放送回 | 1994年 七夕の特別編 |
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キャスト | 松下由樹/佐野史郎 |
脚本・原作 |
学位論文のテーマに自虐症を選んだ主人公は、地下3階の隔離室に拘束されている人物を研究対象にしたいと担当教授(学長?)に話すが、彼は渋い顔をする。隔離されているのは、この学校の大脳生理学の元教授だった。
会いに行った初日、顔の拘束具を外された元教授に主人公はまず自己紹介するが、彼の言動は「爬虫類は好きかい?レロレロレロ」と支離滅裂。かと思えば急にきょろきょろし始め「やつらが来る!」と怯えだした。主人公は辺りを見回すが、周囲には誰もいない。と、次の瞬間、主人公の目の前で元教授の体に何かに引き裂かれた様な3本の傷が出現し、彼は気絶した。急いで看守や医師らに搬送されていく元教授。主人公は担当教授に自分の見た事を話すも「興奮して昔の傷跡から出血したんだろう」と信じてもらえなかった。
元教授の「やつらが来る」という言葉と、引き裂かれた光景が妙に引っかかった主人公は、彼が何の研究をしていたのか調べ始めた。回復した彼の元に直接参考書を持って行き尋ねると、彼はその参考書の「脳の『R領域』」の項を早口で講義して寝てしまった。
次に、元教授と論争を繰り広げていたという教授と接触した主人公は、元教授が「恐竜はどこへ行ったのか?」という題の論文を発表していた事を知る。その教授によれば、元教授は「恐竜は絶滅した割には化石数が少ない。だから絶滅したのではなく、爬虫類では特に発達している脳の危機回避を司る部位『R領域』を更に発達させ、滅びる前に別次元に逃げた」と言う説を唱えたらしい。
そんな元教授の脳を眠っている間にCTスキャンで見てみると、脳の大部分がR領域になっており「まるで爬虫類の脳だ」と医師と主人公は驚いた。
目覚めた元教授に聞くも、彼は「爬虫類は恐ろしい〜爬虫類は美しい〜♪」と歌うばかり。「興奮させないで下さい」と看守達に追い出されるが、その時「知りたかったら研究室に行け」と元教授に言われた。
閉鎖された彼の研究室の前に行くと、通りかかった彼の元助手が「自分の論文を否定された教授は、それでも諦め切れずに研究に没頭して『ディノペプシン』という薬を開発したが、自虐症になってしまった」と話してくれた。
その夜、鍵をこじ開けて元教授の研究室に侵入した主人公は、ビデオカメラに入ったままのテープを発見した。再生すると、元教授が自分の研究の成果を自ら録画した物だった。彼は原始的なシダ植物から抽出したエキスから作った「R領域」を肥大させる薬を「ディノペプシン」と名付け、マウスに投与して檻ごと水槽に沈めた。するとマウスは苦しがっている内に姿を消した。今度は自らに注射して見せるが、そこで映像は乱れ、音声だけが聞こえた。どうやら彼は憧れの恐竜のいる次元には来れたものの、その次元と現実との狭間に入ってしまったらしい。そこでテープは終わっていた。
好奇心に駆られた主人公は、冷蔵庫からディノペプシンを見つけて自分の腕に注射しようとするが、そこに隔離室から抜け出した元教授が「止めろおっ!好奇心は身を滅ぼすぞっ!あれは人間が踏み込んではいけない領域だったんだ」と止めに入った。しかし、主人公は注射してしまう。「馬鹿な女だ…」と諦め顔の元教授だったが、再び怯え出したかと思うと、今度は首を吹っ飛ばされてしまった。
怯える主人公の視界が白くなっていく。響き渡る唸り声に足音。振り返ると、そこには肉食恐竜が…悲鳴を上げて逃げ惑う主人公。
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コメントまとめ
ニーーーーーーーーーーチェッ!! 佐野史郎最高。
これは、スゴイ面白かった!! 絶滅しなかったという説にこちらまでひかれましたし、 佐野さんの演技の上手さには驚愕。 結末も世にもらしらしくて、すごく楽しめました!
もう一回見たい><
世にもシリーズ最高傑作。もう二度とこのレベルの作品は生まれないだろう。なぜなら、佐野使用だからだ。
佐野さんはやっぱり凄い。 話が深くて考えさせられた。 恐竜を残虐な怖い対象として、 描いているホラーって凄い。 私のベスト5に間違いなく入ります。
タイトルから興味がわかなかったけど・・・ 見てみたら結構好きな分野でした.
怖かった。 とにかく奇妙だった。 佐野さんの首が何かに飛ばされた時は本当にびびった。 これはホラー分野では自分の中では9位に入りますねw
面白かった! 首がとれるところは、昔の映像なので 生々しくなカったw
佐野史郎は本当に凄い。 首が飛ぶシーンはチープだったけれどびくっとした。 自分はビビりだな・・・w R領域だとかものすごい発想にかなり惹かれた。
そこそこおもしろい、落ちも良かったです。
まあまあだった。 でも後半が自分が期待していたより面白くなかった。 俳優人の演技のよさに助けられてるね。
小学校の時に見て以来、ずっと気になっていました。
タイトルも覚えてなかったけど、
鮮烈な印象の作品でした!
早口?だったか、
佐野さんの演技は怖かった!
佐野さんの出演した作品はどれも面白いですね。
佐野さんの演技に脱帽です。
これは本当に面白かった。
最後までドキドキハラハラワクワクできる作品だったと思う。
佐野さんの強烈なまでに狂った学者の演技はより興奮を駆り立てたと思います。
文句無しで★5つ!
佐野史郎さんの演技がよかった。
佐野さんの演技最高!!佐野さんの首が恐竜に食べられた時吃驚した!
松下さんの最後の叫ぶ時の演技も良かったね^^y
かなりグロテスクで見ていてすごく疲れる。
「急患」「地獄のタクシー」「トカゲのしっぽ」と同様に二度と見たくない作品。
佐野史郎氏の怪演が素晴らしすぎる一作。
たぶん佐野出演作のなかでは最高傑作でしょうw
にしても、地下3階の隔離室…って(笑
怖いというより、冒頭から笑い転げて息苦しいほどでした。ってか、クラリスがレクター博士に面会に行く場面に重なりますね。
再放送してたときは嬉しくて録画しちゃいました!
プロローグ:何かに脅えた様子で叫び声をあげている主人公・・・そこにタモリのナレーションが入る。
タモリ「叫び、奇妙な出来事に遭遇した時に人はその恐ろしさに叫びます。人がうっかり入り込んでしまうまで、奇妙な世界は決して教えてくれないからです。それがどんなに恐ろしい世界でも。」
首の抜けたとき、超気持ち悪かった。でも佐野さん早口上手かった。でも見たくない
大胆な発想とアカデミックな分野、そして松下と佐野の演技力...こういった作品を作ってほしいけど、今じゃ無理か...一番好きな作品す
スプラッタシーンがリアルすぎてトラウマ。
今じゃ放送できないでしょうね…。
よくもまあこんなとっぴょうしもない話を考え付くなと思いました。
こういう傑作はもう「世にも」では見ることはないのかな。
最高傑作
「フロムビヨンド」と「羊たちの沈黙」のオマージュに佐野史郎の怪演、さらにはスプラッターまであったりと、ホラーファンの僕にはたまらない作品でした。
おもしろかったです
最後に首をちぎられるのもきもちわるかったけど最初にざっくりひっかかれるのもなかなか痛々しかった
世にもシリーズでサスペンス系では歴代Top3に入っていると個人的に思う作品です。
脚本の出来と皆さん絶賛の佐野史郎さんの怪演!
1994年の作品で特殊効果映像など古さは感じるものの作品の良さは年を経ても変わらないと感じます。
しかし脳のR領域なんて良く考え付いたものだなと思います。実際Googleで検索すると本当に脳幹にR領域が存在しているようですね。
最後の所以外覚えていません、見る方法教えてください
演技はさすが佐野史郎なんだが、危険を察知する能力が危険を回避する能力にすり替えられてることに、なんで誰もつっこまない。
お前らの安直さが情けなくなるな
ジュラシックパークじゃん
魔法少女まどか☆マギカというアニメの3話で同じようなシーンがあった。
でもこっちの方がグロッキーに仕上がってる。
星護の演出がちょっと行き過ぎてると思った作品だな。
「世にも」の中でスプラッター描写を取り入れている作品は、これと「恐怖のカラオケ歌合戦」ぐらいでしょうね・・・(他にもあったらすみません)。佐野史郎自身も初期はギニーピッグ作品とかのカルト系作品に多数出演していたこともあってか、こういうイカれた役はやはり、上手い。
ラヴクラフトの彼方よりじゃんこの話
早口wwwwwww。
よだれついてた。
一つ、(゜゜;)\(--;)です佐野さんが、恐竜に、ひっかかれる残酷描写があったがそれはあまり
致命傷にならなかったの?
普通にその後も早口でぺrぺらだし。
↓お前は何もわかっていない。
R領域って緊急避難時に威力発揮するんじゃないの?佐野は異次元と現実の狭間にいたのに松下は完全に異次元に行ってしまってるなど矛盾点も多いがこの短時間でこのボリュームはすごい
納得できる説明入れたら2時間ぐらいになるだろうね
佐野史郎さんが言葉ペラペラ
文句なしで面白い。22分でこのボリュームは凄い。佐野史郎の早口長台詞、切り裂かれる演技など見どころ満載だった。
恐竜の時代と現代社会の狭間に入ってしまう薬、怖いですね……。ネズミなら使いこなせるけど、人間だと知能が発達し過ぎているから時空の狭間をただようだけって設定が残酷であると同時になんか説得力があった。
佐野史郎さんって結構世にもに出てたんだね。素晴らしい。
当時は七夕の特別編なんてのもあったのか・・
なるほどね。2016年に至って、これがどれほどラブクラフトへのオマージュに満ちていたか理解する人が増えたことか。放送当時強く感銘を受けましたが。
上のあらすじ大体合ってるけど、
ラストの主人公の行動は、誘惑に駆られたっていうより
会話の通じない教授がまくしたててくる謎の言葉や、
自分の困惑を全く理解しようとしない周囲の態度に
心理的に追い詰められたって感じがした
そうやって主人公が一人で追い詰められてく感じが不気味で怖くてまた良かった
叫び声とかあるから心臓に弱い人は注意
今、「かたらふ」というTV番組でこの話とかが話題になってた。小堺一機が司会してたり映像で振り返ったりしてて良かった。ゲストによって毎回テーマは変わるらしいけど、話題を世にもだけにして番組化されたらいいなと思った。
短い話でしたが、よくまとまっていて面白かったです。
恐竜の絶滅というテーマは、忘れていた童心を思い出させてくれるので個人的に大好きです。
小学生の頃にリアルタイムで観て、兄と2人であまりの怖さに1人で眠れなくなり、数ヶ月は一緒に寝てました...当時の子供にとってはかなりトラウマになった作品だと思います。
恐竜は皮膚の色が何色か不明だという事をしってました?
最近のNHKの番組で太陽は、熱くないという話があったが、今、自分達の見ている太陽は、恐竜が滅びた時の地球という説がある。恐竜の生きていた時代の太陽は、恐ろしい事に今の人類が焼かれている地球なのだ。
過去と未来は、繋がっており、この世にもの恐竜の話は、それを知っている人間が制作した作品なのである。
NHKみんなのうたの「図書館ロケット」は、それをバラした歌であり、朝ドラの「半分、青い。」もその仕組みを入れ込んだ作品なのだ。
この地球は、過去と未来が繋がっており、ほぼ全く同じ事がループして起きております。過去と未来は、裏と表で4次元を境に同時に存在しております。それを三角形が作らせた作品がこの恐竜はどこへ行ったのか?なのです。
「鶴と亀が滑った後ろの正面だ〜れ」A.四次元空間。
現在の地球は、哺乳類の栄える外側の「未来」の時代です。反対に恐竜の栄えた時代は、内側の「過去」の世界であり、宇宙創世記になります。
簡単にこの宇宙の仕組みを説明すると宇宙は、メビウスの輪のような形であり、8の字のクロス部分が4次元空間になるのですが、注目は、世紀末、過去と未来がぶつかりビッグバンを引き起こし過去と未来の地表がひっくり返り現代に恐竜が現れるのだそうです。
それを2500年前にブッタが予言した経典が、「鶏頭城」のくだりになります。
この時、東京に頭に鶏冠のあるTレックスがなだれ込み悪人を喰い殺すように読み解きましたが、それを表現した作品が「ゴジラ」、「デジモン」、「映画ファイナルファンタジー」、「ジュラシックパーク」とこの世にも奇妙な物語なのです。
この回当時としてもスプラッターシーン満載でよく放送したなと思ったけど、この話が放送された時間帯が11時30分頃らしいからそう考えるとOKだったのかな?
この作品で使用されている楽曲を
ご存じの方、曲名を教えてください。
特にラストに流れている曲。
どなたかお願いします。
仏教の鶏頭城がこのストーリーのモデル。
アニメのデジタルモンスターもそれ。
恐竜は出ないけどBBCのドラマ、スペルバインダー1&2もそう。
映画ファイナルファンタジーも。
その中でも代表作は、ゴジラだな。
ハリウッドだとジュラシックパーク。
化石が見付かってる時点で恐竜がいた事は何と無く分かる。然しな、その恐竜が本当にあんな姿をしていたかどうかは分かるまい?骨格に粘土をくっつけて復元したのが今に伝わっておるのじゃ。世の中には分からん事が未だ未だ有る…もっと長生きせんとのう
やってきた恐竜 街破壊
迎え撃つわたし サイキック
更新世到来 冬長い
朝は弱いわたし あくびをしてたの
太平洋 大西洋 ここ一体何平洋よ
盗んだわたしの記憶をかえして
CIA KGB FBIに共産党の陰謀よ
誰か わたしを逃がして
飛んでったボイジャー 惑星破壊
なすすべないあなた サイコパス
環状線渋滞 先長い
待つのつらいわたし ゲームボーイしてたの
北極星 超新星 流星群にお願いよ
誰か 止めて あの子のスーサイド
新幹線 連絡船 運命線よ教えて
わたし 明日は どこでどうしてるの
鶏頭城 ミロクで検索してキルロイのコメントを見ればこの恐竜はどこへ行ったのか?の話の本当の意味が分かるだろう。
『チコちゃんに叱られる!麒麟がくる!コラボSP』内の会話より。
地球に隕石が衝突して恐竜が滅んだと言うVTRを見ている際、岡村隆史が「いるよまだ。恐竜はいるよー」と言い続けざまにチコちゃんが「いるわね。」と言っていた。
鳥が恐竜の生き残りだといいたいのだろうが、まさか本物の恐竜がいまも地球の内側で生きているとは、思ってもみないだろう。
恐竜が絶滅した原因は、隕石の衝突とも言われているし、氷河期の到来とも言われている様です。世界中で恐竜の化石が見付かっていて、博物館に行くと、恐竜の骨格を見る事が出来たりしますが、あんな大きなのが歩き回っていたのかと思うとゾッとしますね。現在に産まれて良かった