世にも奇妙な物語データベース

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水を飲む男

放送回 1992.7.2
キャスト 布施博
脚本・原作

主人公は、何時でも水が手放せない男。
会議中でも水に手を付け過ぎたために上司に呆れられ、プレゼンは大失敗し、ライバルの同僚に先を越されてしまう。その代わりとして工場の視察を命じられる事に。

文句を言いながら出かけた主人公。しかし視察中に落ちてきた鉄骨に体を挟まれてしまった。

その後助けられて脱出したものの、上司に転勤を命じられ…と言った所で目が覚めた。夢を見ていたらしい。目の前には水が落ちるパイプとミニカー。
その後、鉄骨から脱出し、会社に戻ると付き合っていた彼女がライバルと浮気し、別れを告げられる…とまた夢を見る主人公。

だんだんとのどが渇き、無性に水が欲しくなってきた。パイプから滴る水滴を見て「水がほしい」と念じる主人公。すると、水が主人公の方へ集まってきた。止めると水は戻る。どうやら超能力を身に付けた様だ。そのまま水を飲み、やがて救助隊の手により無事に助け出される主人公。

「奇跡の生還」として一躍有名になり、超能力を生かして仕事先でも話題に事欠かなくなる。それによって大きい商談もとんとん拍子に成立し、ライバルを抜いて出世し、彼女との交際も順調になっていった…ただ、あの時以来ますます水が手放せなくなった…。

と、そこで白昼夢から覚める主人公。目の前のミニカーや瓦礫に念じると、動いた。超能力は持っているらしい。辛い現実よりも夢の方が楽しいと気付く主人公。

そこへ工事現場の人々が「大丈夫か!!」と助けに来た。
「止めてくれ、俺はこのまま夢を見ていたいんだ」と思う主人公を助け出そうと、救助隊は鉄骨を持ち上げようとした。
その背後に大きなH鋼がボルトで固定されていたの見た主人公は「はずれろ、はずれろ…」。キュルキュルとゆるみ始めるボルト。
「もう少しだ、頑張れ!!」
「はずれろ、はずれろ…はずれろ!!!」
バーーン!!!
H鋼は落下し、救助隊は下敷きとなり、辺りは静寂に包まれた。

「これで誰にも邪魔されない。さあ、夢を見よう…」
夢の中で主人公と恋人は楽しくチャッチボールをしていた…。

コメントまとめ

内容の補足(たぶん当ってます):白昼夢から覚める主人公、彼を起こしたのは自分を救助に来た工事現場の人々「大丈夫か!!」。主人公「止めてくれ、俺はこのまま夢を見ていたいんだ。」皆は主人公を助け出そうと鉄板を持ち上げようとしました、その背後?天井?には大きな鉄板がボルトで固定されていました、それを見た主人公は「はずれろ、はずれろ・・」。するとボルトはキュルキュルとゆるみ始めるのです。皆「もう少しだ、頑張れ!!」主人公「はずれろ、はずれろ・・はずれろ!!!」バーーン!!!鉄板は落下し何人もの人が下敷きとなり、あたりは静けさに包まれました。主人公「これで誰にも邪魔されない。さあ、夢をみよう・・」最後は主人公と奥さん(恋人)との楽しくチャッチボールしてるシーンで物語は終ります。

そうそう、↑のかたはあってますよぉ。 解説をすると、この人は現実では全ての面で悪い事が起こっていたけれども、 この事故を起こした後、見た夢は自分の理想そのものだった。 その夢を見よう。っと言う意思がこのような行動になったのでしょう。

非常に内容の深い作品だったと思う。主人公は現実の世界では何をしても上手くいかないことばかりで、ある日事故に遭いひん死の状態になってしまう。ひん死の状態の中で見る夢は現実とは正反対でいいことばかり。次第に夢を見るほうが幸せだと思うようになる主人公。そして助けようとした人々をも巻き込んでまでその場にいようとする。完全に現実逃避してしまった主人公が何とも言えず切ない。

夢の中で「事故のショックのせいか水を手放せなくなった」と言ってるけど、冒頭のシーンからずっと水を飲み続けてたのを考えると・・・

いつものどが渇くといったら病気じゃないすか(糖尿病かも)

見続けられるならいい夢を見ていたいですな。

のどが渇く(砂漠の真ん中から生還した男が水を浴びるように飲まないと気が済まなくなる話)と似てる

邯鄲の夢、に近い趣があっていいですね。

夢オチ、未来が見える話、輪廻転生、因果応報、などのネタが好きなので。

水分補給は大事ですけど、そこまでしなくてもいいんじゃ…

どうでもいいですが、補足の「鉄板」とあるのはH鋼ね。 オチ以外はなかなか「らしい」作品ですね!

せつなすぎる…

最後の世にも奇妙な物語の奇のところが黄色になってた

布施博といえば一時期トレンディドラマブームで大人気だったのに今では全く見かけなくなりましたね。

あと、おもてでペットボトルの水をいちいちコップに移し替えて飲んでいる姿は何んだか不審者に見えます。

彼はその後助けられたのかどうか気になります。

プロローグ。ソファーで寝ているタモリの後ろに小箱を持ったもう一人のタモリが現れる。

タモリ「パンドラの箱が開けられた時、世に悪が蔓延り、人々の幸せは半減したといいます。それでも人々は幸せを求めて止みません。それでは一体あなたは、どんな時に幸せを感じますか?空想をしてる時、空想をしたまま人間が一生を終えられるとどんなに幸せか?そんな風に考えたことはありませんか?もしよろしければ、これからあなたをその空想の世界にご紹介したいと思いますが、ただし「永遠」にという条件が付きます。」

寝ていたタモリが目覚める。その拍子でテーブルの上に置いてあったコップが横倒しになり、水が零れたところで本編が始まる。

主人公のセリフ

(何だか気分が良かった、ここで見る夢は素敵だった。裏切りだらけの現実と違って、夢は楽しかった。)

(夢よ覚めるな、夢よ覚めるな、俺は幸せだ。)

阿部寛のまばたきと同じ内容ですね
死ぬ前に見た都合のいい幻だったと

ペットボトルとコップを携帯しているのが滑稽でした(^^;

死ぬまで現実逃避って話ですね。
主人公は水中毒?

ある意味定番となりつつある「夢オチ」系ではありますが…「主人公が夢だと自覚してその中にはまりこもうとする」のが他の「夢オチ」系とは違うかもしれません。

人は水が無いと生きて行けないから大切にしたいね。何も食べなくても取り敢えず水を飲んでたら一ヶ月生きて行けるって言う位だから。でも水だけで一ヶ月は流石に…今日は此所迄にしようかな。水を飲んで御布団に入るね。御休みなさい

多分冒頭から下敷きになるシーンまでも彼の夢ですね。現実は下敷きになってるシーンのみで、その他はすべて夢ですね。現実では下敷きになっていて水がほしいので、夢の中では常に水を飲んでいるのだと思います。

TVKでこの話見たけど現実に仕事中にも常に水が手放せないのは糖尿病や高血圧を疑いたくなる(それか世界仰天で見た水依存症の患者さん)

夏は毎日シャワーを浴びるけど入浴はしない。
春と秋は風呂は基本二日に一回。
冬は風呂は基本三日に一回だが、その代わり一回の入浴にガス代が春と秋よりかかる。
風呂の残り湯が熱いうちに洗濯物を湯船に放り込んで揉んで脱水して翌朝洗濯機に入れて洗剤を入れて普通に洗って干すか、そのまま残り湯を利用して洗湯船に洗剤と洗濯物を入れてゴム長靴を履いて踏み洗いして絞って洗濯機で脱水して濯いで脱水して夜のうちにほして翌朝外に出して日に当てて干す。

節約生活で水は無駄にせず大切に❗

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