放送回 | 1992.4.30 |
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キャスト | 今井雅之 |
脚本・原作 |
酒場の入口。入っていく青年と少年。
ネオン看板は断線して点かない。
酒場のテレビでは超能力の番組を放送していたが、
店の客はインチキ番組だと散々にけなす。
青年が口を開いた。
「頭から否定しているけど、否定する証拠はあるのか?」
直人と直也は超能力者の兄弟。
研究所を抜け出してここに来たと話す直人。
でたらめだと取り合わない一同。
店を出ようとした直人達は誤って皿を割り、
客から文句をつけられる。
「超能力者だというなら直してみろよ」
割れた皿を元の状態に戻す直人。
だが、目の前で見せ付けられても信じようとしない客達。
そんな中、マスターは兄弟の話に若干の興味を持つ。
マスターに話し掛けられ顔を見る直也。
マスターがヘルプの女性と共謀して人を殺したと
瞬間的に読み取り、ひどく怯える。
秘密を知られたと気付き、慌てて超能力を否定するマスター。
やはりインチキだと囃し立てる一同に怒った直人は
念動力で店内をめちゃくちゃにする。
「兄さん、帰ろう。研究所に帰ろう」
「……俺達の居場所はやはり研究所しかないのか……?」
寄り添って立ち去る兄弟のシルエット。
酒場の看板が点灯する。「BAR こもんせんす」
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コメントまとめ
宮城リョータが出ている気がする・・・
のちのナイトヘッドである
客の女が不快過ぎる
後のトラブルカフェです。 超能力は恐ろしい。
コモンセンス=常識みたいな意味だと思いますが、兄弟の超能力は非常識的だけど、なんだかんだ人殺したりしてる酒場の連中こそ非常識であって、結局非常識な人たちが集まってて非常識=常識ってことで、酒場名がコモンセンスってことなんだと思います。非常識酒場ってことだと解釈しました。
いろいろと中途半端な感がします。
ナイトヘッド第一話の 別バージョンとして見れば、見れなくもないが、奇妙な物語としては、最悪。連ドラの脚本を流用しただけなんて脚本家の品性を疑う。小説ナイトヘッドをドラマ化した。という書き込みもあるが、小説版はドラマがヒットしたので脚本家飯田譲治がノベライズしたもの。
常識酒場のリメイクが、ナイトヘッドではなかったでしょうか?
そうですよ。 常識酒場が先です。 そこから話を膨らませてナイトヘッドを作ったと小説版のほうのあとがきに書いてあります。
間違えている人が多いようですが、この作品が「Night Head」の元ネタです。
本作は飯田譲治自身の体験を元に書かれました。
連ドラの方は無理やり話を膨らませた感があり、コンパクトにまとめられた本作の方が楽しめました。
なかなかでした。
今井さんと東根作さんの演技もうまかった。
不愉快な客と境遇が悲しい兄弟のギャップが・・・。
・・・コメント欄も「常識酒場」っぽいね。
微妙・・・ひねりがほしかった
この話って,トラブル・カフェにつながるんでしたっけ?
若干ストーリーがちがうような...
トラブルカフェよりは好きかもw
この兄弟、車で酒場に乗りつけてビールを注文しそしてまた車を使って帰っていったと思う。
明らかに”飲酒運転”していますがこの時代はまだ罰則が甘かったのかな。
研究所の話が出るのは、兄弟が店を出たときだけですよ。
客の中の頭目の情婦らしい若い女は、直也の接触テレパスによって、その酒場のマスターとも肉体関係がある事を読み取られ慌てふためき、女とマスターが保身から兄弟をののしる場面があった。
なんかある意味「ひかりごけ」のような
今井雅之さんの御冥福をお祈りいたします。
プロローグ
人よりもすぐれた能力を持つということは素晴らしいことです。しかし、それが想像を絶するものであればそうはいきません。例えば、もし空を飛べる人間がいたとしたら幅跳びや高跳びの世界記録はとたんに価値を失い、我々は競技に対する熱狂を奪われてしまいます。それはあまり楽しいことではありません。今日は最初に、人よりもある能力が優れ過ぎていたために大きな不幸を背負ってしまっている。そんな兄弟の話をお送りいたします。
第339話「さとるの化け物」に通じるお話ですヨ(=^◇^=)
似たようなアニメ見た事あるけど
あっちはくだらな過ぎてすぐに見るのやめた
こっちはそこそこ面白かったけど
やはり他の客のキチっぷりにはちょっと無理がある
「恐怖の手触り」
「常識酒場」
「さとるの化け物」
この3本は、世にもサイコキネシス三部作deAthヨ(=^◇^=)
例えば、地球上の人の99パーセントが超能力者で、普通の人が1パーセントだったらどう成るか。珍しいから見世物にされるんだ。超能力が使える事が当たり前で、使えない奴は珍しいから。でも、逆なら話は違うんだ。99パーセントが普通の人で、1パーセントが超能力者だとする。でも見世物になんか成らない。超能力を使わずとも、普通に生きて行けるから。超能力が当たり前の世界と、当たり前じゃない世界の違いだね。