世にも奇妙な物語データベース

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夢のつづき

放送回 1995年 冬の特別編
キャスト 片岡鶴太郎
脚本・原作 星新一

武田(片岡鶴太郎)はいつも現実ではろくな目に会わないのに、夢ではいいことばかり。
そのことを友人に話すとある場所を紹介してくれた。
その場所とは夢と現実を入れ替えてくれるところだったのだ。
それから武田は現実では仕事がすごくうまくいき、夢の中ではいやなことばかり。
(チェンソーで殺されそうになったり、スパゲティーを食べていたらそれが実はミミズだったり)

次第にノイローゼになってきた武田はもう一度その場所へ行き、夢と現実を元に戻してもらった。
やはり仕事はまたうまくいかなくなり、夢ではいいことが起こるようになったが、
武田は楽しい夢より楽しい現時が懐かしくなってきた。
そしてもう一度その場所へ行くと、夢と現実を入れ替えてくれる人が、
「これ以上やると危険だ」的なことを言う。
武田はいいからやれと脅すつもりで首に手をかけ、その人を揺さぶっていると勢い余ってその人を殺してしまう。そこを秘書に見られ、殺人罪で刑務所に入れられてしまう。

独房の中で静かに待つ武田。
看守の足音がコツコツと聞こえ、独房のカギを開け、そして言った。
「時間だ」
そこで武田
「もうやめてくれよ!夢なら覚めてくれ!」
しかしそれは夢などではなく現実だったのである。
看守に連れて行かれた武田は13階段を上り、首に縄をかけた。
地面が開き武田の死刑は実行された。

場面は変わり、武田の部屋。
武田は目を覚まし、呼吸困難に陥っている。
そして布団の動きがピタリと止まった。
武田の妻が仕事の時間になっても起きてこない武田を起こしにきた。
妻が布団を開けると武田は青白い顔をして首を絞めて死んでいた。
そう、夢と現実の区別がつかなくなった武田は夢での死刑による呼吸困難を現実のものと思い込み、現実でも呼吸困難になり死んでしまったのだ。

コメントまとめ

最後の主人公の死に顔は、「リング」で貞子の呪いによって死んだ人々の表情にそっくりで、とても怖かったです。

絞首刑までのくだりはなかなか怖かった

芳本美代子が色っぽくってたまらん。

懐かしいなあ。
最後に妻が起こしに来た時、たぶん妻は妊娠していたと思うんだけど…

で、最高の幸せ(子供の誕生)→最悪の事態(自分の死)だったように感じましたよ

鶴太郎が可哀相で痛々しい、ハッピーエンドの方が良かった。あのミミズが気持ち悪かった。

老子ですか。

面白かったけど最初の部分がわかんなっかった

鶴太郎って奇妙な物語じゃいつも死ぬ役だよね。

原作は三谷昇では・・・

これは一番の凍るお話でした。最後が本当に最も凍るシーンでした。ミミズがとても気持ち悪かった。この物語リングとらせんを超えたお話です。

鶴太郎がかわいそうだった
話は面白かったけどスパゲッティのミミズが気持ち悪かった

「プロローグ」
トンネルの中にいるタモリ
私たちが夢を見る場合、大抵はそれが夢であるとは思っていません。
夢から目覚めることによって初めてそれが夢であったと知るわけです。
夢と現実・・・普段ははっきりしているこの境界線もひとたび奇妙な世界へ迷い込んでしまうと、向こうとこっちどっちが現実なのでしょうか?

原作は星新一氏の著「地球から来た男」に収録されている「はやる店」です。
だいぶ内容は変わっています。
主人公は店を経営しているが、あまり繁盛していない。
ある時に逆夢を見ないかと持ちかけられた。つまり、夢が悪い出来事なら現実は良い出来事がおこるというものだ。
主人公が悪い夢を見れば見るほど、店は繁盛していくが、夢がどんどんひどくなっていき、しかも現実のようにさえ思えてくるようになった。
結局それに耐え切れず、逆夢を見るのをやめた主人公。やはり夢はいいものでないとなあ。
その後、客足は目に見えて減っていくようだった・・・

というものです。
結局は以前の状態に戻ってしまったんですね。
原作も本編も両方面白いと思います。

なかなか良いオマージュのお話ですが、下の人の話してる原作の方が僕は好きですね。
無駄に人が死なない方が良いと思います。
人が死ぬことで恐怖感を演出する作品はどうかと思うので……。

片岡鶴太郎さんどの作品でも災難だな、、

>人が死ぬことで恐怖感を演出する作品はどうかと思うので……。

そういうことでは無いでしょう。
夢と現実が曖昧になることで、夢が現実に影響力を持つということ。

パスタがミミズに変わるシーンが気持ち悪い。
最後のシーンが鶴太郎の顔がアップした後目が開いて口から血が垂れた...。
鶴太郎さんが(死んだ)かわいそうです。恐怖に感じます。

夢が現実にまで影響するのなら結局意味はないねぇ・・・
あのミミズはどぎつい!

夢でしっこすると現実でもしっこしてるよな
それの一緒でラストは夢で死刑執行された時自分で自分の首を締めちゃってた んで死んだ
ラストの死に顔が強烈

夢と現実の入れ替えを戻してもらったところからもう夢なのか現実なのかわからなくなる。入れ替えを戻してもらったこと自体が夢だったかもしれない

夢と現実が混乱する点は、「望みの夢」と似ていそう。

でも、話全体は全然違う設定だから世にもって面白い。

ラストの死に顔が強烈、せっかく子宝に恵まれたのにこの仕打ちはねぇ

これは怖かった。。

動画サイトで久しぶり観ましたが、やはりミミズスパゲティーは強烈に覚えています。今観るとよく出来たストーリーだなぁ~と。
鶴太郎さんは《帰れない》も名作ですよね!!

片岡鶴太郎の最後のあの死んだ顔よ。めっちゃ受けたで。おかんもおとんも怖がって逃げたけど俺は大爆笑や…って俺の神経がおかしいんか?…どんな神経してるねんてよぉ言われるけど

この物語は分かり難い。何処からが現実で何処からが夢なのか…最初の方のスパゲッティの所とかは夢と分かる。夢と現実を入れ替える人を殺したのは?夢だろうね。其の後死刑が執行されたのも夢だから。でも其の夢が本当の事と思って呼吸困難に成って死んだと。でも本当にそうかな。物語の最初から、布団の中で死ぬ迄が全部夢だったとしたら?いや、其れは無いか…

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