世にも奇妙な物語データベース

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超・能・力!

放送回 1990.8.9
キャスト 仲谷昇/佐野史郎
脚本・原作 吉沢景介「予知能力」

手も触れずにボルトを動かしたという有名な超能力者を、糸を使ったトリックだと暴いた超能力否定派の学者・岩瀬教授(仲谷昇)。

ある日「うちの息子はカードを透視できる」という親子連れが岩瀬の前に現れた。「○」「□」「☆」などが描かれたカードのマークを、息子に透視で当てさせるという実験を行っていた。
「じゃあこれは?」
「しかく」
「次は、これ」
「まる」
次々とマークを当てていく息子だったが、カードを持っている母親の問いかけ方が引っ掛かった岩瀬は、「次は何も言わない様にして下さい」と言う。
一瞬動揺する母親だったが、すぐに笑顔を取り戻し実験を再開する。母親が黙った後もカードのマークを当てていく息子。思わず「本物だよ」と呟く者も居たが、母親のまばたきと唇の動かし方でサインを送っていた事を、岩瀬が見破ってしまう。
激怒した母親は捨て台詞を残して去って行く。
「…疲れたよ。後はよろしく頼む」
岩瀬は自室に戻る。
席に着いた瞬間、誰かに首を絞められる岩瀬。
彼はハッと目を覚ます。「夢か…」

と、そこへ、自分は予知能力者だという男・加山(佐野史郎)が現れた。次の日に起こる事を、前の日の晩に夢で見るというのだ。
それは妄想だと言う岩瀬に、
「実は今日来たのは、僕が人を殺した夢を見たからなんです」
と不気味に笑みを浮かべる加山。「この部屋で僕が先生の首を絞めて殺している夢です」

岩瀬は君は妄想に操られているんだと言い、カードを使った実験を始める。加山の言う事が正しければ、カードの絵柄を全て知っているはずだからだ。
しかし、簡単に当ててしまう加山。
「まさか…偶然だ!予知能力なんてあるはずが無い!」
気が付くと加山がすぐ後ろに立っていた。
「じゃあこのカードはどうだ!」
岩瀬は慌てて別のカードを出す。
「分かりません」
「ほら見ろ!やっぱりトリックだったんだ!」
「いいえ…先生は夢の中でこのカードをめくる事が出来なかったんです」
岩瀬の首を絞める加山…。

そこで目を覚ます岩瀬。
今のは夢だった…。
「………予知夢か…そんなバカな」
ホッとする岩瀬。
そこにやって来る秘書。
「先生、ご面会の方が」
薄笑いを浮かべながら現れたのは、加山だった…。

コメントまとめ

この話のオチは、奇妙な出来事の 「アップルパイシンドローム(ORラブソディー)」のオチに似ている気がする。

超能力フェイクを暴く手法は面白い。

筒井康隆の同名の短編を改作したみたいだね。 夢のくだりなんか、そのままだし。

この話だけは今でも鮮明に覚えている。一番怖くて大好きな話です。

怖い。あの後どうなったのか知りたい。

最後のシーン、佐野さんが入ってくる時の笑顔が不気味すぎです。

実は自分が予知能力者であったという話でしたね。
皮肉ですね・・・

序盤の仲谷がトリックを暴くシーンが好き

なかなか面白い作品

深い・・・・・・(−¥−)

ネットは便利ですねぇ。
この話、当時見ていて、怖くて印象深い作品でした。
帰ってきたドラえもん並みの面白い短編です。(比較対象がおかしいか。。。)
またみたいですね。

史朗が怖くてよい

実は仲谷さん本人に予知能力があったのですね・・。
佐野史郎さん怖い・・。

相変わらず佐野史郎が不気味だ。
当時、超能力とか流行ってたのかな?

佐野史郎が不気味

あとモニターの画面にさりげなくタモリがでてた

予知能力を持つ自分を信じるのか
超能力を否定してきた自分を信じるのか
岩瀬のお気持ちはー・・・どっちっ!?

なにこれこわい

超・能・力は全宇宙で一番須原志位作品なので、ぜひ見てほしい。

そのあと。人口肉研究を検索して見てほしい。

少しでも多くの人が見るようなサイトに
できるだけ紹介してほしい
おねがいします。

佐野史郎こええええーっ!
よく考えると、なんで自分の超能力を認められなかった腹いせに学者の首を絞めなきゃならんのかわからないが、佐野史郎の役なので異様な説得力があった。
教授のラストの予知も佐野史郎の能力の一つなんですかねえ。自分の見てる未来を他人に見せる能力みたいな……。これは認めざるをえないだろ?とでも言いたげな顔でしたね……。

一番怖かった

考えると仲間由紀恵がやっていた「トリック」のコンセプトはまんまこれですね。えせ超能力者のトリックを見破る手品師。でも実は手品師自身が超能力者であったという。。。

佐野史郎がでてるものはほぼ面白いです

サスペンス系で面白かった

緊迫感のあるやり取りが見応えありました。
良作です。

わかりません。
先生はそのカードをめくることができなかったんです。
でゾクッとした。死の宣告やん。

超能力は実在するのか。一応マジックや手品と言った類いの物でトリックが有るのが殆んどなんだけど、中にはそのトリックを見破れない物も有るんだよね。本物の超能力だった場合はトリックなんか無いんだけど、偽物の超能力だった場合はあからさまに怪しいから大体分かるんだけど、でも超能力者は居るんじゃないかな。凄い人が一杯居るから

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