放送回 | 1992.7.9 |
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キャスト | 岸本加代子/大沢誉志幸 |
脚本・原作 |
男は走る。ひたすら走る。力の限り全速力で走る男。
黒い服の男。
目の前に時限爆弾があるのに縛られて動けない女。
赤い服の女。
爆発まであと一分しかない…
それでも男は走る。
恐怖に歪む女の顔。
爆発が数十秒後に迫った時、男はビルに飛び込み階段を駆け上がる。
「チ―ン! 遅刻」
必死の形相で部屋に飛び込んだ男が押したタイムカードは
無情ににも遅刻の判定を下した。
その時、隣のビルが大爆発を起こした。
放送時間が僅か数分しかない異色作。
まったく関連性のない二つの事柄をカット演出により結び付けた、
非常に技巧的でミスリーディングな作品。
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コメントまとめ
約3分で終わった・・・
こーゆーの好き
セリフは大沢さんの叫びだけだったような・・・
こういう短いのをもっと観たい。
この話は世にも史上最も短い話でした。3分ほどで終了、そのせいか次のマジシャンのポケットは、21分と長い。 息づまる食卓、ユリコちゃん、大注目の男、禁じられた遊び、そのボタンを押すな・・・。通常よりも短い話が世にもにはあるけれど、むだな前置きの続く話(何とは言いませんが)に比べて簡潔に奇妙を伝えている点では高評価です。
当時僕は小学校の低学年だったけど、未だにインパクトが強く残ってる作品。 一緒に見ていた姉と「え?もう終わったの??」なんて驚いた。
コージさん、私も当時小学校の低学年でした。私はなんだかこのお話よく分からなかったです。何故タイトルが赤と黒なのか気になります。
この短さのおかげで強烈に覚えている作品です。世にも史上最短。
タイムカードも赤(チコク)と黒でした。
最後に出てくる"世にも奇妙な物語"の文字も、白の背景に赤("奇"の文字)と黒の文字でした。
タイムカードの文字が赤で、隣のビルからは黒い煙があがっていた。
短い作品だったけどおもしろかった
おちがいまいち・・・あと、いみがわかんない
私、こーゆーの好きです。
意味不明な上に煙が顔に見えてしかたなかった
確かに意味がわからないけど、最近の世にも比べれば全然マシ。
たまにはこの様な趣向の作品もありかな?
最後、「チコク」って…
うけた
当時、大沢誉志幸のファンだったので期待して観たけど、あまりに短くビックリしました。が、彼に合ったシュールでインパクトのある作品でしたね。面白かったです。
こーゆーの嫌いじゃないかも・。・
これ、製作の裏話を聞いてみたいなぁ。
もし、例えば、
「大切な会議に遅刻しそうな会社員」
って設定しか、役者に渡していなかったとしたら、
救出されるべき女性と被せていたシーンが、
さらに面白く見れそう。
ネタにしても引っ張りすぎ
中学生の頃だったか?あまりの短いストーリーに拍子抜けしてでも妙に印象に残る作品でした。ネットってすごいですね。「世にも奇妙な 短い」で検索したら一発でこのページにたどり着きましたよ(笑)タイトルも出演者も覚えてなくて何年も思い出せずにいたんですが、長年のもやもやがスッキリでした。ありがとうございます。
シュールすぎますねー(笑)
僕こういうの好きです。
意味がわからない人へ
走る男。爆破の迫る女。
二人は大切な関係?かもしれませんが、実は男と女は全くの無関係。男は会社に遅刻しそうであわててたわけです。最後の隣ビルにおそらく女性が・・・男は気付きませんでしたが。
ラストで、赤い服の女→黒煙 黒い服の男→赤い文字で遅刻
という、『色の反転』を持ってくる所がお洒落だと思いました。
最初見たときオチでびっくりしてしまいました…
この話大好きです。
気持ち良く「してやられた」と思いました。最近の作品でもこれくらいあっと言わせる物が欲しいです。
間に合わなかったか・・・(出社に) 世にも奇妙な物語
世にもの「禁じられた遊び」同様、ブキミかつ神秘的なイメージで強く惹かれた。
しかしこれはセリフなし。
赤と黒だけで、昼間なのに夜のイメージ。
至ってシンプルだからこそ想像の範囲が広がって神秘的になると思いました。
セリフによる効果も勿論有りますが。
創作に金がかかっていない割には印象深く効果的な作品だと思いました。
ずっと走っている男が女を助けに行くのかと思っていたがオチで二人は全く関係無かった事が分かりましたが、時限爆弾の爆発時間と会社が始まる時限が同じだとは奇妙でしたね。
実際の人間界にも互いに関係無くて目的は違えど同じ時間に重なることが有るのかもと思いました。
お互い知らなくても。
この作品見たけど、正直意味がわからなかった。
しかも、3分半しかない。
まあその分「似顔絵の女」「マジシャンのポケット」の二つは
かなり時間の長い作品だろう
このオチは予想できなかった。てか,あんな近くでビルが爆発したんだから,驚くだろ普通(笑)
想像の域を出ませんが『赤と黒』というタイトルは
スタンダールの『Le Rouge et le Noir』から来ていると思います
両者の作品に直接的な関係性はありませんが、スタンダールの赤と黒はルーレットの回転盤の色(イチかバチか)を意味しているとも言われていて、おそらくは、追いかける男・待つ女→実は擦れ違いの別々な男女という本筋のストーリーのイメージから、赤と黒の色彩の効果を、演出として後付けで付け足したのではないかと思います。
超短編にカウントしてもOKな身近さですね
黒い服を着た男は、赤い服を着た女を助ける為じゃ無くて、寝坊か何かで遅刻しそうだから全力疾走してたんだね。赤い服を着た女は何で縛られてたんだろう。爆弾が大爆発を起こして赤い服を着た女は木端微塵に吹っ飛び、黒い服を着た男は単に遅刻をしただけ…何か違和感有るね