしですよね…
管理人さんお願いします。

患者が殺されたときに流れてた曲がいい感じの雰囲気をだしてましたね

話もサスペンスドラマを見ている感じでおもしろかった


「笑う頭脳」以外のタイトル候補は「スナッチ」だったらしい
確かに橋爪功が雰囲気的にスナッチャーの主人公の刑事っぽさがハマってた

ストーリー的には普通だけど演出と役者の演技に助けられているいい例。
「犯罪を犯すのは脳か身体か?」のセリフが印象的だった。
似たようなテーマは最近では小林泰三の「人獣細工」でも読んだな。
自己同一性は何によって維持されているのかなんてなかなか興味深いテーマだから、
この番組でもぜひ映像化してほしい。

あとあの女医があまりに才色兼備だったんで、
あの人もまさか別の人から脳を移植されてたんじゃ…と思ったのは俺だけでいいww

鷲尾さん綺麗ですね。中村さんうらやましいです。

ストーリーを部分的に修正、最初のオリジナルの頭脳を移植された2番目の犯人の自殺現場から出てきた刑事は、こちらを意味ありげに見つめる頭部に包帯をまいた(脳を移植された)眼鏡をかけた少年に気付く。その少年こそ3番目の(脳を移植された)器と直感した刑事は彼を射殺しようとして果たせず、否応なく見逃す。

梅図和かずおの「洗礼」を思い出したところで気になったが、1/3とはいえ成人男性の脳を子供の頭蓋骨に移植可能なんだろうか?容量的に。

よく出来た物語です。でも脳を移植する事って可能なんですかね?

検索結果に戻る

広告スペース