世にも奇妙な物語データベース

検索結果に戻る

盗聴レシーバーの怪

放送回 1991.1.10
キャスト 真木蔵人/伊沢弘
脚本・原作 高田勝博

澤田(真木蔵人)は予備校通いの為に一人暮しをする男だが、最近は予備校にも行かずにもっぱら趣味の盗聴をしながら過ごす毎日。

ある日、盗聴器で電話の会話を盗聴していると、不倫を清算したい女と、それを拒む男の声が聞こえて来た。
気になって一部始終を録音する主人公。そのうち男が女に「ふざけた事言ってると頭から硫酸をかけるぞ」「殺してやる」などと脅している。

翌日。
澤田はいつものように盗聴しながら予備校に向かう。たわいもない日常会話を盗聴しながら、何気なく会話に口を挟むと、それが聞こえているかのような会話がなされる。
「今日の夕食何がいい?」と言う会話に「おでん」と答えると、「おでんにしよう!」と言われたり、「盗聴が流行してるからこの会話も盗聴されてたりして」と言う話に「聞いてるよ〜」と答えると、「おい!お前!聞いとんちゃうんか!」と言われたり。
周波数を変え、さらに盗聴を続けると、「女を硫酸で殺した。兄貴、どうしよう」と泣き声の男の声を拾う。

「俺には関係ないね」と気にしない澤田だったが、夜帰宅すると、テレビで代々木の主婦が硫酸をかけられて殺されたと言うニュースが流れていた。

盗聴レシーバーの電源を入れて周波数を適当にいじっていると、「サワダクン…さわだくん…さわだ君…澤田君…澤田君…澤田君」と呼び掛ける声が聞こえてきた。

慌てて110番に通報するが、その警察との会話を謎の男に盗聴される。男は名前も住所も知っており、澤田が録音した盗聴テープも持っていた。

不倫女と殺人犯の会話を盗聴した周波数をメモした紙やテープ等が全てなくなっている事に気づいた澤田。
追い討ちをかける様にレシーバーから聞こえる、「澤田君、澤田キヨシ君。いるんだろう、そこで盗聴している澤田君」と何度も呼びかける何人もの男の声。

恐くなって部屋を出て、夜の街をあてもなく逃げる澤田だったが、公園のネットに引っかかり転んでしまう。
そこに誰かがやって来た。
「どうしたんだよ」
声をかけたのは警官だった。ホッとする澤田。
「助けて下さい。追われてるんです」
「追われてる?誰にだい?」
その警官はレシーバーを取り出し、「澤田君?」と呟いた。
「澤田君…盗聴ってのは良くないねえ」
と言い、録音されたカセットテープの、テープを引き出し、主人公の首を絞めた。

コメントまとめ

エピローグ 東京タワーをバックに トランシーバーを持ったタモリが 「現代が生み出した情報の嵐・・・。現代の落とし子ともいわれるオタワ族。 お互いがお互いを引き合ったとでも申しますか、孤独になればなるほど隣の会話が気になる物です」 トランシーバーに異変がおき 声が聞こえる 「お互いがお互いを引き合ったとでも申しますか、孤独になればなるほと隣の会話が気になるものです」 突然切れるトランシーバー。

謎の男をやっていたのは富士原恭平さんではないでしょうか?

トランシーバー(レシーバー)は当時大流行したicomのIC-R1ですね。周波数から見ると当時の自動車電話の傍受という設定です。1990年代はほとんどの無線機器がアナログ変調であったため容易に傍受ができました。(現在はデジタル変調のため不可)
現実に盗聴(傍受)することは違法ではありませんが傍受した内容を他人に知らせることは電波法違反なので殺されてしまったので犯人に殺されてしまったのかもしれません。当時の流行を話題にした大変面白い物語でした。

甲斐田ゆきさんが出ていたそうですが 何の役だか分かりますか?

警官さん・・・殺人ってのも良くないねえ・・・

この物語は、小説版の世にも奇妙な物語で、読みました。
小説版の題名は、「盗聴レシーバー」と言うんです。

あっ、ちなみに「盗聴レシーバーの怪」が、収録されている小説版の世にも奇妙な物語に小説版でしか読めない物語があるんです。
題名は、「痒い!」と「夜の殺人者」の2つです。
知ってました?
今度、説明出来たら説明したいと思います。

警察官の犯罪はドラマだけにしてほしいものです.最近は警察官が逮捕される事件をNEWSで見るとつくづく思います.

よく解らなかったのがゲームセンターで盗聴をし続けて更に澤田君の証拠テープを持っていた謎の男と最後に澤田君の証拠テープを取り出しそして絞め殺した警察官がいましたが、どういう関係だったのでしょうか?

恐らく警察官と謎の男は知人そして頼まれて澤田君を殺害したのかどうか

時代を反映している話だった。今じゃ考えられない。
今だったら浮気も殺人もLINEやツイッターでダダ漏れで、それなのに漏れて損した当人たちはそんなに騒いでないんだものなぁ。凄い時代になったもんだ。
最後、主人公を殺したのは盗聴仲間ってことでいいんですかね。盗聴されてる一般人が主人公に気が付くわけないものね。

懐かしい作品。ノベルズでも読んだ。

盗聴レシーバーという表題が出ると同時に流れる音楽が奇抜なメロディーで良い。

昔見た時は怖かったが、、今見ると酷いな

後半が怖かった。

謎の男や警察官は結局どういう組織だったのか?

小説で昔読んだことあるがまた読み返してみたい。

秋葉原の光景が出だしででたと思うけどあまり変わらないなあ?

小春高校に入学したばっかりの時、本で世にものこの物語を読んだこと有るけど最後泣けていい話だと思った。
本によると浪人生の主人公が盗聴している主人公の隣に住んでるフィリピン人の女が社長を恋しがって社長に何度も会いたいとの電話をかけ、社長の方はその気がなくウザがって、殺し屋に彼女を殺すことを依頼するが最後は彼女が社長の為を思ってるからこそ別れの決意をすることを社長に伝え、社長は彼女が思いやりが有る娘だと気づき、彼女が自分を想う情熱に打たれて殺し屋に依頼したことを後悔して涙するのだが、依頼してしまったからには、どーすることもできなくて彼女は侵入して来た殺し屋の男に殺されてしまうという結末だった。

出だしの港湾の光景があるけどあれはやっぱり東京湾?

沢田を盗聴していた奴らはなんだったのか?

部屋にあった森高千里のポスターが懐かしいね

途中、サワダ君サワダ君うるさすぎ

小説だとテレフォンセックスのやり取りがあったような記憶が。それを沢田が盗聴

沢田が逃げる途中で転んだシーンがあったけどあれはホラーの典型的なパターンだな。

盗聴する暇があるなら受験勉強しろよ!沢田!

出だしの秋葉原の光景の映像がなんだか暑い。昔のVHSを思い出しますね。

主人公が盗聴した内容にテレホンセックスが含まれていたが、何かと規制の多い今の御時勢の地上波じゃ多分再放送は無理じゃないかな‥‥年齢制限つきの円盤化かネット配信ならまだしも。

受験勉強もろくにせずに盗聴ばかりしていた天罰だなこりゃ。

それにしても沢田を盗聴していた奴らは一体何者だったのか。

誰にも気付かれていないと思っていても気付いてる人って居るんだよ。盗聴をされた方は堪った物じゃ無いよね。プライベートを覗かれるのと同じだから。盗聴をする方は自分が偉く成ったとか勘違いしてる奴が多い。盗聴機を簡単に買う事が出来るって話を聞いた事が有るけど、買う時に審査が必要にしないと被害は無くならないだろうね

出だしのBGMは立花ハジメのチキンコンソメとゆう曲だそうな

さわだくんの部屋に貼ってあった森高千里のポスター(青春/道という曲の)が当時印象的でした

↑15年くらい前に旧サイトで私がコメントしたものです。この頃みたいな環境のサイトになってくれることを願って・・・

沢田くん沢田くん盗聴なんかしてないで受験勉強しろよ。沢田くん

検索結果に戻る

広告スペース