世にも奇妙な物語データベース

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遅すぎた恋人

放送回 1990.8.9
キャスト 南野洋子/保阪尚輝/湯江健幸
脚本・原作 金谷祐子

女子大生のなつみ(南野陽子)は、彼氏(湯江健幸)の子供を妊娠する。
彼氏に告げたところ、お金を差し出され「産んでくれ」と言われる。
しかし、マザコンな彼にうんざりしていたなつみは彼氏にネックレスを投げ付けて別れ、中絶を決意する。

後日、占いが趣味のなつみに、一人の男(保坂尚輝)が、「僕を占ってください」と声をかけてくる。気を利かした友人は席を立ち、彼を占うなつみ。
なつみは彼を占うが、その人の未来が見えない…。

(何度占っても、あの人の未来がない。
 死んじゃったり、自殺でもしたらどうしよう…)

男の後を追うなつみ。
歩道橋の上にいる男を見つけて駆け寄るが、目の前で下に飛び降りてしまう。
驚いて下を見るが、男はいない。
不意に背後から声をかけられるなつみ。
「僕と一日だけの恋人になって、デートしてください」
となつみに頼む男。

男の申し出を受け、デートをする二人。
ソフトクリームを食べたり、ファンシーショップでお面をかぶってふざけあったり、美術館で絵画を見て楽しい時を過ごす。

二人で歩いていると、少し離れた道路を彼氏が他の女と談笑しながら歩いている。
彼氏に気づくなつみ。
なつみに気づく彼氏。
彼を気づきながらも、そのまま行ってしまうなつみと男。
なつみが一人で話しながら歩く姿を見て、不振がる彼氏…。

園のボートに乗りながら、
「今の人もてるんだね」
「彼とは結婚しない。」と言うなつみに、
「でも彼の事好きなんでしょう?」と聞く男。
「うん…でももっと素敵な人が現れるかもしれないし」
と話すなつみに、突然ムッとする男。
ボートからいきなり池に飛び込んでしまう。
驚き叫ぶなつみ。

なつみは公園のベンチで目を覚ます。
側に男が座っている。
彼の無事を確認し、泣き出すなつみを見て「あなたが僕のために泣いてくれるだけで満足だった」と話す男。
ネックレスをなつみに渡し、「これは僕のお母さんがある人からもらったネックレスなんだ」と手渡す。
そのネックレスは、彼氏に返したなつみのネックレスだった。
「あなたはもしかして…」
とお腹に手を当てるなつみ。
一日のデートを思い出し泣き出す。
「僕もあなたのような人を恋人に持ちたかったな。」
と言い、一人歩いて行く男。
慌てて男を追いかけようとするなつみ。
電車の遮断機が下がり、飛び出そうとするなつみの腕を誰かが「危ない!」と掴んだ。
それは彼氏だった。
徐々に消えていく男の後姿…。

「結婚してくれ」
彼氏は、なつみが付き返したネックレスをもう一度差し出す。
「それって…」
彼氏がネックレスを渡した瞬間、男からもらった方のネックレスは、フッと手の中から消えてしまった。
「私、誰がなんと言おうと子供を産むわ。20年後の恋人に会いたいから。」
「俺、仕事がんばるよ」と、彼氏で信号を渡る…。

コメントまとめ

私はこの話が感動したかな。 ナンノの演技の新鮮さと、ストーリーのすばらしさ! 王様の耳はロバの耳、あやしい鏡、ナンノ主演ですが、恐怖系でナンノの感動ストーリーはやはりこれでしょう。

湯江健幸が懐かしい。保阪は水島新太郎かと思った。

江国香織のデュークに似てる

すごい予想外です。あと、感動!★☆

「20年後の恋人に会いたいの」、いいじゃないですか。

感動系の話の中に、(後日談として)母親が子供に過干渉してマザコン少年が生まれかねない皮肉が仕込んであるストーリーが秀逸だと思った。

保阪、いきなり「僕の恋人になれ」とか最初は不審者か何かだと思っていた。
しかし、最初の妊娠のくだりやネックレスがヒントになり、だんだん正体が見えてきました。
そこからは、言うまでもなく感動しました。
最後の南野の表情が良かったです。

世の女性は,マザコンなんてと言いながら
せっせと自分の息子をマザコンに仕立て上げる.・・・
エンドロールはこんな感じだったかな.

女はマザコンが嫌いだが
マザコンにするのは女
皮肉だなーあwww

なんか~ すごく感動した!!

おい最後
彼氏で信号を渡る
サーフィンかな?

最後の「彼氏で信号を渡る」でいい話が台無しww

世にもではいい話だったな。

なんか切なくなる。

おおお、この話長い間探してた。

見つからなかったのはタイトルを間違って覚えてたからか。

トワイライトゾーンにこういう話ありました。バッドエンドでしたけどね。

感動が最後のやつで台無しだをw

エピローグ。甘味処の店先にて。

タモリ「世の女性というものは、「マザコンなんて大嫌い」と言いながら、
せっせと自分の息子をマザコンに育て上げているようで……。案外、彼女も……。
さて、人間の精神の力というものは、時として、不思議な現象を起こすようで……。
もう一人の自分、これから起こる出来事、そして、生まれてくる息子……。
これらはみんな、私たちの心に潜む、底知れぬ力が見せてくれたのかもしれません。」

ゆっくりと席を立つタモリ、長椅子にはかき氷が入っていた器と、ぐにゃりと曲がったスプーンが残されていた。

南野陽子かあ。
懐かしいなあ。
南野陽子が若い時から皆南野陽子ってかわいいって言うけどかわいいっていう人かなあ?
愛子さまの方がかわいいっしょ!

この作品が放映されて27年が過ぎたことに
時の流れを感じずにはいられない

この時期に生まれた子は、もう子供を持つ親の齢に
なっているのだなと思うと

タイトルと最後のタモリの皮肉が印象的です
ちなみに再放送の時、新聞のTV欄で「恋人」が「変人」と誤植になってたな
「遅れてきた変人」って・・・

追記です

遅すぎた恋人でしたね

失礼しました

↑南野洋子??

南野陽子でしょう。

最後ふざけんな

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