放送回 | 1992.4.16 |
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キャスト | 松原智恵子 |
脚本・原作 |
主人公の仕事は取り立て屋。
どんなに悲惨な家族からも
容赦なく借金を取り立てる。
涙混じりに「この人でなし!」
と言われても全く動じない冷血漢。
ある日、主人公が実家に帰ると
年老いた母親から
実は借金があると知らされる。
「ニコニコローン」という名に聞き覚えはない。
それはそれとして取り立て稼業に励む主人公。
事務所。ヤクザとトラブルになり、
抗争状態になっている事を告げられる主人公。
そんな中、母親が倒れたとの知らせを受け病院に赴く。
ぐったりしている母親。
医者に先が長くないと告げられる主人公。
病室。母を気遣う主人公の前に
ニコニコローンの取立人を名乗る女性が現れる。
「お母様が亡くなられてからの
保険金ですが借金の返済に……」
母親当人を前に話し始める女性。
「あんた血も涙もないな、
こんな時になんでそんな話すんだよ!」
主人公の恫喝にも顔色一つ変えない女性。
母親が弱々しく言う。
「いいんだよ私が悪いんだから」
事務所からの呼び出し電話により
母親を気遣いつつ病室を後にする主人公。
事務所を襲撃してきたヤクザと殺し合いになり、
夜の遊園地、メリーゴーランド前まで
相手を追いかける主人公。
相手に脇腹を刺されるも、反撃し相手を倒す。
瀕死状態の主人公、そこにさっきの女性が現れ
「あなたが死んでからの保険金ですが……」
と話を切り出す。主人公、泣きながら
「こっ、この人でなし。」
それでもまた借金の返済について話し始める女性。
回るメリーゴーランド。
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コメントまとめ
このお話を見た時の阿藤快さんはなんか怖い演技をしていたと思いました。
いざ自分がとなるとやっぱりね…
自業自得
前半の取り立てシーンが残酷だった
これって取り立て役の和服美人(松原智恵子)が主人公なんか?
亡くなった信じられない。
誰かと思うたら…まあ世の中の常じゃな。人を泣かせたら何時か自分が泣かされる羽目になるのじゃ。そして其れが命取りになる事もある
権力者とか悪代官とか、そう言った人が血も涙も無いって言われてそう。実際に遣ってる事を自分が遣られたらどうする?なんて事を聞いても、何とも思わないだろうな。そう言う人達は立場が入れ替わるなんて思ってないから。