世にも奇妙な物語データベース

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時の女神

放送回 1994年 七夕の特別編
キャスト 柳葉敏郎/水野真紀
脚本・原作 筒井康隆

花屋に立ち寄った沢田修平(柳葉敏郎)は、ガーベラの花を見て 今は亡き妻のことを思い出す。

小学校の七夕の時、下校中に女を見かける。
大学生になった時、当時の彼女とのデート中に、また女を見かける。
就職した時、通り雨を避けるため入った店で女に出会う。
子供の頃から思いを募らせていた修平は、彼女に交際を申し込む。
やがてふたりは結婚した。
夫婦生活の中で、おかしなことがあった。
忘れ物を取りに家に戻ると、今出たばかりなのに妻がいない。
捜してみると、さっきいなかったはずの場所にいる。
しかもガーベラを持って・・・
こうやってふと消えることがたまにあった。

妻は、人差し指と中指を重ね合わせる
(欧米でいうところの「幸運を祈る」の表現と同じ)のが好きだった。
「こうしていると、私(人差し指)があなた(中指)に抱かれているように見えるの」
時が経って、妻は病魔を患った。
働き盛りだったのだろう。それでも夫は妻の死に目になんとか間にあった。
自分の最後を知っていた妻は、自分の秘密を話し始めた。
「わたしはね、時を越えることができるの。私は、将来自分の夫になるあなたを、子供の時から見ていたのよ」
「じゃあ、僕の未来も見に行ったの?」
「一度だけね」
そんな話をしながら、妻は逝ってしまった。
夫は悲しみにくれ、それでも娘を立派に育て上げた。
回想シーン終わり

あのとき妻はあんなことを言ったが、おもしろい話だった。
そんなことを思い出しながら、ガーベラを見つめる。
その瞬間、柳葉の頭の中で、全てが繋がった。
まだ妻が生きていた頃、手にしていた花。あれは……。

背後に誰かがいることを確信し、振り返る修平。
車道を挟んだそこには、妻がいた。人差し指と中指を重ね合わせて。
手にしたガーベラを差し出す修平。目には涙がにじんでいた。

コメントまとめ

良い!好きです。自分の中では、「過去からの日記」と並ぶ傑作です。

時の女神をもう一度見たいのですが、DVDは出ているのでしょうか・

これのどこが面白いのか教えて欲しい。 この程度のネタ、過去のドラマとかで散々既出だと思う。。

前評判のわりには・・・って感じでした。 水野真紀が個人的には微妙だったんですよね。 ギバちゃんの演技もオーバーなところがあった気がします。 それでもまあまあ感動しました。 奥菜恵が出ている気がしますが・・・気のせいかな?

死んでもずっと思われたい.

面白さと感動は別モノ

最高っっっっっっに感動した!!大胆かつ柔軟に!!

マーガレットじゃなくて、赤いガーベラでは? 花言葉と関連してそうかな? この2人の組み合わせが、まんま「29歳のクリスマス」ですね。

普通に楽しめました。

リアルタイムで見て、感動した。 中指に人差し指を重ね合わせるネタをいつか使ってやろうと心に決めてました(笑)。 水野真紀が綺麗でした♪

彼女は一旦消えて過去と未来に行ける・・・・だから彼女は死んでも彼の目の前に現れた。彼は彼女に買ったばかりのカーネーションをプレゼントした。過去の彼女が嬉しそうにカーネーションを持ってたのが辻褄が合う。

子供の頃、見て感動した作品です。いや〜何回見ても泣ける…。。 カーネーションはもっと大き目の花弁をもっていたような…。多分、贈った花はガーベラだったような気がします。ガーベラは花言葉「神秘」。この物語を象徴してますね。 原作版では確か娘も同じ能力を開花させて終わるんじゃなかったかな。

”感動系”の中では、一番好きな作品です。 (その次は『ハッピーバースデー・ツー・マイホーム 』3位は『家族の肖像』ですかね。) 何度観ても、何だか本当に涙腺が緩むし、穏やかな気持ちになります。 (特に、 ?水野さん(時の女神)が亡くなる所 ?最後、赤いガーベラを持って、時の女神の事を思い出し、ふと振り返ると、道路の向かいに時の女神が立っていて、中指に人差し指を重ね合わせる仕草をしながら、穏やかな微笑みをたたえていて、ギバちゃんは、涙を浮かべながら、彼女に赤いガーベラを差し出す… …箇所が 個人的には号泣シーンでした。) リアルタイムで観て 私も、「将来あんな素敵な家庭を築ければ・・・」と子供心に思ったものです(笑) ”まつお”さんがおっしゃっている通り、ガーベラの花言葉=神秘 ・・・この物語を象徴してますよね☆*゜

この話、おととい再放送してた。観てたら、今までの世にも奇妙な物語の話で、一番感動した★最後のシーンが感動した☆

もう一回やってほしい。すごい感動した。★5つ。

正直ここで掲載されてるあらすじ見ただけじゃ良く分からないし伝わってこなかった。そんなにいいんならここは是非ひとつ拝見してみなくては!

すごく感動しそうなので、見てみたいです・・

とても感動したのを覚えている。もう1度みたいなー

「世にも…」史上、ダントツの1位!
作品(脚本)・構成・演出・音楽・俳優の演技…どれをとっても秀逸。まさにすばらしの一言。感動させらる作品。
14年前、リアルタイムで観て感動し、すぐ筒井康隆の原作本も購入。原作の進行と「世にも…」は多少違っているが、「世にも…」の方がTV的には優れている。このTV脚本家によってこの作品はさらなる昇華を遂げているのは明白。
そして忘れてならないのがBGM。(某アメリカ映画サントラ版使用。小生は捜すのに本当に苦労しました…)この音楽こそが「時の女神」をたぐいまれなる感涙編に仕上げている。バックに流れるこの印象深いストリングズの音色は視聴者だれをも感動させ、心温まる涙を誘う。
もちろん作品自体すばらしく、特に秀逸なのは何と言っても「最後の花屋のシー」。見事に台詞を一切排し、柳葉と水野の表情だけの掛け合いで見事に表現。本当に見事に表現している。
(役者2人の表情のうまさに脱帽!)
妻:(指を重ね合わせる)
「私はあなたとずっと一緒よ…」
夫:(かみしめるように2度うなずく)
「うん、うん、分かっているよ。
俺はずっと君と一緒だからね…」
(赤いガーベラを妻の方向に差し出 す)
…このラストシーンはさながら名画のラストシーンを彷彿させる。秀逸の一言。
まさに余韻を残すラストとなっている。
このあと夫は一生結婚せず妻との「優しい想い出」をずっとずっと心に抱きながら生きていくのだろう…。それはそれで幸せなことなんだと視聴者に一考を投じている…。
リアルタイムでこの短編を見た後、再放送でビデオに撮り(当時はまだビデオしかなかった)永久保存版としてビデオラックに並んでいる。先日TV再放送があり、自宅のコクーンにて録画。これで小生はこの秀作を「一生の宝物」として保管できる。
この作品に携わったすべてのTV局の方々に感謝感謝。感動をありがとう!!

今さっき再放送で見たよ。
いい作品だ〜。
水野真紀や奥菜恵が若くてかわいいな!

大好きです!
「また会えたね」という感じが凄く伝わってきました。

再放送で見ました。
なんでも感動しやすい私ですが、これはあんまり感動しませんでした。
水野真紀が美しいんですが、ちょっと不気味でした。

ここで評判がいいので、もう一度見れば
感動できるかもしれません。

ラブストーリー、ラブコメが大嫌いな自分でも大好きな作品。
そしていつまでも語り継がれるべき作品。
それはストーリー、役者の演技がすばらしいに他ならない。

もう一度見たい…

切なくて、心に残っている作品です。
「時の女神」というタイトルが、ぴったりの余韻の残る、素敵なお話でした。

14年前リアルタイムで見てからずっと心に残っていました。
もう一度見たいです・・・。
映像もとても素敵でした。
今でこそ、亡くなった人が会いに来て・・・
というストーリーものが
多く出ていますが、
これは別格のような気がします。

これ、原作だと結構物すごいオチなんですよね
奇麗にアレンジされててドラマ版のが好きです

妻は自分が病気だと知る前にガーベラを手にしていた、ということは、妻はこの時点ですでに未来へ行き、自分の運命を知っていたということだ。
自分が近い将来に死するということを知りながらも、あの優しげな微笑を浮かべ、夫や子に心配かけまいと穏やかに振舞っていたのかと思うと、妻の人柄に頭が下がる。

いい思い出になりましたね、この物語。
中学生の時にテレビに見てからずっと忘れてない〜

ラブストーリー嫌いの自分だけど、これだけは本当に涙を流さずにはいられなかった。
すばらしい作品です。

感動ですね…。

<プロローグ>
暗い画面,人が行き交う中立っているタモリ。
「人は生きていくうちに様々な出会いを経験します。母親との出会いに始まって,人との出会いがその人の人生を作っているのです。
ところで皆さんはこんな経験をしたことはありませんか?
初めて会ったはずなのに,その人にことを昔から知っていたような気がする・・・。」
<本編スタート>

よくあるような話なのですが
なぜだろう、見た当時すごく感動して
今でもとても印象に残っています

最初はあーただの感動か、と思った
でも後々考えてみると未来に行った水野真紀は自分が死んだことを知ってただろう
だから指を重ね合わせる祈りはそこからうまれたのだ
自分の死を知りつつも結婚するところが深い

昔、リアルタイムで見たときにこの音楽が心に残り、以来わたしもずっと探し続けていますが、わからないままです。。
どなたかどんな些細なことでもいいので、情報をください!お願いします!!

流れている曲は幸福の時間(原題はINDECENT PROPOSAL)のサントラですよ

そうです!この曲です!!
たつさん、ほんとになんとお礼をいったらいいのか・・(/_;) 感謝します。
ありがとう ありがとう。。

物凄く感動しました。七夕の特別編にぴったりの物語ですね。二人が出会えたというところが、織姫と彦星を連想させられました。
これを見た後涙が零れ落ちてきました。世にも奇妙な物語でこれほど感動したのは初めてだったかもしれません。

自分が好きな感動系3部作(「時の女神」「過去からの日記」「2040年のメリークリスマス」)の中の一つです。

「世にも」らしくないナチュラルな作風ですけど、何よりタイトルが素晴らしい。


主人公の娘のしゃべり方が妙に耳についた話だった。

私も思春期にこの作品をみて、恋愛観に大きく影響をうけたと思ってます。ラブストーリーの映画ではなく「こわいドラマ」の
イメージが強い世にも奇妙な物語だったからこそ余計感動したのかもしれません。
透明感のある「天使」のような妻と人情味あふれた「人間」の夫との悲恋ですが、見終わった後にすごく幸せになれる作品でした。

「既出」とか言う奴いたけど、これ1994年の作品だからね。頭大丈夫?
これは、リアルタイムで見ていて大分感動した記憶がある。

この作品もリアルタイムで見て感動しました。
水野真紀がキレイで、あの指を重ねるところが印象に残っています。

ギバは世にも奇妙な物語にたくさんの話で出てるけど、なかでもこれは上のほうのいい話だと思うぞ

やっぱり、筒井康隆先生のショート・ショートは素直で感動します。

今更見ましたが最高に感動したのでコメントしときます!

これたんぽぽ娘が元ネタか?多分筒井の年代的に読んでそうだし

17年振りに見ました!やっぱり感動!涙!
一緒に見た当時の彼女はどうしてるかな?

音楽がせかちゅうと一緒だ。

泣けた(><)

綾瀬はるかを思い出した。

時の女神もせかちゅうも良いね。

奥菜めぐみがかわいかった。

いい話ですよねー!
水野さん演じるか弱い感じがなんともいえません!!
奥菜恵が若い!!!

あらすじ読んでるだけで、目頭が熱くなった・・・。家帰ったら見てみようかな

本当に感動した。初めてみたけど、これは反則ですわ。感動系の中で一番です。泣ける、

一番見たい作品です
ぜひもう一度見たいです

多分この作品はリメイク確定ですね

リメイク確定、私も思います!

綾瀬はるかさんか石原さとみさんでリメイクをお願いしました。

奥菜恵出てて懐かしー

最後に道路を挟んで見つめあう二人が織姫と彦星に見える。
未来で(年に)1度だけ出会う事ができる、七夕の素敵な物語ですね。

もっとも思い出に残るドラマとして、出演者から検索し、ようやくたどり着きました。指を重ねるしぐさなど、なぜか印象深いですね。

それと相当前ですが
落合監督が時の女神の映画化を考えていると話していました
今年で二十五周年ですし記念で映画化して欲しいですね

こんにちは

私の人生の中でこれほど感動したドラマはありません、こんなにお互いを思いやれる夫婦になれたらよいなと思っています。

ラストのお互い涙を流しながら、見つめあうシーンでは山下達郎の「さよなら夏の日」のBGMが浮かんできました。

もう一度リメイクしてほしいです、映画化もお願いいたします(キャストは同じで)。

”本当に温かさがこころに響く素晴らしい作品です”

せっかくのいい話なのに、上のあらすじが結構違ってるのが残念でならない。
最初と最後は名無しさんので合っています。

あらすじ所々違いますよね。

二回目に水野真紀を見かけたのはデート中じゃなくて、大学から帰宅中(校門の前)ですよ。デート中に現れたとしたら嫌なヤツじゃん。

久々見て、記憶と違ってたけど、
以前見たときより泣けた・・・。

もちろん最後の場面でグっとくるし泣けるんだけど、
私は奥さんが亡くなる場面ですでに泣けました。

なんだろう?この感動は。
普通のドラマみたく途中で凄い展開があったわけでもない。
もちろん不思議な出来事は起こるんだけれども
全体的には凄く淡々としてる。
でも泣けてしまう。

柳葉さんの 誠実で朴訥として熱い感じと
水野さんの 美しくて上品で儚げな感じが本当に素晴らしい。
伏線の張り方もお見事だし音楽も秀逸。

心に残る一本です。

「一度だけね。」って言われてなかったら、いつ見られているか分からず不気味だろうか。それともいつか再開できる希望を胸に、見守られている安心感を持ち続けていられただろうか。ベストな遺言だとは思うけど、ちょっと考えさせらました。

最後車道を挟んでたから柳葉が抱きしめに行くとき車に轢かれるのかと思った
そしたら感動から一気に怖い話になるのに

評判がいいのでみてみましたが、苦手な作品でした。話が進まなく無駄にダラダラ、オチになにも捻りもなし。。

あらすじだけで感動してしまった
タイムスリップ系の話って、
矛盾が起きたりややこしくなりやすかったりするけど
これはわかりやすい上にじーんとする良い時間トリックだね

やっぱり。人気作品だった。
この映像。水野真紀さんの笑顔を時々思い出す。
無いと思って検索したら、やはり傑作だったんですね(^_^)v

世にも奇妙な物語の感動系作品として名作の呼び声高い本作ではあるが、個人的にはイマイチ。
嫌いではないけど、正直そんなに皆が言うほど感動はしなかった。

水野真紀が演じた妻の名前と娘の名前を出さなかったのはあえてそうしたのだと思うが、水野真紀が死に際に主人公に「娘を頼みます」と言ったのは少し不自然さを感じた。
娘を名前で呼ぶ位のシーンがあっても良かったのでは。

映像は奇跡起こすね

決して嫌いではないんだけど、そこまで絶賛するほどいいかな?
これより感動する作品なんて他にもっとあると思う。

マーガレットの花言葉は、「恋占い」「真実の愛」「信頼」だそうです。お嫁さんの死を乗り越えて娘を立派に育て上げた主人公。亡くなったお嫁さんの分迄幸せになって欲しいと切に願います

この時の女神が未来で自分の死因を確かめて、過去に帰ってそれを食い止めようとすると「昨日公園」のように余計にひどい悲劇になるんだろうな。

昨日公園とは違って、時の女神には過去に戻ってやり直す能力は無いはず。ただ一時的に過去か未来に行かれるだけ。

女神は不老不死で、死んでも天から同じ姿でいつでも地上に戻れるということにしよう。そうすれば切なくないし最高だよ。

水野真紀の現実感のない演技(柳葉が小学生時代の登場シーンなどは完全に幽霊。ヤフー知恵袋に水野真紀が幽霊で登場するドラマのタイトル教えてくださいと質問されていた。子供がとうてい短冊に書くほど好きになるとは思えない…)も、結果的に物語の寓話性を高める結果になったのが非常におもしろい。また、ラストシーンが素晴らしい(世にも屈指の非常に良い形)。2回うなずく柳葉の演技も、彼のオーバー演技が逆に良いように作用してとてもよい。2回のうなずきが1回目と2回目で表現が違うという結果的に非常に質の高い演技になっているところも、アクションを起こす前での終わり方も素晴らしい。

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