放送回 | 1991.8.22 |
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キャスト | 三田村邦彦 |
脚本・原作 |
うだつのあがらないサラリーマン・堀田はある日から
「自分を尾行している男がいる」
という被害妄想にとらわれ始める。
さらにそれを裏付けるかの様に、
交差点でいきなり背中を押されたり、と命まで狙われる羽目に陥る。
やがて堀田はノイローゼになり、精神的にボロボロの状態に。
それに愛想をつかした妻・友子は彼の元を去っていく。
うなだれたまま、慟哭を漏らす堀田。
「ううううう・・・・・・うう・・・・・・う・・・・・・くっく・・・・・・くくくくく・・・・・・アッハッハッハッハァ!」
いつしか堀田の慟哭は哄笑に変わっていた。
実は、男に尾行されている、というのは全て堀田の狂言。
命を狙われたのも自作自演だ。
全ては今の妻を自主的に彼の元をされ競るための策略だったのだ・・・・・・。
堀田は今の会社の令嬢に見初められ、
娘と結婚してくれれば会社を継がせる。と社長に言われていたのである。
そのためには今の妻が邪魔だ―。
全てが成功し、喜ぶ堀田。
その時、社長と娘(重役かも?)が自宅で話している。
実は今の会社は負債がたまり、倒産寸前だった。
そのために、社長は適当な人物に全ての責任を負ってもらおうと画策していたのである。
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コメントまとめ
妻・友子役は大島蓉子さんでした。
初めは退屈だったが、 最後のほうで裏の裏をたたみかけたのは良かった
ああいう嫁さんじゃ、ホント同情してしまう。
他人がいかに信用できないかよく分かりますね。
どんでん返しに次ぐどんでん返しは「世にも」ならでは。こういう話が最近少ないと思う。
短時間で描ききるのは
難しいと思われる
どんでん返し物だが
結構面白い作品ですな
罪には罰を、なかなか後味のいい作品だった。
ある朝、グレーゴルザムザが目覚めると、自分の寝床の中で巨大な毒虫に変わっているのを知った
フランツカフカ「変身」
プロローグ「誰かに見つめられてるという感じを受けたことはありませんか?あなたを取り巻く無数の目。その中にじっとあなたをつけ狙う視線。そう感じた瞬間からあなたは妄想にとらわれ始めているのです。しかし、それを妄想と言い切ることも出来ません。それが現実なのか妄想なのか、その判断はあなたには出来ないのですから。」(その後、周りをきょろきょろしながらも歩き出すタモさん。もう一人のタモさんがそのあとをついていく。。。)
され競る
の部分が誤字なので修正するとよいです
どんでん返しは良いんだけど
結局、騙してるだけだもんな
この話って、何気に現実味があるから奇妙ですねえ。
日常生活に、ありそうな話というのでしょうか。
主人公に、連帯保証人になってもらうみたいな・・・。
何も知らない主人公は妻も仕事も失う羽目に成るのであった…他人が持って来た良い話には必ず裏が有るって事ですね。良い話は兎に角疑って掛かった方が良いですよ