放送回 | 1992.4.30 |
---|---|
キャスト | 竜雷太 |
脚本・原作 |
無気力でうだつのあがらない青年が
とある山奥の精神塾に行くことに。
塾長は山寺の住職。塾も寺の建物を利用したもの。
高額の受講料を払って集まったのは
主人公同様の無気力者か世の中をなめきった不良のどちらか。
精神力を鍛えるという名目で
腕立てやランニングを嫌というほどやらされ、
更に、寺の掃除や山菜取りにこき使われる主人公達。
ある日、不良がキレて塾長に詰め寄る。
「精神力を鍛えて何になるんだよ!」
静かに答える塾長。
「よろしい、では実例をお見せする」
ふんどし一丁でプールに飛び込む塾長。
プールの中に仕込んでおいたエアボンベで
空気を吸いながら潜り続ける。
数分経っても浮かんでこないので
騒ぎ始めた塾生を、浮上して一喝する塾長。
「精神力を鍛えれば超人的能力を得られるのだ」
インチキとも知らず感動する塾生一同。
以来、無心に鍛錬に勤しむ。
ある日、滝の上での鍛錬中。
解けた塾長の鉢巻が
風に乗ってはるか下の滝壷に落ちる。
「塾長、取りに行かないのですか?」
無邪気に問い掛ける塾生。
塾長は言を左右にごまかそうとするが、
塾長を神と思っている塾生は取りに行くよう促す。
一同に囲まれた挙句突き飛ばされ、滝壷に落ちる塾長。
いつまでも浮かんでこない塾長をペテン師と貶す一同。
そんな時
「精神力……精神力……」
とぶつぶつ呟いていた主人公が滝へ飛び込む。
ややあって滝壷に現れ、見事に鉢巻を掴む主人公。
「これが精神力だ!」
思い込みが超常的な力を発揮させたのだった。
広告スペース
コメントまとめ
なんかシュールな作品だった。
それ意外にコメントはない。
不明
結局、最後に飛び降りた二人は塾長と同じ
運命をたどったのでしょうね・・。奇跡的に助かったあの子の様子を見て、今まで信じていなかった精神力を信じてしまう・・人間は弱い生き物です。ただ、思い込みで実力以上の力を出せるのは、あながちウソではありません。・・とそれなりに長文を書いていますが・・。スマソ。
この話好きです。
思い込みや自信も大事ですし。
塾長は死んだの?
この物語の寓意は「誰からでも(精神力の無いペテン師からでも)何でも(驚異的な精神力でも)学ぶことはできる」という、「学習する」ことの真意を言っているのだと思う。
竜はえらそーに命令口調で話しやがったのがかなりムカついた。気になるのは塾生の三人だけど知ってる方いませんか?プールの中に入って酸素ボンベを吸いながらのインチキのくせに「これが精神力だ」なんてぬかしやがってバカ竜め、最後落っこちて本当によかったよ
世にもの「仙人」という物語同様、継続は力なりという事を身に染みて感じさせられた話の一つです。
再放送見たが突き飛ばしてもないしブツブツも言ってなかったぞ
ゴリさん塾長の仕草はあまりにもマヌケです。
ところで最後の場面、崖の上で3人が座禅を組まされている中、高校浪人の大沢君が塾長のスっとんきょうなセリフを聞いて思わず吹き出し笑いをしている様に見えましたが。
ふんどし一丁じゃなくて
ジャージ姿でですね
エピローグ
「とかく日本人は、無理難題にぶつかると「精神力精神力」と口にしますが無論、無理は無理。努々精神力さえあればと無理をしないように。ただ、人間にはまだ計り知れない能力が秘められていることだけは事実のようです。」そしてタモさんが「ふん!!」と気合を込めた声を上げると、後ろに飾ってある「精神力」と書かれた額縁がガタンと外れます。(タモさんがニヤリ( ̄▽ ̄))で終わり。
この物語テレビで観た時スゲーいいと思って感動した!
塾長は良からぬ人だったが、それによって塾生たちの精神力が鍛えられたのは良かったと思う。
面白かった。
隠れた名作だと思います。
あの精神力の主人公の道場のトイレは和式だと思いますか
それとも洋式だと思いますか?
私は和式だと思います。
最後にどこでエピローグがありましたか?
別に隠して作ったから「隠れた名作」と言うんじゃないよ。
なかなか話題には上がらないが優れた作品を指して使うこともあるんだよ。
あの二人は死んでいないんじゃないかと思いますがどうですか?
塾長は間違いなく川に流されて死んだと思います。
葬式はやりましたかね塾長の?
このストリーのタモリのプロローグが放送されている動画ないですかね?
精神塾なんてシンプルな名前の方が騙され易いのかもね。結局詐欺だった訳だけど、体を鍛えたり、掃除をしたりするのは精神力の修業に成る事は間違いないみたいだよ。ハッピーエンドに成ったでしょう。塾長と生徒の精神力の価値観の違いだけなんだよね
チバテレで今見てるがなんとなく仙人という話を思い出した。
最後塾長は溺死ですかね、それとも行方不明という扱いですかね?