放送回 | 1991.12.12 |
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キャスト | 平田満 |
脚本・原作 |
「佐藤・求む」と書かれたチラシを見つけた主人公の佐藤。
記された内容に従い集合場所に赴くと親しげに扱われ「佐藤の会」会合に案内される。
「佐藤の会」とは一種の互助組織であり、全国の「佐藤」姓の者だけが参加できる。
どこどこの「佐藤」さんにこんな事があったと発表されていく会合。
次第に全国の「鈴木」によって「佐藤」が何らかの被害にあう例が報告される。
主人公が佐藤の会に入ると取引先の佐藤さんに引き立てられて後輩の鈴木を出し抜けたり、チンピラに絡まれても佐藤の会カードで助かったり(チンピラも佐藤だった)良いことが続く。
そして佐藤の会で出会った女性に恋をし良い感じになる。 ある日会合でこの会に鈴木の会から送られたスパイがいるという話になり、逃げ出そうとした会員達が捕まる。
「お前鈴木だったんな!」
「違う田中だ」
「田中のスパイか!」
などと争いになる中、突然マスコミまでたくさん押し寄せて佐藤の会がめちゃくちゃに。
主人公がぐったり疲れて帰途につくと夜道で佐藤の会の恋仲の女性が待っている。
「無事でしたか。あの後大変だったんですよ、警察まで来て。佐藤の会はもうめちゃくちゃです」
と駆け寄ると
「知ってます。マスコミと警察を呼んだのは私なの。 いろいろあったけど私この人と結婚することにしたんです。だから佐藤に頑張られると困るの。」
女性の隣にはなんと後輩の鈴木が!
鈴木は電柱の「佐藤求む」の張り紙をはがし「鈴木求む」に貼り替えると女性を連れて颯爽と去っていく。
呆然と取り残される主人公
「そんな〜」
[おまけ]
エンディング。
しきりに時間を気にしながら立ち去るタモリ。
何かの会合に出席しようとしているらしい。
招待状を取り出し、集合場所を確認する。
招待状には「森田の会」。
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コメントまとめ
このお話、もうひとりの次にかっこよかったです。
北川悦子さん(この原作)以外に好きです。
この撮影で使用した一部のシーンは、当時私が勤めていた会社を使ったので 最初から最後まで撮影現場を見ることができました。 (本当は見に来てはいけないと言われていたのですが、仕事がピークだと嘘をつき見に行きました(^^;)。 平田さんはとっても良い人、すばらしい人でした! びっくりするくらい低姿勢な方で、撮影終了後にサインや写真撮影して頂いたときも 話すときはずっと丁寧な敬語でお話しをされていて こちらが申し訳ない気持ちになってしまいました。 という、強い思い入れがあるせいもあるかもしれませんが(^^; この話は面白かった!平田さんの配役はピッタリでしたね!
私の記憶では佐藤の会で出会い仲良くなった女性が,実は会社の同僚(後輩?ライバルだったかも?)の鈴木と婚約していて,「鈴木の会」から「佐藤の会」に送り込まれたスパイだった…という話だったような…。
そうそう刺客なんて書くから主人公が殺されると思って覚悟してみ
てた
川原和久さん(相棒の伊丹刑事)もいましたね
知っている人を脇役で見かけるのも世にもの面白さ
一番多い名字が佐藤だっけ。確かに佐藤って名字が知り合いに一番多いな。年賀状も半分が佐藤だし。斎藤も其れなりに居るね。後鈴木も多いけど、鈴城は余り見た事が無い…居るんだけどね