世にも奇妙な物語データベース

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長い一日

放送回 1991.9.26
キャスト 根津甚八
脚本・原作

過去に人を殺したことのある主人公。彼は人目を避けるために目立たない三文小説を書いて暮らしている。しかしその生活も事件の時効である今日さえ無事に過ごせたらオサラバできる。しかしそんな一日に限って長く感じる。
突然野球のボールが飛び込んでくる。緊張感からか心配になる主人公。しかしボールは近所の子供のものだった。子供は父親を伴ってボールを取りに来る。
だが父親の職業が刑事だと判明する、父親は主人公がベッドの下に隠した凶器のナイフに迫る!もう駄目かと思ったが父親はナイフではなく、隣に転がっていたボールを取り、お礼を言って立ち去っていった。

気を紛らわせるために主人公は仕事を始めると同姓相手が帰ってきた。つまらない女だった。
「今日さえ過ぎたらこんな女とも別れ、もっと立派な住居に住んで、まともに暮らせる。今日さえ無事に過ごせたら。」
しかし緊張からかイライラは募る。女性とも些細なことで喧嘩になってしまう。
「今日、なんか変だよ?」
女性に怪しまれるが、そこは冷静さを取り戻して仲直りする。やがて女性も店へと出勤して
再び一人になる。近所の音さえ気になる。零時(明日)まであと2時間、1時間、30分、5分・・・零時のベルと共に主人公は大声で叫び祝杯をあげる。その音に驚き近所の人たちが集まってくる。女性も戻ってきてドアを開ける。
主人公を見たとたんに皆は声を失う。主人公は皆に
「俺はもう罪は無いぞ!」
と言いながら近づくが、ふと隣にあった鏡にうつる自分の姿に気付く。
そこにはいっきに50歳も老けたような老人の自分の姿が有った。

コメントまとめ

あれ?肥やしになるんだっけ? 人間を木にする方法が開発されて・・・ だと思い込んでました。 最後におそらく主人公達だろう苗木が 寄り添うように立っているシーンを覚えています。 (他の木は真っ直ぐなのに、2本だけ傾いてくっついている)

最後どういう意味?

ザ・ゴールデン・カップスさんのあらすじがこのお話の詳しいあらすじですよ。

なぜ老けたの?

最後何故いきなり老けたのか
意味が解らず何か後味悪かった

最後どういう意味? 誰か説明して

最後に老けたのは、彼にとってこの一日が何十年にも感じられるほど長かったから

<プロローグ>
タモリ「時間とは常に一定です。1分間は60秒,1時間は3600秒・・・・・・
しかし,恋人との甘い一時は非常に短く感じられたり,嫌なとき,退屈な時間はとても長く感じられたりします。
忙しい人にとっては,時間はお金を出して買いたい物でもあります。
時は金なり・・・・・
実は私もここに時間を買いに来ているんです。」
一人の男がやって来る。
タモリがアタッシュケースをあけると,たくさんの札束が詰まっていた。
「例のものは?」
男がアタッシュケースを開ける→本編スタート

体内の分泌ホルモンが麻薬効果を発揮し「懲役30日」状態を自然に作り出したのでしょう。

迷いネコさんのいっているのはみどり紙だと思います

最後の1分が50年にも感じられたのだろう。
「懲役30日」にちょっと似てますね。
それと、いちいち挙動不審の主人公が滑稽すぎる。

根津甚八さんてヴィジュアル恐面であるからラストまで
の緊迫感はほんとうにコワかったですね

最後の一日で実刑を受けたのと大差ないほど老けてしまったと
そういうことなのかな

一日が長く感じた経験は誰にでも有るでしょうが、長く感じても短く感じても、一日は二十四時間と言う事実は変わりません。この物語の主人公の場合は、時効を迎える迄の時間がもどかしく感じ、張れないか張れないかって必要以上に緊張し過ぎた為に、急激に老け込んだって事でしょう。

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