放送回 | 1992年 春の特別編 |
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キャスト | 菊池桃子 |
脚本・原作 |
売れない女性の芸人(菊池桃子)は
コントとかやってもお客さんは全然笑ってくれない。
悩んだ彼女は公園で彼氏(相原勇)に相談する。
彼氏は彼女を励まし、ジュースを買ってきてくれる。
頑張ることを決意した彼女。そして次の日から異変が。
彼女のコントにみんなが笑ってくれるようになったのだ。
コントが終わった後喜ぶ彼女は相方に
「今日は笑ってくれてよかったね」と喋りかける。
突然相方が「はははははは!」と彼女を見て狂ったように笑い出す。
「ねえ、なに笑ってるの?」と聞くとさらに笑い出す。
その後もしゃべった相手全員が意味もなく笑い出す。
恐ろしくなった彼女は彼氏に「どうしよう!」と相談する。
当然彼氏も笑い出す。「笑ってないで何とかいってよ!」
文句を言いまくる彼女に彼氏の笑いも限界で、呼吸困難で死んでしまう。
泣き叫ぶ彼女。
そこで目が覚める。公園のベンチ。夢を見ていたのだ。
ホッとする彼女。アイスを持って彼氏が近づいてくる。
「ありがとう」とアイスを受け取ろうとすると彼氏は彼女を見て、
「ぎゃはははははははははは!」
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コメントまとめ
意味もなく笑われることがこんなにも恐ろしいのかと思わされた作品。
オープニングでタモリが「怒らせたり泣かせたりするよりも、笑わせることが難しい」と言っていましたが、何よりも「笑う演技」って難しいんでしょうね。野々村の演技には特に冷めました。
確か、小説版だと、主人公のアゴがはずれてたのが原因で笑われてたんですよね。
いい話ですが、彼氏の笑う演技がちょっと・・・。
オチがみえみえでつまらなかった。
展開が分かりやすすぎだって
客前で漫才してる時、主人公がしゃべると大爆笑するお客さんが、相方がしゃべった瞬間ピタッと笑わなくなるのがウケた。
大注目の男みたいだった
奇妙な出来事だったかな?
菊池桃子じゃなくて筧利夫がやってるの見たことがある。
これ世にもの前の筧さんが出演してたのに似てる。
『オープニング』
昔、ある舞台人がこんなことをいったみたいです。
一番簡単なのは人を怒らせること、二番目に簡単なのは人を泣かせること、そして一番難しいのは人を笑わせることだという。
確かに人を笑わせることは非常に難しいことです。
でも…人々は常に笑いを求めてこういった場所にやって来ます。
しかし、なんであんなに笑いたがるんでしょうかね?
後ろでは一組の漫才コンビが漫才をやっていた…
この話大嫌いです。笑うという事は、半端じゃなろくでもない事なのです。笑う事も笑われる事も。笑ってる奴を見つけたら、みんなぶん殴りましょう
相原勇(あいはら ゆう)って女の子だよ
彼氏役じゃなくて相方役だったんじゃないの???
夢だった部分が結局何だったのか、無意味に時間が巻き戻されたような印象を受けた。
野々村が死んだとこからちゃんと終わらせれば良かったけど
「ある朝パニック」とか不条理モノのバリエーションだから
主人公が絶叫しておしまいってとこを夢ループに変えただけか。
ラスト付近の野々村の演技、
アレ絶対「笑い」の演技じゃねーよなぁ・・・(冷ややかな目)
夢が現実に…笑って死ねるって、或意味最高の死に方かも。でも意味も無く笑って死ぬのは嫌だな…出て来るだけで御客さんが笑う漫才師だか漫談師が居たけど、笑わせようとしてるんじゃ無くて、笑われようとしていたんだ。笑わせると笑われるとでは天地の差が有るんだよ