放送回 | 1991.9.19 |
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キャスト | 渡辺裕之 |
脚本・原作 |
主人公は医者。
机からカルテから身の回りの何もかもがきっちり揃っていないと気が済まず、廊下も必ず直角に曲がる神経質で潔癖症な性格。
新しく医局に入ってきた同僚は対照的に大雑把でだらしない性格。
きちんと五十音順に色を分けて棚に収めていたカルテを取り出しても元の場所に戻さない等、
その行動一つ一つが主人公の癇に障る。
やがて、棚にきっちり収まるという理由で全巻揃えで置いてあった医学書の一冊を同僚が持ち出した上汚されてしまう。
「買って返すよ」
「今では版が変わって表紙の色が違うんだ。揃わないじゃないか!」
結局全巻を破棄する主人公。
廊下を直行するのを優先して患者を突き飛ばす等、
却って神経質な部分が先鋭化する。
ある日、主人公はカルテ棚の「ら」行のスペースに「あ」行の名字のカルテが入っているのを見て逆上する。
「だって『ら』行の名字なんて日本人にそうそういないんだし、空いている所は有効活用しなくちゃ」
笑っていなす同僚に、ポケットに入っていたメスを振りかざす主人公。
直後、バスの事故で急患が大量に来ると連絡が入る。
五十音順に割り振ったツアーバスの一号車が事故を起こしたというのだ。
「お名前は会田さん、秋元さん、浅井さん、安藤さん、飯田さん……」
最後まで聞かず、猛然と歩き出す主人公。
「あ」行の名字の患者が入院している大部屋に到着。
先ほど使ったメスを手に不気味に微笑む主人公。
「あなた達を整理します!」
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コメントまとめ
ラスト必見
これも恐いですねぇ・・・
名字があ行の私は、これを見て「入院は絶対避けよう」と思いました。
正直、トラウマになりました。
落ちがわからない
片付けが苦手なので整頓上手な人は羨ましく思いますが
自分が整理されるのは勘弁願いたいですねぇ
ア行のカルテが一杯だから、人間の方を整理しようってことですね
ラスト狂ってる・・・
苗字があ行の人がトラウマになるのもわかる。
昔の世にもは視聴者への配慮もなく、突っ走ってるって感じですね。
この医者、最低だな。
普通の感覚が行き過ぎると狂気になるという、世にもの王道ですね。
しっかしあの棚、行ごとに仕切りがなければなんの問題もないはずなのだが。
全部の行に同じスペースとるなよ。
カルテって退院しても残るものなの?知らなかった。
最後の「整理します…」は必見。
俺もあ行だから真っ先に消されるね。しっかしこの医者滅茶苦茶だな、整理癖=潔癖症の度が過ぎる奴ってマジで消えて欲しい。
おもしろかったです!
でもこれ上のあらすじ少しちがうと思う。
同僚にメスできりかかる→同僚の手術を執刀することになりわざと失敗
ツアーのけが人達を整理→診察拒否
ラスト→あ行の入院患者を整理
今は大きい病院は皆電子カルテになっているので整理される危険はないです。
あ行の方ご安心ください。
強迫性障害(強迫神経症)の一種?
プロローグ。
とある書店。立ち読みをしている人々を背にして、タモリが語り始める。
「立ち読みというものは、ついつい誰しもがしてしまうものです。
本を読みたくてたまらないという人たちがいるからこそ、
本屋という商売も成り立っているのでしょう。
ただ、彼らは本を戻す時に、どうして元あった場所に綺麗に戻そうとしないんでしょうか?」
後ろにいた男性が立ち読みを終えて、雑誌を適当に置いてその場を去っていく。
それを見たタモリがその雑誌を丁寧に並べ始める。
「並べては乱され、乱されてはまた並べる……。
あなたは本を戻す時に、そんな人間の気持ちを考えたことはありますか?」
突っ込みどころ満載の無茶苦茶な話
自分の本を勝手に汚されたのにヘラヘラ笑って謝られたら主人公でなくても怒る。
最後のシーンも患者たちが一斉に飛びかかればどうにかなるんじゃない?・・・と思うがそこまで突っ込んだらキリがないか
あ行で始まるというより、「あ」で始まる患者ばかりじゃないか
歩く死体の渡辺さんも怖かったがこちらも怖い
この整形外科医よくクビにならないね。
ここまでくると潔癖を通り越してバカだよ!
几帳面と言うより単なる神経質。オイラも部屋は整理する方だと思い込んでるけど、この物語の主人公程じゃないな。確かに本棚は綺麗に揃っていると見た目は良いけど