世にも奇妙な物語データベース

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ロンドンは作られていない

放送回 1992年 冬の特別編
キャスト 野村宏伸/仲谷昇
脚本・原作

主人公の佐野は昔から
自分の世界が作り物なんじゃないかと漠然と思っていた。
家も町も大きな舞台のセットでセットの外側から誰かが
自分を監視しているじゃないかと感じていた。
自分が「遊園地に行こう」と家を出ると
それを誰かが監視していて先回りして 遊園地を作っているんじゃないのか、
本当の世界は真っ白でなにもなくて
自分が移動しない限りなにも存在しないのではないかと不安に思っていた、

そしてその不安は日に日に強くなり佐野を悩ませた。
佐野はそれを確かめるべくロンドンに旅行に出かける、
いくら監視者でも 外国までは創りだせないだろうと考えてのことだった。
しかしロンドンは佐野が思っていたような真っ白いなにもない世界ではなく
TVでみるようなロンドンの町並みがちゃんと存在していた。
佐野はそれでもまだ
誰か自分を監視している者が
先回りして世界を作っているんじゃないかという疑問を捨てることが出来ない。

そんな彼の話を聞いていたカウンセラーは「ロンドンは作れませんよ」と
佐野をさとし白い廊下へと彼を連れてゆく。
自分の頭がおかしいのかと一度は納得した佐野だったが
周囲の カウンセラー達の様子がおかしいのに気がつき
先程のカウンセラーの方を振り返ると
そのカウンセラーが佐野の額に向かってリモコンのスイッチを押した。
ウィィィンと機械音をたてて佐野の額からMDのようなものが出て来る。
もう少し調整が必要だなと
カウンセラーは呟き廊下の先にあるドアを開ける。

ドアの外は真っ白ななにもない空間だった。

コメントまとめ

なぜか強烈に印象に残っている. 怖くもなかったけど… 自分自身最近「行ったことのない土地」 へ赴いている. そのたびにこの話を思い出す.

この話見たかどうか憶えてないけど手塚治虫の短編SF「赤の他人」にあらすじが似ていますね。

野村さんって演技が酷いので、こういう無機的な喋りの役がいいと思います。

手塚先生の「赤の他人」の前に、ロバート・A・ハインラインの「かれら」が、あります。 「赤の他人」の後には、藤子不二雄のFにも、似た設定のマンガがありましたね。

この作品凄く好きでした。
僕も結構こういう事考えたりするんで。。
でも、馬鹿げてますよね;

おもしろい、DVD化して欲しい。

自分がロボットだったとは。

父親の話とか、例えばロンドンなどの街の話とか...

この主人公と全く同じこと考えたことが小さい頃あったので、かなりビックリしました。
やっぱり同じようなこと考える人も少なからずいるんですね。(笑)

最後の研究所みたいな所がゆうゆうはくしょの仙水が初登場した研究所に似てる

ロンドンは作られていない

プロローグ

右腕に包帯を巻いて、左手に本を持って開いているタモリさんが椅子に座っている。
タモリ「哲学の父デカルトの言葉に我思う、ゆえに我有りと言うのがあります。
デカルトは、この世界のあらゆる物を疑おうとしたのですが唯一疑えないものに突き当たりました。」
本を閉じ、本を置く。タモリさんが、立つ。
周りは、頭に包帯のタモリさん、右足にギブスのタモリさん、首に包帯のタモリさんが椅子に座っている。
タモリ「すなわち、自分自身が疑っていること自体は、デカルトにも疑うことが出来なかったのです。
哲学に限らず、人は自分の存在というのを常に意識し疑っている生き物と言えるのではないでしょうか?
今、ここにもそんな疑いに取り付かれた一人の男がやって来たようです。」
タモリさんが、階段を上がる。

以上。タモリさんの台詞は、全て書いています。
私が持っているテープよりプロローグを書きました。
なお、エピローグはありません。

当時はいいできだったんだよ、このあと似たオチがたくさん出過ぎたからかすんだかな!?

「カリガリ博士」の話なら、『女優』の方が似てると思いますよ。 始めから終盤まで、主人公を中心としたストーリーが淡々と進む。 しかし、主人公は精神病患者だった。周りの人達に対する病的な妄想を繰り広げていたのだった、という共通のオチです。

>「カリガリ博士」
ストーリーというより、主人公が黒ずくめな点と、ラストの看護師らしき人物の目つき等の演出が影響されていたかな、と。
ストーリーは『女優』のほうが似ていますね(^-^;

昨晩、「カリガリ博士」のDVDを見ていたのですが、この作品のことを思い出しました。時代的には逆なんですが。

誰も触れていないけど,ここのあらすじ全然違う。
周りのみんながアンドロイドなのではなく,実は主人公がアンドロイドだったっていうおちで
ロンドンは結局つくられていたんじゃ・・・・

入院のはなしだよね、だからこの名前にした。このくそちび女。

主人公は、実はアンドロイドだった・・・・

結末が、違う。

主人公が子供のころの回想のシーンで
主人公の母親役の人って
にしおかすみこに似てない?

当時の僕も、ロンドンは無いかもと思ってました。(行った事がないからですけどね。笑)

初期のころの作品の方が傑作が多い。
もっと評価されていいと思う。

記憶の限りでは最後のシーンは、
「診察室を出た主人公は階段を途中まで降りて、突然診察室へ駆けもどってドアを開けるが、そこにはそれまでどおりの診察室があり、安心して階段をおり始めたところでリモコンを押される」んじゃなかったっけかな…。

SF臭い話だな〜っていう感じ。

バーチャルリアリティーに雰囲気が似てる

う〜ん、だけどすごいタイトルだよね。世にも奇妙な物語だからできることだけどすごいタイトルだね。けどすべてよかった。仲谷昇以外はね

自分小さい頃そう思ってた。周りの人間みんなロボットで街も自分が行かなければないと思ってた…。そんな話が自分が産まれる前にドラマになっててびっくりした。映像で見てみたいです。

肉やめるよう。いかさまタコさまカニさまエビさまもやめるよう。こういうことを世の中に訴えたいのですが。現実的には…。肉やめてを検索して見てほしい。頼みます。すみません。名優の仲谷様の演技を見たいのですが。超・能・力の仲谷様の演技、ストーリーも楽しいと思います。

友人が最近、子供のころのロンドンはつくられていない体験を話してくれたのがきっかけでのぞいてみました。こんなに反響をいただいていたんですね。感激です。私は主人公のアンドロイドのメモリーデータの中の母親役。実は彼をつくった科学者のひとりという役でした。私の記憶がたしかであれば…。
ハリウッドで学んだ若手のスーパーメイクアップアーティストも参加した、近未来のような現場も思いだします。皆さまありがとうございます。

SFぽいです。

あと帰ってきたウルトラマンの郷秀樹隊員も久々に研究所の所員として出演していますね、
確か「だいじょうぶマイフレンド」にもこの様に白衣姿でゲスト出演した覚えあります。

とても好きな作品です。

個人的な世にも三大SF作品
「ロンドンは作られていない」
「STILL」
「太平洋は燃えているか?」

「真っ白な空間」はあくまで野村の創作の中の話なんで
オチでは普通に病院だか工場で実際にあるロケ地だったよね

自分の覚えてる最後のシーン、Rさんと同じなんだが。
このあらすじ書いてる人、適当に
思い出して書いてるんか?

小さい頃見て、すごく怖かったのを覚えています。
確かロンドンは、例え話として出てきただけで実際には行ってはいなかったと思います。
それと、自分はスゴいトラウマになっているシーンなんですが、主人公が抱く世界への疑念(妄想)を具現化した話で、中盤、精神病院に入れられた主人公が脱走を図ろうとして、無数のアンドロイド(家族やら知り合いの姿をした)が並べられた部屋に入ってしまうシーンが確かあったはずです。
警備員(アンドロイド)に見つかって、揉み合いになって、警備員の顔の皮膚が剥がれて皮膚の下の機械が見えて…何とか部屋を出ようとしたところでやはり足首を捕まれて、自動ドアが閉まりかけてて、無理矢理引っ張ったら、アンドロイド警備員の手首がちぎれて…とか。今思い出すと、ターミネーターっぽい笑
最後に主人公自身がアンドロイドで、医者(研究者?)に額をメスで切られて、フロッピーディスクを取り出されるシーンがあったかと思います。
結構グロかった気が。

↓残念ながら全然違います

↓ホンモノ投下ありがとー♪
いやおもしろいね!この話自体よりむしろこのページがw
あらすじ含めてコメ欄もみんな惜しい!
大昔の話だし、入れ子構造になってるし、仕方ないね。

「あらすじが違う」と言っておられる方が数人いますが、それは「世にも奇妙な物語の別の話し」です。
確か一つは「バーチャルリアリティ」という話しで、もう一つは「完全治療法」です。
世にも奇妙な物語ってのは同じブロットの作品を何回も何回も作る事には定評がありますからね。
例えば世良公則主演の「夢」にはじまって「まばたき」「のどが乾く」「冷える」と何回同じブロットの作品を作ったら気が済むんだーと思います。

典型的な精神病ロボだ。

こういうこと考えたことがある人は少なくないらしいけど、
自分だけが普通の人間で、それ以外は全部作りものって言われたら
こいつ失礼だなあと思う

野村宏伸らしい作品だ。

研究施設か何かかな?額からMDが出て来る時点で人じゃ無い事は確かだよな。長い年月を掛けて何の研究をしていたのか…

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