世にも奇妙な物語データベース

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悲鳴

放送回 1991.11.28
キャスト 佐藤浩市
脚本・原作

夜道を歩いている主人公(佐藤浩市)…
そこに車が飛び込んでくる!

いつの間にか、眠っていた主人公。
気がつくと線路の上に腕が縛り付けられている。その時、突然電車がこちらに向って来る!

再び目を覚ます主人公、今度はビルの屋上にいる。そこへ誰かが彼を突き飛ばす!

またも気がつくと、今度は沼地。どこかで誰かの笑い声が聞こえる。声のする方へ向おうとする主人公だったが、底なし沼に嵌ってしまう!

布団の中で目を覚ます主人公。
「ここは……大学の時の下宿?」
起き上がった彼が布団を見ると、泥で汚れていた……。妙な不安を感じた彼は、外を覗く。そこにあるのは、葬式が行われている自分の家。自分の遺影を持った妻、そして息子。
「は?……そんな馬鹿な……俺の葬式やってやがる」
「俺はここだよ! 死んでなんかいないんだよ! いやだいやだいやだ! 俺は死んでない!」部屋の中で、妻や息子に泣き叫びながら呼びかける主人公。
彼は蜘蛛の巣だらけの廊下を歩き、下宿から出ようとする。辺りにはそんな彼を嘲笑うかのように、女子供の笑い声がこだましている。いつまで経っても出口は見えない。廊下をさ迷い続ける主人公……。

場面は代わり、公園を歩く主人公と妻、そしてラジコンで遊んでいる息子。
「私があなたの遺影を持って泣いてたってわけね」と妻。黙ってシェイクを啜る男。
「……でも、明け方に見る夢は正夢って言うから……」
突如スピードを上げて走るラジコンカー。
車道に飛び出し、ガードレールにぶつかって止まってしまう。
「危ないじゃないか」と主人公は急いで取りに走る。ふと、妻と息子の方を見る主人公。そこには不気味な表情でじっとこちらを見ている息子の姿が。そこへクラクションがけたたましく鳴り響く……。
主人公を見つめている妻と息子。歩道に撒き散らかされたシェイクに真っ赤な血が混じり、暗転……。

葬式が始まっている。遺影を持った妻。シェイクをすする息子。
「明け方に見る夢は、正夢って言うから……」
シェイクを啜る音だけが響く。

画面、ゆっくりと向かいの下宿の窓に寄る。悲しそうな目で葬式を見ている主人公の姿……。

コメントまとめ

暗闇を歩く主人公 現実と妄想が入り混じる 車にはねられたり、底なし沼にはまったり、線路に鎖で繋がれていたり、悪夢の様な状況が代わる代わる現れ、 主人公が死にそうになると次の場面に移る が繰り返される。 色々な場所をうろついた後、主人公はアパートの一室で目が覚める。 だが彼はそこから出られない。 窓の外、遠くに妻と息子が。 必死で助けを求める主人公。 ようやく彼に気が付いた妻は……笑顔で手を振る。 「どうして……」 最後、主人公の葬式の場面でエンドロール

これ、強烈に記憶に残ってます。
にもかかわらずストーリーが曖昧にしか思い出せないなと思ったらこういうストーリーだったんですね。
一番覚えているのは、主人公が車にはねられて、持っていたマックシェイクのようなものが地面にぶちまけられて、そこに血が混じりあっていくというシーンです。

そうそう。
小さいときのトラウマ作品です。
ほとんどストーリー覚えてないけど、血の混じったシェイクと、子供がすするシェイクと、主人公が撥ねられる際の無表情な妻と子供と、「明け方に見る夢は、正夢・・・」。
これだけがひたすら印象に残って、トラウマになった作品でした。
佐藤浩市だったんだ・・・。

こうゆう最後までよくわからん系の話は初期に多くあった 葬式でシェイク啜ってる子供の顔が異様に怖かった

この話は悲しすぎます。
今詳細を見たけど2%気持ちがブルーになった

書き込み見ててラストが違うような
主人公佐藤浩市は妻白島靖代によく思われてないような演出があり、ラストは白島靖代がニヤリと微笑む
これは佐藤浩市の死を喜んでいるように見える

これや奇妙な出来事のBE MY BABYの様な実験映像回もっとやって欲しいな

無限地獄ってこんな感じじゃ。本物はもっときついがの。

有った有った。ずっと探してたのが是だった。佐藤浩市が遣ってたんだね。オイラこの物語を見て初めてシェイクを飲んだんだよ。冷たくて美味しいよねえ

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