世にも奇妙な物語データベース

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喪服の少女

放送回 1990.7.26
キャスト 風間トオル/ヒロコ/グレース
脚本・原作 武上純希

失恋した和彦(風間トオル)は、公園のベンチで彼女にプレゼントするはずだったピエロのオルゴールを未練がましく眺めている。
ふと喪服を着た少女が泣いている子とに気づき、声をかけると母親が亡くなったと言う。元気づけようとオルゴールを渡す和彦。喜ぶ少女。二人は来週の同じ時間、会う約束をする。

翌週公園を訪れた和彦だが、そこには少女の姿は無く、少女によく似た女性・ヒサコが居た。少女のお姉さんだろうか…。

その翌週、三たび公園を訪れると、大人びた美女が居た。
和彦は、その女性と恋に落ちる。しかしある時を境に、突然その女性は家に閉じ篭って姿を見せなくなってしまう。

数週間後、一人公園で待ち続ける和彦の元に、喪服を着た老婆が現れる。
彼女は打ち明ける。自分が人間の何十倍もの速度で年を重ねてゆくセミだという事を――。そう、オルゴールを受け取った少女も、その翌週会ったお姉さんも、恋に落ちた美女も、全てこの老婆の一生だったのだ。

和彦は、優しく老婆の手を取り指輪をはめた。
二人はそのまま一緒に手をつないで歩いてゆく。

コメントまとめ

実はセミだったんです。

ずんどこと同様、放送当時小1でしたが、この物語もとても印象に残っています。 純粋に泣ける、良い話だったと記憶しています。

ヒロコ・グレースを久々に観られてヨカッタ。可愛い。

彼女が自分のことを告白するのは、和彦が彼女の家に行った時で、老婆が出てくる最後の公園のシーンでは和彦と一緒に公園を歩くだけで台詞もなかったはずです。

良いお話でした。
途中で流れていた洋楽も良かったです。
最後のシーンの歌は、クリストファー・クロスでしょうか?

音楽がとても良い。
そして成長していく女の子を演じている
役者さんも全員、よく似た方を使われていて、
しっかり手が込んでいます。

何度でも見てみたい作品です。

この話が自分の中で白眉でした。
ラストに流れる歌が好きで必死に調べた思い出があります。

風間・・・トオル・・・
クレヨンしんちゃんに出てくる
キャラと同じ名前・・・!?

くれよんしんちゃんに出てくる風間くんは
もともと弁護士の風間とおるさんがモデルです
(つまり、この役者さん)

ラストのロングカットが映画的で情緒があって凄くいい。
あと下の人も言ってるように音楽の使い方も王道を踏襲していいですね。
あー世にもってホラーやコメディと同時にラブストーリーの傑作も多いんだった、
と思い出させてくれる作品のうちのひとつ。

ちなみに、雨に打たれながら秘密を打ち明けるシーンで流れてるのは、
HeartのAll I Wanna Do Is Make Love To You、
ラスト二人が公園を歩くシーンで流れているのは、
CherとPeter CeteraのAfter Allという曲です。

音楽の使い方がいいですね。

dddさんへ、曲名を教えてくださって本当に有難うございました
雨の中掛かる曲を20年近くずっと探し続けていました
当時小学生で、1度しか聞いた事も見たことも無いはずなのにずっと忘れられず
今でも名作だと思っています。

音楽が良い!
ヒロコ・グレース可愛い!

あらすじをちょっと訂正と補足。

主人公が泣いている喪服の少女にオルゴールを渡した時、少女はお礼にウサギの縫いぐるみをプレゼントすると主人公に話す。
ところが、会う約束をしていたのをすっかり忘れていた彼は同僚の女性とデートをしていた。
そこで立ち寄った露店(タモリさん)の売り物の子ウサギを見てようやく少女との約束を思い出して公園に行ったら、
そこにいたのは少女のお姉さんの様な女性だった。
縫いぐるみをもらい、また会う約束をする(この時、「来週だと遅い」と言っていた様な気が)と、今度は大人びた美女・ヒサコが待っていた。
そのまま2人は交際を始めるが、ある日鏡を見たヒサコはショックを受け、一方的に別れを告げて去る。
雨の降りしきる日、彼女の住居を訪ねた主人公。ヒサコは閉じ籠り、「帰って!」と彼を拒絶する。家の中には喪服の少女、そのお姉さんの様な女性の写真があった。
諦めて帰ろうとした彼を呼び止め、涙と雨でびしょ濡れになりながら真相を話すヒサコ。
彼女はセミの如く、ある年齢から人間の何十倍もの速度で年を重ねてゆく特異体質で、公園に来た少女達はどれもヒサコ自身だったのだ。
母親も同じ体質で亡くなり、
「私は大丈夫だと信じていたのに、やっぱり駄目だった」と語る彼女。このまま一緒に居ても不幸になる…と。

後日、公園で待つ主人公。そこに現れた老女の手に指輪をはめ、2人で手を繋いで歩きだした。(音楽のみ、サイレント演出)

音楽が良いですね。HEARTはよく聴くので嬉しかったです。
ラストは2人が歩いてゆく後姿だけだが、心が温まりました。

ずっと「黒い喪服の女」だと記憶していましたが、「喪服の少女」でしたか・・・。切なくて優しくて哀しくて静かなドラマでした。想い出させてくれてありがとう。

良い話でしたね
人並に行きたいヒサコと
なんであろうと彼女を愛する風間
ヒサコは幸せな生涯をおくれたんでしょうね

ヒロコグレース初めて知りました
凄い美人な方ですねえ

良い話でした

すごく感動したのを憶えてる。ベスト5に入る作品

感動的なストーリーでした。
ラストシーンは号泣ものでした。20数年経った今でも、忘れられない作品です。

哀愁のあるストーリでしたね!
デート中に突然帰るまでに流れる曲名教えて下さい。

リメイクして欲しいくらい素敵な作品。

ラストが素晴らしいの一言。

映画を見たような充実感!秀作です。

例え意中の相手が特異な存在であろうとも決して揺るがない「本物の愛」こそ実に美しい‥‥この一言に尽きる良作だと思う

無粋かもしれんが、そこまで短命で子孫残せるのか?

蝉…蝉蝉蝉…そうなんだよ。蝉の一生は短いんだよな…オイラは蝉の何万倍も長生きしてるけど、人に誇れる様な生き方はしてなかったよな…駄目だこんな事じゃ。蝉は短い一生を必死に生きてるんだ。オイラももっと必死に生きないと

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