世にも奇妙な物語データベース

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急患

放送回 1991年 春の特別編
キャスト 近藤真彦/佐野史郎
脚本・原作

(プロローグ)

これは病気や怪我を負った人を運ぶためのストレッチャーと呼ばれる移動式ベットです
これで、手術室や治療室に運ばれる間、患者達は一体何を見ているのでしょう?
(たくさんの叫び声)
深い海の底へ沈んでいくような不安な風景が浮かびます
これから皆さんにごらん戴くのはこのストレッチャーで運ばれてきたある救急患者のお話です
その患者がある東京郊外のある病院に運び込まれたのは
午後9時59分のことでした・・・。

誰もいない夜の公園
そこへ無線が入る

「公園で倒れた中年らしき人を輸送中です。全身の皮膚がただれて異常に変色してます。心臓は停止・・・瞳孔反応はなし
しかし・・・時々痙攣するように動いてます」

病院の前で救急車を待つ看護婦
到着した救急車から患者が運び込まれる
「センターからの無線が混乱していたようですけど患者の様態は?」
「おかしいんです・・・我々が見たこともないような症状なんです」

急いでストレッチャーに乗せて運ばれる患者
看護婦がそっと布を外してみてみると思わず目をそらしてしまう
そして患者から緑色の液体が落ちていく

そして自室で手術用の本を見ている医者七沢(演・近藤正彦)に看護婦が呼びかける

「七沢先生・・・森先生がお呼びです」
「森先生が?急患?」
「急いできてくれと・・・」
「大丈夫?失神しそうな顔しているよ。早く慣れないと」

そして森先生(演・)の元へ向かう七沢
途中廊下に途切れ途切れになって続いている緑色の液体を見つける
そしてその液体が続いている部屋に行くと誰もおらず、ただ風が吹き荒れるだけ

「七沢君・・・。こっちだ」

森先生の声が向かいの病室から聞こえてそちらに駆けつける七沢

「なんですか・・・あの廊下の緑は」
「キミにも患者を診て欲しい」

患者のベットにはカーテンがかかっており緑色があちこちについている
恐る恐る近づいてカーテンを開ける七沢

カーテンを開けたとたん驚く七沢

「変形を続けています・・・」

おもわず目をそらして吐きそうになる。七沢と看護婦

「どう理解すればいいのか・・・内臓も溶け始めてる」
「・・・僕に笑いかけてきました」
「私にもだ」

森と七沢が心臓の停止を確認する。確かに心臓は止まっている・・・。そのまま吐きに行く主人公

「あの目に吸い込まれるようだった・・・何かを奪い取られるような・・・」

急いで院長や厚生省に連絡を要請する七沢
しかし森は新発見の病の第一発見者になれるのだと断固拒否する
その後病室に帰ると看護婦が泣いていてベットを見ると患者がいなくなっていた
急いで探しに行った2人だがその後泣いている看護婦の耳から緑色の液体が流れる・・・。

七沢は病院の部屋を一つずつ確認していると
1人の看護婦が病室に入ってくる
誰もいないのか辺りを見回すと先ほどの看護婦の帽子が落ちている拾い上げた時後ろに先ほどの看護婦がベットの上に立っていた

それから何も手がかりを見つけられなかった七沢は先ほどの病室に戻るが部屋の前にかかっているカーテンの下から看護婦の足とポタリポタリと滴り落ちる緑色の液体を見つける
急いでカーテンを開けると看護婦が口から緑色の液体を流して死んでいたのだった。
怖くなり、自室に帰る七沢。
そして今までの状況を思い巡らせる

看護婦が呼びにきたときの事・・・。
廊下に落ちていたたくさんの液体・・・。
死んでいた看護婦・・・。

その時森先生の声が何処かからかすかに聞こえた
「許してくれ・・・頼む・・・」

声のする方向へいくと暗い部屋で一人ベットに向かって呟く森先生がいた

「あの時は夜勤が続いて私は・・・つかれきっていて・・・どうかしていました」

森先生の目には昔医療ミスで殺してしまった老人の姿が移っていた

「すいません・・・薬を確認するべきでした・・・私のミスです」
「苦しかったですよ・・・心臓が止まった時は・・・先生を信じていたのに」

突然泣き崩れる森先生

「何度も謝っているじゃないですか・・・あやま・・・あや・・・」

突然痙攣を起こす森先生。
思わず主人公が駆け寄るが一向に激しくなる

「あ・・・あいつが・・・入って・・・く・・・来る・・・・」

倒れた森の顔は豹変し、口から液体が流れ出た
すると自分もこうなるのだと思った七沢は怯えながら自室に戻りメスを手に取った
指を切ると赤色の血が出てきて安心する七沢

「どうなっちゃってるんだ・・・」

そして再び今までの事が脳裏によみがえってきた

するとハッと気が付く七沢
誰もいなかったあの病室の窓に誰かが映っていた気がする・・・。

「まさか・・・あずみちゃん(呼びに来た看護婦)が・・・いや、いるわけない・・・記憶が・・・狂ってる・・・」
そこでふと気が付くと机で眠っていた主人公

「先生急患です」

看護婦が呼びに来て廊下に液体が落ちていない事を確認する

「先生。心臓が弱ってます」

急患の側を見ても液体は無い
ホッとする七沢だが突然患者が起き上がると死んだ森先生が七沢を見る

「あああああああああ!!!!」

すると指から緑色の血を大量に流しながら叫ぶ主人公

そして最後に廊下に置かれたストレッチャーを背にタモリが去って行った

コメントまとめ

これは本当に怖いです。ていうか、まんま「感染」って感じです。 怖い部門では「見たら最期」より上、「雪山」より下って感じです。。。

旧あらすじデータベースからの コピペですが・・・。 (プロローグ) これは病気や怪我を負った人を運ぶための ストレッチャーと呼ばれる移動式ベットです これで、手術室や治療室に運ばれる間、 患者達は一体何を見ているのでしょう?

映画『感染』の元ネタだと知らずに見始めて気付きました。でも、感染より短時間なのに、怖さは倍増でした。世にも奇妙な物語にも、こんな怖い話があったんですね。

佐野さん怖い

「世にも」史上最高クラスのホラー作品です。 トラウマ覚悟でご覧ください。

結局患者がどんな身体だったのか、なぜ消えたのかも全くわからない・・・。 あまり怖くなかったし。 それゆえつまらなかった。 人それぞれですのでしょうがないのですが、なぜこれが人気なのか全っっっっくわからない。。

これは怖い。佐野さんの怖さに4点。

佐野史郎「感染」にも出てたし、こっちもでてんのかよ これが元で感染作られたんだ

これがゴールデンタイムに放送されていたということが恐怖。子どもも見てただろうに・・・・・あの糞映画「感染」はPG12だが、普通にTV放送されたこっちのほうが遥かに凌駕している。15禁ぐらい。佐野さんが危なすぎ。

怖すぎです。 こんなものがゴールデンでやっていたとは思えません。

結局これはどういうことなのですか? 人に幻覚を見せるウィルスってことでいいんですか?

ただ単に気持ち悪い映像って感想しかないです。話の内容はちょっと。。。 映像で怖がらせる呪怨とか好きな人は好きそうですね

別にそんなに怖くなかったなあ・・・ 感染してぐったりしていたはずなのに上へ逃げちゃったり、天上歩いてたり、意味がわからなすぎて笑ってしまった。 でも雰囲気や音楽がなかなか怖かった。

僕は見てないけど兄は怖かったといったのでみてみたい。

「世にも〜」の作品で1、2を誇る恐怖作品だと思う。割と難解(主役の妄想と現実が判りにくかった)

うーん???? 緑の液体、体の変形、記憶が狂う、天井から消えるような身体能力の向上、天井を歩く・・・・。 統一性がまったくなくて最悪でした。 小学生が考えたシナリオなんでしょうね

いちばん怖いのは、人間が変わってしまうことですね。

傑作。 リアルタイムで見て以来トラウマです。。

ヒドゥンに似てる?気持ち悪さとマッチの下手な演技と佐野さんの怖い演技だけが残って、ストーリーは頭の悪い私には理解出来なかった。

>>人に幻覚を見せるウィルスってことでいいんですか? この解釈が一番しくっりするようですね。 あずみっていう看護士が病室に入った時 ベッドに耳から緑の液体を出していた看護士が立っていたとこが一番怖かった。 あずみさんが足を組んで煙草を吸っている所で既に感染していたのだろうか? それとも、何か異生物が彼女に乗り移っていたのだろうか?(病室で煙草をすうようなキャラに見えないし) 最後は、テレビを見ていた皆も感染する ような錯覚にさせられる。

いやぁ・・・怖かった・・・。

あの緑の液体見るとおもちゃのスライム思い出す

子供の頃に観た時から、ずっとあの緑が脳裏に焼き付いていました。おどろおどろしい夜の病院と気が遠くなってゆく人達‥どこをとっても怖くてたまりません。 最近また観る事ができたのですが、大人になった今でもあのじわじわ迫る恐怖はとても身の毛がよだつものでした。私の中では世にもで一番怖いお話です。

ホラー映画「感染」にリメイクされている。

天井を歩く佐野さんや、終盤の近藤の夢の演出が混乱を招くようですね
要するに人間の心に入り込んで殺していくウィルスか何かで、目を見たときに「吸い込まれるよう」に感じたことから、あれが感染した合図かと。
煙草を吸ってた看護婦も、もしかしたら元ヤンなのか、そういう夢を見せられてるのか微妙な所ですが…
結局あの四人は消えてなくなるのか…
次の日には、街の大半が緑色かもしれませんね

見終わった後でもまだ怖いです・・・
佐野さんが怖い・・・

ホラー映画「感染」の原作になった話ですね。
しかし、映画もそうだけどこの話も解釈が難しい…。病気の正体は結局なんだったのかも明かされずじまいだったし…。

この作品も見る側の想像にある程度を委ねているような気がしますね。
正体そのものは明確にされてませんが、私はGEORGEさんと同様に解釈しました。
幻覚を見せ、心の中に入り込んでくる殺人ウイルスのようなものなのかなと…

視覚に訴える怖さでは世にもの中でも群を抜いた作品だと思います。

人にもよりますが、先に「感染」を見てしまうと怖さが半減しますね(それでもかなりビビリましたが・・・)。それにしても、佐野さんの演技は相変わらず物語を引き立てますね。

2004年に公開された「感染」の原作となった話ですね。
怖い映画が大好きな僕にとってはこの作品は面白すぎた最高の作品でしたね。「感染」は詰まらなかったけど。
でもやっぱり一番は「ズンドコベロンチョ」っすね。あれは世にも奇妙な物語始まっての最高傑作のひとつらしいです。はい

なんやようわからんかった。
怖くないこともないんだけどよく意味がわからん。
これは心霊的な話?それとも怖い病気の話ですか?
ストーリーより「夜の病院」ていう設定の方が怖かったス。

幼少時代に見たことがありますが、今見ると食事ができなくなるほどのグロテスクホラーですね。カットシーン、BGMがヒドイほど楽しみましたが、BGMネタでは007消されたライセンスのガンバレル使ってましたね(ラストシーン、森先生が急に起き上がるシーン)そこツッコミを入れたかったが・・・入れにくい・・・

怖いですが、意味がわかりません。
映画『感染』は面白かったです。

原点なんだな

怖いとゆうより、すごい不思議な感じがした。 たしか、人の意識に感染するウィルスだったような?

世にも奇妙な物語シリーズの中で間違いなく傑作だと思います。

当時では斬新なアイディアが怖かった!
映画版の「感染」は微妙だったけど
やはり佐野さんの演技は素晴らしいと思う。

これはグロい・・・・。

皆様の評価を見て、実際観てみましたが…。
聞きしに勝る怖さ!!

当の患者の姿まで見えていたら、観ていたこっちも吐いていたでしょうね。

超グロい でもマッチが出ているってすごい? 最後のシーン怖い タモリが去っていく 世にも 奇妙 な物語

私もリアルタイムで見てトラウマになった一人です。当時まだ4、5歳ぐらいだった私ですが、今でも緑色を見ると思い出します… グロっ。。

うーん、すべての伏線を丸投げって感じでいらっときた
製作者もはなから解答なんか用意してないんでしょうね
最後のワンシーンで驚かすために謎を散りばめた、いわば遊園地のお化け屋敷
しょせんは和製ホラーw

医者達の行動にリアリティが無い(あんな奇病見つけたらまず隔離だろう/床にこぼれる緑の液体にはちょっとしか怯まず壁に付着した液体に過剰に驚いた意味もわからないetc.)ことにばかり気が行って怖いと感じる暇がありませんでした。

>>人に幻覚を見せるウィルスってことでいいんですか?

幻覚、それも、個人の記憶まで使って、その人にとって最高の恐怖を与える、
ってところが怖かったです。絶対にかかりたくない、こんな病気。

> 30代デビューさん
>あずみっていう看護士が病室に入った時
>ベッドに耳から緑の液体を出していた看護士が立っていたとこが一番怖かった。

私も、最初は気付かなかったんですが、ビデオで見直してたときに気付いて思わず「ヒッ!」と声をあげてしまいました。
さりげなさすぎる演出で怖かった…。

とにかくグロい

評価が高かったので今見てみましたが
正直微妙でした。
あーゆう意味のわからないホラーはあんまり好きじゃないですね。
まあ世にもらしいといえばらしいけど
けど私は10歳の時感染を見てトラウマになりましたwやっぱこういう系を子供の時に見るとトラウマになりますよね…

怖いそんなことより今はおっぱい揉みたい

緑の血・・・でもう見るに耐えられません.ギブアップ

映画版は無駄に冗長過ぎて駄目でしたが、TV版は無駄が無い分、緊迫感の度合いが全く違いましたね。

今見ると、後のエボラ熱の様な未知のウイルスによるアウトブレイクの瞬間を描いているのですが、
得体の知れない存在に唐突に対峙させられた時の恐怖を描いたホラー演出が秀逸です(クトゥルフ神話マニアの佐野史郎さんが関わっている為でしょうが)

特に、このシーン(患者の姿は見えない)はリアルタイムで視聴した時「一体何が起きてるんだ?」と思わせる名演出で、本当に背筋が寒くなったものです。


「変形を続けています・・・」

おもわず目をそらして吐きそうになる。
七沢と看護婦

「どう理解すればいいのか・・・
内臓も溶け始めてる」
「・・・僕に笑いかけてきました」
「私にもだ」

昔見た。途中までしか見れなかったけど★★★★★
緑色の液体が出てきた所で見るのやめた(笑)

全部見てないけど絶対怖いだろって思ったら案の定世にも至上最高の怖さと言ってる人も結構いるのね。でも見れない★雪山も評価先に見たから絶対見ない(笑)でも見たら最期は昔見たなあ。あんまり覚えてないからもう一度見ようかな。

観てませんが…精神病の感染のようですね。緑色の血になるという幻覚を見るという。

緑の液体ってなんだかエイリアンとかそういうのを連想させますね…
感染っぽくってしかも怖さがそんなになかったかなと…

最初の方丁寧なのに、途中から雑になってるな。

ホッとする七沢だが突然患者が起き上がると死んだ森先生が七沢を見る

ここどういう意味?
夢だったなら森先生は死んでないはずでしょ?

そこまで怖くない。ストーリーが酷い。

とっても、怖い

一回見ては深呼吸、一回見ては深呼吸の繰り返しで見てました

がんばりました

>ホラーでなくて ほら だ
何かうまいこと言ったつもりなんかな?

子供のころに見てかなり怖かった。今見てもまあまあ怖かったな。

なにこれストーリーめちゃめちゃだよ意味不明
てゆーかビックリ系とかありかよ

不気味な夢でも見させられた気分だ。終盤の主人公の混乱する感覚とかよく分かる。

「感染」が元ネタじゃなくて急患が感染の元ネタね。

小説版の感染と急患は繋がりがあると勝手に思っている

昔では考えられなかった病原菌が猛威を振るっている現在社会です。地球温暖化が引き起こす環境の悪化や、食生活の変化等、色々な問題が新しい病原菌の発生に繋がっていると言う声も有ります。人が進化をして今の姿に成った様に、病原菌も進化をする様です。この物語の様な症状が現れる病気も絶対に無いとは言い切れない訳です。

マッチはこの話が放送される1年くらい前に「医療ミス」というタイトルのスペシャルドラマに外科医役で出演してたのを思い出した。

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